試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3400形3408F 登場時仕様 スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成 (種別幕交換)

2018-05-14 21:56:20 | 京成線出場
先行完了。

グリーンマックス製京成3400形3408F登場時仕様(3408F-1,3408F-2)が再出場した。
3401の後に入場した3406以下5両は失敗無く貫通扉窓セル固定を終えている。
側面窓セル支持に関係しないため全て流し込み接着剤を投入し脱落防止策を強化した。




京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-1:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
3408F-2:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成。

3408F-2は製品仕様のスカートが装着された前期仕様で出場した。
当初から暫定6両編成(3408F-1)の組成に対応させ動力ユニット搭載車を3407へ変更している。
行先表示類は苦肉の策で[S17 普通 津田沼]となった。
その後3700形3708F前期仕様(1次車→3708F登場時仕様→3708F現行仕様:3708F-2)増備の影響を受けスカートが撤去される。
更に行先表示類も[53K 普通 西馬込]へ変更し3408F-1と3408F-2を無理無く両立可能にした。
消滅した3408F前期仕様はリニューアル再生産品(3408F-3)により補填を行った。
在籍する3400形,3700形では旧製品と同一プロトタイプのリニューアル再生産品導入が相次いでいる。
何時しかリニューアル再生産品を実質的な編成更新に充てる方向に変わった。
3408Fグループはその嚆矢になった編成と言えよう。


初出場時の3408F-2。

スカート装着後に千葉線で運用された3400形は3418Fに限られる。
そのため出場当初の3408F-1はイメージ編成だった。
これは登場時仕様化により齟齬の解消を図った。
所有編成では出場が早くKATOカプラー化を経た後にTNカプラーSPへ再交換した経緯を持つ。
動力車に変更された3407はコアレスモーター搭載動力ユニットのリリース前にTNカプラーSP化を迎えた。
旧FS-383動力台車がTNカプラーSPマウントに支障するためTNカプラーSP擬を製作し乗り切っている。
TNカプラーSP擬は動力ユニット更新により廃止された。
但しサックスブルー成形FS-383動力台車枠が入手出来ずFS-383非動力台車枠の転用加工を行った。


3407(FS-383動力台車枠更新車)。

今回の改修入場で3407は転用FS-383動力台車枠から純正FS-383動力台車枠へ更新された。
見附の変化は少なかったがほぼリニューアル再生産品に肩を並べる仕上がりになったと思う。
3405(3408F-3)との差は動力台車の成形色だけしか伺えない。
その他側面窓セルの成形が一体形と分割形で異なっている。
しかし外観からは殆ど判らず十分だと思える。
非動力車との全高差は解消されないまま残った。
統一には3408以下7両の床板更新を要する。
これはTR-180A床板一式の更新コストが跳ね上がるため現実的とは言えない。
よって非動力車はTR-180床板での存続を余儀無くされている。
集電機構を有する旧非動力台車は摺動抵抗が大きく動力ユニット更新効果を最大限に発揮出来ない要因となる。
動力ユニット更新車組込編成の走行性能はリニューアル再生産品編成に敵わない状態が続く。


3408F-3 (改修施工編成)。

3408,3401には前面車体断面の黒色化を施した。
3400形の先陣を切った編成は3408F-3である。
種別幕の切り出しに失敗した3700形3818,3811中期仕様(5次車:3818F)の修正に3408,3401(3408F-3)のライトケースを充当した。
休車指定された3408F-3は3728F後期仕様(1次車:3728F→3728F-1)の改修後に入場となった。
この際に前面車体断面黒色化を施している。
3428F現行仕様(3428F)は脱線事故遭遇が契機だった。
3428の復旧入場時に施工し無瑕だった3421も仕様を揃えた。
その結果3408F-1だけが未施工で残された。
改修により在籍している3400形3編成は製品由来だった外観差が解消されている。


3428F (改修施工編成)。

3編成のプロトタイプが大幅にずれており離合機会は少ない。
ただ1編成だけ運行番号表示器窓下部の横桟が目立つ状況からの脱出を優先させた。
入場都合で3700形を軸に進めていた工程だったが3400形が先に施工を終えている。
3408F-1はグリーンマックス製英字無併記[普通]種別幕ステッカーを貼付する唯一の編成でもあった。
[K'SEI]CIマーク未貼付編成の種別設定との兼ね合いもあり然程気にしていなかった。
前面車体断面黒色化にはライトユニットの撤去を要する。
フィルムタイプのグリーンマックス製ステッカーは再用に向かず改修入場でお役御免となった。
種別表示は英字無併記[普通]幕のまま富士川車輌工業製ステッカーへ交換している。


3300形3308F-1,3408F-2

在籍車両のうち[K'SEI]CIマークが貼付される2001年3月以前をプロトタイプとした現行色編成は少数派に留まる。
製品仕様でも3150形,3400形,3700形の一部しか存在しない。
こればかりは対処が難しい。
仕様変更した編成はマイクロエース製3300形3308F現行色前期仕様(3308F-1←3304F現行色)のみである。
3308F-1は印刷済の[K'SEI]CIマークを剥離出場させた。
主力の3300形では唯一の[K'SEI]CIマーク未貼付かつ英字無併記[普通]種別幕を掲示する現行色編成になっている。


3300形3308F-1サイドビュー(モハ3305:[K'SEI]CIマーク未貼付車)。

3308F-1はマイクロエース製英字無併記[普通]種別幕が底を突き別途富士川車輌工業製ステッカーへ改めた。
その後3300形の交換を進めマイクロエース製英字無併記[普通]種別幕は既に姿を消した。
今までは3408F-1だけが種別幕の雰囲気が異なっていた。
3408,3401の富士川車輌工業製英字無併記[普通]種別幕交換で全編成統一が図られた。
同時にグリーンマックス製種別幕貼付編成が消滅している。
3150形等のグリーンマックス製種別表示板貼付編成は交換対象に挙がっておらず今後も主力にしたい。
なお3308Fの現行色化は1993年12月で1993年3月まで運用された3408F-1とはイメージ離合になる。




3408F-1サイドビュー(3401:3150形LOT誘導無線アンテナ化)。


3150形3194F-1サイドビュー(モハ3191)。

改修に合わせ3408,3401の誘導無線アンテナを3400形旧製品LOTから3150形LOTへ変更した。
手持ちの少なくなった3150形LOT誘導無線アンテナだが剛性が低下していたため交換を行っている。
3401が搭載していた誘導無線アンテナ取付脚は屋根板に完全溶着しており置き換えに苦戦した。
ドリルでの修復は今後の参考になると考えている。
3150形LOT誘導無線アンテナの成形色はクーラーキセ成形色に近い。
3408F-3や3428Fとは揃わなくなったが3150形の屋根上見附に近く違和感は抑えられたと思う。

3408の通電系統整備には手を焼かされた。
点灯機構を持つ未改修のTR-180床板装着車はまだ残っている。
ある意味動力ユニット更新より厄介な工程である。
編成単位での入場時に整備を行う場合が多い。
走行時の点灯状況で施工順を決めても良いだろう。
Comment

京成3700形3728F 1次車 後期仕様 フルカラーLED表示器編成 (新・後期仕様代替出場,3728F-1:休車) ※再生産品

2018-05-04 21:58:45 | 京成線出場
代替更新。

グリーンマックス製京成3700形3728F後期仕様(1次車:3728F-2)が出場した。
3700形増備は3818F中期仕様(5次車:旧製品)の投入予定があったが諸事情により実現しなかった。
代わりに3728F後期仕様(リニューアル再生産品)が導入されプロトタイプ選定からやり直しを行っている。




京成3700形3728F 1次車 後期仕様。
3728F-2:3728-3727-3726-3725-3724-3723-3722-3721。
※リニューアル再生産品:フルカラーLED表示器編成。

7編成が在籍する3700形は各々でプロトタイプ時差が生じるよう出場させてきた。
一応現行仕様が3編成存在するがこのうち3798F(4次車:3798F)は実車の推移次第で何れ後期仕様に変わる。
従って時期が被る編成は3708F現行仕様(1次車:3708F-2)と3768F現行仕様(3次車:3768F)の2本となる。
この2編成以外は仕様を細分化したため3700形同士の離合を難しくさせていた。
3818F中期仕様(旧製品)の増備計画は3758F中期仕様(3次車:3758F)に相当する3色LED表示器編成出場が立案の基である。
[K'SEI]CIマーク未貼付編成の3708F登場時仕様(1次車:3708F-1)を除き同一プロトタイプ時期の3700形増強を考えた。
その第一弾になるはずだった3818F中期仕様は幻に終わった。
3700形出場8編成目となる3728F-2は3818F中期仕様の実質的な代替投入と言える。


休車となる3728F旧後期仕様(3728F-1:旧製品)。

3728F後期仕様(リニューアル再生産品)は中古市場でも余り出回らないスポット生産品だった。
事前増備計画の5次車から1次車へプロトタイプが変わった。
所有する3818F中期仕様(5次車:3818F)は幕式表示器編成で台車もサックスブルー成形FS-547(047)へ交換した。
製品原形とは異なる仕様に仕立てており3818Fを3色LED表示器編成で出場させられた。
既に3728F後期仕様(1次車:3728F→3728F-1)が在籍するためプロトタイプの再考に迫られている。
検討の結果スポット生産品の3728F後期仕様(リニューアル再生産品)は製品原形に近い状態を守ることにした。
3色LED表示器編成も対応出来たが3727以下6両が3728F-1と被る。
先ず3728F-2で3728F-1の編成更新を行う。
3728F-1は一旦離脱させ改装の後に再出場させる方向とした。


3722後期仕様(3728F-2)。

第二次整備では3727,3725,3722の避雷器取付が収穫である。
PT-4804形パンタグラフへの避雷器挿入はグリーンマックス製3400形,3700形での難関工程だった。
従来はパンタグラフ台枠の避雷器取付孔拡大を施していた。
この方式は接着剤で避雷器を固定しなければならない。
パンタグラフ姿勢悪化や避雷器の垂直維持も弱点になっていた。
時間こそ要したものの3728F-2では完全差込式が実現した。
最初から嵌合精度が合っておらず取付には強引さが必要である。
その代わり避雷器取付孔拡大の悪影響は全く出なくなった。
今後はパンタグラフ台枠への細工を取り止める。


3726+3725 (3728F-2:動力車+TR-180A床板装着車)。

TR-180A床板装着車は輪心成形差異解消を図った。
3768Fで2種類の輪心成形車輪が存在する事に気付いた。
1つはコアレスモーター搭載動力ユニット用車輪に近い。
もう一つは輪心表面の処理が艶有りにされている。
先発出場した3768Fは後者の割合が圧倒的に多かった。
よって従来形状輪心車輪と新形状輪心車輪に区分した。
ただ輪心成形差異はリニューアル再生産品から生じておりどちらが新しいか判らなくなっている。
なお3728F-2の輪心成形完全統一は3721から開始した。
山側に従来形状車輪を集中配置した3727以下6両は3728の竣工後に一斉交換を行っている。
車輪交換は各車の組合せ都合により3768F,3798Fを巻き込んでの作業になった。
一連の組換え実施で3728F-2,3768Fは新形状輪心車輪で統一された。
道半ばで中断を余儀なくされた3798Fは今後従来形状車輪で揃える予定である。


3726後期仕様(3728F-2:動力車)。

導入編成が旧製品からリニューアル再生産品に変わったため動力ユニット更新は回避された。
但し3726灰色成形FS-547(047)動力台車は今ひとつ立体感が欠けるように思える。
在来車に倣い動力台車枠取付台座を中心とした黒色化を施した。
この施工によりスナップ嵌合式FS-547非動力台車や動力ユニット更新車との外観差を抑えられたと思う。
分売品のコアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車と振替える手段も採れた。
しかし3150形の動力ユニット更新工程が増加するため自重している。


3798F,3728F-2 (現行仕様,後期仕様)。

行先表示類は[51K 快速 成田]とした。
3798Fに[A09 快速 高砂]を採用しており形態の近い3728F-1は下り方面行の[快速]が先に決まった。
最終候補には[A15 快速 東成田]も残っていた。
1日1本の[A15 快速 東成田]も魅力的だったが自由度を高める目的で[51K 快速 成田]に落ち着いた。
ただ3798F,3728F-2とも日中運用で多々見られる[快速 西馬込],[快速 佐倉]にはせず一癖を持たせている。
3798Fが後期仕様に改められても3728F-2とプロトタイプ時期は重複を維持する。
現行仕様に次いで後期仕様でも3700形同士の離合が可能になった。
各々前期リニューアル工事施工編成と後期リニューアル工事施工編成,1次車と5次車で一応各編成の差別化は図れている。


3728F-2サイドビュー(3721:リニューアル再生産品)。


3728F-1サイドビュー(3721:旧製品)。

3728F-2は原則的に製品仕様を守っての出場となった。
大きな変更点はスカート付SPフレームTNダミーカプラー,TNカプラーSP化程度に留まる。
更新編成であり現時点では3728F-1とほぼ同一仕様と言える。
休車となる3728F-1は改装の方向が定まった。
改番は行わず3708Fに次ぐ2編成体制で纏める予定である。

