試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

国鉄101系津田沼電車区101F [Mc154] 3+4+3朱色1号混色:Y-R-Y編成 (ツヌ107F-2[Mc193] 廃止)

2016-03-25 21:08:00 | 国鉄/JR101系出場:総武・中央線
異動。

1984年10月現在の101系編成表を入手できた。
津田沼区101系を確認するとツヌ101F(Mc154)が朱色1号混色編成だったと判明した。
先に出場したKATO製国鉄101系ツヌ101F(Mc148)の前身に当たる。


国鉄101系ツヌ101F 朱色1号混色編成(1984/X)。
[ツヌ101F-1]:(Mc154-M'168-)(T'c30+)Mc193-M'809(-T295-T'c35+Mc131-M'117-T'c53)。
※イメージ編成(1984/10)。
クモハ101-193+モハ100-809 編成異動。

ツヌ101F(Mc148)は1985年4月現在の編成表を基に組成した。
主に車体更新捻出車両と弁天橋区仕様Assy車体(Mc170)組立車両を組み合わせ出場した低コスト編成である。
この半年前も3+4+3編成だったが一部組成が異なっていた。
1,2号車はクモハ101-148+モハ100-170ではなくクモハ101-154+モハ100-168だった。
そして4,5号車はクモハ101-109+モハ100-103の代わりにクモハ101-193+モハ100-808が組み込まれていた。
そのクモハ101-154+モハ100-168(ツヌ116F:Mc154),クモハ101-193+モハ100-808(ツヌ107F-2:Mc193)は全車在籍していた。


さよならツヌ107F-2。

このうちツヌ107F-2は朱色1号混色編成のツヌ101Fをイメージした編成である。
正規の編成表が見当たらず長らくツヌ107F(Tc83:10両貫通編成)へ暫定的に組み込んでいた。
新たに増備することなく編成表通りの朱色1号混色編成が組めるため早速組成変更に着手する。
クモハ101-154+モハ100-168はツヌ116F,ツヌ101F-1(Mc154)の兼用車となる。
但し行先表示類はツヌ101F:[13C 千葉]表示,ツヌ116F:[69C 御茶ノ水]表示と異なっていた。
どちらに揃えるか迷ったが[13C 千葉]表示に決定した。
これは[13C]幕,[千葉]幕の保管品が大量にあるためである。


入工中のクモハ101-154,クモハ100-162 (ツヌ116F)。

行先網羅は後に廻しクモハ101-154,クモハ100-162(ツヌ116F)を入場させた。
いつもの通り車体を分解して運行番号幕,行先方向幕を交換した。
押し出された[69C]幕,[御茶ノ水]幕は充当可能な編成を探し即再用する。
[13C 千葉]表示への変更でツヌ116Fとツヌ101F-1(Mc154)との両立に問題は無くなった。
これで第一段階は終了となる。




ツヌ116F (行先表示類変更施工)。
※津田沼区仕様。

第二段階はツヌ107F-2の廃止である。
元々暫定出場編成でありようやく本則に従える。
クモハ101-193+モハ100-808を脱車しツヌ101F-1へ異動させた。
計算外だったのはモハ100-808ではなくモハ100-809だった事である。
グリーンマックス製インレタでも[クモハ101-193]+[モハ100-808]が組になっていたが気付かなかったらしい。
クモハ101-193は齟齬が無いため改番をモハ100-809だけにするか考えどころだった。
見附を揃えるには共に改番した方が理想的ではある。
その分インレタを余計に使うことになり改番は先送りとした。
そしてツヌ101F-2(Mc148←ツヌ101F)と車両共用でツヌ101F-1(Mc154)を組成した。
ツヌ101F-1は両先頭車両が新金型車両だがクモハ101-154は旧金型車両である。
クモハ100形都合で中野方先頭車両のみ旧金型車両が配される編成は存在していた。
ここで千葉方先頭車両だけが旧金型車両となる組成が初登場している。


クモハ101-193(ツヌ101F-1:車両異動)。


モハ100-809(ツヌ101F-1:車両異動)。
※動力ユニット搭載車。

組成時期からツヌ101F(Mc148)の編成管理番号をツヌ101-2(Mc148)へ変更しツヌ101F(Mc154)をツヌ101F-1とした。
ツヌ101F(T'c30)は共に低コストで組成される編成となった。
なおクモハ101-154:LP402前照灯車,クハ100-53:LP411前照灯車で編成前後の見附が異なる。
KATO製101系ではツヌ106F(Mc155→ラシ106F:Mc191)以来の構成となり編成に面白味を与えている。
後期の101系津田沼区仕様は個性的な組成が多く編成化に苦しむ。
動力車偏位問題や組成形式が偏りセットバラし品やAssy車体組立車に頼る事が多い。
増備せずに特色のある編成を組めたのは幸いだった。


クハ100-30+クモハ101-193 (ツヌ101F-1)。


クモハ101-193+モハ100-809 (ツヌ101F-1)。

編成表通りに組まれたクモハ101-193+モハ100-809は4,5号車に組み込まれ存在感を放つ。
しかも低屋根車のモハ100形800番代は津田沼区で希少な存在だった。
所有編成でも文字通り異色の編成になっている。


ツヌ101F-2。
※弁天橋区仕様。


クモハ101-195,クモハ101-193 (ツヌ110F,ツヌ101F-1)。

クモハ101-193は転属当時の短期間だけ先頭に立った。
最終目標はこの組成だが編成表都合でまたしても叶わない結果になってしまった。
モハ100-809が動力ユニット搭載車であり今のところ最善な組成ではある。
ちなみにクモハ101-193+モハ100-808が武蔵小金井区から転入したのは1984年5月23日付だった。
しかし早くも1985年3月26日付で朱色1号のまま弁天橋区へ転出してしまった。
そのためクモハ101-193が先頭に立っていた頃の編成表入手は難しいかもしれない。
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