私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

日本は国際捕鯨委員会(IWC)から脱退せよ

2003年06月18日 21時54分28秒 | 国際問題
  国際捕鯨委員会(IWC)とは、鯨を食生活の中で食料としていない国が、いまだに捕鯨をしている国に、それをやめさせるための委員会であろうか。同じ捕鯨国であるアイスランドやノルウェーに対し、反捕鯨国家が制裁を加えたという話は聞いたことはない。また、環境保護団体グリーンピースは、日本の調査捕鯨だけに暴力をもって妨害している。

 であるから、反捕鯨国家やグリーンピースは、馬、牛、羊などを食べていながら「鯨は高等動物だから食べることは可哀想だから」と言って、未だに捕鯨を続けている日本だけを非難しているのである。これが人種差別でなくて何であろうか。

 私が子供の頃は貧しい生活でしたが鯨料理を食べたことが何度かあります。また、キャッチャーボートが銛を撃って鯨を捕獲して、母船に引き揚げる様子を撮した記録映画を何度も見たことがある。

 世界には、多くの国があり、国によって食文化が異なります。例えばインドでは牛は食べないことは良く知られている。また日本では、陸上の動物を殺して食うという野蛮な習性がなかったのは、日本周辺の海が豊富な魚介類や海草類の宝庫であり、そのために漁業が発展していたからであろう。であるから回りを海に囲まれた日本は、肉の代わりに海産物を採り、すなわち「海と共に生き、海の幸を食べて生きている民族」なのだと思う。

 同じ海でも、藻や貝類がほとんども生息していない海が世界各地にはあるそうで、それでは海は単なる航行路となるだけである。雨量が少なく、沿岸部に砂漠地帯が多い地域から流れ込む川しかない海に豊富な魚介類や海草類が育つ訳がない。ところが日本はどうであろうか。豊富な雨量と緑豊かな森林地帯があり、であるから海に流れ込む川には魚介類の生息のために豊富な栄養素が含まれている。であるから山と川は海の母と言えるであろう。

 狭い国土を持つ日本では、限りある山の幸でなく、無限とも言える海の幸を食べていたのは当然と言って良い訳である。それを反捕鯨国家から「わが国では捕鯨をする食文化はない。だから日本もやめろ」とは、日本の魚介類や海草類を食べ、海とともに生きてきた文化伝統を否定するものである。

 魚介類や海草類を生で食べるために醤油を発明し、日本人の「海と共に生き、海の幸を食べて生きている」との日本民族の食文化の否定につながる捕鯨は禁止は絶対に許すことは出来ない。では、陸上の動物を殺して食う野蛮な習性を持つ国に、馬、牛、羊などを殺して食うなと言ったら何と反応するであろうか。

 日本においては鯨は文化や伝統において重要な役割を果たしてきました。それが否定されるようでは、国際捕鯨委員会から脱退して食文化を守るべきである。脱退すれば何の規制も制裁も受けることはないからである。

(このコラムはサイトの掲示板に掲載したものに加筆したものです)
(2003/06/18) 

この記事は「今日のコラム」
日本は国際捕鯨委員会(IWC)から脱退せよ
としてHPに掲載されていたものです。


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