3728F-2の非動力車はTR-180A床板を装着する。
走行抵抗はTR-180床板装着車より大幅に低減され性能面でも更新が図れた。
まだ3818F中期仕様(3色LED表示器編成)の増強も諦めていない。
旧製品での導入でも構わないと考えていたが3728F-2の出場で考えが変わった。
動力ユニットの更新コストも絡みリニューアル再生産品で絞り込む事にした。
バリエーションの直接的な強化には結び付かなかった3728F-2だが今後の3700形拡充には大きな影響を与えたと思う。
Comment

京成3150形3170F+3162F 現行色 4+4編成 後期仕様 (モハ3168 動力ユニット更新) ※4+2編成対応

2018-04-19 21:47:55 | 京成線出場

運用復帰。

グリーンマックス製京成3150形3170F+3162F現行色後期仕様(3170F-3:3170F-1+3162F-1)が再出場した。
モハ3168(3170F-1)の2個モーター搭載動力ユニット故障が入場の発端となった。
折しも3150形はコアレスモーター搭載動力ユニットへの更新が進行中であり3170F-3は高性能化されている。


京成3150形3170F+3162F 現行色 後期仕様。
3170F-2:([3170]-[3169]-[3168]-[3167])+([3160]-[3159])。
3170F-3:[3170]-[3169]-[3168]-[3167]+[3162]-[3161]-[3160]-[3159]。
※3170F-1+3162F-1。

京成3150形3170Fは1993年6月に現行色化された。
3162Fは3箇月後の1993年9月に現行色化が行われている。
よって3170F+3162Fの組成は1993年9月以降から見られた。
組成自由度の高かった3150形は定期検査の度に組成変更が頻々と実施された。
そのため3162Fとの4+4編成は基準編成だった訳ではない。
京成からの除籍は3170Fが先行した。
北総開発への賃貸に伴うもので廃車にはなっていない。
3170Fは1995年9月から北総開発7050形7058Fを名乗り北総開発7054F(←3166F)と共に運行を開始する。
現行色を纏う3170Fは僅か2年3箇月弱で見納めとなった。
京成への返却は1998年9月30日付で即日廃車されている。
ちなみに3166F,3170Fは3150形が北総開発へ賃貸開始される嚆矢となった編成だった。
一方3162Fはモハ3162+モハ3161だけが千葉急行~京成~北総開発と渡り歩く。
北総開発への賃貸は3162Fごと行われ2001年5月~2003年1月まで活躍した。


初出場時の3170F-3。

所有する3150形で3170F-3は最古参のグループに入る。
千葉急行3154F(3154F-1),3154F千葉急行色(3154F-2),3182F新赤電色(3182F-1),3194F現行色前期仕様(3194F-1)は全て1stLOT製品である。
3170F-3は3154F-2,3182F-1,3194F-1より遅れて回着したがまだ再生産品はリリース前だった。
初出場は2014年4月で早くも約4年が経過した。
2個モーター搭載動力ユニットは何の前触れも無く動かなくなった。
元々駆動音が大き目であり何らかの異常に気付けなかった可能性も否定できない。
動力ユニット更新こそ計画していたが4年目で故障に陥るとは思いもしなかった。


モハ3168(3170F-1:動力ユニット更新車)。

3170F-3の復帰に際しモハ3168は動力ユニット更新車となった。
FS-329Cを履く3170F-1のため動力台車枠には旧FS-329C動力台車枠を転用した。
モハ3172現行色前期仕様(3174F-2)に続くFS-329C付コアレスモーター搭載動力ユニット製作はまずまずの結果を得た。
当初床下機器部品はゴム系接着剤だけでの固定を試みた。
しかし結果は芳しくなくいまいち安定度に欠けた。
結局再出場前に流し込み接着剤を追加投入しモハ3172と同一仕様化されている。
この際海側の床下機器部品取付角度の見直しを行い更に非動力M2車の見附へ近付けた。
今後の3150形動力ユニット更新工程では床下機器部品の固定をゴム系接着剤と流し込み接着剤の併用とする。


モハ3170 点灯試験[A35 特急 NARITA AIRPORT 成田空港]:通電系統整備施工。


モハ3159 点灯試験[A35 特急 NARITA AIRPORT 成田空港]:通電系統整備施工。

モハ3168の竣工後にはモハ3170(3170F-1),モハ3159(3162F-1)の通電系統整備を行った。
台車集電板や導電板の状況を考えると遅きに失した感がある。
先に通電系統の整備を施したモハ3194,モハ3191(3194F-1)も研磨に手を焼いた。
3154F-1,3154F-2,3182F-1で前尾灯点灯車を先発させるか悩むところである。
出来れば動力ユニット更新と並行したい。
モハ3159から導電板をラプロス#2400での磨き上げに変更しており多少は効率は良くなると思う。
前尾灯の点灯が安定しない編成は動力ユニット更新より先に入場させる事も有り得るだろう。


モハ3167(3170F-1:台枠湾曲矯正施工車)。

計画には無かったモハ3167(3170F-1),モハ3162(3162F-1)の線路方向車体傾斜修正は今まで気付けなかった箇所である。
モハ3167では座席部品と台枠の撓みを矯正した。
主因は台枠にあると判明しモハ3162から台枠単独矯正に改めた。
過程が異なったせいかモハ3162はより車体傾斜が収まった。
竣工済だったモハ3167が再び気になり出し同一方法で再度修正を行っている。
これでモハ3167+モハ3162の不等沈下は解消された。
TNカプラーSP前進取付位置の修正を図ったモハ3167は4+2編成(3170F-2)を組む際にモハ3160と連なる。
他の4+2編成と連結面間隔が等幅化され離合時の違和感は薄れると思われる。


モハ3170+モハ3160 (3170F-2:4+2編成)。

行先表示類は[A35 特急 NARITA AIRPORT 成田空港]を維持した。
現在[NARITA AIRPORT 成田空港]幕を採用している編成は3170F-3に限られている。
所有する3000系列は千葉線系統が圧倒的多数を占めており当分安泰だと言えよう。
初出場時からの運行番号[A35]は3170F-3に合致しない。
但し全車TNカプラーSP化による4+2編成対応策で3170F-2組成時には有効となる。


3162F-1+3170F-1 [55K 急行 西馬込]。
※前尾灯非点灯:組成休止。

なおモハ3194で試行中の床下操作式ライトスイッチ化は見送った。
3162F-1+3170F-1の逆組成は休止中である。
モハ3170,モハ3159の床下操作式ライトスイッチ化を果たせても3162F-2,3162F-3,3162F-4は前尾灯が点灯しない。
逆組成休止解除そのものも雲行きが少々怪しい。
モハ3168が動力車のため逆組成は推進比率が高くなる。
仮にモハ3167,モハ3162へのライト基板装着が実現しても3162F-4(4+4編成)は復活させないと思う。
よって[55K 急行 西馬込]は見納めになるだろう。
Comment

京成200形206F 更新車 晩年仕様 前面種別表示板常設編成 (2000形クハ2003 組込,4両編成化) ※正式出場

2018-03-27 21:35:12 | 京成線出場
達成。

TOMYTEC製京成2000形クハ2003更新車晩年仕様(206F)が竣工した。
200形モハ207(二代目)の回着から時間を要したが拘っただけの外観に辿り着いたと思う。
これにより206F更新車晩年仕様(206F)は4両編成化され念願の正式出場を迎えた。


京成200形206F 更新車 晩年仕様。
206F:[206]-[2003]_[208]-[207]。
※前面種別表示板常設編成:2000形クハ2003 竣工,4両編成化。

京成形式の中でも2000形の生い立ちは異色である。
戦災の影響で稼動車が激減し資材不足も重なり車両不足に陥った。
そこで1948年以降から国鉄形式の払い下げを受ける。
戦争被災車のモハ30形,モハ31形,モハ50形,クハ65形,サハ39形計18両を2000形へ復旧した。
2000形化は外板を叩き直し車両限界に合わせ車体幅を200mm詰める荒療治だった。
車体は中央部を,台枠は連結器部両側を切断及び短縮する大工事だったらしい。
そのため側面は種車の原形を保ちつつも前面貫通扉が極端に狭い独特の風貌になった。
ちなみに資料ではクハ2003は国鉄クハ65069が種車とされている。
最後に竣工したクハ2017,クハ2018は台枠のみが流用され大榮車両製の新造車体が奢られた。
新たに採用された青電色とを併せクハ2016までとは別形式に見える。
戦後の混乱期を支えた2000形は車体状態が悪く100形に次ぐ更新修繕対象形式となった。
1957年からクハ2001,クハ2002を皮切りにクハ2017,クハ2018を除く16両の更新が行われている。
2100形に準じた車体ながらもベンチレーターは側面幕板上部への埋込式とされた。
通風量確保のためか天井がやや低く連結面側に丸蓋で覆われた換気口があった事を憶えている。


側面幕板上部埋込式ベンチレーターが特徴の2000形更新車。

雨樋は埋込式ベンチレーターを挟むよう上下に設けられ独特の外観になった。
この二段雨樋と埋込式ベンチレーターは更新進行中だった100形にも途中から採用されている。
よって100形後期更新車と2000形更新車のMT編成,MTM編成は均整の採れた組成となった。
なおクハ2001,クハ2002だけは車体幅が狭くクハ2003以降とは前面見附が若干異なっていた。
1964年から他青電形式に連動し新京成への譲渡が開始される。
先陣は更新修繕から外れたクハ2017,クハ2018だった。
新京成移籍後の車体更新では何故か1100形サハ1111,サハ1112へ編入された。
1966年以降は更新車も譲渡対象に含まれる。
最終的にクハ2001,クハ2002,クハ2004,クハ2007,クハ2008,クハ2012の6両を残し新京成へ移籍した。
車両番号を整えるためかクハ2003は新京成入籍時にサハ2007へ改番編入されている。
青電形式の4両編成固定化以降から2000形はクハ2008を除き先頭に立つ機会が失われた。
吊掛駆動形式の4両編成はMTMM編成,MMTM編成(⇦⇨⇦⇨)で纏められたため各種改造対象から外されている。
※除704F:モハ704-クハ1601-モハ1602-クハ2203 (吊掛駆動)。
そのため更新修繕で3000形,3050形から運転台側窓上部通過標識灯が廃された後も2000形は原形が維持された。
仮にTMMM編成やMMMT編成であれば別の道を歩んでいただろう。
その後3000系列の増備により青電形式は勢力を縮小の一途を辿る。
輸送力増強で8両編成まで登場した新京成移籍形式群とは対照的な末路だった。
1980年に入ると2000形更新車は510形514Fのクハ2012を残すだけになっていた。
◆514F:514-209_2012-513。
この時点で青電色を維持する形式は200形,210形,510形,700形,2000形,2100形,2200形に絞られた。
既に210形,2000形(クハ2008),2100形は新赤電色への塗装変更が開始されており700形と2200形が青電形式の最期を飾る。
但しモハ704+クハ2203はカルダン駆動改造車で吊掛駆動の青電形式としては514Fが最終編成だった。
その514Fは1980年4月を以て引退の時を迎え同時にクハ2012も廃車されている。
大半が中間組込となった2000形だがクハ2008のみ210形,2100形との4両固定編成に引き当てられた。
◆2008F:2008-219-210-2109。
これは先にクハ2010が700形との4両固定編成へ充当されていたためだった。
2100形と時を同じくして特別修繕が行われ下段雨樋の撤去やFS-28への台車交換等が施される。
一新されたクハ2008だったが埋込式ベンチレーターや二灯化された前照灯位置がその出自を伺わせた。
前照灯位置の違いは後の3100形冷房改造車と類似の前面見附に変わった3050形冷房改造車同様に鋼体都合だと思われる。
1980年には新赤電色への塗装変更まで行われ2000形では出色の存在となった。
カルダン駆動及び中間電動車化へ梶が切られた210形の更新修繕はクハ2008の運命を変えたと言えよう。
クハ2008は戦争被災車が種車ながら異例の長寿車となり1987年9月の3600形増備まで生き残っている。


側扉窓のHゴム支持が目立つクハ2003 (モハ206,クハ2003,モハ208,モハ207)。

暫定3両編成だった206Fはクハ2003の竣工で4両全車が出揃った。
組成はMTMM編成で206-2003_208-207に変わる。
1両だけの2000形を強調すべく側扉窓をHゴム支持化した。
簡易再現の域を抜け出せていないが引きでも200形との側扉窓支持差が感じ取れる。
妻面貫通扉窓での車体断面黒色化試行までは単に断面だけを施工する予定だった。
作業失敗により側板一部の黒色化が決定しモハ206,モハ208,モハ207とは異なる雰囲気に繋がった。


全車の屋根上見附が異なる206F (モハ206,クハ2003,モハ208,モハ207)。

モハ208は4両編成対応化入場でパンタグラフ撤去車へ改装した。
200形は偶数車と奇数車で屋根上機器配置に違いがある。
屋根板を新規製作したクハ2003は特例だが206Fの屋根上見附は4両毎に差別化が図られている。
パンタグラフ取付孔を埋め込んだモハ208は加工痕にF_MODEL製ねずみ色1号を塗布した。
クハ2003の屋根板も同色を採用しており暫定3両編成時代より隠蔽度が高まったと思う。


