私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

やはり靖国参拝批判を止められない胡主席

2006年04月02日 12時20分40秒 | 支那関連
   支那を訪問中の日支友好七団体の代表との会談に臨んだ胡錦涛国家主席は、日本の指導者の靖国神社参拝を理由に、首脳会談を拒否することを厳命したそうであり、支那へのODAが中止になりそうなので、その継続を求めるために靖国神社参拝やA級戦犯への直接の言及を避ける方針ではないかとの観測も流れていたが、日本人の顔を見ると、いくら相手が友好団体の代表だとしても靖国参拝批判だけは止めることが出来ない性癖が身についてしまったようである。

 胡主席の発言はまさに内政干渉であり、「支那に親しみを感じない」と回答する日本国民の比率を上げることに他ならず、日本との関係悪化の原因はすべて日本にあって支那にはないとしているならば関係改善など出来る訳がない。

 昨年4月に支那国内において多発した反日デモは、支那共産党の指導のもとに行われた官製デモであったことが明らかになっている。その目的は日本の国連安保理の常任理事国入り阻止であり、在上海の日本領事館の建物が暴徒によって破壊されるのを公安当局が何ら制止しなかったことを捉えても、支那共産党が台本を書いて演出し、日本叩きのために国民を演技者にして行ったものであろう。

 暴徒によって日本領事館の建物が破壊されても支那共産党は「日本が悪いからだ」と、のたまい、これで日本との友好や関係改善を求めていると言っても無理な相談ではないのか。すべての責任を日本に押しつけて、譲歩を迫るだけのやり方を続けているようでは日本と支那の友好など永遠に訪れない。

 橋本龍太郎元総理らの友好七団体の代表らが支那を訪問しても小泉総理の靖国参拝が批判されるのだから、誰が行っても靖国参拝問題と言ういいがかりを持ち出さないことはないと分かったのが今回の成果である。友好七団体は支那にはっきりモノを言うことを避けることが友好発展のために必要だと考えていたのであろうが、その影響を受けて支那からの様々な内政干渉に政府がきちっと反論しなかったことで、日本国民の中に支那への嫌悪感から「支那に親しみを感じない」とする感情が生まれたことは至極当然なことである。だが、内政干渉にきちっと反論したとしても同様であったかも知れない。

 支那は友好七団体を通じて日本人の支那に対する親近感を増加させ、警戒感を失わせる工作をしてきた訳だが、これは失敗しつつあると言えるだろう。友好の名の元に支那に媚びて、日本の国益を損ねた友好七団体の責任は決して小さいものではない。支那は次期総理までも靖国参拝をしない者を選任するように圧力を掛けており、もし首脳会談が実現出来たとしても、日本と支那の間の懸案事項のすべてが解決すると思うのは幻想に他ならない。胡主席の発言は日本への内政干渉との認識もなく、日本が譲歩して言い分を何でも聞くことが関係改善と思っていると断じて良い。さすが共産党独裁国家の指導者の発言であり、「すべて日本が悪い」と今後も言い続けるであろう。
(2006/04/02) 

この記事は「今日のコラム」
「やはり靖国参拝批判を止められない胡主席」
としてHPに掲載されていたものです。


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