国鉄101系津田沼電車区113F [Mc185] 3+7第二次冷房改造車組込編成 (運行番号･行先変更) ※旧製品

復活。

KATO製国鉄101系ツヌ101F-1(Mc154)の出場と連動してツヌ116F(Mc154)が[千葉]表示編成に変更された。
これまでリリース済の行先方向幕は全て揃えてきたがここに来て[御茶ノ水]表示編成が脱落している。
再び行先網羅を達成させるため方向幕設定変更編成の絞り込みに入る。


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国鉄101系ツヌ113F 第二次冷房改造車組込編成(1979/3)。
[ツヌ113F]:Mc185-M'238-T'c90+Tc85-M242-M'235-T294-T287-M240-M'c172。
※津田沼区仕様。
◆運行番号,行先変更。

KATO製101系は大まかに中野区,津田沼区仕様と習志野区仕様に分類している。
ツヌ116Fは津田沼区仕様でありプロトタイプ時期が異なる習志野区仕様は変更対象から外した。
その他少数派のツヌ103F(Tc48:[飯田橋]幕),ツヌ115F(Mc144:[武蔵小金井]幕),ツヌ123F(Tc78:[西船橋]幕)も対象外とした。
池袋区借入車組込編成であるツヌ133F(Mc118)も物理的に交換が行えず[■]幕のままとなる。
残る編成のうち西行,東行の配分から西行設定編成が脱落した。
更にツヌ122F(Mc155:[幕張]幕),ツヌ131F(Mc70:[津田沼]幕)は塗装変更車を含むため作業失敗を嫌った。
絞られたのはツヌ118F(Mc155:[津田沼]幕),ツヌ113F(Mc185:[千葉]幕),カノ20F(Mc53:[幕張]幕)である。
発展解消予定のツヌ118F(Mc155←ツヌ118F:Mc155)を外した結果ツヌ113Fとカノ20Fの二択になった。
カノ20Fは塗装変更車が両先頭車両でHゴム支持再現に油性ペイントマーカーを使用している。
表示器部品着脱時に剥がれる可能性が否定できずツヌ113F(←ツヌ118F:6両口+ツヌ118F:4両口)が行先変更対象になった。
ツヌ116Fが[御茶ノ水]幕→[千葉]幕だった事を考えれば[千葉]幕→[御茶ノ水]幕となるツヌ113Fは最適だった。


入工中のクモハ101-186185(ツヌ113F)。

さっそくクモハ101-186185(ツヌ113F:第二次冷房改造車)を入場させ行先変更に取り掛かった。
どうも分解して部品交換を行わないと気が済まない。
たった2つの小さな部品を取り替えるだけだがトタ5F(Tc14)での失策が相当効いているらしい。
慎重な方法とも言えるが効率的でないことは明白である。
今後回着するツヌ118F(Mc155:再生産品)にて屋根板を取り外さず部品交換に挑むつもりではいる。


分解されたクモハ101-186185。

ツヌ113Fには[03C 千葉]表示を採用していた。
[千葉]幕はうんざりするほど保管品を持つ一方で[03C]幕は全く無かった。
製品付属の表示であり部品自体はあるものの切り出し済というのが鍵となる。
表示部品は湯口位置が不親切で湯口痕が残りやすい。
しかもHゴム支持再現に重なる箇所で技量の無い現状では直線状に切り出せず何個か失敗した。
切り出し済の保管品は即戦力になってくれる。
再生産品投入本数次第では[03C]幕の起用が十分に考えられると思う。


運行番号,行先方向幕を交換したクモハ100-172(ツヌ113F)。

運行番号幕も取り外し仕様書通りの[69C 御茶ノ水]表示へと改めた。
先ずは仕様書に従い増備と共に組み合わせを変更するのは毎度の事である。
クモハ100-172(ツヌ113F)用運行番号幕はやや湯口跡が目立つが平滑化を失念した。
この面に湯口跡が現れる成形には納得がいかない。
表示器部品とライトケースとの間には余裕が十分にある。
何故裏側にしなかったのか不可解に思える。
ホース無ジャンパ栓納めと違いユーザーフレンドリーさに欠けていると思う。

クモハ101-186185,クモハ100-172の部品交換を終えツヌ113Fが再出場した。
千葉方3両が第二次冷房改造車という理由で[千葉]幕を採用したがあっさり[御茶ノ水]幕へ変更されている。
元々安直な設定で行先網羅の重要度が上回っており抵抗は全く無かった。
再生産品リリースが近付いておりその前に行先を揃える事ができ一安心である。
一方旧金型車両はインレタ都合でカノ20Fへの異動が遅れている以外整ったと言える。
果たして再生産品の出来映えがどうなるか楽しみだが運行番号,行先方向幕の組み合わせも楽しみの1つに加えたい。

※編成番号修正:ツヌ108F→ツヌ118F。
※記事訂正:クモハ101-186→クモハ101-185。