クハ2003,モハ206 (206F:中間組込車,先頭車)。

製作したクハ2003用屋根板は雨樋付近のR整形が難しかった。
モハ206の外観に比べクハ2003は屋根板を装着していないようにも見えてしまう。
もう少し屋根板端部の厚みを持たせても良かった。
但しモハ207用屋根板を加工せずに済んだ点は収穫だった。
新たに2000形を竣工させる場合の種車はモハ206,モハ207の何れでも構わない。
また使用中止となったモハ207用屋根板を転用すればモハ206を奇数車に方転出来る。
今後種車の手配は多少楽になるかもしれない。


クハ2003,モハ208 (206F:中間組込車)。

先にモハ208で運行番号表示器印刷を除去し中間組込車化した。
クハ2003も同一方式での中間組込車化を行っており類似の前面見附を持っている。
通過標識灯追設は雰囲気重視のため余り追求していない。
前面窓寸法の差異も再現は難しいと考えていた。
ところが側扉窓Hゴム支持化の影響を受け窓セルと車体断面を黒色化した効果が意外に大きかった。
クハ2003はモハ208の前面窓と同一天地のままで前面窓下部車体の窪みも再現していない。
それにも関わらず車体断面の黒色化が前面窓を拡大した様に見せる錯覚を生んでくれた。


クハ2003,モハ208 (車体断面黒色化施工車,車体断面黒色化未施工車)。

この錯覚は俯瞰で更なる印象差に繋がった。
側扉窓セルと同じく前面窓セルHゴムモールドの断面もマッキーで塗り潰した。
前面窓セルの成形形状が黒色化済の車体断面と重なり前面窓を大きく感じさせる。
クハ2003は200形の基本成形に一切手を加える事無くモハ208との差異強化を図れた。
これは偶然の産物に過ぎない。
屋根板,埋込式ベンチレーター以外でも2000形の特徴を引き出せたのは幸いだった。




クハ2003+モハ208 (206F:4両編成化)。

206Fはクハ2003の増備で暫定3両(⇦⇦⇨)編成から4両(⇦⇨⇦⇨)編成へ組成変更された。
暫定3両編成時代はモハ206とモハ208が同一方向に連なる変則組成とした。
MTM編成であれば荷電代走運用になり得た。
種車都合から3M編成にせざるを得ず4両編成化前にモハ206とモハ207へ普通[]種別板と捲り式行先方向板を取り付けている。
今考えるとクハ2003竣工後のモハ206,モハ207再入場は効率が悪く先行して正解だったと考えている。


モハ206+クハ2003 (206F:先頭車+中間組込車)。

心配されたモハ206とクハ2003の車体高差は殆ど生じなかった。
これでモハ206の不安要素も拭え206Fが再出場を迎えている。
念願の正式出場となったが離合に相応しい編成が他に在籍しない弱点を抱える。
何れは新たな青電形式編成を出場させる方向で考えている。
モハ206,モハ207は再び中古市場での動きが鈍くなった。
この時間を利用しプロトタイプの絞り込みと2000形用屋根板製作を進めるのも一手だろう。
Comment

京成3150形3194F 現行色 前期仕様 (モハ3194 床下操作式ライトスイッチ化,モハ3192 動力ユニット更新)

2018-03-17 21:41:21 | 京成線出場
復活。

グリーンマックス製京成3150形3194F現行色前期仕様(3194F-1)が再出場した。
モハ3194用床下操作式ライトスイッチ台枠試作を皮切りにモハ3191,モハ3194,モハ3192が続けて入場した。
結果的に現在の施工と相違が残る箇所の修正を図るリフレッシュ工程へと変わっている。


京成3150形3194F 現行色 前期仕様。
3194F-1:[3194]-[3193]-[3192]-[3191]。
※モハ3194:床下操作式ライトスイッチ化,モハ3192:動力ユニット更新。

3150形は1963年2月に登場した京成初の4両固定編成である。
3000形,3050形,3100形は2両編成単位で落成し前面には埋込式貫通幌が採用されていた。
埋込式貫通幌は貫通扉周りの腐食を招いた上に3150形は4両編成運用へ充当されるため着脱式貫通幌に改められた。
貫通幌に代わりステンレス製幌座が新たに設けられ前面の印象が変化している。
総勢11編成44両が1963年2月と11月に製造された。
このうち最終編成の3194Fはセミクロスシートが採用され臨時[開運]号用1500形1502F代替の役割を担った。
3194Fはその後に増備された3200形3294F,3298Fセミクロスシート車と組み[開運]号終焉まで走り続けた。
AE車の新製投入を機に1972年5月にロングシート化が行われ他編成との内装差は殆ど無くなっている。
1969年9月に3190Fへ種別・行先表示器の取付改造が試行された。
種別・行先表示器取付は3154F,3158F,3162F,3166F,3170Fにも追加施工され3300形2次車への正式採用に繋がる。
しかし3190Fを除く3174F以下5編成には波及せず同一形式内で二形態が存在する事態となった。
この外観差は更新修繕まで続く事になる。
1980年3月から1981年11月までに新赤電色へ塗装変更された。
更に外観を大きく変化させたのは1983年3月から開始された更新修繕である。
3100形までの車体修繕に冷房改造が新たに加えられた。
前面見附も3600形に準じたデザインに変わりモーンアイボリーの回り込みが廃されている。
3194Fの更新修繕は1984年12月に行われた。
その後約9年に渡り現状を維持してきたが1993年11月に現行色へ塗り替えられる。
1995年4月以降から[普通]運用にも[普通]種別板掲示が採用となり普通[]種別板が姿を消した。
全車の現行色化を終えて間もない1995年9月には北総開発や千葉急行への賃貸対象形式に挙がる。
僚車の多くが除籍賃貸されたが3194Fは最期まで京成籍を維持し続けた編成となった。
3150形で賃貸を経ずに廃車を迎えたのは3194F以外にモハ3156,モハ3155(3158F)しか存在せず珍しい事例だった。
なお3194Fの除籍は2000年2月で約37年に渡る生涯を閉じている。


リフレッシュ入場の嚆矢となったモハ3194用床下操作式ライトスイッチ台枠試作。

当初今入場で3194F-1のリフレッシュは予定していなかった。
3182F新赤電色(3182F-1)との2+4編成組成休止解除へ向けTR-180用台枠の床下操作式ライトスイッチ化を主眼に置いた。
第二次試作台枠で実用化への道が拓け試験車に起用し続けたモハ3194での現車試作に移行している。
床下操作式ライトスイッチ化の成功によりモハ3192の動力ユニット更新まで至った。
モハ3194,モハ3191の台車集電板及び導電板の研磨は予期していなかった。
思いの外状態が悪く経年対策には繋がったと思う。


急遽動力ユニット更新を行ったモハ3192。

モハ3192の動力ユニット更新はたまたま未使用のコアレスモーター搭載動力ユニットが手元にあり実現した。
このコアレスモーター搭載動力ユニットは3700形増備計画に誤算が生じ予備品に廻ったものである。
予備品のお陰で3194Fのリフレッシュが深化したと言えよう。
まだ3150形には2個モーター搭載動力ユニット搭載車が在籍する。
床下操作式ライトスイッチの具合に関係無くコアレスモーター搭載動力ユニットを増強する予定である。


モハ3192+モハ3191 (動力ユニット更新車+非動力車)。

編成見附はモハ3192(動力ユニット更新車)の輪心黒色化施工により足並みを揃えられた。
KS-116,FS-329非動力台車では輪心を黒色化し台車枠からその存在を埋没させている。
しかし2個モーター搭載動力ユニット用動力台車は分解が手間で施工を見送ってきた。
分売品原形のコアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車は車輪を回転させるだけで全周を黒色化出来る。
旧動力台車から転用したKS-116動力台車枠の接着前に施工し非動力台車同等の外観に仕上げている。




モハ3191 点灯試験[B31 津田沼]:通過標識灯消灯化再施工。

点灯試験で通過標識灯からの漏光が発覚したモハ3191はモハ3192の竣工後に改修入場させている。
入場当時はモハ3194の床下操作式ライトスイッチ化実現に合わせ完全消灯を図る予定だった。
思わぬ進捗率の速さにより短期間での再入場となった。
通過標識灯完全消灯化は油性ペイントマーカーを下地にプリズム先端をマッキーで塗り潰す現在の標準方式である。
同時に脱落し易い前面窓セルをゴム系接着剤で固定した。
この症状は再生産品以降から固定済に変更されたため1stLOT品特有と言える。
3194F-1は在籍する3150形でも初期出場編成であり各部に試行錯誤した名残を多く抱えていた。
モハ3192の動力ユニット更新を併せ近年に出場した編成の水準まで引き上げられたと思う。


3182F-2 (3182F-1+3194F-1:2+4混色編成)。
※イメージ編成。

再出場した3194F-1は外観に手を加えておらず入場前との差異は全く感じられない。
リフレッシュ工程は組成自由度や走行性能の向上に注力している。
特にモハ3194の床下操作式ライトスイッチ化へ拘った。
行先表示類は[B31 津田沼]を維持した。
これにより3182F-1との2+4編成(3182F-2)が復活した。
座席部品センターピン部の破損に端を発した2+4編成,4+2編成,4+4逆組成編成休止は3182F-2だけ解除されている。


モハ3181+モハ3194 (3182F-2:3182F-1+3194F-1)。

台枠を開削したモハ3194の床下見附に変化は無い。
新設されたライトスイッチ操作部は台枠断面に収まっておりその存在は伺えない仕上がりとなった。
操作性に若干の難があるものの今後の点灯,非点灯切替えは車両を分解せずに行える。
今後は3182F-2の組成機会を増やし床下操作式ライトスイッチの耐久性を検証する。
致命的な欠陥が現れなければモハ3182(3182F-1)の床下操作式ライトスイッチ化に着手する予定である。
但し加工方法を一部再考するためモハ3194とは異なる形態になるかもしれない。


3194F-1サイドビュー(モハ3191)。

3182F-1の動力車位置都合からモハ3191は床下操作式ライトスイッチ化対象車から外れる。
モハ3191への施工内容は台車集電板,導電板の研磨と通過標識灯の完全消灯化に留まった。
全く手を加える必要が無かったモハ3193と並びリフレッシュ感は殆ど得られていない。
3194F-1の入場は2+4編成組成復活が主名目だった。
車体状態の良さもあり現状で十分満足している。


3174F-2 (3174F現行色前期仕様+3186F新赤電色2両口)。

3194F-1の再出場で3182F-2の組成が解禁となった。
意地で[B31 津田沼]を存置してきた甲斐があった。
3174F新赤電色前期仕様+3168F新赤電色2両口(3174F-2)は4+2編成で3182F-2とは組成が異なる。
実車の塗装変更順都合によりイメージ編成で留まる3182F-2だが3174F-2の良き対照編成になると思う。
Comment

京成200形206F 更新車 晩年仕様 前面種別表示板常設編成 (モハ206:二代目 増結,3両編成化) ※暫定出場

2018-03-02 21:15:46 | 京成線出場
継続。

暫定2両編成だったTOMYTEC製京成200形206F更新車晩年仕様(206F)が3両編成化され再出場した。
編成番号の基準となるモハ206更新車晩年仕様が竣工し文字通りの[206F]へ復帰している。
但し失策により鳳車輌製造製普通[]種別表示板ステッカー採用には至らず予定とは異なる姿になった。




京成200形206F 更新車 晩年仕様。
206F:[206]+[208]-[207]。
※前面種別表示板常設編成:モハ206 竣工,暫定3両編成化。

暫定2両編成で出場した206Fは来るモハ206(初代→モハ208)の中間組込車化を考慮し製品仕様に近い形態を保っていた。
今回モハ206(二代目→モハ206)の回着予定に合わせモハ208,モハ207の4両編成対応化を進めた。
4両編成対応入場は第二次~第四次に渡りモハ208,モハ207とも前面見附を改めている。
不安のあったモハ208の運行番号表示器印刷消去は前面窓セルを曇らせる事無く終えられた。
暫定3両編成化で先頭に立つ機会を失ったモハ208は中間封じ込めが惜しまれる程の仕上がりになったと思う。


運行番号表示器撤去車化されたモハ208。

200形は運転台側が丸妻であり中間組込車化後のモハ208も前面が僅かに伺える。
そのため曲線区間では運行番号表示器が撤去された助士側前面窓が視認できる。
2両編成時代とは異なり裏方に廻ったモハ208だが新たな特徴を有する形態となった。
完全な中間組込車化にはパンタグラフ撤去工程が課題である。
当面はパンタグラフの折り畳みが常態化するだろう。
ヒューズボックスの黒色化も一連の4両編成対応化項目に挙がった。
一定の効果が得られモハ206,モハ207は誘導無線アンテナ搭載もあり屋根板見附に変化を与えている。
一度モハ208にも施工したがモハ206(二代目)との屋根板相互振替により成形色へ戻された。
モハ208も何れ黒色ヒューズボックスに復帰させる。
前途の通りパンタグラフ撤去車化が残るため今回の入場では措置保留となった。
製品仕様でのパンタグラフ撤去車化は屋根板色温度を灰色系統で揃えてしまう。
グリーンマックス製PT-43S形パンタグラフを搭載するモハ206,モハ207よりも重要な屋根上機器と言える。
現在は出来る範囲でのパンタグラフ撤去に挑む方向で同時施工を予定している。


