試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ103-430[ミツK6F] 青帯車 AU75B(S)冷房機搭載 (元モハ102-2040 AU75冷房機転用) ※WIN製:非ユニット窓

2017-08-31 21:20:11 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
東芝。

AU75冷房機交換のためWIN製サハ103-430(ミツK6F)を入場させた。
サハ103-430は103系1200番代10両編成化時に浦和区から転入したサハ103形0番代である。
A-A基準に則っており三鷹区転入時には二段窓上昇制限を追加した程度で地下鉄線運用に入った。


JR103系1200番代ミツK6F 青帯未更新車。
ミツK6F:Tc1204-M1211-M'1208-M1210-M'1207-T430-M1214-M'1210-M1212-M'c1204
※イメージ編成:非ユニット窓。

WIN製サハ103形地下鉄色はマイクロエース製103系1200番代ミツK6F青帯冷房改造車組成のため導入した。
異社混結よりも103系1200番代の10両編成化が勝り回着させている。
WIN社は倒産してしまい今となっては貴重な車両になってしまった。
所有車両では唯一のWIN製でもある。
メーカーの違いにより原形のサハ103-430は編成から明らかに浮く存在となった。
これまで3次に渡り103系1200番代の雰囲気に近付けるための改修を行っている。


サハ103-430 青帯車(ミツK6F:103系0番代)。

第1次改修では屋根周りの塗装をグリーンマックス製103系に準拠した色合いに変更した。
床下機器配置もグリーンマックス製103系用部品を転用しユニットブレーキから脱している。
この時に歪み易い傾向があるとの情報を得た屋根板をゴム系接着剤で車体に接着した。
第2次改修で側面行先表示器のステッカー貼付を行いミツK6Fは大凡実車の雰囲気に近付いた。
失敗に終わったが第3次改修時にマイクロエース製103系用ベンチレーターへ交換している。
ベンチレーター色温度統一が最終目標だったがLOT違いにより形状統一までが限界だった。


入工中の元モハ102-2040,サハ103-430 (部品取車,ミツK6F)。

サハ103-430は第一次改修時に製品仕様のAU75B(M)冷房機をねずみ色1号へ塗装変更した。
これがベンチレーターとの色温度差を強調しているように思えた。
屋根上機器色温度をマイクロエース製品に近付けるべくAU75冷房機を交換する。
AU75冷房機はベンチレーター同様マイクロエース製元モハ102-2040からの転用とする。
鋼製キセ+クレーンフック2箇所仕様でAU75B(S)冷房機をモデルにしているらしい。
実車も三鷹区転入当時はAU75B(S)冷房機を搭載していたように記憶している。
ミツK6Fのプロトタイプと合致するためサハ103-430のAU75冷房機交換に着手した。


AU75B(M)冷房機を撤去したサハ103-430用屋根板。

サハ103-430は第1次改修時の屋根板固定化により在姿のまま作業を進めるしかない。
幸いWIN製103系のAU75B(M)冷房機はTOMIX製High-Grade製品同様嵌合爪固定式だった。
枕木方向の嵌合爪に近い箇所を押し込み屋根板を存置したまま撤去が行えている。
仮に失敗した場合に備え屋根板への加工は見送る。


嵌合方式の異なるマイクロエース製AU75B(S)冷房機。

次に元モハ102-2040の屋根板からAU75B(S)冷房機を取り外す。
嵌合は2本脚の溶着式でWIN製とは全く異なっていた。
サハ103-430への取付も課題となったがそれ以上に無瑕でのAU75B(S)冷房機撤去が必要になった。
試しに屋根板を湾曲させたところ屋根板から2エンド側の取付脚が浮いてくれた。
取付脚径の太い1エンド側は更に湾曲度を高めやや強引に取り外している。
AU75B(S)冷房機本体は無傷で所期の目的は達成された。
部品取車の元モハ102-2040は床板,屋根上機器の転用に至り用途を全うしたと思う。


枕木方向の幅が異なるAU75冷房機 (WIN製,マイクロエース製)。

元モハ102-2040,サハ103-430から撤去したAU75冷房機を比較した。
全長はほぼ同一だったが枕木方向の幅はWIN製よりマイクロエース製が広い。
WIN製屋根板にはAU75冷房機取付部に凹面が設けられている。
搭載位置は線路方向を凹面に合わせ枕木方向の差異はランボードとの間隔で吸収させる。
これで上手く行かない場合にはAU75冷房機交換を中止する。


取付脚の一部を切除したマイクロエース製AU75B(S)冷房機。

屋根板へマイクロエース製AU75B(S)冷房機を仮合わせすると取付孔は隠せそうだった。
枕木方向の幅はランボード間隔内に収まるため中心合わせさえ気を使えば良い。
WIN製屋根板への取付はゴム系接着剤を用いた。
これも失敗に備えての対処である。
AU75B(S)冷房機の取付脚を屋根板に接触する程度まで短縮した。
ゴム系接着剤は屋根板へ厚く盛り取付脚下部を包み込み固定させる。


マイクロエース製AU75B(S)冷房機に置き換わったサハ103-430。

2点止めであり剛性には多少の不安が付き纏うがゴム系接着剤の粘着力に賭けた。
線路方向を合わせ枕木方向をランボード基準で微調整し屋根板との平行を出している。
採用例のあるAU75冷房機裏面の四隅にゴム系接着剤を塗布する6点止めも考えた。
しかし微調整をし難くさせる恐れがあり取り止めている。
結果枕木方向の幅が気にならない程度の位置で収まってくれた。


