脱却。
KATO製JR103系サハ103-269以降ラシ336F(Tc433←ラシ336F-2:T359,ラシ336F-3:T269)は動きが止まっていた。
ようやくKATO製クハ103-433,クハ103-434(ラシ336F-2:塗装変更車)の車体更新が完了し装いも新たに再出場となった。
なお変則的なプロトタイプ設定が絡み2社3種混結となる11両体制は変更されていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2b/f6896062eb719a6c259b1fccee23fd8b.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/23/6ed2af03e3d73645d0b5e33233b3824e.jpg)
JR103系ラシ336F (1993/10,1995/4)。
[ラシ336F-2]:Tc433-[M142]-[M'267]-[T346]-[M534]-[M'690]-T359-[M560]-[M'716]-Tc434。
[ラシ336F-3]:(Tc433-[M142]-[M'267]-)[T269](-[M534]-[M'690]-)([T346])(-[M560]-[M'716]-Tc434)。
◆クハ103-433,クハ103-434 車体更新,モハ102-267 AU75B(M)冷房機換装。
習志野区のJR103系が36編成体制に達したのは1988年11月である。
ラシ336F(Tc277)の配置を以て101系ラシ104F(Mc136),ラシ105F(Mc148)は引退の時を迎える。
翌1988年12月から津田沼区運用は全て103系持ちに変更された。
ところが1988年12月5日に東中野駅構内で追突事故が発生しラシ336Fは運用離脱を余儀なくされた。
応急的にラシ337F(Mc69)を組成し急場を凌いだが三鷹区への運用移管により35編成体制となった。
これ以降[ラシ336F]は長らく欠番になっていたが約2年11箇月後の1991年11月に復活する。
輸送力増強名目で久々に登場したラシ336F(Tc433)は全車松戸区からの転入車で構成された。
◆ラシ336F:Tc277-M334-M'490-T326-M21-M'21-T327-M336-M'492-Tc278(1988/12)。
◆ラシ336F:Tc433-[M142]-[M'267]-[T346]-M534-M'690-T359-M560-M'716-Tc434(1992/4)。
特筆される点は1992年10月にモハ103-560+モハ102-716が車両更新工事を受けた事である。
1976年度製造車への車両更新工事施工は異例でありモハ103-534+モハ102-690と共に珍しい存在となった。
しばらく動きの無かったラシ336Fだが1995年1月に習志野区へ復帰したサハ103-269が組み込まれた。
最後まで未更新車で残っていたサハ103-359は編成を外れサハ103-346が7号車へ異動している。
◆ラシ336F:Tc433-[M142]-[M'267]-[T269]-[M534]-[M'690]-[T346]-[M560]-[M'716]-Tc434(1995/4)。
1988年10月の編成番号再編によりラシ336Fは新ラシ326F(Tc433)へ繰り上がった。
組成も旧ラシ336Fを受け継ぎクハ103-433,クハ103-434を除く8両が車両更新工事施工車で占められていた。
しかし2000年4月を最後に運用から外され翌2000年5月には全車揃って廃車されている。
当時習志野区には未更新車が多数在籍していたが編成異動に至らなかったのは検査期限都合だと思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ed/d9fc3621ec6ae0fa52e940d6ce1387ea.jpg)
旧ラシ336F-2。
2014年4月に初出場したラシ336F-2(T359)は10両編成化まで約1箇月を要している。
第一陣はモハ103-560+モハ102-716,サハ103-346,サハ103-359で新製投入のKATO製量産冷房車で揃えられた。
だがモハ103-534+モハ102-690にはTOMIX製旧製品旧モハ103-688+旧モハ102-844(元ラシ305F-1:Tc47)が充当される。
グリーンマックス製モハ103-142+モハ102-267はグリーンマックス製スプレーの色温度に恵まれず黄色1号を纏って竣工した。
最後を飾るクハ103-433,クハ103-434(←クハ103-281,クハ103-282高運転台ATC準備車:Tc281)も黄色1号での仕上がりとなる。
