試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-104[ツヌ116F-2] (元サハ100-99[元ツヌ113F] サハ101形0番代編入,屋根板交換,床板装着施工) ※'再生産品

2016-11-07 21:23:33 | 国鉄/JR101系
自由度。

KATO製国鉄101系ツヌ118F(Mc155:再生産品)の回着により元サハ100-99(元ツヌ113F)はサハ101形0番代復帰が可能になった。
元サハ100-99はサハ101-108(ツヌ118F:十一代目→旧サハ100-99:元ツヌ113F)が種車であり車両番号標記印刷は消去されている。
ツヌ108F(Mc133:再生産品+旧製品)の組成へ着手する前に元サハ100-99を入場させた。


国鉄101系元サハ100-99(元ツヌ113F)。
※再生産品。

旧サハ100-99(再生産品)はエンド標記印刷消去に失敗しツヌ113F(Tc74:再生産品+旧製品)の出場直前に車体更新された。
保留車へ廻った後は一時的にサハ101形0番代用床板を履かせていた。
その後サハ101-88(ツヌ113F:旧製品←サハ101-267:旧ツヌ122F)に再供出され適合する床板が無くなっていた。
十二代目ツヌ118Fの第一次整備で捻出されたサハ101形0番代用床板を充当し漸く元サハ100-99用部品一式が揃った。
サハ101形0番代再編入への課題はエンド標記印刷消去痕を誤魔化すことである。


入工中の元サハ100-99。

元サハ100-99用屋根板は種車由来の現行LOT品が装着されておりこれを旧製品LOT屋根板へ振替える。
旧製品LOT側面窓セル交換と並びサハ101形0番代編入の必要条件だった。
波動用での竣工となるが旧製品車両が中心の編成に組み込むため外観統一には欠かせない。
保管品から残り少なくなった旧製品LOT屋根板を持ち出した。


ベンチレーターを移設した屋根板 (現行LOT屋根板,旧製品LOT屋根板)。

旧製品LOT屋根板は残1になり今後振替え可能な車両が限られる。
ただ新たに旧製品編成へ組み込む車両が登場する可能性は低いと思う。
ベンチレーターは保管品残数都合もあり移設とした。
新たにAssyベンチレーターを確保できたためベンチレーターは多少増加している。
それでも不足気味で今後を考慮し流用した。


旧製品LOT屋根板化された元サハ100-99。

屋根板交換により1両だけ色温度が異なる編成見附は防げる。
車体塗装仕上げがやや異なるものの入場待の十二代目ツヌ118Fよりも新旧LOT差は目立たない。
車体の部品交換は以上で終了し形式変更工程に移った。
節約式改番を採用するため[サハ100-99]までは存置される。


[サハ100-99]:2-4位側。

新たな車両番号はサハ101-104とする。
苦手な[4]標記を含む車両番号になったが津田沼区で1980年代まで在籍したサハ101形から選択した。
サハ101-104は1969年3月に品川区から転入し1982年7月に廃車されるまで津田沼区を離れなかった車両である。
所属するサハ101形は二桁車両番号が多く今回は三桁を条件とした。
インレタの組み合わせは[サハ10]+[1]+[-]+[1]+[0]+[4]で使い残した組標記を活用した。
各シートに散らばっている数字を消費するのが目的で多少のフォント太さ違いは見切っている。
余剰組標記を混用するため当然ながら転写水準は下げた。
但し[サハ101-104]だけは拘り少しでも苦手意識を緩和する。


[サハ10[1][-][1][0][4]]:2-4位側。

2-4位側の[サハ101-104]は2度失敗したが転写水準が低ければ合格にしていたと思う。
古インレタの余剰組標記起用だった割には上手く並んだと思える。
一方1-3位側は一発で転写を決められた。
この後10両の改番が控えるだけに良い予行演習になってくれた。
続いてエンド標記転写を行った。
転写自体は労しないものの印刷消去痕を如何に誤魔化すかが鍵となる。
既に成形色が透けている箇所があり転用位置よりも隠蔽を優先した。


[2]エンド標記インレタを転写したサハ101-104。

エンド標記インレタのフォントは製品印刷よりも太く隠蔽には向いていた。
一番隠蔽したかった塗装被膜が薄くなった箇所は覆えた出来たと思う。
転写後にバーニッシャーでインレタを潰し気味に擦りフォントを更に太くしている。


モハ100-224+サハ101-104 (エンド標記印刷再現車+エンド標記インレタ再現車)。

旧サハ100-99として竣工した際に小細工をして消去痕を隠そうとした。
今になってこれが裏目に出た気がする。
それでも肝心な箇所は目立たなくなった。
周囲の消去痕も引きで見ると殆ど気にならないと思える。


全工程を終えたサハ101-104。

消去痕隠蔽に安心したせいかサハ100形用エンド標記を残したまま竣工させそうになった。
一時的に4箇所ともエンド標記がある状態になったが竣工直前で気付き慌てて剥離している。
何故[サハ100-99]標記インレタの剥離時に同時施工しなかったのか自分でもよく分からない。




サハ101-104(ツヌ116F-2:元サハ100-99 サハ101形0番代編入,屋根板交換,床板装着施工)。
※再生産品。

結果的に組成計画変更で宙に浮いたサハ101-108Assy車体(ツヌ118F:再生産品)が姿を変えて竣工したことになる。
予定通りツヌ103F-2(Tc66:1985/4)を出場させていれば保留車は生じなかった。
だがそれを波動用というイメージ編成ながら戦列に加えられた。
意地でも保留車を出さないという所期の目的は達成した。
サハ101-104はツヌ116F(T'c91→ツヌ116F-1)を11両体制とし都度組成(ツヌ116F-2:T104)する予定である。
組成バリエーション増加という点では良いサハ101形0番代復帰になったと思う。
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