試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ100-806[ムコ3F-2] 101系0番代2ndLOT側面窓セル交換,動力ユニット搭載施工 (モハ100-808[ムコ10F-2] 改番,ムコ10F-2[Mc193] 廃止)

2018-05-28 21:43:21 | 国鉄/JR101系
異動開始。

KATO製国鉄101系新編成組成による武蔵小金井区,豊田区仕様再編第二弾としてムコ10F-2(Mc193)を廃止する。
ムコ10F-2は基本7両編成をムコ3F-1(Mc78)と都度共用するバリエーション用付属3両編成のみの在籍だった。
廃止決定によりクモハ101-193+モハ100-808+クハ100-22(ムコ10F-2)は一旦保留車へ廻る。


国鉄101系ムコ10F (1978/X)。
[ムコ10F-2]:Mc193-M'808-T'c22(+Mc17-M'31-T36-T'211-T'36-M161-M'c81)。
※イメージ編成(1978/3)。

ムコ10F-2はモハ100形用動力ユニット確保名目で導入したモハ100-808(ムコ10F:Mc194)が宙に浮いたため組成に動いた。
ユニットを組ませるクモハ101-193(ムコ10F)を増備し旧ムコ3F(Mc78)の波動用車両(元ムコ3F-2:Mc193)に充当した。
唯一編成単位で回着したムコ10F(Mc194)は計画通り旧ツヌ110F(Mc194ツヌ110F:Mc195)へと改装された。
この際クハ100-22(旧ツヌ110F)がクハ100-71(ツヌ110F)へ改番されクハ100形電装工事準備車(朱色1号)は一旦消滅した。
クハ100形電装準備工事車(黄色5号)にはクハ100-12(ツヌ115F:Mc144←クハ100-78:ツヌ118F)が在籍している。
当時のクハ100-12はパンタグラフ踏板が撤去された晩年仕様に仕立てていた。
後日原形を保つクハ100形電装準備工事車復活と保守部品確保を兼ねクハ100-22(ムコ10F)の投入を図った。
車両番号こそ異なるが付属3両編成が揃い元ムコ3F-2をムコ10F-2に改め新たな12両体制へ変更している。
◆ムコ10F:Mc194-M'809-T'c22+Mc193-M'808-T40-T209-T’40-M107-M'c806(1978/3)。


入工中のモハ100-808,モハ100-808 (ツヌ101F-1,ムコ10F-2)。

新編成組成へ向け元トタ5F-2(Mc1006)に加えムコ10F-2も廃止となる。
更に保留車5両を組み替え一部を津田沼区仕様へ変更する。
このうち組成都合から2両は津田沼区仕様変更除外が確定した。
まだ新編成用組成準備車は確保出来ていないが先に用途が決定した2両の整備を進める。
現在KATO製101系武蔵小金井区,豊田区仕様は明灰色Hゴム支持車で統一しようと考えている。
入場させるモハ100-808(ムコ10F-2)は101系800番代仕様を引き継ぐ濃灰色Hゴム支持車のまま存置されていた。
保留車同士が組み合わされる新たなユニットは引き続きムコ3F(Mc78)に残留させる予定である。
側面見附を揃えるには明灰色Hゴム支持再現側面窓セルへの交換が必要になった。


窓セルを相互交換したモハ100-808,モハ100-808。

新ユニットはクモハ101形+モハ100形となる。
クモハ101形保留車(朱色1号)はクモハ101-193,クモハ101-1006(元トタ5F-2)とも101系800番代LOT側面窓セル装着車だった。
しかも明灰色Hゴム支持再現側面窓セル供出車をクモハ101形+モハ100形のユニット単位で揃えなければならない。
そこで白羽の矢が立った車両がクモハ101-193+モハ100-808(ツヌ101F-1:Mc193)であった。
クモハ101-193+モハ100-808(ツヌ101F-1)はクモハ100-193,モハ100-809(ムコ10F)を出自とする。
しかしHゴム支持再現統一を狙った2016年4月の入場で101系0番代2ndLOT側面窓セルに交換されていた。
朱色1号混色編成のツヌ101F-1ならばHゴム支持色温度の違いを吸収できる。
保留車の整備をモハ100-808(ムコ10F-2)から開始したため同一番号車両が同時入場する異例の展開になった。