ヒューズボックスを黒色化したモハ207。

モハ206とモハ207の行先表示類整備は前面見附を大きく改める工程になった。
モハ207への鳳車輌製造製ステッカー[]種別表示板設置までは計画通りに進められた。
しかしモハ206(二代目)への取付準備中にステッカー印刷面を傷め採用を見送った。
モハ206とモハ207の普通[]種別板色温度差は生じさせたくない。
鳳車輌製造製普通[]種別表示板ステッカーの代打として急遽普通[]種別表示板ステッカーを製作した。
プリンター都合により出力された普通[]種別表示板ステッカーの色合いは[]に近くなった。
実際に取り付けると緊急措置にしてはまずまずだと思えた。
今後青電形式の増強が実現した場合には十分な戦力になるだろう。


鳳車輌製造製普通[]種別板を装着した当時のモハ207。

モハ208,モハ207の4両編成対応化入場はその大半をモハ206(二代目)回着前に実施した。
従ってモハ206(二代目)の回着整備は原則的に4両編成対応化での方式を踏襲している。
モハ208との屋根板相互交換はモハ206の早期竣工を狙った。
振替えた屋根板はヒューズボックス黒色化を終えていたため追加加工は誘導無線アンテナの取付だけで終えている。
苦戦を予想していた工程は運転台側TNカプラーSPカバーの加工だと思っていた。
しかし3H-67非動力台車の金属車輪化に手間取り第二次整備は都合3日目に突入した。
TOMYTEC製台車に於ける金属車輪連続脱落は初の事例で以後の経過を注視する。
今後も同様の非動力台車を持つ個体が現れる可能性は否定出来ない。
モハ206での対処が理想とは思えないが選択肢にはなるだろう。


モハ208,モハ206 (運行番号表示器撤去車,種別表示板・捲り式行先方向板装着車)。

行先表示類は[93  津田沼]とした。
青電形式が活躍していた当時は何故か津田沼行に乗り合わせる機会が多かった。
まだ千葉線からの本線直通運用は多く日中にも[△上野]や[◇押上]等が見られた時代である。
206Fの千葉線系統充当は確定事項だった。
青電形式第一陣で[□千葉]を抑え[▽津田沼]を起用した背景には自身の思い入れが詰まっている。
捲り式行先方向板は鳳車輌製造製ステッカーを用いた。
製品の青電色とは色温度が異なる弱点を抱える。
しかし独特のフォント再現が最大の魅力で正式採用となった。
モハ208で運行番号表示器印刷の消去に成功したため運行番号変更も行えた。
ただ連続して完全消去に至る確証を持てず珍しく製品印刷の[93 ]が生き残っている。
資料不足もあり運行番号と種別,行先表示の適合確認は行えていない。




206Fサイドビュー(モハ207:ヒューズボックス黒色化,捲り式行先方向板取付)。

第四次4両編成対応化施工直後のモハ207は捲り式行先方向板に生じた傾斜が引っ掛かっていた。
製作した普通[]種別板取付時に修正を行い車体と垂直を保てる位置へ変更した。
後から入場したモハ206(二代目)にもモハ207での取付方法を採り入れている。
その結果モハ206とモハ207の前面見附は大凡揃えられた。
206Fは残る中間組込車の2000形クハ2003(←モハ207:二代目)が竣工次第正式出場を迎える。
モハ206,モハ207への加工項目は無く4両編成対応入場は暫定3両編成化でも効果を発揮した。
無表示から脱し往時の200形を彷彿とさせる見附になったと思う。


モハ206+モハ208 (206F:暫定3両編成)。

206Fは3両編成に増強された。
暫定組成はモハ206+モハ208-モハ207(⇦⇦⇨)となる。
モハ206+モハ208は期間限定で連結面側と運転台側が連なる新しい形態が登場した。
導入予定のクハ2003はモハ206とモハ208の間に組み込む。
現在の組成が消滅する代わりに運転台側が突き合わせる正規編成(⇦⇨⇦⇨)へ改められる。
順次増備を進めている206Fならではの楽しみとも言えよう。
なお手持ちの資料では3Mの3両編成を確認出来なかった。
よってイメージ編成は引き継がれる。
それでも現時点で満足の行く答を得られた。

未だ4両編成化への道程は険しい。
2000形の屋根板さえ再現出来ればモハ206(三代目)を方転,編入させても構わないと思う。
そのためには屋根板の加工が欠かせない。
モハ208のパンタグラフ撤去車化を検討し始めた裏にはモハ207(二代目)の導入が厳しい事情がある。
しばらくはモハ207(二代目)の回着より先にモハ208の屋根板加工を進めるか考える事になるだろう。
Comment

京成3700形3708F 1次車 現行仕様 前期リニューアル工事施工,PT-7131形パンタグラフ換装編成 ※登場時仕様改装

2018-02-22 21:31:41 | 京成線出場
休車解除。

グリーンマックス製京成3700形3708F元登場時仕様(1次車:3708F-2)の現行仕様化が完了した。
プロトタイプは1991年3月~1995年6月頃から2016年11月以降~現在へ大幅に繰り下がった。
2017年9月から戦線離脱していた3708F-2は約5箇月の長期休車から明け再出場を迎えている。




京成3700形3708F 1次車 現行仕様。
3708F-2:[3708]-[3707]-[3706]-[3705]-[3704]-[3703]-[3702]-[3701]。
※PT-7131形パンタグラフ換装,前期リニューアル工事施工編成。

京成形式は3500形を以て100形から長らく続けられてきた更新修繕に終止符が打たれた。
その後3700形からは内装を中心とするリニューアル工事が新たに開始された。
最若番編成の3708Fはリニューアル工事施工第1編成となり2012年2月に出場している。
表立った内容は側扉内側への黄色テープ貼付,床材貼替,側面窓一部固定化程度で更新修繕に比べ小規模となった。
3758F以降からは側面窓にUVカットガラスが採用され外観にも変化が生じた。
個人的解釈で3758Fの前後を前期リニューアル工事編成と後期リニューアル工事編成に分類している。
なお1次車の3700形M2c車は車椅子スペースが存在しなかった。
リニューアル工事に於いても新設は見送られ入場前の客室設備を維持している。
2016年11月にはPT-4804形パンタグラフからPT-7131形パンタグラフへの換装が実施された。
3700形初のシングルアーム式パンタグラフ換装編成となりしばらくは特異な存在だった。
2017年10月に3768FもPT-7131形パンタグラフへ換装され3708Fならではの独自色は若干薄れている。
その後3708Fは電気機器の更新が行われておりこれからも活躍が期待できる編成だと思われる。


3708F-1,3708F-2 (登場時仕様,現行仕様)。

所有する3700形では編成番号の重複を避けてきた。
3798F中期仕様再生産品(4次車:3798F→現行仕様)導入前には3798F現行仕様(元3798F)を3758F中期仕様(3次車:3758F)へ改番している。
3708F-2は3708F登場時仕様(1次車:3708F-1)とのプロトタイプ差が大きく改番を見送った。
よって3708Fは3700形初の2編成体制になっている。
3700形は小変更が繰り返された。
1次車の3708F-1と3708F-2は特に外観差が大きく編成番号重複は全く気にならない。
両編成では約27年の時差が存在する。
新造から小改良が重ねられた3708Fの変遷を感じ取れる。
前面見附の変化が改番を行わなかった理由にもなった。
行先表示類は現行ダイヤから[A05 特急 上野]に決定した。
3708F-1を[特急 上野]に設定しており対比要素を持たせている。


3728F後期仕様(1次車:3728F)。

フルカラーLED式種別表示器編成の[特急]表示は3728F後期仕様(1次車:3728F)と重複する。
3728Fは前回入場で種別表示を旧ROMから新ROMのフルカラーLED式[特急]表示へ改めていた。
当初3708F-2は後期仕様化を前提にジオマトリックス製[K'SEI]CIマークインレタ転写を開始した。
このまま作業を進めると1次車の同一仕様が現れてしまう。
3708の入場から前期リニューアル工事施工編成化へ変更し3728Fとの差別化を図っている。
リニューアル工事施工直後の3708FはPT-4804形パンタグラフが搭載されていた。
プロトタイプは2012年2月~2016年10月の後期仕様も選択出来た。
しかし京成形式では現行仕様の増強手段が限られておりグリーンマックス製PT-71C形パンタグラフへ換装している。


3768F,3708F-2 (後期リニューアル工事施工編成,前期リニューアル工事施工編成)。

これには3768F現行仕様(3次車:3768F)の在籍が大きく作用した。
離合編成を増やすには後期仕様前期リニューアル工事施工編成化が有利だった。
PT-4804形パンタグラフ搭載編成の後期仕様だった製品仕様を改めてまで出場させた3768Fと対比させたい。
前途の通り3768FはPT-7131形パンタグラフ換装編成でリニューアル工事施工内容の差異を強調したくなった。
この路線変更により3707,3705,3702のPT-7131形パンタグラフ換装車化が決定した。


PT-7131形パンタグラフ換装車化を選択した3708F-2 (3707+3706)。

代用品はグリーンマックス製PT-71C形パンタグラフとし3400形3428F現行仕様(3428F),3768Fに揃えている。
パンタグラフ取付脚の黒色化も踏襲し同等の見附を守った。
PT-4804形パンタグラフを搭載した3707,3705,3702後期仕様は陽の目を見る事無く消滅している。
3768Fとは窓セルの色温度が異なるためリニューアル工事施工編成同士のプロトタイプ重複は生じない。
また1次車と3次車では3700形M2c車の貫通扉種別表示器下部に成形処理差がある。
3708F-2の現行仕様化は上手く隙間を突けたと思う。


3700形最後の動力ユニット更新車となった3706。

2個モーター搭載動力ユニット搭載のまま休車に至った3706は動力ユニット更新を行った。
コアレスモーター搭載動力ユニット用FS-547(047)動力台車枠が入手出来なかった上にジャンク車両も抑えられなかった。
止むを得ず2個モーター搭載動力ユニット用FS-547(047)動力台車枠を加工し更新に結び付けている。
ここは先に側梁を動力台車枠化した3150形用KS-116,FS-329C,3400形用FS-383での施工例が強力な参考になってくれた。
2個モーター搭載動力ユニット用FS-547(047)動力台車枠の成形色が強味となり非動力車との色温度差は少ない。
そのためサックスブルー成形FS-547非動力台車を塗装変更した動力ユニット更新車に比べ台車見附が良くなっている。
3708F-2の長期休車で実質的に3700形全編成のコアレスモーター搭載動力ユニット化は達成されていた。
再出場時の動力ユニット更新は予定事項だったものの3706の竣工を以て高性能化を完了している。
但し非動力車はTR-180床板装着車でありリニューアル再生産品以降のTR-180A床板装着車には到底敵わない。




3708F-2サイドビュー(3701:現行仕様前期リニューアル工事施工車化)。


3768Fサイドビュー(3761:現行仕様後期リニューアル工事施工車)。

3818F中期仕様(5次車:3818F)との台車相互交換が重なり下廻りも製品から趣を変えた。
特に3708,3701はスカート装着も相俟って刷新されたと言えよう。
側面窓一部固定化は全車とも窓サッシモールドを黒色化しただけの簡易再現である。
一段下降窓のため車体断面には手を加えていない。
いんちき小細工ながらリニューアル工事施工編成らしさを醸し出せていると思う。

休車直後の3708F-2は前期仕様化し[A53 急行 東中山]を採用する案が最有力候補だった。
中期仕様以降へ改めるには最低でも[K'SEI]CIマークインレタ転写が求められる。
敢えて不得手なインレタ転写へ踏み切らせたのは灰色成形FS-547(047)台車にあった。
技量の無さと残数都合が重なりインレタ転写は苦戦を強いられた。
結果はともかく全車への[K'SEI]CIマークインレタ転写完了が分岐点になったと言えよう。
3708F-2は当初計画とは全く異なる現行仕様で再出場した。
部品供出が続いた時期とは打って変わり重要な戦力になるだろう。
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京成200形206F 更新車 晩年仕様 助士側前面窓内運行番号表示器設置編成 (モハ208 改番竣工) ※組成変更

2018-02-12 21:14:01 | 京成線出場
訴求。

TOMYTEC製京成モハ206更新車晩年仕様(206F)を改番しモハ208更新車晩年仕様(206F)が竣工した。
これにより[206F]を名乗りながらも基準車となるモハ206が存在しない珍しい再出場を迎えた。
4両編成化はモハ206,モハ207(二代目)の回着に懸かっており暫くはこの状態が続くだろう。




