橋下氏「竹島は共同管理」 維新新党、9国会議員に
新党「日本維新の会」代表の橋下徹大阪市長は23日、新党参加希望の国会議員らを集め大阪市で開いた公開討論会で、島根県・竹島問題について「共同管理の話に持っていくしかない」と述べ、韓国との共同管理を目指すべきだとの認識を示した。日本固有の領土という政府や各党の立場と大きく異なる考え方で、波紋を広げそうだ。
新党幹事長の松井一郎大阪府知事は討論後の記者会見で、初めて討論会に参加した2衆院議員について「価値観は近い」と述べ、新党参加を認める考えを示した。所属国会議員は計9人となる。
2議員は民主党の今井雅人衆院議員(比例東海)と、自民党の谷畑孝衆院議員(比例近畿)。
2012/09/23 17:53 【共同通信】
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偏向マスコミは内閣が変わる度に支持率に関する世論調査の結果を公表するが、発足して間がなく、実績も出しておらず、また内閣を代表する総理にその資質があるのかないのか分からない段階で、支持するかしないか問われても答えられる訳はない。「他の人より良さそう」との理由で支持する方もいるようだが、何もしていないのにどこが良さそうなのかも分からない筈で、だから、まったく無駄な世論調査と言うべきである。
世論調査と言えば「日本維新の会」の支持率が急激に減少しているそうである。大阪にある一地方政党にに過ぎない維新の会が注目されているのは、代表に就いている橋下徹大阪市長の様々な発言が、他の政治家ならばなかなか発言出来ないことであるからで、例えば生活保護費を全額現金ではなく、一部を現物支給にすることや、国旗に敬意を示せない者は公務員になるべきではないとかである。
なるほど、その通りだとして、一時は支持する方もかなりいたようだが、急激に支持を失ってしまったのは、偏向マスコミが持ち上げているとなれば、3年前の民主党政権誕生と同じ過ちをする気がするとして冷静な判断をする方が増えてきたからであろう。
次期衆院選で、国政へ進出を目指し、大量の候補者を擁立することにしている維新の会だが、大阪において、どれほどの実績を出しているか知らないし、偏向マスコミが持ち上げているとしても大阪以外では次第に関心が薄れていくのは当然ではないか。まして所属政党を離党してまで維新の会に参加する議員は次期選挙では落選の恐れがある者ばかりとなればなおさらで、また維新の会として国政選挙に出て当選した者は誰もいないとなれば、何の実績もない政党になる訳で、国政政党として何をしたいのかも見えないし、これでは民主党より酷い素人政党になるのは確実である。
次第にほころびや化けの皮がはがれてきた維新の会だが、報道によれば大阪市長でもある橋下代表が、23日、新党参加希望の国会議員らを集め大阪市で開いた公開討論会で、島根県・竹島問題について「共同管理の話に持っていくしかない」と述べ、韓国との共同管理を目指すべきだとの認識を示したそうである。
韓国による島根県・竹島の不法占拠が続いているとしても、橋下代表の主張であれば、竹島は韓国領だと認めたも同然で、国際スポーツ大会の共同開催ではないのだから、これは驚くべき無知な主張と言うべきで、外交安全保障に関して発言したことがない橋下代表だが、これでは国政に進出することなど無理であり、まさに売国政党だと言えるし、もう「日本維新の会」を名乗るのは国民を騙すことになるからして党名を「売国維新の会」にした方が良いだろう。
外国人地方参政権に賛成し、在日企業がスポンサーとして付いている橋下代表が国民のための政治をやるとは思えず、この発言で国政政党になる前に維新の会は終わったと言って良いし、一地方政党に過ぎないのに偏向マスコミが持ち上げているとなれば、国民は民主党を支持して失敗だったと既に学習済みであろうから、同じ過ちを繰り返さないで欲しいものである。
(2012/09/24)