試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

国鉄101系津田沼電車区116F [T104] 3+7編成 (サハ101-104[ツヌ116F-2] 竣工) ※旧製品+再生産品

2016-11-08 21:20:52 | 国鉄/JR101系出場:総武・中央線
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KATO製国鉄101系元サハ100-99(元ツヌ113F:Tc74)のサハ101形0番代編入を終えた。
竣工したサハ101-104(ツヌ116F-2:再生産品)は波動用扱いで組込時はイメージ編成になる。
原則ツヌ116F(T'c91→ツヌ116F-1:旧製品)へ配しクハ100-91(第二次冷房改造車)と入換え3+7編成を組ませる。


国鉄101系ツヌ116F 第二次冷房改造車組込編成(1979/3)。
[ツヌ116F-1]:Mc154-M'168-T'c60+Tc49-M217-M'210-T'c91_T250-M213-M'c162。
※旧製品。

1979年3月現在の編成表を基にツヌ116F(Mc154)を出場させた。
特徴は3+4-3編成とクハ100-91(第二次冷房改造車)組込である。
しかし後者は自由度を低める要因にもなっていた。
在籍編成では津田沼区仕様3+7非冷房車編成が少なくここをサハ101-104で補完する。


国鉄101系ツヌ116F (1979/X)。
[ツヌ116F-2]:(Mc154-M'168-T'c60+Tc49-M217-M'210-)T104(-T250-M213-M'c162)。
※旧製品+再生産品:イメージ編成(1979/4)。

クハ100-91は1979年4月初旬に中原区へ転出した。
車歴表に従えばツヌ116Fは4月までに改組されたことになる。
どの様に編成替えが行われたか不明でそこを突いた。
1980~1983年の編成表が手元に無く当初からイメージ編成を前提にせざるを得なかった。
これまで積極的にLP402前照灯車の旧製品先頭車両を廃止してきた。
今になってツヌ118F(Mc155:旧製品)の面影を残す全車非冷房車編成がツヌ116F-2(T104)で復活している。


クハ100-91+サハ101-250 (ツヌ116F-1:3+4-3編成)。
※旧製品。


サハ101-104+サハ101-250 (ツヌ116F-2:3+7編成)。
※再生産品+旧製品。

取り敢えずサハ101-104はツヌ116F(Mc154)を11両体制として管理するが随時他編成へも組み込む柔軟な活用を図る。
ツヌ103F(Tc48:弁天橋区仕様+旧製品)もクハ101-35(付随車代用運転台付中間組込車)を含む3-4+3編成である。
プロトタイプはツヌ116Fと同じく1979年3月だがクハ101-48,クハ100-47が先頭に立つ。
4号車へサハ101-104を配置すれば新たな全車非冷房車の7+3編成が組成できる。
サハ101-104を組み込む事により両先頭車両がクハ101形,クハ100形となる7+3編成を仕立てられるようになった。
KATO製101系は早々に変則組成編成出場へ切り替えたため個性の強さが今になって裏目に出た。
結果的に自ら離合に相応しい編成を少なくしてしまった。
特に新金型車体編成への車体更新を終えたツヌ103Fは更に活躍の場を広げたい。
ツヌ116Fを含めた2編成はサハ101-104を起用する機会が増えると思う。


モハ100-224+クハ101-35 (ツヌ103F:3-4+3編成)。
※旧製品。


モハ100-224+サハ101-104 (ツヌ103F/b:7+3編成)。
※旧製品+再生産品。

その他クハ101形,クハ100形中間組込車が配置される編成にも起用でき変則組成も増えた。
変則組成のうち6-4編成は元ツヌ131F-1(M'c143)以来の復活になる。
現在ツヌ106F(Mc160:再生産品+旧製品)が唯一の6+4編成で在籍している。
クハ101-81,クハ100-50の何れかをサハ101-104へ振替えれば6-4編成が組成可能となる。
惜しまれるのはツヌ106Fのプロトタイプが1984年10月でサハ101-104が廃車された後になっている。
そのためツヌ106F/b,c組成時のイメージ年月が基準編成よりも繰り上がる逆転現象が生じる。
ただ広義のサハ101形非冷房車と据えれば1984年をプロトタイプとする編成と離合させても違和感は無いだろう。


クハ100-50+クハ101-81 (ツヌ106F:6+4編成)。
※旧製品。


クハ100-50+サハ101-104 (ツヌ106F/c:6-4編成)。
※旧製品+再生産品。


クモハ100-68+サハ101-105 (元ツヌ131F-1:6-4編成)。
※塗装変更車。

6-4編成だった元ツヌ131F-1は青22号混色編成が更に際立っていた。
組成都合でTNカプラーSP取付試作車まで竣工させた手の込んだ編成だった。
それに対しツヌ106F/b,cは車両差替だけとかなり簡略化されている。
しかし6-4編成(黄色5号)は初登場でサハ101-104の竣工は大きな意義があったと思う。
但し所属編成ではクモハ101形,クモハ100形中間組込車が多く組込対象は限られる。
なお習志野区仕様は4+6編成で固定されるため出番は無い。


サハ101-95(ツヌ109F)。
※塗装変更車。

ツヌ106Fの組成時にサハ101-108Assy車体(ツヌ118F:再生産品)は用途が失われ漠然とサハ101形竣工を考えていた。
転機はかつて在籍したサハ101-95(ツヌ109F:Mc156→サハ101-262:ラシ101F→モハ101-262:ラシ107F)である。
サハ101-95は保留車だったモハ101-107(ムコ10F:Mc194)をサハ101形0番代へ編入し余剰を防ぐ手段とした。
しかし塗装変更車の宿命で終始予備車扱いに留まり旧ラシ101F(Mc201)へ異動している。


サハ101-104(ツヌ116F-2:旧製品LOT屋根板・側面窓セル装着車)。
※再生産品。

一方サハ101-104はメーカー塗装のお陰で波動用となり活躍の場が広くなる。
想定より適合する編成が多くツヌ116F以外にも充当できる存在になってくれた。
結果的に旧製品LOT屋根板,側面窓セルへの交換は期待以上の成果を生み出したと言えるだろう。
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