きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA」@新潟(宝塚月組)

2017年11月23日 | 宝塚(月組)


芝居は15年前の宙組公演より出演者数は減っているけど
迫力のある舞台だった。

ちゃぴはハナちゃんのような﨟たけた雰囲気は少なめだけど
低音の凄味と気持ちの移り変わりの細やかな表現はクリアで良かった。

トゥーランドットの長い衣装は15年前の布。
宦官や北京の民を動員し、
舞台いっぱいを使って動かしていました。

この場面の上着は新調な気がする。

謎かけの場面の紫の衣装は
紫の生地じゃ無く
白い生地に透ける紫の生地の合わせ技。
豪華だよね~。

全ツで人数が減っても役が足らないんだから、
「キムシンめ!」と改めて思うね。

たまきちは堂々とした主演ぶり。
戦で国が滅亡し流浪の身となり
生死は達観しつつも、
愛は燃えたぎっている。
れいこちゃんは華やかだな。
れんこん可愛い。芝居も上手い。

まゆぽんは威厳バッチリ。
娘が手に負えない、とか言いつつ
王位継承者を失った国は滅ぼしているんだから
ちゃっかりさんよね。

宦官と首切り役人は京劇ほどは描き込まないメイク。
ギリちゃんは得物と一体となったような、
斬れる刀のような動きだった。
くらげちゃんの包み込むような子守唄は
誰でもが泣くのが納得。
泉里ちゃんも綺麗な声だけど、芝居が少し薄い。

チャルさんの「ママーッ!」は
笑いどころなのかなあ。
落ちぶれた王は切ないね。


芝居は重ためだけど、
ショーでスッキリ爽快!

おお、この子がこんな位置に、
などの感慨、発見は全ツならでは。
組子のシンガー、ダンサーが
各地に分散しているけど
充分に華やかで楽しかったよ!

シンデレラの場面の王子のアドリブは「へぎそば」。


ちゃぴの人形振りはやっぱりすごい。
れいこちゃんはカウントが難しい「しずく」を
歌いこなしていた。

背の高い男役が入り混じったロケットは
迫力というか、怖いというか。

友人から通達。
男役のロケットは腿より尻に注目。

ぎりちゃんは背が高くて見つけやすい。
爽やかな踊りで好きだな。


県民会館は、おそらく市川やさいたまより
舞台が狭いと思うんだけど
びっちり人が乗って、
とてもとても華やかだった。
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