試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-230[カノ13F] (モハ101-165[元ツヌ131F-1] サハ101形200番代編入,床板交換施工)

2016-06-06 21:26:57 | 国鉄/JR101系
後手。

目下再編中のKATO製国鉄101系カノ20F(Mc53→カノ13F:Mc59)にも塗装変更車を集約するため更なる車両振替へと着手した。
現在カノ20F(塗装変更車+旧製品)構成車で残存する車両はモハ101-192,クハ101-39,サハ101-259(旧製品)である。
当初の計画ではサハ101-259をサハ101-230(カノ13F)へ改番する予定だったが急遽変更となり異動対象車からも外れた。


国鉄101系サハ101-259(カノ20F)。
※旧製品。

サハ101-259に代わりサハ101-230用種車へ充当される車両は塗装変更車のモハ101-165(元ツヌ131F-1:M'c143)である。
ユニット相手のクモハ100-143(元ツヌ131F-1:塗装変更車)は既にクモハ100-191(ラシ107F:Mc202)へ改番異動済だった。
ツヌ131F-1(M'c143)を廃止して以降モハ101-165は異動先が無く保留車へと廻っていたがカノ13Fにて復帰させる。
なおモハ101-68(カノ13F:塗装変更車←旧サハ101-105:旧ラシ104F-1)に続くモハ101形からサハ101形への形式変更車となる。


モハ101-165(元ツヌ131F-1)。
※塗装変更車。

クモハ100-34(カノ13F:塗装変更車)と見附を近付ける名目でモハ101-68用種車は旧サハ101-105(塗装変更車)に決定した。
竣工は塗装変更車集約計画が確定する前だったため今回貴重な[サハ]標記インレタが1組減る事態に陥っている。
形式変更を伴わない旧サハ101-105→サハ101-230,モハ101-165→モハ101-68ならば[サハ]標記インレタ減少は防げた。
保留車用[サハ]標記インレタ確保に目処が立っていなければモハ101-165への車両振替は行えなかったかもしれない。


[[サハ]101-[2][3][0]]。

モハ101-165でも節約式改番が踏襲されゴム系接着剤除去用爪楊枝にて[モハ101-165]を削ぎ落としている。
車両番号標記インレタの組み合わせは[サハ]+[101-]+[2]+[3]+[0]に決まり[サハ101-230]だけ新台紙を起用する方針とした。
先ず[サハ101-165]標記跡へ[サハ101-165]を転写したが経年が低かったせいか1-3位側,2-4位側とも失敗なく切り抜けられた。
続いて古インレタ削減を進めるべくフォント太さの近い73系用高経年台紙に切り替え[サハ101-230]を追加している。


入工中の元サハ101-259,サハ101-230 (元カノ20F,カノ13F)。

次にDT21非動力台車も含めて元サハ101-259用床板へと交換しカノ13F内での黒染車輪劣化均等化を図った。
モハ101-161(トタムコ3F:Mc78)由来の現行LOT相当屋根板が取り付けられていたサハ101-230だが交換は行っていない。
一方サハ101-230へサハ101形200番代用床板を譲った元サハ101-259には元モハ101-165用床板が廻された。
但し[サハ101-230]標記を残したため復帰の際は優先的にサハ101形200番代へ充当する予定である。




サハ101-230(カノ13F:モハ101-165 サハ101形200番代編入,床板交換施工)。
※塗装変更車。

思いの外順調に作業が進んだモハ101-165はサハ101-230(カノ13F:塗装変更車)へ形式変更され竣工した。
なお旧サハ101-105(旧ラシ104F-1)はサハ101-105(元ツヌ131F-1←サハ101-40:ムコ10F)が種車である。
そのため奇遇にも元ツヌ131F-1構成車だった2両が再びカノ13Fで編成を組むまさかの展開に至っている。
2014年7月にサハ101-105とモハ101-165は竣工しており元ツヌ131F-1では柚肌が共通項の8,9号車だった。
しかしカノ13Fでは間にサハ100-17(カノ13F:再生産品←元サハ101-233:ツヌ118F)が配されるため2両は並ばない。
カノ13F最大の訴求点であるサハ100-17(8号車)を優先した竣工順が今入場でも裏目に出る結果となった。




サハ101-230+サハ101-17 (カノ13F:元モハ101-165+元サハ101-233)。
※塗装変更車+再生産品。


意図的にサハ101-230用屋根板を交換しなかった名目はサハ100-17用屋根板色温度と近付けるためである。
かつて各種サハ100形電装準備撤去車を登場させた際元サハ100-38(トタ5F:Tc14)が加工対象となり全て使い果たしてしまった。
結果サハ100-17には元サハ100-40(ムコ10F:Mc194)用屋根板を用いるしかなく旧製品LOT屋根板よりもやや濃灰色となった。
そのためサハ100-17だけが再生産品LOT相当屋根板装着車にならないようサハ101-230(7号車)を緩衝役としている。




元サハ101-259(元カノ20F:床板交換施工)。
※旧製品。

カノ13Fに関連する塗装変更車集約はモハ101-165→サハ101-230を以て打ち止めとなった。
塗装変更車はまだクモハ100-143(元ツヌ131F-1)が残っているが外嵌式尾灯車でもありカノ13Fには組み込めない。
取り敢えずラシ107F(Mc202:塗装変更車+再生産品+旧製品)に続く大規模な車両異動は一区切りが着いた。
そしていよいよカノ20Fの再編は終着点が見えモハ101-192,クハ101-58(カノ20F:旧製品)を残す地点まで到達した。
何れも節約式改番を採用する予定だが高経年台紙から所要標記を探し出す方針で転写が最後の課題になると思う。
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