私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

北朝鮮の核実験でまたメンツを潰された支那

2006年10月09日 22時35分22秒 | 支那関連
 北朝鮮の朝鮮中央通信は9日午前、「地下核実験を安全かつ成功裏に行った」と報じた。また韓国の聯合ニュースは、核実験を実施したとされる場所については同国北東部の咸鏡北道花台郡舞水端里に位置する山の地下坑道だったと伝えており、韓国地質資源研究院も、同日午前10時35分、同所付近でマグニチュード3・58~3・7規模の地震波を観測したとのことで、核実験の実施は北朝鮮お得意のはったりではなく、実際に行われたことは間違いないであろう。

 核実験が成功したことで、世界最悪のテロ国家である北朝鮮が核兵器を保有しとなれば、それを恫喝に使ったり、実際に使用することも十分考えられる。なぜならば、北朝鮮の独裁者には相互確証破壊(MAD)の論理は通用せず、報復によって自国民に甚大な被害が出たとしても、自分とその仲間だけが助かれば良いと思っているから、その気になれば使用をためらわないと考えていた方が良いからである。

 偽札や覚醒剤の製造、世界各地における拉致誘拐、大量破壊兵器の製造など悪いことなら何でもやっている北朝鮮だが、米国が制裁を開始したのは北朝鮮が偽の米ドル札を製造していることが明らかになったからである。米国によってマカオなどにある銀行口座が凍結されたことに反発して北朝鮮は6カ国協議を拒否して休会となり、協議への復帰は制裁解除が条件として譲らず、さらに本年7月には弾道ミサイルを乱れ撃ちをしたことから、国連安全保障理事会において非難決議が採択され、国際社会による北朝鮮への非難が拡大する中での今回の核実験に至った訳である。

 わが国においても、万景峰号の入港禁止措置と北朝鮮当局職員の入国が原則禁止されているほか、大量破壊兵器開発に関係していると疑われる15団体・1個人を対象にして、金融口座からの預金引き出しや海外送金を許可制とする金融制裁を実施しており、であるからして北朝鮮は日米両国や国際社会が実施している様々な制裁を解除させるために核実験を実施したことは誰の目にも明らかであろう。

 このような北朝鮮の脅かしに屈することは偽札や覚醒剤の製造、拉致誘拐、万景峰号による無検査での物資の持ち出し、北朝鮮工作員と在日朝鮮人の自由往来、大量破壊兵器の製造などを黙認することになる訳であり、このような悪の枢軸国である北朝鮮の横暴を国際社会は一致協力して粉砕しなければならない。

 支那や韓国は、今日まで様々な援助を北朝鮮に行うことによって核実験を強行出来るようになったことへの責任は決して小さくなく、さすがに今回は擁護していないが、今さら非難をしたとしても世界から向けられる目は厳しいものとなるであろう。特に支那は弾道ミサイルの乱れ撃ちに続いて、今回の核実験強行で2回もメンツを潰され訳で、それに加えて北朝鮮をここまでのさばらせたことへの批判にも繋がることになるのである。

 様々な制裁を解除しない限り、北朝鮮は今後も弾道ミサイルを乱れ撃ちをし、核実験を何度も強行するであろうと予想される。国際社会は、このような北朝鮮の脅かしに屈して、悪魔のテロ国家の存在を許して良いのであろうか。

 国連安保理において、対北朝鮮経済制裁に向けた協議が開始されるであろうが、その制裁の一つとして船舶検査などが行われ、検査を拒否する北朝鮮の船舶との間で衝突が予想され、それが北朝鮮との軍事衝突に拡大する可能性が大きいであろう。

 北朝鮮が核兵器を保有すると言う悪夢が現実となりつつあり、にも関わらず、集団的自衛権の行使をためらい、非核三原則を廃棄せず、敵地攻撃能力も保有しないで、どうして「東京を火の海にするぞ」と公言する悪魔のテロ国家と対決出来るのか。

 北朝鮮が核実験を強行したからと言っても制裁を解除することはあり得ないのだが、国内においても北朝鮮関連の謀略団体の構成員らによる様々な妨害工作や破壊活動が活発化し、制裁を解除させようとするであろう。

 NHKのニュースを見ていたら、パトリオットミサイル「PAC3」を積んだ輸送船が沖縄県うるま市のアメリカ軍施設に到着したものの、配備に反対する北朝鮮を擁護しているのであろうが怪しげな集団によって阻止行動が行われていることから、陸揚げ作業が出来ないことを伝えていた。その怪しげな集団の代表らしき男は「アメリカに持って帰れ」と言っていたが、北朝鮮が核実験を実施した日にも関わらずアホな連中が未だにいるようである。これも北朝鮮の指令に基づく妨害工作の一環として捉えても良いと思う。
(2006/10/09) 

この記事は「今日のコラム」
「北朝鮮の核実験でまたメンツを潰された支那」
としてHPに掲載されていたものです。