試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ101-217+モハ100-210[ツヌ106F] (旧モハ101-212+旧モハ100-206[元ツヌ107F] 改番) ※旧製品

2018-06-11 21:34:18 | 国鉄/JR101系
満線対策。

KATO製国鉄101系ツヌ106F(Mc160:再生産品+旧製品)からモハ101-217+モハ100-210(再生産品)が消滅した。
ツヌ107F(Tc83:旧製品)の車両更新はまだクモハ100-175とクハ101-83の両先頭車両が未施工である。
しかし旧ツヌ107Fより捻出された旧製品車両が完成線を占める状態に至ったためツヌ106Fの再出場を先行させる。


国鉄101系ツヌ106F (1984/10)。
[ツヌ106F]:Mc160-M'204-T264-M217-M'210-T'c50+Tc81-M199-M'193-T'c64。
※再生産品+旧製品。

モハ101-217+モハ101-210の復活には旧モハ101-212+旧モハ100-206(元ツヌ107F:旧製品)を充当する。
改番はモハ101-212+モハ100-206(ツヌ107F:再生産品)の車両更新と同様に簡易式が採用可能だった。
ただ拘り過ぎが裏目に出た点を反省し時間を要する場合には全桁転写へ切り替える。
ペイントリムーバー式改番車で揃うツヌ107F(旧製品)だったがツヌ107F(再生産品)は印刷消去方式統一が困難となった。
引き続き73系用古インレタを活用し新インレタは極力温存する。


入工中の旧モハ101-212(元ツヌ107F:旧製品)。

車両番号標記の転写状態からモハ101-217(ツヌ106F:再生産品)を先に竣工させる。
初期改番車にしては旧モハ101-212の標記は1-3位側,2-4位側とも纏まった転写が成されていた。
残念ながら入場記録が無く車両番号標記インレタの組み合わせは分からない。
偶然の産物に過ぎないと思われるがモハ101-217でもある程度の見附を維持したい。
73系用インレタは中途半端に使用されたものが殆どである。
[モハ101-212]を継続使用するため追加転写は[モハ101-217]の一桁だけで済む。
仮に失敗した場合は即時剥離し次々と[モハ101-217]の修正転写を行う作戦とした。


[モハ101-212]:2-4位側。

ペイントリムーバー式印刷消去車だった元モハ101-212には黒インクの染みが見られなかった。
初期改番車の再改番施工では車両番号標記跡の誤魔化しを考慮する事例が多い。
しかし[モハ101-212]の除去痕は変質した塗装被膜が気になる程度で踏み留まっていた。
なお現在はラプロス式に完全移行しており溶解したインクが広がる恐れは無い。
1-3位側の三方コック蓋と車両番号標記の間には余裕があり[モハ101-217]を受け入れる余地が残っていた。
よって1-3位側,2-4位側とも[モハ101-21]+[7]の組み合わせで転写に入る。


[モハ101-21[7]]:1-3位側。

従来から[7]標記インレタの転写を苦手にしており本来なら[モハ101-217]は気が重くなる場面である。
インレタ残数の余裕が無ければ無駄に神経を使ってもおかしくなかった。
幸い73系用だけに[7]標記インレタが多数含まれ台紙も複数揃えられた。
失敗即剥離の条件も重なり楽な気持ちで転写に入れた。
種車の[モハ101-212]標記が比較的整っていたため目安だけは付けやすい。
1-3位側,2-4位側揃って2回ずつ失敗したがそれなりの標記配置に達したと思う。




モハ101-217(ツヌ106F:旧モハ101-212 改番)。
※旧製品。

除去する[モハ101-212]標記は経年が高くなっており転写糊の除去は欠かせない工程となった。
しかも[モハ101-212]があっさりと崩れたため車両番号標記周囲の清掃は慎重に行った。
だか途中でゴム系接着剤巻取用爪楊枝が触れ1-3位側の[モハ101-217]を傾かせた。
転写糊は劣化が相当進んでいる模様で容易に垂直へ戻せている。
追加した[モハ101-217]も所詮は古インレタであり今後の取扱いは注意が必要だと思われる。