既にクハ103-272高運転台ATC車(Tc272:黄色5号)は入手困難に陥っており塗装変更車の起用は致し方ない選択であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3d/783e0e5018276930038f507ca57466ed.jpg)
モハ103-534(車両更新車)。
時間を割いた割にラシ336F-2は寄せ集め感が強く現れる冴えない編成見附で登場した。
2014年3月にはKATO製一般形モハ102-188(廃車:元Mc125)を復籍させた旧サハ103-269(ラシ336F-3:T269)が竣工する。
その後2014年12月に竣工した旧サハ103-346(ラシ336F-2)が加わりラシ336F(Tc433)は一時12両体制まで膨れ上がった。
黄色1号車両の再塗装こそ行われたが依然として3社4種混結となる乱れた編成見附には変化が無かった。
後に編成内のメーカーを極力揃える方針が決定しモハ103-534+モハ102-690はKATO製へ置き替えられる。
車両更新が実施されたモハ103-534+モハ102-690は実質的なラシ336F(Tc433)の見附改善第一陣となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/bf/8d77263e36fd134436b81cfc3c1ae05e.jpg)
サハ103-269(ラシ336F-3:車体更新車)。
※KATO製一般形。
同じ2018年8月にはモハ103-560+モハ102-716,サハ103-346,サハ103-359の車体改修を試行した。
KATO製103系量産冷房車での側面窓セル窓サッシ印刷補修と簡易式改番廃止はこの4両が嚆矢であった。
車両更新及び車体改修より前の2014年4月付で旧サハ103-269はサハ103-196(ラシ305F-3:Tc260)へ改番異動していた。
だが貴重なSC24形インバータ給電式AU712冷房改造車だったため同月中に再登場させている。
しかしサハ103-269も塗装変更車であり車体更新を終えた旧サハ103-196(元ラシ305F-3)にてメーカー塗装車体へと改めた。
2019年4月以降はクハ103-433,クハ103-434だけが塗装変更車で残る状態まで編成見附が改善されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/e1/a4d0b48b24861f947e0710b51e1cf810.jpg)
サハ103-359(車体振替施工車)。
ラシ336F(Tc433)は何故か他編成の動向に左右される車両が極端に多かった。
側扉窓明灰色Hゴム支持車だったサハ103-359は旧モハ102-735(旧ラシ320F:Tc779)と車体を振り替えた。
サハ103-359の車体振替はサハ103-497(ラシ307F-2:M136)の塗装変更車体廃止が施工名目であった。
またサハ103-346(ラシ336F-2)もサハ103-311(ラシ319F:Tc463)の更新に伴いラシ336F(Tc433)を去っている。
車体は置き換えていないがモハ103-142用屋根板はモハ103-162(ラシ325F:Tc461)との相互交換品である。
AU75系冷房機の全高が揃わなくなったモハ102-267は今入場でKATO製AU75B(M)冷房機と交換しモハ103-142との見附を整えた。
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クハ103-434 [29C 御茶ノ水]:前照灯照度向上対策再施工車。
※現行LOT前面窓セル装着車。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c9/91f8dbdec39d1ad0e9e7ca9dd6df9f82.jpg)
クハ103-780 [17C 三鷹]:ラシ305F-2(前照灯照度向上対策施工車)。
※旧LOT前面窓セル装着車。
なかなか車体更新に踏み出せなかったクハ103-433,クハ103-434だが遂にクハ103-272,クハ103-272(Tc272)の回着が実現する。
部品類は旧クハ103-433,旧クハ103-434から流用しており前面窓縦桟とワイパーには銀色再現が残された。
行先表示類に変更は無くクハ103-828,クハ103-828(旧ラシ310F:Tc828)時代の[御茶ノ水]表示編成を受け継いでいる。
なお前照灯用電球前進式照度向上対策が今ひとつの結果に終わったクハ103-434は再出場前に修正を試みた。
車体更新直後よりも確実に前照灯光量は増大したがまだクハ103-433の水準には届いていない。
