私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

防衛庁の敵基地攻撃能力の保有検討は当然

2004年07月26日 23時44分53秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障
   政府が本年末までに策定する新しい「防衛計画大綱」に、他国の弾道ミサイル発射基地などをたたく「敵基地攻撃能力」の保有を防衛庁が検討していることが報道されている。従来の我が国の防衛政策が専守防衛を基本理念としていることから、他国の基地を攻撃することが可能な兵器を保有することは、この方針から逸脱する恐れあるとして、政府内には「トマホークなどを持てば北東アジアに脅威を与え、外交上の問題を引き起こしかねない」など懸念する声があると言う。

 私にはまったく理解できないことだが、防衛力を持つと言うことは、他国が日本への侵略を思いとどませる武器装備を保有することであり、すなわち日本を攻撃したら手痛い反撃を受けるとかも知れない思わせることではないか。自衛隊が「敵基地攻撃能力」を保有することが「北東アジアに脅威を与え、外交上の問題となる」と言うようでは、反対に我が国に脅威を与えている国からどうやって我が国の安全を守っていくのであろうか。他国の基地を攻撃することが必要な場合は、今までは米軍に任せることにしてきたが、このように自分の国を自分でまともに守ろうとしないことを恥だと思わず「我が国独自では敵基地攻撃能力は保有せず」と宣言しているようでは何ら抑止力にはならないであろう。

 我が国の専守防衛政策は、他国に脅威を与えるような攻撃的兵器を保有しないと言うものであるが、北朝鮮の弾道ミサイルは日本全土を射程内においており、もしその弾道ミサイルが日本攻撃の準備体制に入ったとしたら、その発射基地を攻撃しない限り、日本国民は座して死を待つ他ないのである。もし弾道ミサイルの攻撃を受けた時に反撃が及ばず、甚大な被害が出てしまった時、次の攻撃の可能性があり、また敵国の発射基地の位置も分かっていたとしても、その基地を先制攻撃して、第二次攻撃を阻止する意志もなく、装備も日本は敢えて保有しないとは変であると政治家は思わないのであろうか。

 北朝鮮の弾道ミサイルなどの脅威からわが国を守るのは、その発射基地を攻撃する装備を保有するしかないであろう。北朝鮮は日本全土を射程内においている弾道ミサイルを保有していることは日本を攻撃する意志があると言うことであろう。その北朝鮮に我が国もその発射基地を攻撃する装備を保有して脅威を与えずして、北朝鮮に日本攻撃の意志を喪失させることなど出来ないのは当然ではないか。我が国が攻撃的兵器を保有することが、どこの国に脅威を与え、どこの国と外交上の問題となるのか。そのような甘っちょろいことを言っているから、わが国の周辺国はなめてかかって竹島を占領され、尖閣諸島を狙い、日本の排他的経済水域内で勝手に海洋調査をされているのである。このように平和を望まない国ばかりに囲まれ、恫喝され続けているようでは、わが国もそれ相当な備えを保有し、その意志を示さなければならないであろう。
(2004/07/26)

この記事は「今日のコラム」
「防衛庁の敵基地攻撃能力の保有検討は当然」
としてHPに掲

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