試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR101系習志野電車区107F [Mc202] 4+6編成 (ツヌ118F[Mc155] 改番,車両振替) ※クモハ100-191:前照灯誤取付

2016-05-22 21:18:08 | 国鉄/JR101系出場:総武・中央線
離散。

待望のKATO製国鉄101系ツヌ118F(Mc155:再生産品←旧ツヌ118F)だったがJR101系ラシ107F(Mc202)へと組み替えられた。
クモハ101-155,クモハ100-108(ツヌ118F)はクモハ101-136,クモハ100-175(ラシ104F:Mc136)用車体更新種車となった。
その結果クモハ101-202,クモハ100-191(ラシ107F)は塗装変更車へと代替され再生産品の有り難みはラシ104Fに譲っている。




JR101系ラシ107F (1988/4)。
[ラシ107F]:Mc202-M'256-T247-T'c34+Tc85-M253-M'247-T290-M262-M'c191。
※塗装変更車+再生産品+旧製品。
※クモハ100-191 前照灯誤取付。

10両編成中7両が他編成と差替えられ十代目ツヌ118F(Mc155)構成車は僅か3両まで減少した。
代替車両は殆どがインレタ節約を目的とし塗装変更車若しくは旧製品車両に入れ替えている。
ラシ104Fの車体更新と並行したクモハ101-202,クモハ100-191はJRマークが転写済でラシ107F化の鍵を握った。
◆クモハ101-202,クモハ100-191(塗装変更車)←クモハ101-136,クモハ100-175(元ラシ104F)。
◆モハ101-253+モハ100-247,サハ101-247(旧製品)←モハ101-132+モハ100-128,サハ101-91(元ツヌ122F:Mc155)。
◆クハ101-85(旧製品)←クハ101-81(元ツヌ308F:Tc81)。
◆サハ101-290(旧製品)←サハ101-127(元カノ20F:Mc53)。
再生産品車両と旧製品車両との差異だった屋根板色温度だが結局全車再生産品LOT品が取り付けられた。
クモハ101-202がLP402前照灯車へと戻った以外編成見附は旧ラシ104F(塗装変更車+旧製品)とそう変わらない。


旧ラシ104F。
※塗装変更車+旧製品。

101系習志野区仕様ではラシ106F(Mc191)に次いで編成前後の前照灯が異なる編成となった。
習志野区101系はJR移行までに4+6編成化されたはずで編成毎の特徴は薄れた。
クモハ101-201,クモハ100-192共にLP402前照灯車で残っていたラシ101F(Mc201)が最も個性的だったと思う。
次いでクモハ101形:LP402前照灯車,クモハ100形:LP411前照灯車だったラシ106F(Mc191),ラシ107Fに一癖があった。
強いて挙げればラシ104Fも1988年2月までサハ101形0番台が組成されており特異な部類に入っていた。


ラシ101F。
※弁天橋区仕様+旧製品+塗装変更車。


ラシ104F。
※再生産品+旧製品。


ラシ106F。
※旧製品。

ラシ102F(Mc173),ラシ103F(Mc133),ラシ104F,ラシ105F(Mc148)はクハ101形がLP402前照灯車であるかの違いしかなかった。
プロトタイプ選定ではこの小差が左右しラシ102F,ラシ103F,ラシ105Fは早々に候補から外れている。
そのラシ107Fだがラシ106Fとはクハ101-85がLP411前照灯に改造されている以外大きな違いは存在しない。
しかし初代ツヌ118Fを改装したラシ106F(旧製品)は旧金型編成であり新金型編成のラシ107Fとの対比要素になっている。



ラシ106F,ラシ107F。
※旧製品,塗装変更車。

在籍編成する101系習志野区仕様は少数派に留まっており[13C 津田沼]表示を採用した。
ラシ106F:[三鷹]幕,ラシ104F:[千葉]幕,ラシ101F:[中野]幕と主流の行先表示を出場順に割り当ててきた流れを継がせている。
代替車両が無かったクハ100-34(4号車:再生産品)は中間組込車のまま残されてしまい多少勿体ない気がする。
但し弁天橋区仕様車及び弁天橋区仕様Assy車体(Mc170)で車体更新を行った旧製品編成は一部に限られた。
現在旧製品先頭車両が残る編成は前照灯差異や第二次冷房改造車等の対比要素を持たせており更新対象から外している。
そのためひとまず運転台付中間組込車として竣工させたが今後の展開次第では車体更新用種車に起用すると思う。


クハ101-85,クハ100-34。
※旧製品,再生産品。

なお偶然ではあるが前照灯の差違は運転台付中間組込車のクハ101-85,クハ100-34も同様となった。
クハ101-85はLP411前照灯車へと改装しており旧製品LP402前照灯車よりも前面見附に優れているはずである。
それでも再生産品LP402前照灯車のクハ100-34には適わず所詮は違和感緩和策に過ぎないと痛感した。
行先方向幕は捩れた[臨時]幕と印刷消去済[]幕を採用し隠れた拘りとした。
隠れるのは中間組込車のためで目立つ機会はほぼ無きに等しいと思う。


クハ100-34+クハ101-85 (元クハ100-78+元クハ101-81)。
※再生産品+旧製品。

ラシ107Fの編成見附は旧ラシ104F時代と殆ど変わっておらず習志野区仕様も4編成目となった。
選択肢が限られたラシ107Fだが何と言ってもクモハ101-202,クモハ100-191で異なる前照灯に特徴がある
初代ツヌ118Fをツヌ106F(Mc155→旧ラシ106F:Mc155→ラシ106F)へ改装した切っ掛けも前照灯差異が決定打であった。
当時1編成だけの在籍だった津田沼区仕様で2種類の前面見附を生み出すには最も相応しいプロトタイプだと考えた結果だった。
そして今回再び編成番号重複回避と両立させながら新金型先頭車両で同形態の編成を登場させる理由になった。


ラシ107Fサイドビュー(クモハ101-202)。
※塗装変更車。

前途の通りJR101系習志野区所属編成はある程度纏まった形式構成で7編成しか存在しなかった。
だがKATO製101系に限ればツヌ118F(旧製品)とツヌ118F(再生産品)が差別化を可能にしてくれた。
両先頭車両が塗装変更車へ格下げされたのはご愛嬌だがラシ107Fほど新規出場に嵌まる編成は無かったと思う。

※記事訂正。
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