前照灯用プリズムの固定は廃止しており折を見て電球ライト基板更新に取り掛かる予定である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c0/64743f930f8f218aea0640fc55da90f6.jpg)
ラシ321F,ラシ336F-2 (車両更新車,車体更新車)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f5/eae29a0d4b16d33a84e6c1980243d39c.jpg)
ラシ319F。
クハ103-433,クハ103-434の車体更新を以てラシ336F(Tc433)から塗装変更車が全廃された。
雑多な組成だったラシ336F(Tc433)であるが約5年8箇月の月日を経て完成形に辿り着いている。
途中での車両更新が幸いし廃車は旧クハ103-433,旧クハ103-434,旧サハ103-269に留まった。
元サハ103-269だけは解体されたものの元クハ103-433,元クハ103-434には部品取車の役割が与えられている。
ラシ336F(Tc433)の再出場によりクハ103形高運転台ATC車(塗装変更車)編成は3本まで減少した。
当然車両更新車,車体更新車の仕上がりには到底敵わず今後もクハ103-272を積極導入する予定である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a2/b059943e1a981ee442e1b3306d812839.jpg)
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ラシ336F-2サイドビュー(クハ103-433:車体更新車)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/3f/82ea30bdc5cff7e2e6205e8623119fd0.jpg)
ラシ334Fサイドビュー(クハ103-295:車体更新車)。
ただクハ103形習志野区仕様の車両更新,車体更新にはJRマークインレタ転写が欠かせない工程となる。
前面用はまだTOMIX製旧製品インレタで賄えるが側面用だけはTOMIX製High-Grade製品付属インレタしか残っていない。
頼りにしてきたTOMIX製High-Grade製品付属インレタは経年による転写力低下が発生しつつある。
そのためクハ103-433,クハ103-434双方とも皺や歪みが見られるがここだけは見切った。
残数も更新対象車数を下廻りクハ103-272の投入だけでは済まされない状況に追い込まれた。
新たな側面用JRマークインレタの入手が喫緊の課題と言え更新に影響しない事を祈る。
KATO製JR103系サハ103-269以降ラシ336F(Tc433←ラシ336F-2:T359,ラシ336F-3:T269)は動きが止まっていた。
ようやくKATO製クハ103-433,クハ103-434(ラシ336F-2:塗装変更車)の車体更新が完了し装いも新たに再出場となった。
なお変則的なプロトタイプ設定が絡み2社3種混結となる11両体制は変更されていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2b/f6896062eb719a6c259b1fccee23fd8b.jpg)
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JR103系ラシ336F (1993/10,1995/4)。
[ラシ336F-2]:Tc433-[M142]-[M'267]-[T346]-[M534]-[M'690]-T359-[M560]-[M'716]-Tc434。
[ラシ336F-3]:(Tc433-[M142]-[M'267]-)[T269](-[M534]-[M'690]-)([T346])(-[M560]-[M'716]-Tc434)。
◆クハ103-433,クハ103-434 車体更新,モハ102-267 AU75B(M)冷房機換装。
習志野区のJR103系が36編成体制に達したのは1988年11月である。
ラシ336F(Tc277)の配置を以て101系ラシ104F(Mc136),ラシ105F(Mc148)は引退の時を迎える。
翌1988年12月から津田沼区運用は全て103系持ちに変更された。
ところが1988年12月5日に東中野駅構内で追突事故が発生しラシ336Fは運用離脱を余儀なくされた。
応急的にラシ337F(Mc69)を組成し急場を凌いだが三鷹区への運用移管により35編成体制となった。
これ以降[ラシ336F]は長らく欠番になっていたが約2年11箇月後の1991年11月に復活する。