京成200形206F 更新車 晩年仕様。
206F:[208]-[207]。
※助士側前面窓内運行番号表示器設置編成:モハ206 改番(暫定2両編成)。

206Fの最終形態はモハ206-クハ2003+モハ208-モハ207だった。
早期の4両編成組成を狙っているがどうにも上手く展開が図れない。
しかもモハ206とモハ207のどちらが先に入手できるかも不明である。
編成番号に従えばモハ206が理想的だが3両編成は2M1Tが原則であり悩ましい。
他方モハ207もどの様にクハ2003擬への改装を行うか迷いがある。
取り敢えず台車だけは3H-67からグリーンマックス製灰色成形TR-11への交換が決まっている。
グリーンマックス製TR-11非動力台車はTOMYTEC製と若干形状が異なるが200形との差別化には欠かせない。
クハ2000形は屋根上にベンチレーターが無くガーランド形ベンチレーターモールドを切除する大加工が必要である。
モハ208のパンタグラフ撤去痕再現さえ行えない現在の技量では妙案が浮かばず頭を悩ませている。
また車体幕板上部のルーバー形ベンチレーター再現と下段雨樋追設も課題と言える。
最終手段にはモハ207をT車代用扱いのモハ205へ改番する案がある。
クハ2003擬の竣工が難しいようであれば安全策を採るかもしれない。


改番を考える切っ掛けになった山側側面[モハ206]車両番号標記。

モハ206は山側側面車両番号標記位置が下方にずれたメーカーエラー品だった。
そのずれ方も半端ではなく大幅なものでかなり目立ってしまう。
しかしこれ以外に不満を抱く箇所は無くTOMYTEC製品の塗装個体差を考えると交換は博打と思えた。
結局交換は要求せず4両編成で中間に封じ込めとなる3号車への配置を選択している。
206Fの出場後も山側側面車両番号標記位置が気になり続けていた。
そこで修正を図ると同時にモハ208への改番に至っている。




インレタ再現に変わった[モハ208]標記。

肝心の山側側面車両番号標記印刷消去は爪楊枝式採用が裏目に出て失敗に終わった。
車両番号インレタでは隠蔽できない消去痕は緑マッキーで極力青電色に馴染むよう誤魔化している。
マッキーのインクは薄塗りとし僅かに残った車体塗装を活かした。
元々気になっていた箇所が銀色から緑色に変わったと思えば多少はましだと思える。
海側側面及び前面車両番号標記印刷の剥離はラプロス#6000で行い成形色の露出を防げた。
車両番号標記はグリーンマックス製インレタに変わりフォントサイズもモハ207とは異なる。
少々数字配置が狭くなってしまい窮屈さが拭えていない。
幸いインレタ残数に余裕があるため[モハ208]は再転写を施しても良いだろう。


存在の重要さが垣間見えた幌吊付貫通幌(モハ206)。

前面車両番号印刷消去時に貫通幌を取り外した。
200形の貫通幌撤去は初ではなかったが記録を見直すと雰囲気が大きく異なると感じられた。
前面形態把握は新京成200形の貫通幌撤去後を彷彿とさせる。
改めて京成青電形式に於ける幌吊付貫通幌は欠かせない要素だと思わされた。
重要だった[208]の車両番号インレタ転写は右斜め下方向に傾き芳しくない結果に終わっている。
加えてモハ207のフォントサイズを大きく上回ったため余計に見苦しくなってしまった。
結果的にインレタ転写は成功箇所が全く無いまま打ち切られている。
ただ改番そのものはクハ2003擬(←モハ207:二代目)製作への予行演習になった。
更なる増備次第ではTOMYTEC製TS-310をFS-28の代用台車とし500形,510形への道が開ける。
1600形クハ1603もTOMYTEC製DT21非動力台車をKS-104に見立てれば不可能ではない。
但しクハ1603は2000形同様に屋根板への加工が壁となる。
京成200形の製品化は非常に嬉しかったが2Mの組成が初心者にとって発展性を狭めたと思っている。
200形-2000形や700形-2200形(普通鋼車体)であれば206Fとは違った組成を目指せた。
若しくは2両編成でも成立するモハ704+クハ2203(軽量車体:カルダン駆動試作改造車)を選択しても良かっただろう。




パンタグラフ交換により折畳姿勢まで改善されたモハ207。

モハ206,モハ207にはグリーンマックス製PT-43S形パンタグラフを起用した。
ところがモハ207に搭載したPT-43S形パンタグラフは安定性が悪く修正も空振りに終わった。
モハ206の改番入場に併せグリーンマックス製PT-43S形パンタグラフをモハ207と相互交換した。
現状ではモハ208のパンタグラフ撤去再現は難関工程のため常時下降姿勢を保たせる予定である。
モハ206(→モハ208)のPT-43S形パンタグラフは安定度が高かった。
形状を保てるパンタグラフをモハ208に継続搭載する必要は無く相互振替で対処している。
またモハ207は交換後の貫通幌嵌合が今一つで引っ掛かっていた。
再脱着を行い車体との間に生じていた僅かな隙間を廃している。


206Fサイドビュー(モハ207:グリーンマックス製PT-43S形パンタグラフ交換)。

改番竣工したモハ208の出来栄えは決して良いとは言えない。
その代わり正規編成の車両番号へ改まり4両編成化に半歩前進した。
パンタグラフ撤去再現は難しいものの運行番号表示器消去程度までは進めたい。
TOMYTEC製京成3500形3556F朱帯色後期仕様(3556F)では薄め液での印刷消去中に前面窓セルへ亀裂を走らせた。
何れ中間組込車となるモハ208で再挑戦しても損はしないと思う。
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京成200形206F 更新車 晩年仕様 助士側前面窓内運行番号表示器設置編成 (2両編成) ※暫定出場

2018-01-27 21:30:54 | 京成線出場
苦節。

第二次整備を終えTOMYTEC製京成200形206F更新車晩年仕様(206F)が出場した。
まだモハ206+モハ207のみの竣工で暫定的に2両編成となった。
回着見込みの立っていないモハ206,モハ207(二代目)が竣工し4両編成化が達成され次第正式出場を迎える。




京成200形206F 更新車 晩年仕様。
206F:[206]-[207]。
※助士側前面窓内運行番号表示器設置編成:暫定出場。

京成200形は1931年9月に青砥~日暮里間延伸用としてモハ200~モハ209が登場した。
製造当初は左右非対称窓配置車体が特徴の所謂[京成スタイル]を有していた。
1954年8月から特別修繕が施工されたが側面見付は乗務員室扉設置以外原形配置を維持している。
左右非対称車体は100形の更新修繕でも引き継がれ1987年7月に新京成100形が形式消滅するまで健在だった。
旅客流動等から考案された模様だが大手私鉄他社では見られない独特の配置である。
側扉の対面は座席が配され当初は強烈な違和感を抱いた。
京成形式の更新修繕は1956年より100形から順次開始された。
特別修繕を終えていた200形も1965年3月~1966年5月の間に施工され2100形と類似の車体へ置き換えられている。
1964年12月までに更新修繕を終えた220形以前の形式に近い車体であるが運転台側の床板が嵩上げされた。
これにより凸形が特徴的だった運転台側前面窓下部が一直線状に改められている。
以降の更新修繕形式は全て200形更新車と同様の車体が採用され形式を見分る箇所となった。
200形全車が更新修繕の完了を迎えた頃には3両編成若しくは4両編成が主力になっていた。
同時に誘導無線アンテナの取付推進が図られ外観の小変更が続く。
4両固定編成化は3M1T組成とされ200形は主に2000形と組み4編成に集約された。
200形は10両の在籍で相方が不足したモハ209だけは600形及び2000形との編成に組み込まれている。
この時モハ202,モハ203,モハ208,モハ209は中間組込車へ変わり運転台機器とパンタグラフが撤去された。
誘導無線搭載車は送受信用アンテナ諸共撤去されパンタグラフ台と歩み板だけが残る。
1970年代前半から運行番号表示板に変わり助士側前面窓内上部に運行番号表示器設置が進められ前面の印象が変化した。
ようやく小変更が落ち着いた矢先に新京成への譲渡が開始される。
先ずモハ206,モハ208が1976年12月に除籍となった。
1978年3月に入るとモハ209以外の7両も集中譲渡されている。
唯一京成籍で残ったモハ209は晩年に510形,2000形との組成へ組み替えられた。
しかし1980年4月30日付で廃車され京成200形は形式消滅した。
モハ514-モハ209_クハ2012-モハ513は京成最後の一般旅客用吊掛駆動編成で事実上新性能化も達成されている。
※旅客車の完全新性能化は1600形モハ1602が廃車となった1981年11月30日。
一方新京成200形は1990年7月30日を以て除籍された。
最後まで運用されたモハ204は1990年8月に北総線経由で宗吾検車区へ回送され約12年半振りに京成へ還ってきた。
1996年から更新修繕完了当時への復元工事が開始され1997年2月より宗吾車両基地入口に会社遺産として保存されている。


痛恨のメーカーエラーだった[モハ206]標記(山側)。

206Fは正式出場まで捲り式行先表示板の追設を先送りした。
そのため表示類は[93    ]のみと製品仕様を維持している。
青電形式の中間組込車は助士側前面窓内に運行番号表示器が追設されなかった。
薄め液での印刷消去は3500形3556F朱帯色後期仕様(3556F)で失敗しておりこのまま存置すると思う。
TM-05R動力ユニットはモハ206に搭載している。
動力車化の決定打は山側の[モハ206]標記印刷位置が大きく乱れていた事に拠る。
先頭に立たせる気になれず4両編成組成時に中間組込車となる配置を採った。
これ以外に気になる箇所は見当たらず惜しまれる。
今後正規の車両番号であるモハ208への改番を検討中である。
◆206F:[206]-[2003]_[208]-[207]。


時間を要したTM-05R動力ユニットのTNカプラーSP化。

TOMYTEC製TM-05R動力ユニット(17m級)は採用例が無くモハ206で初登板になった。
TM-06R動力ユニットとは構造が異なりTNカプラーSP装着に大苦戦している。
未加工では取り付けられないとは考えておらず落とし穴に嵌まった。
一時はTNカプラーSP化を諦めようかとも考えた。
しかしグリーンマックス製京成3150形運転台付車に施したTNカプラーSP前進取付を逆転させる手法を思い付いた。
MサイズスペーサーとTNカプラーSPに手を加え後退取付にて何とか206FのTNカプラーSP化を実現させている。


モハ207+モハ206 (非動力車+動力車)。

もう一つの課題は前面車体裾と運転台側TNカプラーSPカバー前端の干渉対策だった。
これはTOMYTEC製京浜急行1000形1005F冷房改造車を編入した1000形1029F後期仕様(1029F-5)の失策で折り込み済みだった。
モハ206,モハ207共にジャンパ連結器切り落としに注意を払いカバー前端部を削り車体不等沈下を防止した。
非動力車と動力車の車体高統一は難しいと思えたが結果的に大凡同等に至り余り気にならない。
しかしTNカプラーSPの後退取付を採用したモハ206の連結器突き出し長はモハ207に比べ僅かに短くなった。
そのため運転台側,連結面側とも連結中心位置はモハ206寄となる。




モハ206+モハ207 (動力車+非動力車)。

原因はTNカプラーSP後退取付の詰めが甘かったためだろう。
但し逆コ字形に整形した嵌合部立ち上がりを現状より細くすると牽引力や推進力に耐えられないと思われる。
そうなるとTNカプラーSPの固定は全面的にゴム系接着剤へ頼らざるを得なくなる。
ビス固定も慣れていないため見切った箇所となった。


誘導無線アンテナが未設置のモハ206。

今回はあくまで暫定出場でありモハ206への誘導無線アンテナ取付は敢えて見送った。
ただモハ206(二代目)と屋根板を振替えれば不都合は無く施工しても良かったと思える。
4両編成への拘りが余裕を失わせたらしい。
誘導無線アンテナの取付は至って容易である。
2両編成が長期化するようであれば追設するかもしれない。


流れで輪心黒色化を施したモハ207。

モハ207の第二次整備で3H-67非動力台車に装着する金属車輪の輪心黒色化を行ってしまった。
これに連動しモハ206の輪心も黒色化へ至った。
よってTOMYTEC製京成3500形グループのFS-389,FS-089に近い雰囲気となっている。
輪心黒色化未施工の3H-67は仮装着すら行っておらずどの様な印象になるのか分からない。
恐らく3H-67の軸受周囲成形からすると銀色が目立ったと推測する。
加えてTM-05R動力ユニットの動力台車集電板の仕上げを考えれば間違いではなかったと思う。


3300形3356F,206F (復活青電色,青電色)。

プロトタイプは4両編成化から新京成へ譲渡されるまでの1971年4月頃~1976年12月とした。
製品は灰色成形の3H-67非動力台車を履き付属する3H-67動力台車枠も灰色成形品である。
サックスブルーへの塗装変更は1966年6月から開始されており検査周期を考えると齟齬になってしまった。
敢えて灰色成形KS-116化したグリーンマックス製3150形3162F現行色晩年仕様(3162F-5)等が在籍するため経年の汚れと解釈する。
なお[]種別板再現を見送ったのは誤りで1970年代前半には貫通扉種別板差しが設けられたらしい。
ここは4両編成化時に捲り式行先表示板掲示と共に整備対象とする。
同時にヒューズボックスを黒色塗装し屋根板にコントラストを与えるつもりでいる。
当然ながら離合に相応しい編成は存在しない。
雰囲気重視ならマイクロエース製3300形3356F復活青電色前期仕様(3356F)が筆頭だろう。
但し青電色の再現が全く異なるため何れにせよ違和感は拭えない。
マイクロエース製3500形3504F朱帯色後期仕様(3504F)を登場時仕様へ戻すのが近道かもしれない。


