誤認解消。
離脱していたKATO製国鉄101系ツヌ104F(Mc159:旧製品+弁天橋区仕様)が10両編成に復帰し再出場した。
次期改修編成はツヌ123F(Tc78:弁天橋区仕様+旧製品)で内定していたが急遽入場順を差し替えた。
元クモハ101-154(廃車:元ツヌ116F)の穴を埋めた旧クモハ101-159(旧製品)に代わり新クモハ101-159(旧製品)が竣工している。
↓
国鉄101系ツヌ104F (1986/4)。
[ツヌ104F]:Mc159-M'185-T263-T'c35+Mc165-M'200-T259_Tc75-M118-M'c133。
※旧製品+弁天橋区仕様:前面窓支持色変更施工編成。
◆車体改修,クモハ101-159 車体振替。
国鉄101系クモハ100形0番代,クモハ100形0番代のATS-BS併設車は少数派だった。
新製搭載された車両はクモハ101-192,クモハ101-193,クモハ101-194,クモハ101-195,クモハ101-196に限られる。
何れもモハ100形800番代がユニット相手であり中央東線乗入運用を考慮したものだと思われる。
その他は全て後年の施工で中野区,津田沼区所属車も例外ではなかった。
かつて津田沼区には列車線直通運用が存在したが手元の資料ではクハ101形,クハ100形を先頭車両とする編成しか確認できない。
理由は不明だが1969年代に行われたATS-S形追設工事はクハ101形,クハ100形に集中している。
従って中野区,津田沼区所属車に於けるクモハ101形,クモハ100形ATS-BS併設車は珍しい存在だった。
そのATS-BS併設車だが車歴表を辿るとクモハ101形よりもクモハ100形が先に姿を消していた。
各々中野区:クモハ100-163(1984年3月:廃車),津田沼区:クモハ100-123(1982年5月:武蔵小金井区転出)が最終在籍車であった。
対照的にクモハ101形は中野区と津田沼区で異なる展開が繰り広げられた。
中野区所属車は1983年3月にクモハ101-190が廃車され101系そのものも201系での置き換えが進む。
一方津田沼区には1985年3月付でクモハ101-141,クモハ101-159,クモハ101-165,クモハ101-172が転入してきた。
全車弁天橋区からの転属でありクモハ101-140(1982年3月:武蔵小金井区転出)以来となるATS-BS併設車が復活している。
だが津田沼~習志野区運用ではATS-S形を必要としないためか全車とも短期間の活躍で終わってしまった。
◆ツヌ104F:Mc159-M'185-T263-T'c35+Mc165-M'200-T259_Tc75-M118-M'c133(1986/4)。
◆ツヌ107F:Mc141-M'144-T245-T'c34+Tc83-M230-M'224-T105-M237-M'c175(1986/4)。
◆ツヌ110F:Mc172-M'216-T247-T'c53+Tc85-M235-M'229-T230-M232-M'c171(1986/4)。
ツヌ116F。
※旧製品:前面窓支持色変更施工編成。
ツヌ104Fは長期保留車だったモハ100-158(ツヌ118F:Mc155←旧ツヌ118F:旧製品)の救済を組成名目とした。
2018年7月に投入した十四代目ツヌ118F(Mc155)では最後まで転用先が見当たらなかった車両である。
折しもカノ1F(Mc178:旧製品)を皮切りとする旧製品運転台付先頭車両での前面窓支持色変更に手応えを感じた時期だった。
モハ100-158(ツヌ118F)と塗装被膜を揃えるべく旧製品車両による10両編成化が決定し2019年7月付で出場を迎えている。
但しクモハ101-165だけは黄色5号LP411前照灯増強を兼ねクモハ101-170Assy車体組立車(Mc170:弁天橋区仕様)が充当された。
旧製品車両9両も出自が揃っておらず改修対象ではあったが新ツヌ116F(T'c91:旧製品)の煽りを受け急遽入場を前倒しした。
↓
クモハ101-159 [27C 飯田橋]:車体振替施工車。
※旧製品。
改修入場中に車体破損が発覚した旧クモハ101-154(旧ツヌ116F:旧製品)は旧クモハ101-159用車体を転用し復旧を図った。