モハ100-808(ツヌ101F-1:101系800番代LOT側面窓セル交換施工)。

モハ100-808(ツヌ101F-1)は[総武・中央線 各駅停車]誤乗防止ステッカーを側扉上に貼付している。
そのため同一車両番号ではあるがムコ10F-2用とツヌ101F-1用を取り違える心配は無い。
共に側面窓セル窓サッシの印刷劣化は生じておらず相互に振替えるだけだった。
101系800番代LOT側面窓セルに交換されたモハ100-808(ツヌ101F-1)は一足先に竣工している。
ツヌ101F-1の明灰色Hゴム支持再現側面窓セル交換施工は経緯を辿れない車両が多い。
ただモハ100-808はモハ100-35(ムコ予備00F:Mc60←モハ100-31:トタムコ3F)との交換記録が残っていた。
よってモハ100-808(元ムコ10F-2)には101系0番代2ndLOT側面窓セルが移設される。


床板の相互交換が図られるモハ100-1006,モハ100-808 (元トタ5F-2,元ムコ10F-2)。

車両異動と並行してモハ100-808(元ムコ10F-2)は暫定的に動力ユニットを搭載させる。
まだ新編成用の動力ユニットが所要となるか判らないが机上の計算では足りるはずだった。
非動力車化が決定しているモハ100-1006(元トタ5F-2)の措置を優先しモハ100-808との床板振替に至った。
しかしここで計算違いが生じる。
ツヌ101F-2(Mc148:弁天橋区仕様+旧製品←旧ツヌ101F)の組成時にモハ100形非動力車用床板が不足した。
この窮地はモハ100形非動力車(武蔵小金井区,豊田区仕様)へのクモハ100形用Assy床板代用で乗り切った。


モハ100形用Assy床板へ交換したモハ100-1006。

後日クモハ100形用床板代用車はモハ100形用Assy床板への復帰を図ったつもりでいた。
バリエーション用だったモハ100-808(ムコ10F-2)はこの施工対象から漏れてしまったらしい。
非動力車化に際しモハ100-1006へクモハ100形用床板を用いる気にはなれなかった。
止むを得ず最後のモハ100形用Assy床板をモハ100-1006に充てた。
DT21非動力台車は予備品が尽きておりモハ100-808からの転用している。
モハ100-1006(元トタ5F-2)は実質的な第一次異動整備を終え暫定竣工となった。




モハ100-1006(元トタ5F-2:モハ100形用床板交換施工)。

残る工程はモハ100-808(元ムコ10F-2)の改番だけになった。
事前にプロトタイプを絞り込んでおり新車両番号はモハ100-806(ムコ3F-2:Mc56)とする。
モハ100-808は改番を伴わない車両番号印刷消去が施されていた。
よって車両番号標記インレタのうち[モハ100-808]までが流用出来る。




[モハ100-80[6]]:2-4位側。

在籍車両では黄色5号車両の割合が非常に高く白文字標記インレタは予備が少ない。
当然改番は節約式とし[モハ100-80]+[6]を組み合わせた。
転写結果は組標記インレタだった[モハ100-808]よりも仕上がりが悪化した。
[モハ100-806]の間が気になるものの標記の平行は保てている。
今後もバリエーション用という扱いには変わらないため再転写は見送った。




モハ100-806(ムコ3F-2:モハ100-808 改番,101系0番代2ndLOT側面窓セル交換,動力ユニット搭載施工)。

そしてムコ3Fの側面見附に近付いたモハ100-806(ムコ3F-2)が竣工した。
現時点では5号車に配される予定だが2号車へ変更されても編成から浮かないと思われる。
新たな代走ユニットは101系800番代LOT側面窓セル車でも構わないと考えていた。
しかし朱色1号の車体ではHゴム支持色温度差が顕著に現れる。
計画を翻し101系0番代2ndLOT側面窓セルへの交換に踏み切った。
3両同日竣工に至ったがムコ3FでのHゴム支持色温度統一が現実味を帯び良い方向に出たと思う。


クモハ101-1006+モハ100-806 (ムコ3F-2:101系800番代LOT側面窓セル装着車+101系0番代2ndLOT側面窓セル装着車)。

モハ100-806のユニット相手はクモハ101-1006を種車に起用する。
そのクモハ100-1006は101系800番代LOT側面窓セルへの交換を行ったばかりだった。
だが短期間で再び101系0番代2ndLOT側面窓セル装着車に変更される。
トタ冷房5F(Mc198)のHゴム支持色温度統一に相応しいと思えたクモハ101-1006への措置は拙速だったらしい。
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