206Fサイドビュー(モハ207)。

2M組成の2両編成も運用実績が確認出来なかった。
そのため2両編成でも4両編成でもイメージ編成に留まる。
しかし200形の製品化自体が喜ばしく全く気にならない。
引き続き青電形式のリリースに期待を寄せている。
台車をFS-28へ履き替えれば500形,510形が仕立てられる。
KS-104を用い非電装屋根板を新規に興せば1600形クハ1603まで繋げられるだろう。
その際はブラインドパッケージではなくオープンパッケージでの製品化を並行してほしい。

206Fは1976年3月に京成線から姿を消し実際の活躍が記憶に残るのは新京成線内だけだった。
自前の記録が一切無くプロトタイプ設定には各種資料を探り出場まで結び付けた。
参考文献は以下の通りである。

◆RP誌:#276,#486,#622,#632,#787。
◆RP誌AS:#36。
◆RML誌:#153,#154,#164,#184,#185,#186。

何れも200形更新修繕後の動向を掴む要素を得られた。
モハ206,モハ207への特定は難しかったが小変更への追随に大きく貢献している。
206Fは千葉線系統への投入が確定している。
仮に本線系統なら資料で強く印象に残った[特急 東中山]を選択しただろう。
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京成新3000形3002F 1次車 6両編成 現行仕様 フルカラーLED表示器,架線検測装置搭載編成

2018-01-04 21:13:31 | 京成線出場
即戦力。

マイクロエース製京成新3000形3002F現行仕様架線検測装置搭載編成(1次車:3002F)が出場した。
新3000形では6編成目の増備でそのうち現行仕様は4編成となった。
6両固定編成の新製投入も久し振りで3600形3668F現行仕様(→中期仕様:3668F-1)以来である。




京成新3000形3002F 1次車 現行仕様。
3002F:3002_8-3002_7-3002_6-3002_3-3002_2-3002_1。
※フルカラーLED表示器,架線検測装置搭載編成。

新3000形は2002年12月に登場した現在の主力形式である。
[京成グループ標準車体]が新たに定められ3700形とは大きくイメージを異にする。
前照灯位置や横長の尾灯,通過標識灯こそ3700形6次車以降を承継したが前面窓が細分化された。
日本車輌のブロック工法によるステンレス車体採用で側面からビードが姿を消した。
帯類も細く纏められ全体的にシンプルさが押し出されている。
製造初年から15年が経過したが大きな変更も無く現在も新製投入が続いている。
6両編成と8両編成が製造されているが初期は3150形,3200形,3500形の廃車を兼ねた都合から6両編成の割合が高い。
7次車(3050番台)を除くと2012年2月まで3001Fが唯一の8両編成で希少な存在だった。
途中から3600形3618F廃車や3700形3738F,3748Fの除籍による玉突き更新が加わり8両編成も珍しくなくなっている。
3002Fは3001F~3005Fが製造された1次車に属する。
当初は3色LED表示器が採用され趣が異なっていた。
フルカラーLED表示器化は2009年8月に行われ新3000形での皮切りとなった。
その後の外観の変化は少なかったが2012年4月に3002-2へ架線検測装置が搭載されている。
更にLED前照灯への交換が2017年12月に行われ特異性が増した。
同時に車内案内表示器のLCD化も施工されており車内見付にも変化が生じている。
なおLED前照灯化は今後推進される可能性が高く3002Fならではの装備ではなくなると思う。


架線検測装置が特徴の3002-2。

製品は3002-2に架線検測装置が搭載された2012年4月以降がプロトタイプである。
M2c車に空間波無線アンテナ台座が設けられた4次車以降ではなく1次車の3002Fが製品化された大きな理由だろう。
よってM2c車は3001F前期仕様(1次車:3001F),3010F前期仕様(3次車:3010F-1),3010F現行仕様(3次車:3010F-2)と殆ど差異が無い。
行先表示類は現行ダイヤから[B19 普通 津田沼]とした。
3010F-2に[B09 普通 千葉中央]を採用しており上り方面行は早くから確定していた。
[上野]は運用時間帯が限られるため[津田沼]に決定した。
在籍編成で多数を占める[津田沼]だが6両編成現行仕様には設定が無く行先偏重の影響は受けていない。
ステッカーは全て富士川車輌工業製を用い新3000形のフルカラーLED表示器編成に揃えている。
使用しなかった製品付属ステッカーは以下の内容だった。

◆[   試運転]。
◆[普通 上野]。
◆[普通 津田沼]。
◆[普通 うすい]。
◆[普通 成田]。
◆[快速 上野]。
◆[快速 高砂]。
◆[普通 ちはら台]。

3050番台の3051F(7次車:3051F)は徹底して[アクセス特急]に絡んだステッカー内容とされた。
3026F現行仕様(8次車:3026F)付属ステッカーは虚を突かれた設定が多かった。
6両編成と言う事もあり3002Fでは常識的な選択に戻っている。
しかしフォントはLED表示らしさを捉えるまでには達していない。
当分は富士川車輌工業製ステッカーのお世話になるだろう。
なお出場直前に3002-1の波を打っていた前面黒色部を再修正し屋根Rに合わせている。


3010F-2,3002F (3次車,1次車:現行仕様)。

千葉線系統への現行仕様編成は久々の増備となった。
3010F-2は3026Fとの離合を考慮し投入された経緯を持つ。
付属ステッカーは3色LED式のみだったため富士川車輌工業製ステッカーでフルカラーLED表示器化を図っている。
3002Fの出場で千葉線系統に於ける新3000形同士による離合が再現可能となった。
熟慮の上導入した3010F-2は出場以降徐々に重要な存在へ格上げされている。
千葉線はダイヤ改正の度に4両編成運行が削減され現行仕様拡大は難しくなっていた。
待ち望んでいた新3000形6両編成のリリースは毛色の異なる3002Fで実現に至った。
1次車と3次車の外観差は無いに等しいだけに3002-2の架線検測装置は大きな差別化に繋がっている。
縮小の進む千葉線4両編成仕様には3500形3520F現行仕様(3520F-3),芝山3500形3540F現行仕様(3540F-2)が在籍する。
何れも今後のダイヤ改正次第では消滅が考えられ3002F導入は意義のあるものになったと思う。


3002Fサイドビュー(1次車:3002-1)。


3010F-2サイドビュー(3次車:3010-1)。


3001Fサイドビュー(1次車:3001-1)。


3026Fサイドビュー(8次車:3026-1)。

マイクロエース製新3000形は3010F→3051F→3001F→3026F→3002Fと5次に渡りリリースされている。
LOTが進むに連れ戸袋窓のUVカットガラス再現が徐々に濃くなっている気がする。
3002Fではかなり濃色に思え分解時には違和感を抱く程だった。
戸袋窓はちょうどライトケースが被る箇所でより存在感を強める狙いがあるのかもしれない。
グリーンマックス製3700形3768F現行仕様(3768F)にも言えるがUVカットガラスは解釈の差が大きく現れる箇所である。
必要以上に濃くするとバランスを崩しかねない。
今後の新3000形リリースには10次車以降も考えられるためこれ以上の濃色化は控えてもらいたい。

京成形式で最大勢力となった新3000形は3010F以降6両編成のリリースが途絶えていた。
編成数の割に製品化が進まずようやく3002Fで2編成目が登場した。
特色のある編成こそ少ないものの年次改良は多い。
屋根上見付に変更があった4次車以降や側扉窓支持が新方式となった11次車以降のリリースにも期待したい。
Comment

京成3400形3428F 現行仕様 PT-7131形パンタグラフ換装,色地種別幕編成 (スカート位置修正) ※事故被災車復旧

2017-12-28 21:40:06 | 京成線出場
戦列復帰。

脱線転覆事故に見舞われたグリーンマックス製京成3400形3428F現行仕様(3428F)が再出場した。
事故発生時は大破の状況から最悪廃車も覚悟した。
中古市場では動きの鈍い製品であり無事復帰させられたのは何よりの収穫である。




京成3400形3428F 現行仕様。
3428F:[3428]-[3427]-[3426]-[3425]-[3424]-[3423]-[3422]-[3421]。
※PT-7131形パンタグラフ換装,色地種別幕編成 事故復旧,スカート位置修正:SPフレームTNダミーカプラー化。

3400形3428Fは1994年4月に3428-3427-3426+3423-3422-3421の暫定6両編成で登場した。
1994年7月に3425-3422が落成し8両編成化されている。
各々AE車AE50FのAE-29+AE-22+AE-50+AE-49+AE-48+AE-41+AE-42+AE-43を種車とする。
ちなみにAE-29は不運な事件に巻き込まれた車体代替車で製造銘板が[日本車輌]と[東急車輌]の2枚貼付となる異端車だった。
3428Fは3418Fと同一仕様で製造され当初から英字併記種別幕と行先方向幕が採用された。
スカートは未装着で3448F,3458Fとは趣が異なっている。
なお3408F,3418F,3428F,3438Fへのスカート取付は1995年11月~1996年9月に掛けて行われた。
運行番号表示器のLED化や色地種別幕への交換,PT-7131形パンタグラフ換装は全編成ともほぼ同時期に施工されている。
種別幕と行先方向幕はLED化の対象から外され現在でも幕式表示器のまま健在である。
電気機器は1972年3月に製造されたAE車発生品の界磁チョッパ制御で約45年が経過した。
車体も新造から約23年が経ったが特に措置は施されていない。
同等の性能を有する3600形はステンレス車ながら廃車が生じた。
3400形は鋼製車体であり淘汰開始が近いと目されている。


3422(3428F:PT-71C形パンタグラフ取付脚黒色化施工車)。

3700形3768F現行仕様(3768F)で採用したPT-71C形パンタグラフ取付脚の黒色化は3428Fにも取り入れた。
事故復旧入場となった3427,3425は修繕時に施工を終えた。
よって3400形M1車系では3422だけが未施工のまま残っていた。
無被災車では3421に続く入場対象車となっている。
屋根板のパンタグラフ取付孔は竹串で拡大しパンタグラフ着脱性を向上させた。
今後のパンタグラフ交換には苦労しなくなるだろう。
またヒューズボックスの溶着も施し3427と仕様を揃えている。


3422+3421 (PT-7131形パンタグラフ換装編成)。


3425+3424 (PT-7131形パンタグラフ換装編成)。

3422のPT-71C形パンタグラフはこれまでの取り扱いが響き状態は芳しくない。
歩み板は波打ちホーンも不安定である。
破損修繕を行った3427,3425のPT-71C形パンタグラフも原形に近い状態へ戻せはした。
しかし強度を考えると長期使用には向かないと思う。
以後はどの程度上昇,下降に耐えられるかが課題となる。
劣化が激しい場合には3427,3425,3422の全車を交換対象としたい。


大破車両で最初に復旧させた3426。

脱線大破したのは3428-3427-3426-3425の4両である。
曲線区間で3426-3425の連結部が他車両に衝突され悲劇に至った。
復帰第1号を飾った3426だったが成田寄妻面山側車体裾には小さな打痕が残っている。
実質的な本格修繕は3425(動力ユニット更新車)からとなった。
幸いコアレスモーター動力ユニットに異常は無く走行性能の低下は生じていない。
3425以降は事故復旧に際しグリーンマックス製3400形,3700形で進行させている外観向上策を採り入れた。
最終入場車が3422となったのはこれに連動したものである。
M2c車の3428,3421には前面車体断面黒色化を施し運行番号表示器窓下部横桟を目立たなくしている。
行先表示類は[A07 特急 上野]を踏襲した。
現行仕様の[特急 上野]は3428Fだけに留まっている。
よって今入場での行先表示類変更は見送った。
[A07 特急 上野]は全て製品印刷に頼る少数派の存在も維持された。
ただせっかくの分解機会を得られたため側面窓セル運転台側上部整形は逃さずに行っている。


3700形3768F,3428F。

3428Fは初出場時から現行仕様を保っており入場機会が少ない。
動力ユニット更新のため3425が入場するまで無風に近かった。
不慮の事故が切っ掛けになってしまったが3408F前期仕様(3408F-3)に続くリフレッシュ施工編成となった。
長らく使用し続けてきたスカート付TNカプラーSPは廃止された。
スカート付SPフレームTNダミーカプラーへの交換でスカート位置が若干後退したのは3408F-3と同様である。
3768F後期仕様のPT-7131形パンタグラフ換装編成化で現行仕様が僅かに増強された。
同じPT-7131形パンタグラフ換装編成の3428Fとの離合に新鮮味を感じられたばかりだった。
3428Fが事故に遭遇し見納めとなる危機に追い込まれたが無事復活を迎えている。




3428Fサイドビュー(3421:スカート付SPフレームTNダミーカプラー化)。


3408F-3サイドビュー(3401:スカート付SPフレームTNダミーカプラー装着車)。

大破車両の側面はほぼ無瑕に近く編成見付を狂わせていない。
むしろ怪しい再生品となったホーンの安定性に欠けるPT-71C形パンタグラフが気になる。
自力で復旧させたシングルアーム式パンタグラフは殆ど例が無い。
上昇姿勢が保てなくなるまでの耐久試験にしたくホーンだけは何とか手を打ちたい。
SPフレームTNダミーカプラー化で偏位したスカートは入場前との差が比較的大きく見える箇所である。
但し3400形のスカート装着編成は3408F-3と3428Fだけの在籍で今後目が行く事は無くなると思う。