その代わりツヌ104Fに欠車が生じてしまい新クモハ101-159の復帰と車体改修を並行する方針へ転換した。
旧クモハ101-159(←クモハ101-155:ツヌ118F)は車歴表を見落としたためATS[B]標記のまま竣工させていた。
ツヌ101F-1(Mc193)の改修時に齟齬が判明し新クモハ101-159用種車にはクハ101-75(ツヌ118F←元クハ101-75:旧製品)を充てた。
LP411前照灯だけが目当てだった元クハ101-75だがATS[BS]標記印刷が物を言い新クモハ101-159の代替竣工に貢献している。
なお形式変更は元クモハ101-159(元ツヌ104F)用部品を全面流用する新クモハ101-154(ツヌ116F)に準じた方式とした。
[[千ツヌ][定員136]]:クモハ101-165。
[[千ツヌ 定員136]]:クモハ101-148(ツヌ105F)。
[[千ツヌ 定員136]]:クモハ101-148(ツヌ101F-2)。
ツヌ105F(Mc154)用組成準備車である二代目弁天橋区仕様(Mc170)より[南テシ]電略標記印刷消去方式を一部変更した。
本格施工第一号車となったクモハ101-165だが詰めが甘く[千ツヌ 定員136]標記インレタ周囲には黒ずみが残っていた。
追って竣工したクモハ101-148(ツヌ105F←クモハ101-170:Mc170)よりも見附に劣る逆転現象が生じていたため修正を行った。
ペイントリムーバー式による[南テシ 定員136]標記跡への負荷を考慮しユニクリーナー式で除去に挑んでいる。
黄色5号車両では悉く跳ね返されてきたユニクリーナー式印刷消去だが微修正には有効であった。
但しクモハ101-148(ツヌ101F-2:Mc148←クモハ100-170:Mc170)での再転写が響きインレタは[千ツヌ]+[定員136]へ変更となった。
経年劣化が伺えたユニットカバーとモーター支持部品(モハ100-200)。
モハ100-200(旧製品)用動力ユニットの整備では硬化していたユニットカバー及びモーター支持部品が引っ掛かった。
この動力ユニットはモハ100-31(トタムコ3F:Mc78)から旧モハ100-808(旧ツヌ101F-2:Mc154)へと流転した2ndLOT品である。
当然旧製品LOT動力ユニットよりも経年が浅く突如現れたプラスチック部品の変質は予想外であった。
念のため分解,組立時には嵌合爪付近へドライヤーを吹き付ける破損防止策を採っている。
また加減速度低下が著しくクモハ101-170(ツヌ105F:動力ユニット搭載車)に続きモーター用マグネット位置修正を行った。
性能復元こそ果たせたものの全く説得力に欠ける対策と言え経過観察は欠かせないと思われる。
ライトスイッチ部品移動対策を強化したライト基板後端部(クハ101-75)。
新ツヌ116Fまで続行していた運転台付中間組込車の再生産品LOT床板更新だがクハ101形,クハ100形に限り一旦中断となった。
先頭車両の旧製品LOT床板振替推進により現行LOTクハ101形,クハ100形用床板は捻出不可能な状況に陥った。
止むを得ずクハ101-75,クハ100-35(ツヌ104F:旧製品)は床板更新を先送りとし旧製品LOT床板が継続使用されている。
これに乗じて将来の保管品不足が確実視される旧製品LOT床板用導電板予備車に指定した。
集電性能には運転台側の跳ね上がり角度が関わっていると思われ両車とも寝ていた導電板を整形した。
更にクハ101-75(ツヌ104F)ではライト基板裏面後端部を薄型化するライトスイッチ部品摺動抵抗軽減策試行に踏み切った。
苦しめられた台枠表面への錆粉付着(サハ101-259)。
改修入場の主工程である老朽化対策は長尺ウエイト装着車全てが錆取り作業まで発展した。
十七代目ツヌ118F(旧製品→ツヌ118F:Mc155)以来続くウエイト防錆対策は如何せん時間を要する。
特に白濁を生じさせ易いクリーナー式が採用できない台枠表面の清掃は錆粉除去に難航した。
加えてモハ100-185,サハ101-259(旧製品)用ウエイトでは湾曲が確認され作業効率低下に直結している。
