きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

YEBISU亭~第20回記念シリーズ第一弾!~

2008年03月20日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
YEBISU亭も早いもので、
もう20回目だそうです。
20回記念の第一弾はは
レギュラーから柳家喬太郎。
ゲストはいっこく堂。

オープニングは二人で。
腹話術師のkyon2に、腹話術の人形のいっこく堂。
kyon2を見るのは約2年ぶりぐらいか。
人のことはまったく言えないんだけど、
kyon2、一回り大きくなったわ。
体格的に。特に腹回りが。
まあ、着物が似合う体型になったということで。


落語「擬宝珠(ぎぼし)」
若旦那が寝込んでやつれている。
心配した大旦那は、若旦那の友人の熊さんに
原因を聞いてくれと頼まれる。
若旦那が親友に打ち明けたところによると・・・
若旦那は金属を舐めるのが大好き。
それが高じて、擬宝珠(ぎぼし)を舐めるのが大好きになった。
擬宝珠(ぎぼし)とは、お寺の屋根の上や橋の欄干などに付いている
金属の丸い、先ががとんがったアレのこと。
近場の擬宝珠(ぎぼし)を舐め尽くした若旦那の憧れは
浅草寺五重塔の擬宝珠(ぎぼし)。
しかし、五重塔のてっぺんに登るなんてのはさすがに無理。
思い悩むうちに、とうとう寝付いてしまったそうだ。
ワケを知った大旦那は・・・

本編のテンポもイイけど、
マクラからの流れが素晴らしかった。
あの話からこのオチへ、すっぱりとした切れ味がバツグン。

いっこく堂さんの腹話術。
じーさんと、
カルロス&ジョージ。
私はカルロスが一番好きかも。

続いては「今夜も踊ろう」。
まったく話を拾わない司会のまあくまさこさんに
かなり本気モードの怒りを秘めるkyon2&いっこく堂。
いぜんはまあくさんの司会のアレさに
私もかなり頭にきたけど、
ここまで来れば楽しむしかないね。
えーと、二人の共通項だったかな。
同じ年齢で(44歳)、ムード歌謡好き、ちょっとオタク、池袋が根城、
あとはなんだっけか。
「20回を振り返っての思い出は・・・」
「ありません」
キッパリ言ってみたkyon2がひとつ思い出したのは
怪談特集の回。
つのだ☆ひろさんがゲストで怖い話をした後に
kyon2の「牡丹灯籠」で〆。
怖くて、懐に数珠を入れていたそうだ。
 →2002年10月11日の回ですね。(この感想は12日付で書いちゃったけど)

中入り後は、いっこく堂から。
本音マイクが面白かった。

落語「ハワイの雪」
雪深い越後高田に住む留吉と孫。
そこに一通の手紙が届く。
ハワイに住む、かつての恋人の体調が思わしくないと
その孫からの手紙だった。
祖母が亡くなる前、会いに来て欲しいと。
いろいろあった末、留吉と孫はハワイへ行く。
そして・・・

名作の誉れ高い「ハワイの雪」を
初めて聞きました。
留吉の孫はkyon2らしい女の子だし(って言い方ヘン?)
恋敵・清吉との腕相撲を1人で見せるのがすごいな。
二つ名の「とびうお」「さるすべり」に
なんの根拠もないところもいいねえ。
「ディープ・シニア」とか、
言葉のひとつひとつが練られている。
最後はしんみり泣かせてくれました。


4/11のコーセートークショーのチケットが受付で売っていたので買っちゃった。
ぴあ売りより300番ぐらい若い番号だった。
どうせ開場時間には行けないから何番でも同じなんだけど
ま、気持ちの問題よね。
コメント
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