きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

今週のボウケンジャー(第12話「ハーメルンの笛」)

2006年05月07日 | TV番組など(配信含む)
深夜。
「ドイツ、その伝説と秘宝展」会場のデパート(横浜そ●う???)の屋上。
展示物を奪いに来たのは忍者部隊。
シズカとツクモガミ・ラッパ怪人。
作戦成功!に見えましたが、
ちゃんとボウケンジャー達が待ちかまえていました。
忍者達の前に立ちふさがる赤・桃・黄。
さらには、赤の合図で背後から飛びかかる青・黒。
しかしラッパ怪人の衝撃波で
青・黒は屋上から投げ出されちゃいました!ドキッ!!
攻撃に巻き込まれたシズカは、
せっかくのお宝を手から離してしまいます。
仲間の安否確認よりも、お宝確保を冷静に狙う桃が
すかさず横取りしました。
取り返そうとする忍者達でしたが、
鳥親分の命令で撤退します。
桃はお宝をサージェスで保管するよう持ち主に掛け合いに行きました。
残された赤・黄が屋上から下を覗くと・・・・
ペッタンコの小道具を使い、青・黒は壁に張り付いていました。
桃は仲間が落ちても気にならないのかなあ、と言う黄に、
無事だと信じていたから、と答える赤。
自衛隊の特殊部隊にいた桃には、とっさの判断力が優れているとな。

サージェス。
桃は無事にお宝を巻き上げてきました。
今回のお宝は「ハーメルンの笛」。
実に王道なネタですね。(いいねえ)
ただの伝説ではないとボイスの蘊蓄。
なんでも、1284年6月26日、ドイツのハーメルン地方に
まだらの服を着た男に130人の子供が連れ去られ、
いなくなったというのです。
(少年十字軍説等の諸説あるけど未だ解明されてないらしい)
ふむふむと感服するボウケンジャー達。
お宝を保管庫に持っていこうとする桃に、黄が話しかけます。
「仲間(青・黒)が大丈夫だと信じて戦えるなんてスゴ~イ」
でも、桃は
「すでに落ちてしまった以上、できることはない。
 そしたらプレシャス確保が最優先」
と、ニッコリ答えます。
この、心からの笑顔が実に素敵です。
しかし、そう思うのは視聴者だけ。
諦められていた青・黒はガックリ。
黄も、望んでいた答えじゃないので、ちょっとショック。
桃の判断は正しい・・・とフォローする赤の言葉も耳に入らないようです。

忍者の巣。
鳥親分が撤退命令を出したのは、
すでにもう一体の笛を手に入れていたからでした。

  「この笛 吹き鳴らし 小さき命を集めるもの
   巨大な力を手に入れ・・・・・」

笛にはこのような文字が彫られていました。
文章が半分で切れています。
後編はボウケンジャーが持っていった笛に彫られている模様。
それでも、この言葉だけで充分。
「子供の命と引き替えに、巨大な力を生み出す」と判断した忍者達は
さっそく街へ出て子供の命を集めることにします。
助っ人は大神官様から借りた白い下っ端部隊です。

サージェスでは落ち込む青・黒・黄がご飯を食べています。
炒飯&鶏の唐揚げ&ザーサイ&杏仁豆腐でしょうか?
ちょっと社食(とか学食とか)っぽいですね。
黒は炒飯のグリーンピースを、丁寧にレンゲでよけています。
その気持ち、わかる
私も昔、同じことをやっていました。
  崎陽軒のシュウマイのグリーンピースは
  肉の中に入っているから取りづらかったわ。
  今は食べられるようになったというより、
  取り出すのが面倒くさくなったのさ・・・。
桃の理屈はわかるけれど納得できない黄。
桃にもう少し可愛げがあればねえ、と言う青(興味があるのはそこだけか?)。
俺たちは冒険のプロであって戦闘のプロじゃない、
戦うことを最優先にして冷静な判断は下せない、と言う黒。
我が意を得た黄は、黒のグリーンピース除けを手伝ってあげますが、
黒が「桃みたいにはなれない」とウッカリ口を滑らすと
(「正しいから失言っていうんですよね」 By 明智抄)
除けていたグリーンピース全てを黒の炒飯にブチまけます。
GJ!
黒がショックを受けたとき、ボイスからお話が。
笛はもう1本あるとのこと。
さっそく回収に向かいます。

