きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「妖怪大戦争」

2005年08月12日 | 映画
 むか~し、TVで「妖怪大戦争」を見たことがあったので、あの時のワクワク感がまた味わえるかなあ、と楽しみにして見に行ったのですが
やっぱ角川映画だわ
宣伝以上に面白いところ無しだし。すご~く、深い話をやりそうでいて、なんにもやらない。ぐわーーとかががががーーーと敵と味方が対立して、半端な決着で終わるアレっていうか。私は何度角川の予告に騙されてきたのでしょう。そして今後何回騙されるのでしょう。
 水木しげるをはじめとするメンバーから生まれた妖怪達、ってんで、どうなるかとすごく楽しみだったんです。そしたら、妖怪がたくさん出てくるのではなく、
ただのコスプレでした
妖怪じゃないよ。誰がなにをやっているのかを見つけるのが面白いのであって、その妖怪が、妖怪なりの特性を生かして・・・、ってことはない。敵は加藤保憲が作り出した物の怪なんですが、それが、戦隊モノの敵みたいなメカなんで、余計につまらない。しかも、実際に戦うのは人間の子供。「妖怪大戦争」なんて誇大広告でした。あ~、騙されたワタシが悪いんだけどさ。
 まあ、オチはお笑いっていうか、なんというか。それがネタだったのか、というのか。加藤保憲は、嶋田久作の方がいいなあ。「千と千尋・・・」の「坊」役だった神木君の祖父役がクモオヤジ(名前忘れたわ)の菅原文太なのに要注目!とぴあに書いてあったけど、それなら、辰宮さんの娘さん役を演じた南果歩が出演していることにこそ注目すべきだろう。
 まあ、内容は、それとして。神木君は演技がうまいねえ。級友の子の下手さ振りが目立ってしまったよ。全然別な次元にいるね。
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