3428Fのリフレッシュ施工は当分先の予定でいた。
前面車体断面黒色化を含め緊急性は高くなく3400形,3700形で順次進める計画だった。
複合脱線事故に巻き込まれ臨時入場へ至りリフレッシュ施工まで追加されている。
復帰さえ危ぶまれた3428Fは雰囲気を新たに第一線に返り咲いた。
細部には事故の影響が残るものの現時点では出来る限りの策を打てたと考えている。
Comment

京成3400形3408F 前期仕様 [K'SEI]CIマーク未貼付編成 (表示類変更,スカート位置修正) ※再生産品

2017-12-24 23:43:21 | 京成線出場
連動。

戦列を離れていたグリーンマックス製京成3400形3408F前期仕様(3408F-3:リニューアル再生産品)が再出場した。
3700形3818F中期仕様(3818F)へのライトユニット供出が休車の契機となった。
3818,3811(3818F)と同時入場させた3408,3401の組立を保留し早期復帰へ繋げている。




京成3400形3408F 前期仕様。
3408F-3:[3408]-[3407]-[3406]-[3405]-[3404]-[3403]-[3402]-[3401]。
※[K'SEI]CIマーク未貼付編成 表示類変更(ライトユニット交換),スカート位置修正:リニューアル再生産品。

3400形はAE100形増備で余剰になったAE車の主な走行機器を流用し新造車体を載せた改番形式である。
書類上でもAE車を引き継いでおり新製形式ではない。
車体は大榮車輌製で3700形を鋼製車に仕立てたデザインに近い。
3700形には存在した前面垂直方向のスラントは設けられなかった。
AE車全5編成が改番され3401F,3418F,3428F,3438F,3448F,3458Fが出場している。
3438Fまではスカートが未装着とされ後に追設された。
スカート装備後の変化は比較的少ない。
目立ったところでは2009年6月頃から運行番号表示器がマグサイン式からLED式に交換された。
2010年6月以降には色地種別幕への変更が行われ前面の印象が変化している。
PT-7131形パンタグラフへの換装は2003年から開始された。
当初は各編成の[34X5]が先行交換される変則的な進行となった。
3408FはAE10Fが種車でAE-3+AE-2+AE-1+AE-23+AE-28+AE-10+AE-9+AE-8の形式変更車である。
当初は3405+3404を除いた暫定6両編成で1993年1月に登場した。
やや遅れて1993年3月に3405+3404が落成し8両編成化された。
種別幕は英字無併記,方向幕には[UENO 上野],[NARITA AIRPORT 成田空港]を含む旧幕が起用された。
続いて出場した3418Fからは英字併記種別幕,行先方向幕が新たに採用されたため3408F独自の特徴だった。
この種別幕と行先方向幕は1998年10月に姿を消している。


第一次整備完了時の3408F-3。

3408F-3はスカート付TNカプラーSP+TNカプラーSP化を標準工程とした時期に投入された。
行先方向幕は選考の上[東成田]に決定している。
当時は3700形3818F中期仕様(3818F)に[(飛行機)特急]種別幕を採用して間もなかった。
対比要素と[(飛行機)特急]種別幕増強に備えメーカー印刷の白地[特急]種別幕が活かされた。
運行番号は[特急 東成田]から逆引きし1運用しか存在しなかった[65K]に絞り込んでいる。
奇しくも3818Fへライトユニットを供出した3408F-3には3728F現行仕様(→後期仕様:3728F)出自品が装着された。
ライトユニットはフルカラーLED式[特急]表示が印刷済で現状での転用が出来ない。
富士川車輌工業製白地[特急]種別幕ステッカーは予備都合で起用出来ず[急行]へ格下げとなった。
当然運行番号も影響を受けプロトタイプ当時のダイヤから[67K]へ改めている。
初出場以来大きな変動の無かった3408F-3は複合的要素が絡み前期仕様へ装いを新たにした。
なお3728Fから開始している前面車体断面の黒色化は3408F-3でようやく結実した。
運行番号表示器窓下部横桟のアクティブシルバー塗装は前面黒色窓枠と一体化され引き締まった表情に見える。
3400形は3408F登場時仕様(3408F-1,3408F-2),3408F-3,3428F現行仕様(3428F)の3編成体制である。
より効果が望める3400形への施工を優先するかもしれない。


1000形1037F-4。


3150形3158F-2。


3200形3216F-2。

[特急]から[急行]への変更は種別偏重にも貢献している。
3150形の逆組成を見合わせた都合もあり3編成まで減少した[急行]だったが増加に転じた。
現状の[急行]は異色の編成が多い。

◆1000形1037F+1029F中期仕様(1037F-4):元京浜急行1000形。
◆3150形3158F+3190F新赤電色(3158F-3):区間急行。
◆3200形3216F試験塗装色ライトブルー編成(3216F-2):4両編成。

3216F-2に続く[急行 東成田]の選定にはなった。
しかし当時のダイヤでは数多く設定されていた行先でようやく正統派の[急行]が登場している。
スカート装着後の3408Fでは[急行]種別幕も採用できた。
既に3408F-1(3408F-2)で英字無併記[普通]種別幕を使用しており差別化を図ったつもりである。


3300形3308F-1,3408F-3。

3408F-3は行先表示類以外の製品仕様をほぼ踏襲している。
[K'SEI]CIマーク未貼付+現行色編成は3150形,3300形,3400形,3700形に限られ少数派に留まる。
そのため離合に適合する編成は少ない。
3150形3170F-1+3162F-1現行色後期仕様(3170F-4),3174F-1現行色前期仕様(3174F-2)は北総開発への賃貸と時期が重なってしまった。
3194F現行色前期仕様(3194F)は3408Fへスカートが追設される以前に該当しプロトタイプが合わない。
3400形は3408F-1(3408F-2)が当該編成で編成番号が重複する。
3700形3708F登場時仕様(3708F-3)もスカート未装着編成のため相応しくない。
唯一の存在はマイクロエース製3300形3308F現行色前期仕様(3308F-1)である。
3308F-1は3304F現行色を改番し出場させた。
3304F新赤電色(3304F-1)との混色編成を組成条件に加えたため印刷済の[K'SEI]CIマークを剥離していた。
所有する京成形式で主力の3300形に対象編成が在籍していたのは幸いだった。
現行色以外では3154F晩年仕様(3154F-2:千葉急行色)が加わる。
僅か3編成の小所帯は新たな製品リリースが無い限り勢力を伸ばせないだろう。




3408F-3サイドビュー(3401:スカート付SPフレームTNダミーカプラー化)。

入場した3408,3401はスカート付TNカプラーSPからスカート付SPフレームTNダミーカプラーへの交換を行った。
スカートは従来より後方へ偏位した代わりに車体裾との空間が狭められている。
偏位代も大きくなく見附を狂わせる程では無いと思う。
3408F-3は3400形唯一のTR-180A床板装着車である。
よって3408F-1(3408F-2),3428Fのスカート位置修正入場とは異なる可能性が残る。
極力差異が生じないよう工夫したい。
Comment

京成3700形3818F 5次車 中期仕様 幕式表示器編成 (種別幕交換,スカート位置修正) ※3400形ライトユニット転用

2017-12-21 21:32:30 | 京成線出場
時間差。

種別表示器の修正が完了しグリーンマックス製京成3700形3818F中期仕様(3818F)が再出場した。
通算6度目となった種別幕交換は入場前の白地[特急]種別幕のまま維持された。
プロトタイプ変更が付き物だった3818Fでは異例の展開と言える。




京成3700形3818F 5次車 中期仕様。
3818F:3818-3817-3816-3815-3814-3813-3812-3811
※幕式表示器編成:種別幕(ライトユニット)交換,スカート付SPフレームTNダミーカプラー化。

3700形3818Fは1998年11月に製造された5次車である。
1編成のみの新製で5次車は3818Fしか存在しない。
基本的に3,4,5次車は同一仕様とされた。
4次車の最終投入編成だった3808Fは通過標識灯周囲が白色化される小変更があった。
この処理は3818Fに引き継がれず3808F独自の特徴になっている。
6次車となる2001年1月製造の3828F以降は前面デザインや車内設備の刷新が行われた。
原形の3700形グループでは3818Fが最終編成となった。
営業開始後の変化は表示器関連が大半を占めている。
3色LED表示器化は2008年9月で交換の皮切りだった3718Fから約1年半も遅れた。
2012年12月にフルカラーLED式表示器へ改められ3色LED表示器時代は約3年程度である。
3768Fは5年弱に渡り3色LED表示器が使用されており3700形では比較的短期間に入ると言えよう。
リニューアル工事は2017年10月に施工された。
横長のLCD式車内案内表示器が新たに設けられた一方でパンタグラフはPT-4804形のまま出場している。
リニューアル工事とは別に車内案内表示器のLCD化が行われた3768Fとは仕様が異なる。
今後の標準は3768F仕様になる可能性が高いと思われ3818Fだけの個性になるかもしれない。


[(飛行機)特急]種別幕時代の3818F。

3818Fは所有するグリーンマックス製京成3700形の初登場を飾った記念すべき編成である。
製品は3色LED表示器編成時代の中期仕様がプロトタイプとされた。
その後仕様変更を繰り返し2017年9月の入場でサックスブルー成形FS-547台車化を行った。
なお供出編成の3708F登場時仕様(→元登場時仕様:3708-2)は灰色成形FS-547台車化後から休車が続いている。
既に幕式表示器編成の中期仕様がプロトタイプに変わっていた。
しかし[(飛行機)特急]種別幕が縛りになっており行先表示類を[79K 特急 佐倉]へ再変更している。
この入場では3818,3811の富士川車輌工業製白地[特急]種別幕切り出しに失敗した。
種別幕ステッカーを二重貼付し誤魔化していたが張り出す種別幕は見切った箇所になっていた。
今入場で3400形3408,3401前期仕様(3408F-3:再生産品)のライトユニットを転用しメーカー印刷の白地[特急]種別幕へ改めた。
その結果種別幕は前面車体妻面から引き込まれ他3700形との差異は大幅に縮小されている。
スカート付TNカプラーSPもスカート付SPフレームTNダミーカプラーへ交換し最近の出場編成に合わせた。
なお[79K 特急 佐倉]は拘りの設定であり変更していない。




3500形3540F-1,3818F。

ライトユニットの交換は他形式との違和感解消にも繋がった。
マイクロエース製幕式表示器編成は3200形を除きプラ板に種別幕ステッカーを貼付する内側掲示へ変更している。
3818Fに施した二重貼付の種別幕は離合時に違和感を生む要因となっていた。
3408F-3から転用したライトユニットにより二重貼付が廃されマイクロエース製品の見附にも近付いている。
メーカー印刷の白地[特急]種別幕であり富士川車輌工業製ステッカーとは若干雰囲気が異なる。
それ以上に凸出する種別幕の廃止が大きく現状には満足している。
ライトユニット交換は対処療法的な措置で行った。
将来的には富士川車輌工業製白地[特急]種別幕を貼付する方向で考えていた。
但しメーカー仕様に準拠しているだけあり収まりは悪くない。


3708F登場時仕様(3708F-1)。


3400形3428F現行仕様(3428F)。

グリーンマックス製3400形,3700形では3428F現行仕様(3428F),3708F登場時仕様(3708F-1)が印刷済種別幕を持つ。
両編成は出場に際し種別幕変更を伴わなかった。
3428F,3408F-1の何れも富士川車輌工業製種別幕ステッカーへ変更が可能な状況にある。
未だに貼付が見送られているのは種別変更の予定が無い事に拠る。
3818Fの[79K 特急 佐倉]を改めるつもりは一切無い。
よって富士川車輌工業製白地[特急]種別幕ステッカーの貼付は行わないかもしれない。


前面車体断面黒色化初施工編成の3728F後期仕様(3728F)。

3728F後期仕様(3728F)から採用した前面黒色窓枠修正は3818Fにも継続施工した。
3500形3540F更新車中期仕様(3540F-1)との比較でようやく効果が得られたように思えた。
運行番号表示器部の前面窓セル下部は横桟が目立たなくなり一体感が増したと思う。
光源角度都合によって判り難い箇所ではあった。
そのため入場前後の比較では手応えを感じなかったと思われる。
施工にはライトユニット撤去が伴うため短期間で全編成への展開は難しい。
M2c車の分解が必要となる入場が生じた編成から順次施工したい。




3818Fサイドビュー(3811:スカート付SPフレームTNダミーカプラー化)。


3798Fサイドビュー(3791:スカート付SPフレームTNダミーカプラー装着車)。

サックスブルー成形FS-547台車は変更しておらず引き続き3818Fの独自性を主張する。
スカートはTNカプラーSPからSPフレームTNダミーカプラーへの交換で取付位置が変更になった。
多少の個体差は防げないものの3768F現行仕様(3768F),3798F現行仕様(3798F),3728Fの仕様が揃えられている。
しかしSPフレームTNダミーカプラーを装備していた3300形が全廃され今後の供出は望めなくなった。
スカート位置の修正は一つの分岐点を迎えた。
TNカプラーSPの原形を守るためスカート部品ボス撤去部の整形に切り替える方針である。