街ではラッパ怪人が笛を吹き、
子供達の命を集めていました。
子供達の命をいくつか集めると、琥珀色の珠になるようです。
その珠をたくさん作って、なにか大きいことをやるようです。
思わず飛び出す黄、それに続く青・黒ですが、
笛の音に操られてしまいます。
慎重な赤・桃は少々待機。
先生からの「マスクのジャミングレベルを3に」の支持を受けてから行動。
桃は黄のマスクを操作し、黄の正気に戻しますが、
青・黒までは手が出せません。
操られた青・黒はボウケンジャーの弱点、
すなわち変身アイテムのアクセルラーをラッパ怪人に狙わせます。
アクセルラーを攻撃され、赤・桃・黄は強制変身解除。
さらに衝撃波を放つラッパ怪人。
桃・黄を、身を挺してかばう赤。男だねえ。。。
赤は背中に怪我を負ってしまいます。
青・黒は忍者達に連れ去られてしまいます。

赤の怪我は命に別状はないものの、
アクセルラーが壊れていては、戦いようがありません。
私のせい・・・
黄は落ち込んでいます。

囚われた青・黒は正気に戻り、大反省会。
でもアクセルラーを取り上げられているので
これまた打つ手なし。
シズカ達が子供達を生け贄に、怪しげな儀式をしています。
「なにが出るかはお楽しみ~」
明るく言われても、止められません。

一方、黄。
自分の責任は自分で・・・と
丸腰で青・黒の救出に向かいますが
白い下っ端部隊の攻撃を受けます。
そこに現れたのは桃。
マシンガンやら手榴弾やらで重装備。
「昔のツテで、借りられるだけ武器を借りてきました」
カッコイイ!
自衛隊が武器の横流し?なんて野暮なツッコミは無用。
ガンガン攻撃をかけます。
「一緒に行きますか?」
黄に銃を渡しながら、黄に問います。
さらには髪をポニーテールに結い直します。
キリリとした表情がステキです!!!

二人で協力しながら忍者の巣へ。
騒ぎは囚われている青・黒の元まで届きます。
なにが起こっているのか・・・・
そこに、現れたのは、二人のアクセルラーを奪い返した桃と黄。
変身して脱出する青・黒。
さらに桃は、サージェスから持ってきた、もう一体の笛を吹きます。
すると、集められていた子供の命が解放されました。
 ・命を集める笛
 ・命を解放する笛
笛は一対だったのです。
(潮の満ち引きを操る珠みたいだな)
さらに、怪我から回復した赤も参戦。
忍者達から笛を奪います。
さらに桃がデュアルクラッシャーをぶっ放し。
シビれるぜっ!
巨大化したラッパ怪人もスーパーダイボウケンで倒しました。

「ごめんなさい」
頭を下げる、青・黒・黄。
でも、無茶して助けに来てくれたと感動する青。
でも、でも、やっぱり、桃の答えは
  ・できる限りの装備も揃えられたし、
  ・アクセルラーの修理の間に合う時間も読めたし
で、80%の安全が確保がしてあったから行動した、でした。
桃は無謀な冒険はしないそうです
ちょっとガッカリな青・黒。
でも、20%の危険を冒して助けに行ったんだよね、と
引き算する黄。
クールだけど、それだけじゃない
自分の目指す冒険者が一人増えた、と思う黄。
寄り添ってくる黄に、笑顔で答える桃でした。
女の子二人が仲良くしている図は眼福じゃのう、
と、オヤジな感想を持って、今週は終了。

結局、ヤイバ様はツッコミを入れただけでしたね。


戦隊史はチェンジマン。


次回は「女好き」の青の話。


いまさらだけど、桃の「白いピアス」っていいね。


「ハーメルンの笛吹男」で思い出すのはこの話。
パイド・パイパー
同時収録の「負の暗示」は「津山三十人殺し」ネタです。
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