きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「クラウド アトラス」

2013年03月19日 | 映画
並行して進む6つの話。

最後はもっとぴったり重なると思っていたけど、
ちょっと収まりが悪いかなあ。
作曲家パートの意味がよくわからん。
他の繋がりはわかるんだけど。

いろんな役者がいろんな役を演じているのが見どころ。
演技より特殊メイクが?


人の魂、思い、愛、が
繋がって未来を作る、
というネタは今さらかもしれないけど、
映像と音楽が美しいので陳腐感は無い。
3時間の長さも感じなかった。
6つの話も無理なく追えた。
この数だから1つの話が深くなりすぎないのが
かえって良かったのかも。


一人の人生、一つの時代が終わっても
世界の終わりでは無い。
死の扉は、次の世界への扉。
「西洋人から見た東洋の輪廻転生」とは違う、
摩訶不思議な、
でも、そうだよね、と自然に受け止められる
そんな世界観でした。

ま、結局、アレだね。
「情けは人のためならず」
ということだな。


ぴったり、カチッと
6つのピースが嵌まった感じはもうちょいだけど
ラストは綺麗に決まりました。
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「ベルサイユのばら -オスカルとアンドレ編-(3回目)」宝塚月組

2013年03月19日 | 宝塚(月組)
今日は、まさカル&みりドレ。

まさカルは、前回見たときより若干声が低くなって
キャピキャピ感が少し薄まったかな。
それでも女の子だけど。

正しいんだから上官の命令に背いてもいい、
って部分の葛藤が無いんで、
ちょいとムカつくかなあ。
正しいことへの絶対の自信が溢れすぎ。
なんだか上から目線に思えちゃうんだよね。

みりドレは、1幕は弟キャラが抜けてなかったけど
2幕はねっとり根暗で良かったわ。
ワインのあたりの暗い葛藤にゾクゾク。

ワインを飲む前のオスカルの台詞、
「私の側を離れるなよ」が泣けるわ〜。
まさみり、今回で最後だもんねー。


以前の公演では考えたこと無かったけど
ブイエ将軍の「君は釈迦に説法を・・・」
という台詞に、
将軍は自分を釈迦だと思っているんかいーーー!
と思ったり。


なんかほかにも考えたような気がするけど
ペガ男ですべてを忘れてしまうんだよなー。
ペガ男、最強!


それにしても、あちょうはイケメンだなあ。
もうすぐ見られなくなるのが寂しいよう。
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「オズ はじまりの戦い」

2013年03月19日 | 映画
予告を見たときは
「アリス」ぐらいつまらなそうな印象だったけど
実際に見たらディズニーらしくて面白かった!


ジュディー・ガーランドの
「オズの魔法使い」を見ているのが前提な気がするけど
いまどきのお子様達はその辺は大丈夫なのかしら?

黄色いレンガの道、エメラルド・シティが
新しくも懐かしい映像。


作り物くさい映像なんだけど、
それがとても良い。
リアルじゃだめなんだよね。
子供騙しと言われようが、
あくまでも「物語」っぽい映像だから良いのだ。
3Dも、そうそう、こういう映像が見たいんだよ!
ってとこで使ってくる。
まるでテーマパークのアトラクション映像。


元映画への繋げ方も上手い。
そうか、彼女があの魔女か・・・、とか
オズが人々と対面するときのアレはコレか、とか
膝を打ってウハウハしちゃう。
ドロシーの家につぶされたのは
(ルビーの靴をはいていたのは)
あの人か-、とか。
案山子とかライオンとかが出てくると
ニヤリ、としちゃうね。

ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズ
という、今が旬の女優達が
とっても漫画チックな役柄を
大まじめに演じているのがとても良かった。
この3人がワイヤー・アクションをするとはねえ。
すごいよねえ。


陶器の女の子も可愛かった。
動きも滑らかで
陶器の硬質な質感が良く出ていた。


とにかく、楽しかったよーーん。
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