モハ101-118,サハ101-263(旧製品)でもDT21非動力台車締結安定性改善や導電板整形等の付帯工程が付いて廻った。
全形式には対応出来ないがそろそろ廃車発生品との交換を考える時期に差し掛かっていると思う。
ツヌ125F,ツヌ104F。
※旧製品:前面窓支持色変更施工編成。
カノ1F。
※旧製品:第一次前面窓支持色変更試作編成。
今更ながらクモハ100-133(旧製品)の前面窓支持色変更施工に失敗していたと気付き修正を行った。
各所で多用しているガンダムマーカーだが前面窓セルからのインク剥離は容易ではなかった。
どうにか爪楊枝やプラスチックドライバーで除去へと持ち込んだものの新たに発生した擦過痕が相殺する結果となった。
ただ俯瞰では余り目立ち難い箇所のためか初出場時よりも前面見附は改善されたように思える。
前面窓支持色変更試作編成に属するカノ1F,ラシ105F(Mc148:旧製品)では慎重な作業を心掛けた。
ツヌ125F(Tc48:旧製品),新ツヌ116Fとの狭間に出場したツヌ104Fでは何処か油断があったのかもしれない。
↓
ツヌ104Fサイドビュー(クモハ101-159:車体振替施工車)。
※旧製品:クハ101-75改装車。
ツヌ116Fサイドビュー(クモハ101-154:車体振替施工車)。
※旧製品:クモハ101-155改装車。
車体振替を伴った入場だったが新ツヌ104Fの編成見附は殆ど変わっていない。
だがATS[B]標記からATS[BS]標記へと改められた新クモハ101-159が復活する等収穫のある施工内容となった。
ATS標記については詳細を確認しないまま竣工させた車両が多く今後も類似の場面に出会す機会があると思う。
ツヌ104Fではたまたまクハ101-75(ツヌ118F)に救われ車体振替によるATS標記変更が実現した。
今後はATS標記印刷消去に迫られる確率が高まったがクモハ101-165での塗装被膜修正方式を参考とする。
ペイントリムーバー式での深追いはせず早目にユニクリーナー式へ切り替える方向である。
離脱していたKATO製国鉄101系ツヌ104F(Mc159:旧製品+弁天橋区仕様)が10両編成に復帰し再出場した。
次期改修編成はツヌ123F(Tc78:弁天橋区仕様+旧製品)で内定していたが急遽入場順を差し替えた。
元クモハ101-154(廃車:元ツヌ116F)の穴を埋めた旧クモハ101-159(旧製品)に代わり新クモハ101-159(旧製品)が竣工している。
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国鉄101系ツヌ104F (1986/4)。
[ツヌ104F]:Mc159-M'185-T263-T'c35+Mc165-M'200-T259_Tc75-M118-M'c133。
※旧製品+弁天橋区仕様:前面窓支持色変更施工編成。
◆車体改修,クモハ101-159 車体振替。
国鉄101系クモハ100形0番代,クモハ100形0番代のATS-BS併設車は少数派だった。
新製搭載された車両はクモハ101-192,クモハ101-193,クモハ101-194,クモハ101-195,クモハ101-196に限られる。
何れもモハ100形800番代がユニット相手であり中央東線乗入運用を考慮したものだと思われる。
その他は全て後年の施工で中野区,津田沼区所属車も例外ではなかった。
かつて津田沼区には列車線直通運用が存在したが手元の資料ではクハ101形,クハ100形を先頭車両とする編成しか確認できない。
理由は不明だが1969年代に行われたATS-S形追設工事はクハ101形,クハ100形に集中している。
従って中野区,津田沼区所属車に於けるクモハ101形,クモハ100形ATS-BS併設車は珍しい存在だった。
そのATS-BS併設車だが車歴表を辿るとクモハ101形よりもクモハ100形が先に姿を消していた。
各々中野区:クモハ100-163(1984年3月:廃車),津田沼区:クモハ100-123(1982年5月:武蔵小金井区転出)が最終在籍車であった。
対照的にクモハ101形は中野区と津田沼区で異なる展開が繰り広げられた。
中野区所属車は1983年3月にクモハ101-190が廃車され101系そのものも201系での置き換えが進む。
