きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「流れ星」東京セレソンDX

2009年06月02日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
時は現代。
古びた下宿屋を営む夏子。
夫との仲は冷え切っていた。
夫が死に、49日がすぎた頃、
夏子の前に「魔法使い」のマリーが現れる。
願い事を4つまできくというマリーに
夏子は、むかしに戻りたいと言う。
かつて夏子には好きな男性がいた。
しかし、夫によってその男性は死に追いやれた。
本来の結ばれるべき男性と人生をやり直したいのだ。

夏子の願いをききいれ、
二人は1970年へタイムスリップ。
夏子の、いや夏子の父が営む下宿屋に
二人は住み込むことになる。
夏子の人生はやり直せるのか。
夏子は幸福になれるのか。
 
 
ベタな話だけど、泣いちゃったわ。
皆さん、前説どおり、ちゃんとハンカチやタオルを
用意しておこうね。

真実を知る方が幸せな時もある。
知らないまま終わる方が幸せなときもある。

夏子は、どっちの方が幸せだったのかな。
いっけん無駄に見える場面も
ちゃんと伏線になっている。
上手い作りだけど、あざとさはない。
 
ちょっとした小ネタ、
大笑いするネタ、
いろいろ混ぜながらも
最後の場面に綺麗に収束します。

大阪万博の頃、私は生まれていたけど
幼児だったのであの頃はリアルじゃないはずだけど
なぜだか懐かしい風景だった。
私が思う「大人」って、あんなかんじだ。
若い頃の夏子ちゃん、
大人になったらあんな風になれると
子供の頃は疑いもしなかったわ。
だいぶ遠くまで来ちゃったわあ。。。

若い人より、大人の人向けです。
となりのおじさんがポロポロ泣いていたよ。

とにかくね。
人の「思い」はね。
言わなきゃ伝わらないよ。
それが大事。

名古屋、大阪の方、
おすすめですよ!
ぜひ見に行ってください!
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
申し込んでみました (佐崎葵)
2009-06-05 09:07:14
 こんにちは。佐崎葵です。

 いつも楽しく拝見しております。

 この舞台、スルーしてたんですが、ご感想を拝見して大阪のチケットを申し込んでみました。取れたら見に行きます。いい舞台のご照会をありがとうございました。
返信する
あ・・・ (佐崎葵)
2009-06-05 09:07:58
 字、間違ってますね。ご照会ではなく、ご紹介です。すみません。
返信する
正直なところ (きんちゃん)
2009-06-08 22:30:27
最初は、
ん~、言われるほどじゃ・・・
と思いましたが
話が進むうちにボロ泣きでした。
どうぞ楽しんできてくださいね。
返信する

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