きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「朗読劇 田辺聖子の世界」

2009年03月30日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
朗読されたのは4作品。
(第一部)「よかった、会えて」「言い寄る」
(第二部)「ジョゼと虎と魚たち」「うすうす知ってた」

朗読劇だから、見た目は関係ない。
はず。
だけど、やっぱり視界に入ってきちゃうんで。
おひょいさんは、「40歳過ぎてやっと結婚できる」男には見えないし
20代の男性にも見えない。
萬田さんは、「妹に先に結婚されちゃう姉」には見えない。
朗読劇だから関係ない、というのはわかるんだけど
でもでも、やっぱり、見えないんだ。
私の持つイメージには合っていなかった。

「言い寄る」の萬田さんは、良かったけど
でもやっぱり、読んでいる人物の母親世代だよなあ、と思っちゃった。

やっぱり、実年齢に近い方がハマる。
松岡恵望子さんがとっても良かった。
愛すべきわがままだったり
無意識にうまいところを取っていったり
(無意識ゆえの厚かましさも含め)
とってもよく表現されていた。
どれも良かったけど、
特に「ジョゼ・・・」が良かった。
強いから悲しい、みたいな部分がよく出ていた。

高橋くんは、ちょっと声が弱いかなあ。
「言い寄る」では見るからに「そーゆー男」だった。
「ジョゼ」の恒夫も良かったわ。

リカちゃんは「覚えちゃう方が楽!」と言っていた。
その場で読むから「朗読」なんだろうけど、
もうちょっと読む側が「肉付け」をしてもいいような気がする。
おひょいさんが噛み気味だった。

「カモカのおっちゃん」が無くなったのは寂しいけれど
おひょいさんは違うキャラだから、
ま、いいか。
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