一方津田沼区には1985年3月付でクモハ101-141,クモハ101-159,クモハ101-165,クモハ101-172が転入してきた。
全車弁天橋区からの転属でありクモハ101-140(1982年3月:武蔵小金井区転出)以来となるATS-BS併設車が復活している。
だが津田沼~習志野区運用ではATS-S形を必要としないためか全車とも短期間の活躍で終わってしまった。
◆ツヌ104F:Mc159-M'185-T263-T'c35+Mc165-M'200-T259_Tc75-M118-M'c133(1986/4)。
◆ツヌ107F:Mc141-M'144-T245-T'c34+Tc83-M230-M'224-T105-M237-M'c175(1986/4)。
◆ツヌ110F:Mc172-M'216-T247-T'c53+Tc85-M235-M'229-T230-M232-M'c171(1986/4)。
ツヌ116F。
※旧製品:前面窓支持色変更施工編成。
ツヌ104Fは長期保留車だったモハ100-158(ツヌ118F:Mc155←旧ツヌ118F:旧製品)の救済を組成名目とした。
2018年7月に投入した十四代目ツヌ118F(Mc155)では最後まで転用先が見当たらなかった車両である。
折しもカノ1F(Mc178:旧製品)を皮切りとする旧製品運転台付先頭車両での前面窓支持色変更に手応えを感じた時期だった。
モハ100-158(ツヌ118F)と塗装被膜を揃えるべく旧製品車両による10両編成化が決定し2019年7月付で出場を迎えている。
但しクモハ101-165だけは黄色5号LP411前照灯増強を兼ねクモハ101-170Assy車体組立車(Mc170:弁天橋区仕様)が充当された。
旧製品車両9両も出自が揃っておらず改修対象ではあったが新ツヌ116F(T'c91:旧製品)の煽りを受け急遽入場を前倒しした。
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クモハ101-159 [27C 飯田橋]:車体振替施工車。
※旧製品。
改修入場中に車体破損が発覚した旧クモハ101-154(旧ツヌ116F:旧製品)は旧クモハ101-159用車体を転用し復旧を図った。
その代わりツヌ104Fに欠車が生じてしまい新クモハ101-159の復帰と車体改修を並行する方針へ転換した。
旧クモハ101-159(←クモハ101-155:ツヌ118F)は車歴表を見落としたためATS[B]標記のまま竣工させていた。
ツヌ101F-1(Mc193)の改修時に齟齬が判明し新クモハ101-159用種車にはクハ101-75(ツヌ118F←元クハ101-75:旧製品)を充てた。
LP411前照灯だけが目当てだった元クハ101-75だがATS[BS]標記印刷が物を言い新クモハ101-159の代替竣工に貢献している。
なお形式変更は元クモハ101-159(元ツヌ104F)用部品を全面流用する新クモハ101-154(ツヌ116F)に準じた方式とした。
[[千ツヌ][定員136]]:クモハ101-165。
[[千ツヌ 定員136]]:クモハ101-148(ツヌ105F)。
[[千ツヌ 定員136]]:クモハ101-148(ツヌ101F-2)。
ツヌ105F(Mc154)用組成準備車である二代目弁天橋区仕様(Mc170)より[南テシ]電略標記印刷消去方式を一部変更した。
本格施工第一号車となったクモハ101-165だが詰めが甘く[千ツヌ 定員136]標記インレタ周囲には黒ずみが残っていた。
追って竣工したクモハ101-148(ツヌ105F←クモハ101-170:Mc170)よりも見附に劣る逆転現象が生じていたため修正を行った。
ペイントリムーバー式による[南テシ 定員136]標記跡への負荷を考慮しユニクリーナー式で除去に挑んでいる。
黄色5号車両では悉く跳ね返されてきたユニクリーナー式印刷消去だが微修正には有効であった。
但しクモハ101-148(ツヌ101F-2:Mc148←クモハ100-170:Mc170)での再転写が響きインレタは[千ツヌ]+[定員136]へ変更となった。
経年劣化が伺えたユニットカバーとモーター支持部品(モハ100-200)。
