きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「レザネ・フォール」

2009年11月22日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
第二次世界大戦前のパリ。
一人の日本人がレビュー小屋に逃げ込んできた。
そこは、女性だけのレビューを演じているところ。
偶然にも、その小屋には
「日本人がレビューの勉強をしに来るから
 世話をしてやってくれ」との手紙が届いていた。
レビュー小屋過ごす謎めいた日本人。
彼の正体とは?
そして、小屋の人達の人間模様。
女性同士のカップルは、
せまりくるファシズムの足音に怯える。
カップルに反発する者もいる。
そして、恋人を失った者もいた・・・。



いわゆる「狸組」の公演になるのでしょうか。
まばゆいスターオーラ満載の元トップを集め
アンサンブルもOG。
星奈優里ちゃんのドレスの裾捌きが美しい。
ワタルくんも男役オーラ全開でカッコイイ!
(ワタルくんはレビュー小屋の人じゃなく
 「死神」みたいな役割?)
ほんでもって、謎の日本人は、
実は甘粕なんですが、
お手紙の「この人ヨロシク」に書かれていた名前は
「白井鐵造」でしたー。
(甘粕さんは白井先生に間違われちゃったのですねー)
そのため、「すみれの花咲くころ」の原曲と思われる
ドイツ語の歌が何回か流れました。
貴重な体験。

場所がパリのレビュー小屋なので
いわゆる「定番ソング」は
そこで上演されている演目、ということになっています。
なかなかいい見せ方かも。

歌姫格は南海まりちゃん。
歌声を堪能しました。

ツレさんのオーラも濃いけど
まりこさんのオーラも凄いわ。
普段はブラジルで主婦なのに。

黒一点は福井貴一さん。
なんだか、完全に混じっています。

芝居のケリがついたあと、ミニショー。
ツレさんの「踊りましょうムッシュ」
(↑適当に書いてるけど、わかるよね?)の
客イジリもありました。
普通は「お金持ちそうなムッシュ(マダム)」なのに
2番目のターゲットには「お金無さそうな・・・」と歌っている。
歌いかけられた人は全力で手を振って拒否。
ツレさんはさらに「お金無いのは知っているからいいのよ!」と
語りかける。
誰?
と思ったら
岡幸二郎さんでした。
ツレさんにリードされて踊る岡さん。
ふふふふふ、いーねーーー!
最後は「セ・マニフィーク」でした。

あ、途中でトークコーナーもありました。
「100万円あったらなにをする?」
ツレさんからのお題に、
まりこさんは「宝塚を100回見る!」。
さえちゃんが、今は1万1千円、と言うとまりこさんは
「むかしはもっと安かった」
さらにツレさんは「私の時は一番安い席は300円だった」、と。
さえちゃんは、宝くじ、と言おうと思っていたけど
みんなにダメ出しされたので
「みんなで豪華に温泉旅行」。
そして!優里ちゃんは!!
胸を大きくする
気にしてたのか・・・
そのネタから、在団中まりこさんは衣装さんから
「男役になるための体型」と言われたそうだ。
潰す必要のない胸+肩パットいらず。

カーテンコールは、むかし聞いた血液型ネタ。
それから今後のツアーへの豊富など。
とーーーっても楽しかったです。
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