試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ101-163[ツヌ113F] 車体振替 (旧モハ101-236[元ツヌ115F] 改番,再生産品LOT屋根板・側面窓セル交換施工) ※'旧製品

2018-03-31 21:30:34 | 国鉄/JR101系
復帰。

KATO製国鉄101系ツヌ113F(Tc74:再生産品+旧製品)は新旧LOT混結ユニット解消へ向け離脱中である。
同様の課題を抱えていたツヌ115F(Mc144)は一足先にモハ101-236,モハ100-120が車体更新車へと改められ再出場した。
追ってモハ101-163,モハ100-230(ツヌ113F:旧製品)の車体振替に着手する。


国鉄101系ツヌ113F (1978/3)。
ツヌ113F:Tc74-M242-M'235-T'99-T88-M163-M'c144+Mc180-M'230-T'c85。
※再生産品+旧製品。

旧モハ101-163,旧モハ100-230(再生産品)は車体をモハ101-236,モハ100-120(ツヌ115F)に譲った。
車体更新車となったモハ101-236,モハ100-120に対しモハ101-163,モハ100-230は車体振替車へ格下げされる。
但し各々ユニットを組むクモハ101-180,クモハ100-144(ツヌ113F)は旧製品車両だった。
ツヌ115Fとの連動によりツヌ113Fも新旧LOT混結ユニットを廃する算段とした。


入工中の旧モハ101-236。
※旧製品

部品取り違えの影響で旧モハ101-236,旧モハ100-120(元ツヌ115F:旧製品)は組み立てを保留していた。
よって作業は屋根板,窓セル装着と改番である。
工程自体は軽度に留まるが節約式改番を踏襲するため車両番号標記インレタ転写が山となる。
両車ともペイントリムーバー式改番車であり車両番号標記周囲の塗装状態は芳しくない。
古インレタの起用を併せ作業効率を下げる事態が予想された。


組立を終えた元モハ101-236。

先に元モハ101-236の復旧から取り掛かった。
再生産品LOT屋根板・窓セルを取り付けツヌ113F仕様に揃える。
組み立ては側面窓セルの装着で躓いた。
妻面窓セルとLOTを揃えたが1-3位側,2-4位側とも側面窓セルが撓むほど窮屈だった。
KATO製101系では予備車を持たない方針を貫いており殆ど廃車が出ていない。
従って予備品は全く手許に無いため組み付けは慎重に行った。
どうやら側面窓セルは妻面窓セルには相性があるらしい。
101系800番代LOT側面窓セル装着車に倣い車体妻面ごと外側へ押し出し装着を完了させた。


[モハ101-236]:2-4位側。

床板を組み込み改番工程へ移る。
[モハ101-236]は流用し[モハ101-163]を追加転写する。
ペイントリムーバー式印刷消去は転写糊除去を難しくさせる傾向が強い。
崩したインレタも粉砕されたまま車体にこびり付くため車体清掃に時間を奪われた。


[モハ101-[1][6][3]]:2-4位側。

車両番号標記インレタの組み合わせは1-3位側,2-4位側とも[モハ101-]+[1]+[6]+[3]とした。
三方コック蓋との間隔が狭まる1-3位側は[モハ101-236]から[モハ101-163]への改番であり余裕があった。
転写失敗の度に車体清掃を行う必要があったものの無難な標記で纏められたと思う。
ただインレタ転写終了直後も転写糊の付着に悩まされた。
標記を乱さない範囲で清掃を施した見附を整えている。




モハ101-163(ツヌ113F:元モハ101-236 改番,再生産品LOT屋根板・側面窓セル交換施工)。
※旧製品:車体振替。

先ずモハ101-163(ツヌ113F:旧製品)が竣工した。
再生産品LOT部品を取り付けているため側面見附は再生産品車両に近い。
やや艶のある車体塗装被膜が旧製品LOT出自を伺わせる。
なお床板一式は流用しておりユニット間の経年差異発生を防止した。




モハ101-163+クモハ100-144 (ツヌ113F:元モハ101-236+元クモハ100-174)。
※旧製品。

当初モハ101-163,モハ100-230の同日竣工を目指していた。
しかし作業時間が限られ2日に渡る工程への変更を余儀なくされた。
思いの外車両番号標記インレタ除去に手間取り節約式改番が裏目に出た気がする。
この展開は旧モハ101-236と同時期に竣工した旧モハ100-120でも同様になると思われる。

分割:2020年01月26日
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