きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ダフニスとクロエ」「真夏の夜の夢」/英国バーミング・ロイヤル・バレエ団

2011年05月29日 | バレエ・ダンス
「ダフニスとクロエ」

音楽:モーリス・ラヴェル
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ジョン・クラクストン
照明:ピーター・テイゲン

クロエ(羊飼い):ナターシャ・オートレッド
ダフニス(山羊飼い): ジェイミー・ボンド
リュカイオン(都会から来た人妻):アンブラ・ヴァッロ
ドルコン(牧夫):マシュー・ローレンス
ブリュアクシス(海賊の首領):アレクサンダー・キャンベル
パンの神:トム・ロジャース
ニンフたち:ヴィクトリア・マール、ジェンナ・ロバーツ、アンドレア・トレディニック
羊飼いたち、海賊たち:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団
指揮:フィリップ・エリス
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


一組のカップルがいて、
男性に横恋慕する人妻がいて。
女性に横恋慕する荒くれ男がいて。
その荒くれ男の姓で女性が海賊に攫われて。
酒池肉林に突入しかけたけど、
パーンの加護で無事恋人の元に戻って。
最後はみんなで喜びの踊り。

って、筋でいいのかなあ。

音楽も振付も単調。
素朴、とか、牧歌的、とか
そんなあたりが魅力なんだろうけど。
バレエ・リュスの作品を
(アシュトン再振付で)上演するのは
意義があるといえば、ある、かな。

話の流れ的には「シルヴィア」に似てるかな。
クロエはシルヴィアほど強くなく可憐で
オートレッドは可愛かった。

みんなで横向き、の
ギリシャっぽいポーズの良さが
私にはわからんです。
当時の流行だったのかなあ。。。


「真夏の夜の夢」

音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ピーター・ファーマー
照明:ジョン・B. リード

オベロン:セザール・モラレス
タイターニア:吉田 都
インドからさらってきた男の子:小林 巧 (東京バレエ学校)
パック:アレクサンダー・キャンベル
ボトム:ロバート・パーカー
村人:
ロバート・グラヴノー、キット・ホールダ-、ロリー・マッケイ、
ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、ルイス・ターナー
ハーミア:アンドレア・トレディニック
ライサンダー:トム・ロジャース
ヘレナ:キャロル=アン・ミラー
デミトリアス:マシュー・ローレンス
蜘蛛の精:アランチャ・バゼルガ
エンドウの花の精:レティシア・ロ・サルド
蛾の精:ローラ・パーキス
カラシナの精:ジャオ・レイ
妖精たち: 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団
指揮:ポール・マーフィー
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱:江東少年少女合唱団


都ちゃんは、可愛くも威厳があった。
モラレスは王様らしい存在感があった。
キャンベルは、小柄ではないけど
クルクル回って回っていた。
パーカーはノリノリだった。
恋人達の踊りも良く、
特にヘレナ役のキャロル=アン・ミラーの踊りは
とても雄弁だった。

群舞が・・・、
最近見たKの方が良かったかも。
個性が出すぎて揃わないのは、私はOKだけど
ここはたんにバラバラ。
4階席だと不揃い感が際だった。
全体的な足捌きも、、、
いまいち?
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