モハ100-200(旧製品)用動力ユニットの整備では硬化していたユニットカバー及びモーター支持部品が引っ掛かった。
この動力ユニットはモハ100-31(
当然旧製品LOT動力ユニットよりも経年が浅く突如現れたプラスチック部品の変質は予想外であった。
念のため分解,組立時には嵌合爪付近へドライヤーを吹き付ける破損防止策を採っている。
また加減速度低下が著しくクモハ101-170(ツヌ105F:動力ユニット搭載車)に続きモーター用マグネット位置修正を行った。
性能復元こそ果たせたものの全く説得力に欠ける対策と言え経過観察は欠かせないと思われる。
ライトスイッチ部品移動対策を強化したライト基板後端部(クハ101-75)。
新ツヌ116Fまで続行していた運転台付中間組込車の再生産品LOT床板更新だがクハ101形,クハ100形に限り一旦中断となった。
先頭車両の旧製品LOT床板振替推進により現行LOTクハ101形,クハ100形用床板は捻出不可能な状況に陥った。
止むを得ずクハ101-75,クハ100-35(ツヌ104F:旧製品)は床板更新を先送りとし旧製品LOT床板が継続使用されている。
これに乗じて将来の保管品不足が確実視される旧製品LOT床板用導電板予備車に指定した。
集電性能には運転台側の跳ね上がり角度が関わっていると思われ両車とも寝ていた導電板を整形した。
更にクハ101-75(ツヌ104F)ではライト基板裏面後端部を薄型化するライトスイッチ部品摺動抵抗軽減策試行に踏み切った。
苦しめられた台枠表面への錆粉付着(サハ101-259)。
改修入場の主工程である老朽化対策は長尺ウエイト装着車全てが錆取り作業まで発展した。
十七代目ツヌ118F(旧製品→ツヌ118F:Mc155)以来続くウエイト防錆対策は如何せん時間を要する。
特に白濁を生じさせ易いクリーナー式が採用できない台枠表面の清掃は錆粉除去に難航した。
加えてモハ100-185,サハ101-259(旧製品)用ウエイトでは湾曲が確認され作業効率低下に直結している。
モハ101-118,サハ101-263(旧製品)でもDT21非動力台車締結安定性改善や導電板整形等の付帯工程が付いて廻った。
全形式には対応出来ないがそろそろ廃車発生品との交換を考える時期に差し掛かっていると思う。
ツヌ125F,ツヌ104F。
※旧製品:前面窓支持色変更施工編成。
カノ1F。
※旧製品:第一次前面窓支持色変更試作編成。
今更ながらクモハ100-133(旧製品)の前面窓支持色変更施工に失敗していたと気付き修正を行った。
各所で多用しているガンダムマーカーだが前面窓セルからのインク剥離は容易ではなかった。
どうにか爪楊枝やプラスチックドライバーで除去へと持ち込んだものの新たに発生した擦過痕が相殺する結果となった。
ただ俯瞰では余り目立ち難い箇所のためか初出場時よりも前面見附は改善されたように思える。
前面窓支持色変更試作編成に属するカノ1F,ラシ105F(Mc148:旧製品)では慎重な作業を心掛けた。
ツヌ125F(Tc48:旧製品),新ツヌ116Fとの狭間に出場したツヌ104Fでは何処か油断があったのかもしれない。
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ツヌ104Fサイドビュー(クモハ101-159:車体振替施工車)。
※旧製品:クハ101-75改装車。
ツヌ116Fサイドビュー(クモハ101-154:車体振替施工車)。
※旧製品:クモハ101-155改装車。
車体振替を伴った入場だったが新ツヌ104Fの編成見附は殆ど変わっていない。
だがATS[B]標記からATS[BS]標記へと改められた新クモハ101-159が復活する等収穫のある施工内容となった。
ATS標記については詳細を確認しないまま竣工させた車両が多く今後も類似の場面に出会す機会があると思う。
ツヌ104Fではたまたまクハ101-75(ツヌ118F)に救われ車体振替によるATS標記変更が実現した。
今後はATS標記印刷消去に迫られる確率が高まったがクモハ101-165での塗装被膜修正方式を参考とする。
ペイントリムーバー式での深追いはせず早目にユニクリーナー式へ切り替える方向である。