きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「情婦」(午前十時の映画祭 青の50本)

2011年05月15日 | 映画
邦題は妖艶なディートリッヒ主演だからなんでしょうか。
前半までの重要な情報を出しちゃっている気がする。
「検察側の証人」の方がいいと思うなー。

初めて見たのはBSの字幕版だったはず。
ディートリッヒの二役にビックリしました。
今回はわかっていたので、最初から注意して見てました。
台詞回し、というのかな。
そこに金属的な響きがあるのは
二役とも同じでした。
ここで気付くべきなのかー。

ディートリッヒは、まさに「年増の美人」。
男が夢中になるのはわかる。
でも、遊び相手にしかならないのもわかる。
タイロン・パワーは誠実そうに見えるんだけどなあ・・・。


緻密な台詞の積み重ね。
でも、コメディー部分もちゃんとある。
舞台版で見たときは、
オチが少々変わっていた。
というか、そっちの方が原作通りなんだよね。
クリスティらしいと思ったし。
こちらはアメリカ的なオチ。
私はこっちの方が好きだな。


看護婦さん(の役の人)って
弁護士さん(の役の人)の奥さんなんだって。
なるほどなー。
掛け合いの「間」が絶妙でした。
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