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私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

社民党・土井たか子の党首辞任に思う

2003年11月14日 18時33分45秒 | 社民党
~「ダメなものはダメ」の「ダメなもの」とは社民党だった~  

 かっては野党の第一党として、かなりの勢力を持っていた旧社会党は、社民党と党名を変更した後も、「憲法を守れ」と言うお題目をあげているだけの護憲政党であり、日本が戦後平和であったのは、憲法第九条があったおかげだという空論を言い続けて来た。憲法第九条があっても、この平和な日本から、同胞がある日突然に北朝鮮工作員により拉致され、また、わが国近海に侵入した北朝鮮の武装工作船が、海上保安庁の巡視船に対し、自動小銃やロケット砲で武力攻撃をすると言う事態になっている。

 憲法第九条を守りさえすれば日本は平和が続くのではなかったのか。日本の周辺の国は平和を愛するだけの諸国民しかおらず、その信義に信頼していれば大丈夫だったはずではなかったのか。日本の近隣国である支那、北朝鮮、韓国はいずれも反日国であるにも関わらず、護憲を言っているだけで具体的な安全保障政策を打ち出さず、このまま平和が続くと言っても、国民はそんな現実離れした政策を信用しなくなったのは至極当然のことと思う。社民党は護憲と反米だけを旗印に大きな声を出しているが、支那や北朝鮮に対しては媚びを売るだけであり、社民党はどこの国の政党なのかという声が国民の中にあるのは当然であろう。

 今度の総選挙で社民党は歴史的敗北を受けて、11月13日、土井たか子氏は党首を辞任することを表明し、「今後は社民党の一議員として頑張っていきたい」と強調したとのことである。土井氏の辞任は残念なことでもなく、むしろ遅すぎたと言わざるを得ない。

 土井氏は憲法さえ守っていれば日本は安全であり、そんな憲法と心中しても良いと思っているだけの可哀想な人の代表格であった。日本人の命より憲法の方が大事であり、憲法を改正(改悪)するとすぐ戦争になると言って来た。社民党は旧社会党時代から対案を出さずに反対のための反対しか出来ない政党であり、そのためにわが国を混乱させて来た大きな責任がある。社民党の存在が、日本の政治を良い方向に向かわせたと言ったことがあったら是非教えて頂きたいと思うが、何かあるであろうか。

 社民党の歴史的敗北は、土井氏の責任であろう。昨年9月17日、北朝鮮により拉致誘拐された横田めぐみさんら8人の被害者は死亡しているとの北朝鮮が伝えたニュースに、国民の多くが慟哭し、そのテロ国家北朝鮮と一番仲良くして来た社民党に対して国民から「今まで何をしてきたのか」と言う声がわき起こったのは当然のことである。その日に拉致被害者家族は公然と社民党と共産党を批判していたが、土井氏は「拉致問題解決のための努力したかと言えば、決して十分とは言えない」と反省とは言えないただの弁解をするだけであり、国民の怒りはさらに高まった。

 社民党が拉致問題解決のために努力したことと言えば「拉致は作り話」という論文を社民党のホームページに掲載し、北朝鮮から届いた拉致被害者の手紙を、土井氏が朝鮮総連に通報したのではとの疑惑が明らかになり、また党内に拉致しても差し支えない日本人を選定し、北に送り出すための組織を朝鮮総連と協力して持っていたというのだから話にならない。このような日本を売り渡す政党を支持する人が次第にいなくなるのは自然の流れである。

 土井氏の辞任の記者会見の要旨を読んでみても、責任はやや感じているようだが、反省しているとは思えない。「社民党を立て直すためには平和憲法を守る」と相変わらず言っており、辻元清美氏の秘書給与詐欺事件や、北朝鮮問題への対応については「手をこまねいていた訳ではない。事実がだいぶ曲げられたり誹謗中傷の類がある。それに対して毅然として屈してはならない姿勢で臨んで来た。それが選挙結果に影響を与えた」と言い、いわゆる「社民党は批判されるようなことをしていない。言いがかりだ」と言う訳である。では社民党の言う事実とは何か。「事実はこうなのに、このようにねじ曲げられている」と言うならば話も分かるが、事実は言わずして誹謗中傷されていると言っても、何だか分からない。

 「だめなものはだめ」と言って、消費税反対だけを掲げて大量のマドンナ候補という小母さん達を当選させた当時の勢いは今の社民党にはなく、護憲と平和だけを訴え「頑固に平和」と言っているだけの社民党が平和勢力と思えない。反日国である支那、北朝鮮に行っては一緒に日本の悪口を言い、過去の戦争のことで、これからも日本は永遠にアジア諸国に謝罪と補償をしなければならないと言っている。土井氏は党首辞任後も、一党員として止まるそうだが、解党の流れは早さを増すことであろう。次の党首には誰がなるか現時点では分からないが、誰がなるにせよ、社民党の再起は不可能だろう。

 「だめなものはだめ」は土井氏の口癖だったが、その「だめなもの」とは社民党自身であったとは何とも情けない話ではないか。ともかく、土井氏は売国奴として一番目にあげられる人であった。社民党の「がんこに平和!」というスローガンは、決して日本の平和をどう守るかという思考からではなく、日本が弱体化し、支那、北朝鮮の日本批判に反論せず、その侵略に加担するという恐るべきものであり、紛争のタネを作るだけのもので、社民党は平和勢力ではなかったのである。かっての旧社会党時代から社民党を支持してきた人はまだまだ多いが、憲法を守るためなら死んでも良いと本当に思っているのであろうか。そのような社民党と「護憲・平和」というお題目をまだ一緒にあげ続けるつもりなのか。さあ社民党という反日政党の終焉である。お題目をあげて、冥福を祈ろう。合掌。
(2003/11/14)

この記事は「私の主張」第190号
  社民党・土井たか子の党首辞任に思う
~「ダメなものはダメ」の「ダメなもの」とは社民党だった~
としてHPに掲載されていたものです。


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