「エル・グレコ展」

土日は混むかと思い、
平日のお遊びは極力控え
体力を温存して、
金曜日の夜に行ってきました。

１８時頃の入場で、
会場内はかなり余裕でした。
好きな絵をじっくり、隅から隅まで
見ることができました。

会場最後の展示は
「無原罪のお宿り」

（これは場外のポスターですが）
絵の前でひざまずいて
下から見上げると良いです。
絵の中に吸い込まれそうになります。

他の絵も、正面からだけでなく
脇の方から見上げるかんじで見ると
絵の一部が突き出ているように見える時があります。
３Ｄみたいです。

写真とかで見ると
濃い顔とか、灰色っぽい絵とか
いまいち、なんというんでしょうか
「普通じゃない」部分が強調されますが
実際に見ると、赤い色は強烈すぎず
灰色の影もいいかんじで
意外に上品で敬虔です。

高校の修学旅行で広島・岡山に行ったとき
大原美術館で「受胎告知」を見ました。
それ以来グレコは好きだったので
こうしてたくさんの作品を見ることができて
とても幸せでした！


教会で商売をする者達を追い出すキリストの絵（タイトル失念）を見て
やなぴーの「ポーーーー！」が聞こえたような気がした。
ＪＣＳで仕入れた知識が作品を理解するのに役立ちました。