きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「薔薇の封印(17回目)」(宝塚月組)

2004年03月11日 | 宝塚(月組)
追っ手のマギーちゃん、リカちゃんを思いっきりぶった切っていましたな。2階まで剣の音が聞こえてきましたよ。

 1話のミハイル。ムラでは、生まれながらに異端(ヴァンパイア)でありながら敬虔な僧侶、という演技だったように思います。その彼がフランシスにリディアを奪われたことによって、最も神から遠い存在になる=荒ぶる魂を宿す、というのが密かにツボでした。哀しい存在なのよね~、などと思っていました。しかし、東京に来てからフランシスとリディアのラブラブ度アップに伴い、ミハイルの嫉妬メラメラ度もアップし、そういった哀しい存在から離れてしまったのが、ちょっとばかり淋しいです。そうしなければフランシスとリディアの関係が突飛過ぎちゃうので仕方がないんですがね。ムラでは尊敬されていた僧侶が秘めていた恋に狂って・・・ってなカンジでしたが、東京では皆にバレバレで軽蔑されていたっぽいですな。「彼はあなたのことが・・・」のフランシスの言葉を遮るリディアの力強いこと。フランシスが迷い込んできたとき、「よっしゃーーーー」と彼女も、村の人も思ったのでしょうな。

 王様がミレイユとシャルロット、どちらにしようかと迷っているとき、リカちゃんはマチオ君からハンカチを貰って汗を拭き、投げ返していました。その後マチオ君が周囲の人に見せびらかしていました。

 キリヤンはまだ声が厳しいかも。でも銀橋渡りの所、あまり声を延ばさずうまく誤魔化していました。彼女に足りないのは、こういった誤魔化しかただと思っていたので、ちょっと嬉しかったです。これからたくさん場面を貰うようになると思うのですが、常に全力投球だけでは体力が持たないだろうし、こうして喉がやばくなったときに、それを補うのが「一生懸命、正確に」だけではダメだと思うのです。それに変わる何かを見せる、というのも場合によっては必要だと思います。この調子よ!

 最後の「薔薇を探しに行くんでしょう?」は今までの経緯から考えると「戦争を興しに行くんでしょう」と同義語のような・・・。それともエメラルドは第2次世界大戦で現れたけど見つかっていないとか??

 本日の脳内決定。ドクトル・シュミットと「LUNA」のドクトルは親戚である。マッドサイエンティスト一族なのだ。だから顔も似ているのだ。

 今日はマミちゃんが来たようですね。「ダンス天国」で「マミ~」とか叫んでいたし。
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