きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている」

2006年05月13日 | 紫吹淳(リカちゃん)
 ジャック・ブレルの歌で、彼の生涯を綴るミュージカル作品。らしいが、ブレルをよく知りませんので、私にとってはコンサートみたいな感覚でした。いくつかは聞いたことがある曲だったと思うのですが。
 
 予備知識無しだったので、リカちゃんは、普通に女性として出演すると思っていたんですよ。それが、それが、、、
赤いサテンのスーツ
モロ、男役でした。
ひ~~~っっ
登場したとたんに脳味噌が溶けたわ。だから詳しい記憶がないの。リカちゃんがカッコイイ~って記憶が9割。

 リカちゃんの歌声は男役声。聴き取りづらくはあるんだけれど、私はやっぱり、素のリカちゃんより、リカちゃんが舞台用に作り込んだ役の方が好きだな。歌手より役者なリカちゃんが好き。仕草が相変わらず素敵。2幕のあたまなんか、闘牛士ですよ!!!!!!もう、もう、もう、ダメだわ~~。踊りもあったし、黒いドレスで男性にもエスコートされたりリフトされたりで、思っていた以上に「歌以外」の部分がありました。楽しかったわ~。過去にはガイチやぶんぶんが出ているようですが、同じように「男役」だったのかした。
 
 一部の最後の「アムステルダム」が一番印象深いな。友人が買ったパンフを見せて貰ったら、この曲ってば「ブレルの歌唱力を前提に作曲」って書かれていたよ。そんな曲をリカちゃんに・・・・。でも、雰囲気が良かったの。とっても良かったの。それ以外にも、魂がこもっているなあ・・・、と。身内用のコンサートも楽しいけれど、やっぱ、こういう舞台の方が好きだな。

 出演は他に吉野圭吾さん、剱持たまきさん、池田聡さん、など。下手にバンドが入り、上手と中央奥に階段のセット有り。銀色の剥き出しのパイプが、ちょっとライブハウスぽかったな。


 20周年記念グッズの扇子を買おうか悩んだけど、今回も買えませんでした。買っても「美琶子さんごっこ」をする以外の使い道はないし。
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