私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

イラクの人々から信頼されている自衛隊

2004年07月11日 22時36分08秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障
  今日11日は参院選の投票日である。私はすでに投票を済ませているが、果たしてどのような選挙結果となるか楽しみである。明日未明には大勢が判明するとのことで、今夜は開票速報から目が離せない。今回の参院選に立候補した人で、何としても当選して欲しい人や必ず落選して欲しい人など様々な思いがある。週刊金曜日に作家のジェームス三木の「おいこら浮動票、日本の運命はお前が決めるんだぞ。怠けて寝てたら、空から爆弾が降ってくるぞ」などとの言葉が載っているそうだが、憲法第9条が改正されたら翌日には戦争が始まり、何処かの国が日本を爆撃するとでも言いたいのであろうか。

 さて、サヨクは「日米安保条約を結べば日本は戦争に巻き込まれる」とずっと言って来たが、今日まで、そのようなことはなく、自衛隊と共に在日米軍の存在が極東及び日本の安全に寄与してきたことは間違いないであろう。現在イラクのサマワに我が自衛隊の精鋭が多国籍軍の一員として人道復興支援活動のために派遣されているが、これに対してもサヨクは勿論のこと民主党までが、自衛隊の即時撤退を要求している。

 自衛隊のイラク派遣に反対したサヨクらは、「自衛隊が行くことにより、治安がさらに悪化し、戦闘が始まることになり、自衛隊員にも、イラクの市民にも死傷者が出ることは間違いない。だから派遣には反対だ」とか言っていたが、サヨクは自衛隊員の身を案じて憂慮しているような感じもあるが、そうではなく、反対に自衛隊員に死傷者が出ることを期待しているような思惑があると睨んでいた。

 ところが、サヨクのこのような思惑は外れ、自衛隊が戦闘に巻き込まれることもなく、また死傷者にあっても自衛隊員にもイラク人にも誰一人も出しておらず、逆にイラクの人たちから撤退ではなく自衛隊の増強を求める声や「イラクに残ってほしい」と言われ、イラクのヤワル大統領も「自衛隊はイラク人に最も信頼されている」と賞賛しているのである。

 サヨクがあれほど反対していた自衛隊のイラク派遣だが、今日11日の産経新聞に、「ひげの佐藤隊長にイラク部族長から衣装 友好の証し 信頼構築に米も関心」との見出しで、8月上旬に半年間の任務を終えて帰国する予定のイラク復興業務支援隊長、佐藤正久一佐(43)に「サミュール(同胞)・サトウ」とのアラブ名と真っ白な族長衣装を贈られことが報道されている。

 産経新聞にはアラブの真っ白な族長衣装をまとった佐藤正久一佐の写真が掲載されているが、もうアラブ人だか日本人だか分からないような顔つきになっており、このことは佐藤一佐がいかにイラクの人々の中にとけ込んで任務を遂行してきた証であろう。また現在イラクには多くの国が軍隊を派遣しているが、唯一自衛隊を支援するデモが行われ、サマワ住民約70人が自衛隊宿営地へデモを行い、日章旗を振り、「サマワ市民と自衛隊で安全な街を再建しよう」と書かれた垂れ幕を掲げ、佐藤隊長に花束を贈ったという。

 すでに多くの死傷者を出している米軍は、「住民はなぜ自衛隊を守るのか」と疑問を持ったとのことだが、それには、佐藤隊長の「族長たちの多くの要望を自衛隊がかなえることはできない」と言うことが分かっていても「『最善を尽くします』と笑顔を絶やさず、親身に世話をする。族長たちにもその思いが通ずるのだろう。」と産経は報じ、このような信頼醸成が出来たことで有力部族長が「日本軍を攻撃したら一族郎党を征伐する」との布告を出した程であるそうであり、それほど佐藤隊長はイラク人から信頼されているのであろう。また、ある族長は2日間、ロバに乗って佐藤隊長に会いに来たことが紹介されているが、このことは、イラク国内において自衛隊の存在が頼りにされていることを物語る出来事である。

 日本国内では未だに自衛隊のイラクからの撤退を求めるデモや集会が行われているそうだが、そのイラクでは反対に自衛隊の残留を求めるデモが行われ、歓迎されていると言うのだからこの落差は何であろうか。今日行われている参院選の各党の公約を見ても、野党は自衛隊のイラクからの撤退を求めているが、イラクの人々から「残ってほしい」と別れを惜しまれる指揮官がいることを誇りに思わないのであろうか。自衛隊のイラク派遣に反対している野党の連中は、日中は50度にもなるというイラクに行って是非自分自身の目で確認してきたらいかがであろうか。

 私は自衛隊のイラク派遣は日本の誇りにためと前に書いたことがあるが、現在イラクに軍隊を派遣している多くの国の中で、唯一支援するデモまで行われたと言う最も信頼され、歓迎されている自衛隊はまさに「日本の誇り」ではないか。サヨクの言ってきた事はまたとんでもない誤りであったが分かった訳だが何か弁解がすることがあれば言ったらどうなのか。
(2004/07/11) 

この記事は「今日のコラム」
「イラクの人々から信頼されている自衛隊」
としてHPに掲載されていたものです。


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