今日が一番見応えがあった。
やはりニキヤとガムザが濃いと話も明確。
身分が明らかに上のガムザと、
愛のために逆らうニキヤ、
この拮抗が強くないと話が動かない。
今日の二人はベストキャスト。
間に入る柄本さんの優柔不断さも良い。
3幕で、ソロルはガムザを見ない。
ガムザはそれがよくわかる。
切ない。
ラジャが娘に「大丈夫」と言ってるようで、
娘は愛しいんだよなあ。
蛇の件、私のイメージ。
三雲さん、知らなかった。事故。
ソロルの気持ちが自分にないのはわかっている。
二瓶さん、父がなにかするとは思っていたけど、ここまでとは。
父側の私を彼は許さないだろう、でも、、、。
伝田さん、父、やったな(納得)。当然ね。
婚約式の伝田さんのガムザは、
ニキヤに明らかに見せつけてる。
笑顔で。
二瓶さんはその手前の敵意ぐらい。
違いがいいね。
三雲さんは二瓶さんぐらいを目指しているんだろうけど、
私には届かなかった。
ガムザの美しさに驚く、
台本通りの芝居は宮川さんだけかな?
あと2人はラジャの娘だ、逃げられん的な。
池本さんのブロンズ像がキレッキレ!
「ブロンズといえば」で想像するとおり!
2幕は今日が一番迫力があった。
息を飲んで見てました。
この群舞を考えたプティパ、すごすぎる、
ありがとう。
とにかく水香ちゃんが圧巻。
古典全幕主演はこれぐらいの存在感がないと。
初演の時は大僧正より偉そうだったけど、
今日は役としてはちゃんと舞姫。
影の王国の前、ソロルが薬をキメる前、
スネークカモン!が入る版もあるんだよね。
◆ 主な配役 ◆
ニキヤ(神殿の舞姫):上野水香
ソロル(戦士):柄本 弾
ガムザッティ(ラジャの娘):伝田陽美
ハイ・ブラーミン(大僧正):ブラウリオ・アルバレス
ラジャ(国王):木村和夫
マグダヴェーヤ(苦行僧の長):岡崎隼也
アヤ(ガムザッティの召使):居川愛梨
ソロルの友人:和田康佑
ブロンズ像:池本祥真
【第1幕】
侍女たちの踊り(ジャンペの踊り): 加藤くるみ、中島映理子
パ・ダクシオン:金子仁美、中川美雪、涌田美紀、足立真里亜
政本絵美、加藤くるみ、榊優美枝、平木菜子
生方隆之介、大塚 卓
【第2幕】
影の王国(第1ヴァリエーション):中川美雪
影の王国(第2ヴァリエーション):三雲友里加
影の王国(第3ヴァリエーション):二瓶加奈子
指揮:フィリップ・エリス
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
振付・演出:ナタリア・マカロワ(マリウス・プティパの原振付による)
音楽:ルトヴィク・ミンクス
リハーサル指導:フリオ・ボッカ、オルガ・エヴレイノフ
舞台美術:ピエール・ルイジ・サマリターニ
衣裳:ヨランダ・ソナベント
~上演時間~
第1幕 14:00~15:00
休憩 20分
第2幕 15:20~16:00
休憩 20分
第3幕 16:20~16:40
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