入工中の旧モハ101-206(元ツヌ107F:旧製品)。

[モハ101-21]+[7]は狙い通りの結果に至り所要時間も全桁転写に比べ短縮が図れた。
竣工したモハ101-217(ツヌ106F:再生産品)に続く旧モハ100-206(元ツヌ107F)でも基本的な考え方を踏襲した。
唯一異なるのは当初から追加転写桁数が1-3位側,2-4位側とで違う事である。
2-4位側の[モハ100-206]標記の体裁が余りに酷く[モハ100-206]は再用対象から外された。


[モハ101-206]:2-4位側。

1-3位側は[モハ101-206]標記まで継続使用出来る状態を保っていた。
そのため追加転写は1-3位側:[モハ100-2]+[10],2-4位側:[モハ100-]+[2]+[1]+[0]となった。
ペイントリムーバー式印刷消去は失敗した模様で種車がモハ100-208(ツヌ118F)だと判るほどだった。
[モハ100-206]を除去すると大きな染みが現れ特に2-4位側は三方コック蓋付近まで広がっている。
しかし[モハ100-208]標記跡と三方コック蓋が近接する等悪条件も重なり修正は見送った。


[モハ100-206]:1-3位側。

再改番は組標記インレタを活用できる1-3位側から開始した。
車両番号標記消去痕隠蔽と標記配置のどちらを優先させるか考えた。
2-4位側は手の施しようが無かった上にモハ101-217が思いの外整えられたため後者を選択している。
インレタはまたもや73系用を用いたが[モハ100-210]の転写は一発で決まった。
その代わり[モハ100-206]から[モハ100-210]へ改められ標記全長が短縮された。
インク染みは更に露出が増えてしまい節約式改番による副作用が生じている。


[モハ100-[2][1][0]]:2-4位側。

[モハ100-210]がバラ標記インレタ転写となる2-4位側は都合良く行かない。
加えて[モハ100-210]への改番後もインク染みが隠せないと分かり切っており初めから見切るつもりでいた。
少なくとも改番前の[モハ100-206]を上回る見附を目指す程度の低い目標を掲げた。
73系用インレタは若干フォントが小さく転写後に上から圧を与え標記を潰す予定だった。
この代を考慮し[モハ100-210]の間を採ったが効果は殆ど得られていない。
その一方で傾斜を抱えながらも[モハ100-210]は納得できる標記に落ち着いた。
車両番号標記消去痕との位置関係が悪く[モハ100-206]はかなり歪んで見えていた。
[モハ100-210]では標記後端が1エンド側に移動し染みと区分されたため見映えは向上したように見える。
ここは1-3位側と2-4位側とで対照的な結果になった。


湾曲を修正したパンタグラフ台枠(モハ100-210)。

その他モハ100-210用PS16形パンタグラフは1-3位側の碍子がパンタグラフ台と接していなかった。
パンタグラフ取付脚は垂直を保てており原因はパンタグラフ台枠の歪みにあった。
どうやら屋根板への挿入が深過ぎプラスチックが変形を記憶してしまったらしい。
現物合わせを繰り返し少しずつ圧を与え整形を進めている。
その結果パンタグラフ台枠から線路方向と枕木方向で生じていた歪みが廃された。




モハ100-210(ツヌ106F:旧モハ100-206 改番)。
※旧製品。

ツヌ107Fへの異動で一旦消滅したモハ101-217+モハ100-210は旧製品車両に変わり戻ってきた。
今入場では節約式改番への拘りを棄てていたが何とも微妙な結果ではあるものの無難に工程を進められてしまった。
これはペイントリムーバー式印刷消去当時の後処理が拙かったためだと言える。
思いの外早いモハ101-217+モハ100-210(ツヌ106F:旧製品)の竣工に繋がったのは何とも皮肉である。
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