輸送力増強名目で久々に登場したラシ336F(Tc433)は全車松戸区からの転入車で構成された。
◆ラシ336F:Tc277-M334-M'490-T326-M21-M'21-T327-M336-M'492-Tc278(1988/12)。
◆ラシ336F:Tc433-[M142]-[M'267]-[T346]-M534-M'690-T359-M560-M'716-Tc434(1992/4)。
特筆される点は1992年10月にモハ103-560+モハ102-716が車両更新工事を受けた事である。
1976年度製造車への車両更新工事施工は異例でありモハ103-534+モハ102-690と共に珍しい存在となった。
しばらく動きの無かったラシ336Fだが1995年1月に習志野区へ復帰したサハ103-269が組み込まれた。
最後まで未更新車で残っていたサハ103-359は編成を外れサハ103-346が7号車へ異動している。
◆ラシ336F:Tc433-[M142]-[M'267]-[T269]-[M534]-[M'690]-[T346]-[M560]-[M'716]-Tc434(1995/4)。
1988年10月の編成番号再編によりラシ336Fは新ラシ326F(Tc433)へ繰り上がった。
組成も旧ラシ336Fを受け継ぎクハ103-433,クハ103-434を除く8両が車両更新工事施工車で占められていた。
しかし2000年4月を最後に運用から外され翌2000年5月には全車揃って廃車されている。
当時習志野区には未更新車が多数在籍していたが編成異動に至らなかったのは検査期限都合だと思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ed/d9fc3621ec6ae0fa52e940d6ce1387ea.jpg)
旧ラシ336F-2。
2014年4月に初出場したラシ336F-2(T359)は10両編成化まで約1箇月を要している。
第一陣はモハ103-560+モハ102-716,サハ103-346,サハ103-359で新製投入のKATO製量産冷房車で揃えられた。
だがモハ103-534+モハ102-690にはTOMIX製旧製品旧モハ103-688+旧モハ102-844(元ラシ305F-1:Tc47)が充当される。
グリーンマックス製モハ103-142+モハ102-267はグリーンマックス製スプレーの色温度に恵まれず黄色1号を纏って竣工した。
最後を飾るクハ103-433,クハ103-434(←クハ103-281,クハ103-282高運転台ATC準備車:Tc281)も黄色1号での仕上がりとなる。
既にクハ103-272高運転台ATC車(Tc272:黄色5号)は入手困難に陥っており塗装変更車の起用は致し方ない選択であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3d/783e0e5018276930038f507ca57466ed.jpg)
モハ103-534(車両更新車)。
時間を割いた割にラシ336F-2は寄せ集め感が強く現れる冴えない編成見附で登場した。
2014年3月にはKATO製一般形モハ102-188(廃車:元Mc125)を復籍させた旧サハ103-269(ラシ336F-3:T269)が竣工する。
その後2014年12月に竣工した旧サハ103-346(ラシ336F-2)が加わりラシ336F(Tc433)は一時12両体制まで膨れ上がった。
黄色1号車両の再塗装こそ行われたが依然として3社4種混結となる乱れた編成見附には変化が無かった。
後に編成内のメーカーを極力揃える方針が決定しモハ103-534+モハ102-690はKATO製へ置き替えられる。
車両更新が実施されたモハ103-534+モハ102-690は実質的なラシ336F(Tc433)の見附改善第一陣となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/bf/8d77263e36fd134436b81cfc3c1ae05e.jpg)
サハ103-269(ラシ336F-3:車体更新車)。
※KATO製一般形。
同じ2018年8月にはモハ103-560+モハ102-716,サハ103-346,サハ103-359の車体改修を試行した。
KATO製103系量産冷房車での側面窓セル窓サッシ印刷補修と簡易式改番廃止はこの4両が嚆矢であった。
車両更新及び車体改修より前の2014年4月付で旧サハ103-269はサハ103-196(ラシ305F-3:Tc260)へ改番異動していた。
だが貴重なSC24形インバータ給電式AU712冷房改造車だったため同月中に再登場させている。