3818Fは前回入場直後から種別表示器周りに不満を抱いていた。
当時は思い浮かばなかった方法で種別幕の二重貼付を解消させた。
その代わり3408F-3が一時離脱と言う憂き目に遭っている。
主幹部品の交換は必ず供出編成離脱を招く弱点を抱える。
但し3818Fに限っては3408F-3を休車に追い込ませただけの甲斐があったと思う。
Comment

京成3700形3728F 1次車 後期仕様 フルカラーLED表示器編成 (新ROM種別表示器化,スカート位置修正)

2017-12-11 22:52:52 | 京成線出場
四度目。

種別幕表示器の新ROM表示化を終えグリーンマックス製京成3700形3728F後期仕様(3728F)が出場した。
種別は入場前の[特急]表示を受け継いでいる。
外観は3798F現行仕様(4次車:3798F)とほぼ同等になった。




京成3700形3728F 1次車 後期仕様。
3728F:3728-3727-3726-3725-3724-3723-3722-3721
※フルカラーLED表示器編成:種別表示器新ROM表示,スカート付SPフレームTNダミーカプラー化。

3728Fは1991年4月に製造された3700形1次車である。
登場時はスカートが装着されておらず1995年7月頃に追設された。
種別幕も英字無併記[普通]を含む旧仕様だった。
貫通扉種別表示器は張り出しており下部には段差を有する。
3708F,3711Fから約1箇月遅れた登場だが基本構造に変わりはない。
調査不足で行先方向幕は英字無併記幕か[UENO 上野],[NARITA AIRPORT 成田空港]が含まれる旧幕かまでは突き止められなかった。
落成の時期が微妙で当初から後者だった可能性がある。
1998年10月頃に行先方向幕と種別幕が英字併記仕様に交換され1次車ならではの特徴が薄れている。
3色LED表示器化は2007年3月に施工された。
その後2010年5月にフルカラーLED表示器へ交換され短期間だけ旧ROM種別表示が見られた。
リニューアル工事は2013年12月に行われ床材貼替や一部側面窓が固定化されている。


当時の現行仕様で初出場を飾った3728F。

3728FのプロトタイプはフルカラーLED表示器編成とされ当時の現行仕様でリリースされた。
当時の回着記録で種別表示器は英字が小文字を含む[Ltd.Exp]の新ROM表示と判明している。
何故3768F後期仕様(3768F)が旧ROM表示になってしまったのか今ひとつ解せない。
当初3728Fの種別表示変更は3768,3761(3768F)発生品を転用する予定だった。
しかし3728の入場時に旧ROM表示と判り富士川車輌工業製ステッカーで新ROM表示へ変更した。
旧ROM表示だった3728Fはプロトタイプが2010年5月~2010年8月頃と当該期間が短かった。
フルカラーLED表示器編成であり広義の現行仕様として扱かったがリニューアル工事施工によりこれも難しくなった。
そこで3798Fとプロトタイプを重ね1次車と4次車の差異を再現する方向へ切り替えている。
現在3798Fはリニューアル工事施工が控えており自動的に後期仕様へ改められる。
3728Fの後期仕様化は3798Fの動向に備えたものでもある。
運行番号と行先表示は[A17 成田空港]のまま従来を踏襲した。
製品印刷を活かす計画とは異なり表示類は全て富士川車輌工業製ステッカーで統一されている。
先祖返りに近い後期仕様化だったが製品仕様からの見附向上は維持された。
採用が見送られた3768,3761発生品の[A07 成田空港]は休車中の3708F元登場時仕様(3708F-2)への転用が確定している。
なお3768,3761発生品のライトユニット転用時に嵌合が大幅に甘くなっていると感じ取れた。
前面黒色窓枠の補修も並行しており以後のライトユニット着脱は控えた方が良いと思う。


3798F,3728F (現行仕様,後期仕様)。

入場に当たり3728,3721に貼付していた貫通扉下部段差再現ステッカーを剥離した。
印刷による段差再現はステッカーで保護されていた状態に近く無事原形に復帰できた。
よって現状維持が確定している3798Fとは製品由来の差異表現に戻っている。
4回目の仕様変更となった3728Fは製品仕様に限り無く近付いた。
中期仕様(3色LED表示器編成),後期仕様(フルカラーLED旧ROM表示器編成)を経ての復帰に至っている。
迷走は3758F中期仕様(3758F)の出場が契機だった。


3色LED[快特]表示が消滅の引き金になった3728F中期仕様。

中期仕様化した3728Fには3色LED表示器の[快特]表示を採用した。
一方3798F現行仕様(3798F:旧製品)を改番した3758Fも[快速]表示の3色LED表示器編成とした。
3色LED表示器は[快特]と[快速]の識別がし難かった。
3758Fに[快速]表示を採用し3728Fの[快特]表示廃止に繋げている。
これを受け3728FはフルカラーLED表示器編成の後期仕様へ変更となった。
この際種別表示器を[快速]の旧ROM表示とし独自性を強めたつもりでいた。
しかし3300形全廃により現行仕様が大幅に減少した煽りで旧ROM表示を維持したまま[特急]表示へ改めた。


独特の旧ROM[快速]表示が特徴だった後期仕様化直後の3728F。

現行仕様の拡充が名目での旧ROM表示踏襲は短期間のプロトタイプに未練があったためである。
再び新ROM表示へ変更するとは考えてもいなかった。
結果的に2010年5月~2010年8月への拘りが命取りとなった。
3758Fへ改番する前の3798FはフルカラーLED新ROM表示器編成で相互に仕様変更すれば良かったと思う。
過去に3728Fへ貼付していた富士川車輌工業製[快速],[特急]表示ステッカーは何れも保管品に廻している。
再用機会は今後の3700形増備次第となる。
しかしフルカラーLED旧ROM表示器編成の優先順位は低く当分先になるだろう。


3758F,3728F (3色LED表示器編成,フルカラーLED表示器編成)。

3728Fのプロトタイプは2010年8月頃~2013年11月に広がり自由度が高められた。
比例して離合に相応しい編成も増加へ転じている。
この中には3728F中期仕様の廃止に繋がった3758Fも含まれる。
3758FはフルカラーLED表示器化が遅れ2012年6月まで3色LED表示器のまま残っていた。
そのため後期仕様変更後も齟齬は生じない。
新たな顔触れでは新3000形3026F(3026F),3600形3618F芝山色(3618F-2),芝山3500形3540F現行仕様(3540F-2)等が加わった。




3728Fサイドビュー(3721:スカート付SPフレームTNダミーカプラー化)。

並行して施工したSPフレームTNダミーカプラーへの交換でスカート位置は僅かに後退した。
3728Fのスカート付TNカプラーSP化はスカート下垂防止策が主眼に置かれた。
その影響で現物合わせだったスカート位置は3728と3721で異なる有り様だった。
この入場でSPフレームTNダミーカプラーはTR-180A装着車仕様と共通化されている。
今後車両毎の差異は小さくなると思う。

これで3700形のフルカラーLED表示器編成は3728F,3798Fの外観が揃えられた。
こうなると3768F現行仕様(3768F)に相対する前期リニューアル工事施工編成を登場させたくなる。
プロトタイプ選定の迷走が続いている3708F-2を前期リニューアル工事施工編成に仕立てる公算が高くなった。
ただパンタグラフをPT-4804形かPT-7131形にするか迷いが残る。
PT-7131形パンタグラフは3768F同様グリーンマックス製PT-71C形パンタグラフが代用でき加工は最小限で済む。
各車の入場を進める間に決定すれば良いだろう。
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京成3700形3768F 3次車 現行仕様 後期リニューアル工事施工,PT-7131形パンタグラフ換装編成 ※後期仕様改装

2017-12-08 21:50:12 | 京成線出場
追随。

グリーンマックス製京成3700形3768F後期仕様リニューアル工事施工編成(3768F)は暫定出場に近かった。
かねてから計画していた3767,3765,3762のグリーンマックス製PT-71C形パンタグラフ換装を終えた。
3768Fは晴れて現行仕様に変更され再出場している。


京成3700形3768F 3次車 現行仕様。
3768F:[3768]-[3767]-[3766]-[3765]-[3764]-[3763]-[3762]-[3761]。
※後期リニューアル工事施工,PT-7131形パンタグラフ換装編成。

京成3700形のリニューアル工事は3768Fから側面窓にUVカットガラスが採用された。
2012年2月から開始されたリニューアル工事では初めて外観の変化が明らかに判る施工内容になっている。
その後出場した3758F以降でも標準採用されリニューアル工事の分岐点と言えるかもしれない。
2015年10月の出場当時はPT-4804形パンタグラフが継続使用されUVカットガラスだけが目立つ特徴だった。
その後2016年11月に車内案内表示器のLCD化が行われた。
同時にPT-7131形パンタグラフへ換装されリニューアル工事施工編成の中でも際立つ存在に変わっている。
但し座席袖仕切の大形化は見送られており現在の施工内容とは趣を事にしている。
折衷形とも呼べる仕様は3768F独特のものになった。
先に3700形初のPT-7131形パンタグラフ換装編成となった3708Fもリニューアル工事とは重ならなかった。
どの時期にPT-7131形パンタグラフへ載せ替えられるか判らない。
リニューアル工事未施工編成の3798Fはどちらのパンタグラフで現れるか注目される。
また既存のPT-4804形パンタグラフ搭載編成も検査入場で換装される可能性があり3700形の小変更は続くと思われる。




3765+3764 (3768F:PT-7131形パンタグラフ換装編成)。

3768Fの現行仕様化はM1車系のPT-4804形パンタグラフ置き換えで終了した。
PT-7131形パンタグラフにはグリーンマックス製PT-71C形パンタグラフを代用している。
シングルアーム式パンタグラフ化された3700形は実車でも目にする機会が少なく今でも新鮮に映る。
3768Fもパンタグラフを換装しただけながら面目を一新した。
出場時はPT-4804形パンタグラフを常備し後期仕様(リニューアル工事施工編成)と後期仕様の両立を考えていた。
しかし換装試行車の3765でパンタグラフ取付嵌合精度に苦しみ都度交換は難しく思えた。
3767,3762では取付孔拡大策を採り入れたものの状況は好転しないまま終わった。
取付孔拡大未施工だった3765の再入場は見送りとし3768Fは現行仕様で固定する。
3768Fから捻出されたPT-4804形パンタグラフは転用可能で十分な戦力になると思う。
なお3768,3761は未入場のため[55K 快速特急 西馬込]から変更は無い。


3798F現行仕様。

3768F後期仕様出場と入れ替えで行先表示器部品を供出した3798F現行仕様(3798F)は休車になった。
その後3798,3791(3798F:現行仕様)の復旧を急ぎ戦列に復帰させた。
グリーンマックス製PT-71C形パンタグラフの手配が遅れたがようやく3768Fも現行仕様に改まった。
3700形では久し振りとなる現行仕様同士の離合が叶っている。
実車に倣う離合だが短期間で終わりを迎える運命にある。
2017年度中には3798Fのリニューアル工事が行われると予想する。
3768Fの現行仕様化を急いだ背景には3798Fの入場動向が大きく絡んでいる。
部品が揃えば3798Fの現行仕様化を行えなくもない。
ただ余りに効率が悪くPT-7131形パンタグラフ換装編成化されると3768Fとの差異がなくなってしまう。
リニューアル工事施工後は後期仕様として維持する方向である。


3400形3428F現行仕様。

また僅か1編成だが京成形式の現行仕様が増強された。
新3000形3010F(3次車:3010F-2),3026F(8次車:3026F),3051F(7次車:3051F)は当分安泰だと思う。
更に新3000形にはマイクロエース製3002F(1次車:3002F)も加わる予定である。
しかし3500形3520F(更新車:3520F-3),3540F(芝山3500形:3540F-2)は千葉線系統の4両編成で雲行きが怪しくなってきた。
3400形3428Fは現行仕様での在籍だが次期廃車候補形式と噂され予断を許さない状況にある。
3798Fが現行仕様から外れるのは時間の問題と言える。
現行仕様の勢力は今現在が最大になるかもしれない。


3768Fサイドビュー(3761)。


3798Fサイドビュー(3791)。

現行仕様化後の3768Fだがグリーンマックス製PT-71C形パンタグラフ換装で出場しておりM2c車は入場前と変わらない。
その代わり編成見附は大幅に印象を改めた。
シングルアーム式パンタグラフ化の影響は多大だったと思える。
3798Fは前回入場で3798,3791のスカート位置を修正しており3768Fとの差は解消されている。

製品はリリース時期が実車の変更と被り不運に思えた。
但し3768FはUVカットガラス化が主で製品化に至った。
基本構造は旧製品から変更されておらずグリーンマックス製PT-71C形パンタグラフの代用に繋がった。
塗装済キットから始まったグリーンマックス製京成3700形は長寿製品に入りつつある。
柔軟性を有する設計が現行仕様化に結び付いたと思う。
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