きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

進撃最終回

2013年09月29日 | 進撃の巨人
原作に比べエルヴィンの見せ場が増えている。
実質的な締めも彼の台詞のような。
ナイルの出番も比例して増えている。
リヴァイも出番増。
でも手負い脱却で残念。
この辺のオリジナル追加部分は
大人の事情のサービス?と、ちょいと勘ぐったりして。

それにしても、ナイエルの手錠プレイって誰得よ!
あの場面、ナイルはエルヴィンに惚れ直したのと反対に
リヴァイは全てを理解していて、
エルヴィンはそのことがちゃんとわかっているという、
濃い三角関係が浮き彫りでしたなあ。
うはは。

エレンの描き方は、もしかしたら賛否両論かも。
あの段階でエレンに語らせなくていいと思うような部分を
アニメ製作陣は踏み込み過ぎな気もするし、
それが正しい気もするし。

最終回の個人的ツボは、エルヴィンの髪がたなびくところ。
ヅラ疑惑対策?

ってのは、ともかく。
エルヴィンが、敵は壁の中にいる、と確信するところと
その敵をどのように想定しているかということと
そもそもそれらのことにいつ気付いたかということと
あれほどの不退転の鉄の意志を持つに至った話が
全然足りてない。
第二期はその辺りも掘り下げてほしいな。

ほんと、エルヴィンってば、
巨人駆逐熱が高まるあまり、王位簒奪さえしそうだ。
「この方が効率的に兵を動かせる」とか言っちゃって。
巨人と壁が無くなった後は王位を降り姿を消す。
後の世からは「駆逐王」と呼ばれる、とかさー。

  玉座に迫ったエルヴィンに、
  「わたしはある時 幻を見た…
   見たと思う」
  と、王は、その時聞いた会話を伝える。

  「この世界の外に
   さらに大きな世界の変転があり
   さらにその世界の外の世界が
   そしてまたその外にも

   さらに永遠の世界がつづくのなら

   わたしの戦いは
   いつ終わるのだ・・・?」
 エルヴィンの、また新たなる
 百億と千億の日々が始まる・・・

(エルヴィンは、神にさえ戦いを挑む
 阿修羅の立場に重なるけど
 ビジュアルは帝釈天の方が近いなあ)

というのは冗談ですが、
原作を少し読んだところでは
(王政の中央にいる)王様は
「百億の昼と千億の夜」の転輪王的なかんじ?と思ったけど、
読み進めて行くうちに、
そんなよくあるネタじゃなさそうな気がして
今後の展開にドキドキ中です。
真実がわかるときが恐いぐらい。

アニメ第一期は、
話としては中途半端に終わっているけど、
終わらせるためにはこれしかないとも言える。
続編ありありなラストだけど原作が溜まってないからなあ。
第二期は数年後かなあ。

とりあえず、アニメ製作に携わった全ての皆様、
お疲れさま&ありがとうございました!


なんか、けっきょく、自分、
エルヴィン派に寄ったような気がするよ。
まあ、定位置だな。
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