しかしサハ103-269も塗装変更車であり車体更新を終えた旧サハ103-196(元ラシ305F-3)にてメーカー塗装車体へと改めた。
2019年4月以降はクハ103-433,クハ103-434だけが塗装変更車で残る状態まで編成見附が改善されている。
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サハ103-359(車体振替施工車)。
ラシ336F(Tc433)は何故か他編成の動向に左右される車両が極端に多かった。
側扉窓明灰色Hゴム支持車だったサハ103-359は旧モハ102-735(旧ラシ320F:Tc779)と車体を振り替えた。
サハ103-359の車体振替はサハ103-497(ラシ307F-2:M136)の塗装変更車体廃止が施工名目であった。
またサハ103-346(ラシ336F-2)もサハ103-311(ラシ319F:Tc463)の更新に伴いラシ336F(Tc433)を去っている。
車体は置き換えていないがモハ103-142用屋根板はモハ103-162(ラシ325F:Tc461)との相互交換品である。
AU75系冷房機の全高が揃わなくなったモハ102-267は今入場でKATO製AU75B(M)冷房機と交換しモハ103-142との見附を整えた。
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クハ103-434 [29C 御茶ノ水]:前照灯照度向上対策再施工車。
※現行LOT前面窓セル装着車。
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クハ103-780 [17C 三鷹]:ラシ305F-2(前照灯照度向上対策施工車)。
※旧LOT前面窓セル装着車。
なかなか車体更新に踏み出せなかったクハ103-433,クハ103-434だが遂にクハ103-272,クハ103-272(Tc272)の回着が実現する。
部品類は旧クハ103-433,旧クハ103-434から流用しており前面窓縦桟とワイパーには銀色再現が残された。
行先表示類に変更は無くクハ103-828,クハ103-828(旧ラシ310F:Tc828)時代の[御茶ノ水]表示編成を受け継いでいる。
なお前照灯用電球前進式照度向上対策が今ひとつの結果に終わったクハ103-434は再出場前に修正を試みた。
車体更新直後よりも確実に前照灯光量は増大したがまだクハ103-433の水準には届いていない。
前照灯用プリズムの固定は廃止しており折を見て電球ライト基板更新に取り掛かる予定である。
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ラシ321F,ラシ336F-2 (車両更新車,車体更新車)。
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ラシ319F。
クハ103-433,クハ103-434の車体更新を以てラシ336F(Tc433)から塗装変更車が全廃された。
雑多な組成だったラシ336F(Tc433)であるが約5年8箇月の月日を経て完成形に辿り着いている。
途中での車両更新が幸いし廃車は旧クハ103-433,旧クハ103-434,旧サハ103-269に留まった。
元サハ103-269だけは解体されたものの元クハ103-433,元クハ103-434には部品取車の役割が与えられている。
ラシ336F(Tc433)の再出場によりクハ103形高運転台ATC車(塗装変更車)編成は3本まで減少した。
当然車両更新車,車体更新車の仕上がりには到底敵わず今後もクハ103-272を積極導入する予定である。
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ラシ336F-2サイドビュー(クハ103-433:車体更新車)。
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ラシ334Fサイドビュー(クハ103-295:車体更新車)。
ただクハ103形習志野区仕様の車両更新,車体更新にはJRマークインレタ転写が欠かせない工程となる。
前面用はまだTOMIX製旧製品インレタで賄えるが側面用だけはTOMIX製High-Grade製品付属インレタしか残っていない。
頼りにしてきたTOMIX製High-Grade製品付属インレタは経年による転写力低下が発生しつつある。
そのためクハ103-433,クハ103-434双方とも皺や歪みが見られるがここだけは見切った。
残数も更新対象車数を下廻りクハ103-272の投入だけでは済まされない状況に追い込まれた。
新たな側面用JRマークインレタの入手が喫緊の課題と言え更新に影響しない事を祈る。