試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

国鉄101系津田沼電車区108F [Mc133] 7+3編成 ※再生産品+旧製品

2016-11-14 21:05:11 | 国鉄/JR101系出場:総武・中央線
1/2。

KATO製国鉄101系ツヌ108F(Mc133)が第二次整備を終え出場した。
これまで出場した旧製品+再生産品混結編成は車体更新,車両更新に拠るものだった。
ツヌ108Fは当初より再生産品+旧製品編成を前提にしている。




国鉄101系ツヌ108F (1985/4)。
[ツヌ108F]:Mc133-M'107-T262-T249-M251-M'245-T'c34+Tc64-M193-M'c154。
※再生産品+旧製品。

プロトタイプ選定の必要条件は1980年代,クモハ101形,クモハ100形LP411前照灯先頭車両,7+3編成だった。
だが予想よりもクモハ101形,クモハ100形LP411前照灯車編成が少なく不安が過ぎった。
所有する編成表では何とか2編成が該当した。
◆ツヌ108F:Mc133-M'107-T262-T249-M251-M'245-T'c34+Tc64-M193-M'c154(1985/4)。
◆ツヌ109F:Mc109-M'103-T291-T91-T241-M222-M'c166+Tc65-M252-M'c183(1984/10)。
ツヌ109F(Mc109)は動力車偏位が課題となる上に所要形式も十二代目ツヌ118F(Mc155)と合致せず落選した。
これにより自動的にツヌ108Fがプロトタイプに決定している。
ツヌ102F(Tc75:旧製品←元ツヌ103F:Tc48+旧ツヌ124F:Tc74)組成時にも候補に挙がったツヌ108Fがここで陽の目を見ている。
7+3編成を条件にしたのは再生産品車両と旧製品車両のLOT差を吸収するためだった。
側面窓セルのHゴム支持再現差異は編成内で収斂するはずがクモハ100-108(再生産品)でいきなり頓挫した。
最終的に元サハ100-99(元ツヌ113F:再生産品→サハ101-104:ツヌ116F-2)の存在でユニット間の側面窓セル集約が図れている。


ツヌ101F-2,ツヌ108F。
※弁天橋区仕様,再生産品。

行先表示類は[27C 中野]とした。
KATO製101系中野区,津田沼区仕様での[中野]幕採用は3編成目になる。
これまでの2本はカノ13F(Mc59),ツヌ110F(Mc195)で津田沼区配属編成ではなかった。
そのため当初から[中野]表示編成だけは決定していた。
一方[27C]幕は再用品で運行番号が溢れ起用に至った。
本来[飯田橋]幕との組み合わせが指定されているが今後[飯田橋]幕を採用する予定は無くツヌ108Fへ転用している。


ツヌ107F。
※旧製品。

そして出物のLP411前照灯(メイクアップパーツ1:11-510)が活躍する機会を得た。
運転台付中間組込車のクハ101-64では再用品を起用し更なる増備に備えている。
残るLP411前照灯は塗装変更品,破損品,メイクアップパーツ1×2灯で少なくとも1編成は対応出来ると思う。
なお津田沼区仕様でのクモハ101形,クモハ100形LP411前照灯先頭車両編成は初登場になった。
同時期をプロトタイプに据えたLP411前照灯車ではクハ100-53(ツヌ101F-2:Mc148),クハ101-83(ツヌ107F:Tc83)が先頭に立つ。
各々3+4+3編成,10両貫通編成でありツヌ108Fは敢えて標準的な7+3編成とした。


ツヌ103F/b。
※弁天橋区仕様+旧製品+再生産品(クハ101-35→サハ101-104)。


ツヌ106F。
※再生産品+旧製品。

1983年~1986年に掛けては組成変更が激しく1984年をプロトタイプとする編成と離合させても気にならない。
基にした編成表もその時点での記録であり一時的な車両異動には追い付けていないはずである。
僅か半年で消滅した編成ながらツヌ108Fの自由度はそれなりに高いと思われる。
こういう時こそサハ101-104(ツヌ116F-2:T104)を活用しても面白いだろう。


ツヌ108Fサイドビュー(クモハ101-133)。
※再生産品。

ツヌ108Fには旧製品車両が4両含まれるが車両配置変更や部品交換で思ったよりも整った編成になった。
塗装被膜の差は計算外だったものの他編成との車両交換は行わない。
少しずつプロトタイプ候補が減りKATO製101系増備も終わりが見えてきた。
仮にツヌ118Fを導入する際は全車再生産品車両で統一しようと思う。
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