試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ101-262,モハ100-256[ラシ107F] (モハ101-91,モハ100-158[ツヌ118F] 改番) ※再生産品

2016-05-21 21:06:14 | 国鉄/JR101系
工程終了。

KATO製国鉄101系ツヌ118F(Mc155:再生産品←旧ツヌ118F)のラシ107F(Mc202)改装は中間車両2両を残す地点まで到達した。
モハ101-91,モハ100-158(ツヌ118F:再生産品)は各々クモハ100-191,クモハ101-202(ラシ107F:塗装変更車)とユニットを組む。
そのため塗装変更車と再生産品車両の組み合わせに至り激しい車両異動が繰り返されたラシ107Fを象徴する一面となる。


国鉄101系モハ100-158(ツヌ118F)。
※再生産品。

車両番号標記位置偏位車だったクハ100-78(ツヌ118F:再生産品)ではペイントリムーバー式印刷消去を採用した。
これに対しモハ101-91,モハ100-158(ツヌ118F)は共に実車に通ずる車両番号標記印刷位置でありラプロス式へ戻す。
なおモハ101-262,モハ100-256(ラシ107F)への改番に際し分解は不要で養生を済ませ直ぐに印刷消去へと取り掛かった。
クハ100-34(ラシ107F:再生産品←クハ100-78)の竣工から1日明いたが作業効率はペイントリムーバー式が上回っていると思う。
しかしラプロス式は車両番号標記周囲の塗装被膜変質を最小限で食い止められる利点があった。


入工中のモハ100-158(元ツヌ118F)。

モハ100-158(ツヌ118F)ではラプロス#4000を軽く当て[モハ100-158]標記が殆ど消え去るまで粘った。
ラプロス#6000は当てる時間を伸ばすと擦過痕が目立つため僅かに残る[モハ100-158]標記印刷の消去専用とした。
この後消しゴムにて塗装被膜を均したが仕上げは磨きクロスから出自不明のやや粗いクリーナークロスに変更した。
結果は良好で[モハ100-158]標記跡も[クハ100-78]標記跡に引けを取らない仕上がりとなった。
従来方式では余計な部分まで傷付けてしまい補正に手こずっていたがモハ100-158では上手く行ってくれたと思う。




JR101系モハ100-256(ラシ107F:モハ100-158 改番)。
※再生産品。

車両番号標記インレタは[モハ100-256]:新台紙,[モハ100-256]:高経年台紙を用いる毎度の新旧混用方式とした。
[モハ100-256]標記は組標記インレタの使い残しを捌く目論見も兼ねており捜し当てる作業が意外に一苦労であった。
使わなかった標記と転写した標記がはっきり分かれ1-3位側,2-4位側とも[モハ100-]+[2]+[5]+[6]の組み合わせに至っている。
結局大幅に消費が進んでいた101系用古インレタからは[モハ100-256]だけしか引き当てられなかった。
残る[モハ100-256]はフォント太さが近い73系用古インレタに頼り[モハ100-256]標記を成立させている。


クモハ101-202+モハ100-256 (ラシ107F:元クモハ101-136+元モハ100-158)。
※塗装変更車+再生産品。

前途の通りモハ100-256(ラシ107F←モハ100-158:ツヌ118F)とユニットを組むクモハ101-202は塗装変更車である。
ユニット間の車両状態は揃えたいところだったがモハ100形塗装変更車が在籍しておらず未達に終わった。
十代目ツヌ118Fをラシ107F組成準備編成に指定した当初大規模な車両異動は想定していなかった。
竣工したモハ100-256(ラシ107F:再生産品)はラシ104F(Mc136:再生産品+旧製品)の煽りを食らった車両と言える。
ただ似たような組み合わせは長らく旧ラシ104F(塗装変更車+旧製品)で定着していたため耐えられると思う。


モハ101-91(ツヌ118F)。
※再生産品。

続いてラシ107F組成準備車では最終入場車となるモハ101-91(ツヌ118F→モハ101-262:ラシ107F)を迎えた。
車両番号標記印刷消去はモハ100-158(ツヌ118F→モハ100-256)と同一のラプロス式を採用し手順も踏襲した。
種車の車両番号が[モハ100-256]から[モハ101-91]へと一桁減るため養生範囲は[モハ101-91]だけになるよう狭幅化している。
その結果モハ101-91でもモハ101-158と同じく無難な経過を示し[モハ101-91]標記跡に達した。
擦過痕は予想よりも少なく保留車復帰の際にはラプロス式印刷消去が主軸に据えられると思う。
車両番号標記は[モハ101-262]まで低経年モハ101形用組標記インレタを使用している。
続く[モハ101-262]には101系用古インレタを充てられたが[モハ101-262]は73系用高経年台紙へ変更となった。
何故か2-4位側では新インレタを用いた[モハ101-262]が乱れており相変わらず転写技量は向上していないらしい。




JR101系モハ101-262(ラシ107F:モハ101-91 改番)。
※再生産品。

ラプロス式印刷消去こそ成功したが乱れた車両番号標記のままモハ101-262(ラシ107F:再生産品)を竣工させた。
但し初期出場編成では更に酷い車両が存在しており修正するのであればこちらを先発させるつもりである。
ユニットを組むクモハ100-191はクモハ101-202よりも塗装状態が悪くラシ107Fでは悪い意味で目立つ箇所になってしまった。
だが余剰車体を持たない方針からクモハ100-191の車体更新は考えておらずこのまま定着させる予定である。


モハ101-262+クモハ100-191 (ラシ107F:元モハ101-91+元クモハ100-175)。
※再生産品+塗装変更車。

モハ101-262,モハ100-256(ラシ107F)の竣工によりラシ107F(塗装変更車+再生産品+旧製品)は10両全車が出揃った。
当初ラシ107Fは十代目ツヌ118Fの改番だけに留め再生産品編成として出場させるつもりだったが陣容は大幅に変わっている。
都合7両の車両異動を伴いながらもサハ101形200番代用床板不足には陥らず幸運が味方してくれたと思う。
なおKATO製101系ではカノ20F(Mc53)のプロトタイプ変更と保留車10両編成化が残されており作業完了はまだ先になる。
保留車復帰には既存編成の組成変更が必要となるため事前計画を立て上手く纏まるよう進行させる。
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