きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ROMEO-午前0時の訪問者-」

2009年10月03日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
ベースはロミジュリ。
ジュリエットが死んだことに絶望したロミオは
悪魔メフィストフェレスと契約する。
自分にとって大切なものを差し出すと
666年の命をもらえる。
その間に転生したジュリエットとめぐり合えれば
二人は結ばれ、
めぐり合えなければ魂は粉々になる。
そして、2012年。
地球温暖化のため太陽の光が地上に届く時間は短くなり
世界は小国に分裂した。

という、純愛と悪魔と近未来SFもどきに
若手イケメン俳優が、シャツ+袴+ブーツで
日本刀アクションを織り交ぜた、
まあ、なんちゅーか、よくあるアレ系。
ベースがオギーの耽美なんだけど、
恋愛部分は景子ちゃん、アクションはサイトー、
っていうと、わかる人にはわかるかしら。
これがいい、ステキ!って思う人がいるのは
よくわかる世界というのか。
思っていたほどハチャメチャじゃなく
若手俳優のテンションだけに寄りかかることはなかったので
まあ、見やすかったけど。。。
歌はいるか?
まあ、歌とか悪魔とか、
やりたかったんだろうなあ・・・。作った人が。
仕方ないか。

お目当てのあっくんはティボルトでした。
赤いシャツでびっくり!!!
ティボルトといえば、マクミラン版ロミジュリのヴィクター・バービーな私には
ティボルト=赤い衣装なので、
すごいツボだわ!!!とウハウハ。
考えてみれば、WSSのベルナルドも赤シャツか。
ティボルト=赤い衣装は、当たり前なのか。
あっくんは悪役の雰囲気をまとっていて
今までのイメージとは違って、
なかなか良い演技。
同年代の俳優さんに混じれば
子供っぽさは感じられない。
あとは姿勢だなー。
猫背気味なんだよねー。
背が高いんだから、ピシッと立てば
もっと舞台での見栄えが良くなるんだけどなー。
もったいないなー。

ジュリエットは平田薫ちゃんでした。
マジの山崎さんです。
あっくんとの並びがもっと多いと
嬉しかったんだけどなあ・・・。

最大の悪役はパリスで
演じたのはいしだ壱成。
みはる目当てで「大江戸ロケット」のチケットを
取ったことがあったっけな。
私は東京組だから代役で幕が開いたけど
大阪の人は大変だったろうなあ。
今回こうして彼を見ることになるとは。
不思議なもんだわ。
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