きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「フラットライナーズ」

2018年01月07日 | 映画
導入までが長い上にラストがぬるすぎて拍子抜け。

臨死体験=死者の国の扉を開ける、ではなく、
ただの良心の呵責だった。

相手が「許す」と言えば大丈夫、って、
そんなに簡単に許すわけない!
赦しが安易過ぎる!
言うだけ言って、気持ちが晴れて
ハッピーエンドは納得できないなー。

それより心理的社会的を含めての殺人者多過ぎ。
それが最も怖い。

エレン・ペイジが童顔のまま老けていた。
ディエゴ・ルナは身体が細過ぎるけど顔立ちは好きだわ。

繰り返すけど、私なら絶対許さない。

ヒロインに「罪の呵責で死にたがっていた」
の描写があればまだ納得できるんだけどなあ。
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生頼範義展@上野の森美術館

2018年01月07日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


素晴らしい!の一言。
キャンバスに描かれた絵はイラストではなく、絵画。
ドドン!と爆発しながらにこちらに迫ってくるような絵は
大胆な構図でありながらも
ハイライトの線が実に緻密。
モノクロも美しい。
点描画はホワイト修正で生の絵と実感する。

とにかく、生!ナマ!ぜひ見て!

生絵以外にポスター等もあります。
生絵は、ゴジラ、映画、小松左京、平井和正、吉川英治、広告、などなど。
タバコのホープの宣伝イラストは写真のよう。

一部撮影可能エリアあり。
初っぱなから「表紙タワー」



圧巻!

ポスターなどなど。


立体ベガも撮影可。




ベガはパネルもあります。


習作?下絵?と完成図の並びも良かったよ~。






こういう原画展に行くと、ずっと見ていた本の表紙や挿画が
紙(今回はキャンバスやボードが多いけど)に描かれていたのを実感するよね。
当たり前のことなんだけど、
実際に見ると衝撃。
写真のような彫像もやはり絵だったよ!

鼻血が出るかもしれないのでティッシュ持参推奨。
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「ユダヤ人を救った動物園」

2018年01月07日 | 映画
画としては綺麗に器用にまとめたな、という印象。
ドイツ人の横恋慕は映画的スパイスにしても、サービスしすぎ。

匿った人の逃がし方、
コルチャック先生については
「他で補完してね」ぐらいの説明不足。

でも、あのとき、
小さい子たちが収容所に送られたのも事実なんだ。

奥さんはロシア革命で亡命した人なんだろうね。
それを知っていて「安全なところにいてなにも知らない」
と言っちゃう旦那さん。
言われた方も言う人も辛い。
匿った女の子も弟がピョートルなら
亡命したロシア系ユダヤ人なのかな。
過去形だから逃げたときにでも弟を失ったのか。
何重もの苦しみ。
アンネの日記にも、収容所で15歳以上で
(ドイツ人の子供を)妊娠していない女性はいない、
という噂話が書かれていたような。

「泣かせるためにあちこちの映画をツギハギした」
という評はそのとおりだし、
動物はあまり出てこないけど、
チャスティンの芝居は良いよ。

ドイツ人は小澤征悦似。
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「ジャコメッティ 最後の肖像」

2018年01月07日 | 映画
品はいくつか見たことあるけ
ど本人の予備知識無しで見た。

多少偏屈ではあるけど
狂気ほどではないけど
家族にはなりたくないタイプ。

作る過程でなんどもダメだと思うのはわかるなあ。

モデルも彼の作品が好きだから続けたんだろうな。

生きてるうちに売れて良かったね。
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