違和感無く収まったAU75B(S)冷房機 (モハ102-1032,サハ103-430:ミツK8F,ミツK6F)。

取付位置を確認するためマイクロエース製モハ102-1032青帯車(ミツK8F)を比較に持ち出した。
モハ102-1032にはAU75E冷房機が搭載されている。
同じAU75系冷房機でステンレスキセと鋼製キセの違いしか無いように見えた。
これはWIN製屋根板のランボードが狭かったお陰である。
マイクロエース製屋根板と同じモールドであればクーラーキセの一部がランボードに張り出していたと思われる。


マイクロエース製屋根上機器で揃ったサハ103-430 (モハ102-1207,サハ103-430:ミツK6F)。

サハ103-430はミツK6F唯一のAU75冷房車で俯瞰からも独自の存在感を放つ。
単独施工のベンチレーター交換は失敗だったがAU75冷房機交換で多少緩和されたように感じる。
結果的に屋根上機器は全て元モハ102-2040からの転用品に変わった。
マイクロエース度が高まり入場前より屋根上の一体感は向上したように思える。
ゴム系接着剤で固定したAU75B(S)冷房機は何処か頼りない安定度になった。
但し元の位置へ勝手に戻るためしばらくは2点止めを維持したい。
仮に脱落した際は6点止めに変更すると思う。




サハ103-430(マイクロエース製AU75B(S)冷房機搭載)。

AU75B(S)冷房機化を終えサハ103-430が竣工した。
実車のAU75B(M)換装時期が判らない上に記憶頼りのAU75B(S)冷房機搭載だった。
ミツK6Fは全車非ユニット窓でイメージ編成からの脱却は永遠に行えない。
サハ103-430はある程度の体裁を保てており多少の齟齬は気にしなくても良いだろう。
Comment

モハ300-11[ミツK10F] 青帯未更新車 吊手部品再取付,車体傾斜修正 (元モハ102-470 吊手部品転用)

2017-08-30 21:33:10 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
復旧。

マイクロエース製JR301系モハ300-11青帯未更新車(ミツK10F)は吊手部品を撤去していた。
動力ユニット整備時に1箇所の紛失が判明した。
当時はこのまま竣工させたが後に全て撤去している。


JR301系ミツ10F 青帯未更新車。
ミツK10F:Tc6-M16-M'11-M18-M'c6

ミツK10Fは原則マイクロエース製103系1200番代ミツK9F青帯冷房改造車と5+5編成を組む。
その特異性もありミツK10Fは走行機会が多い。
103系1200番代ミツK6F青帯冷房改造車も10両編成化をWIN製サハ103-430に頼り吊手は揃っていない。
そのためミツK10Fも現状のままで構わないと思っていた。


103系元モハ102-470 西日本更新車 岡山色(部品取車)。

対策の取りようがないサハ103-430は外観も揃わないため流せた。
しかし吊手部品の無いモハ300-11にはどうしても目が行ってしまう。
あるべき部品が無い状態が気にさせる原因だと思う。
都合良く元モハ102-470(ジャンク車両)が回着した。
部品取名目で導入しており吊手部品をモハ300-11へ転用する。
動力ユニット保守部品確保が主名目だったが意外な部品が役立つ展開になった。


モハ300-11 青帯未更新車(ミツK10F)。

モハ300-11は全窓セル交換により未更新車化した製品には存在しない仕様である。
動力ユニット整備後の駆動状態は良好だった。
ところが時間の経過と共に1エンド側が浮き立つ現象が出始めた。
ミツK9Fとの併結が主なため唯でさえクモハ102-1203+クハ301-6の連結部を境に車体高差が生じる。
異形式混結に加え103系1200番代と301系では雨樋位置が全く違うためまだ我慢できた。
しかしミツK10F内での車体高差は編成外観を乱すだけになる。
吊手部品復活と同時に車体傾斜修正を行う。


入工中の元モハ102-470,モハ300-11 (部品取車,ミツK10F)。

モハ300-11から撤去した吊手部品は車両ケースへ保管していた。
復旧に当たり吊手部品は紛失部を補填する形を採る。
よって元モハ102-470から転用する吊手部品は1箇所のみとなった。
1-3位側の1エンド寄7人掛座席部が紛失した箇所である。
301系用と103系用での形状差は無いと考え極力流用とした。


吊手部品の無いモハ300-11用ユニットカバー。

当初再紛失対策として吊手部品を溶着する予定だった。
ユニットカバー裏面から流し込み接着剤を投入するため動力ユニットを分解した。
この際に1エンド側のユニットカバーがしっかり嵌合されていないと判明した。
車体傾斜の要因はこれだろう。
一項目の原因追究を不要となり早急に吊手部品溶着に取り掛かった。
ところが吊手部品の嵌合が意外に固く溶着は中止されている。


原形に戻ったユニットカバー。

予定より早く作業を終えてしまった。
そこで初期動力ユニット整備車に採用していたコンパウンドの除去を項目に加えている。
この当時はコンパウンドで酸化部を磨き3M製研磨フィルムにより仕上げを行っていた。
クリーナー拭き上げが甘く導電板はやや変色が始まっている。
状態が悪くなる前に再研磨も併せて実施した。


反り返った導電板。

先に装着した吊手部品が作業をし難くさせ手順を誤ったと思った。
予定に組み込んでいなかった再研磨作業だが持ち難いユニットカバーが入力を半減させてしまう。
せっかく復旧した吊手部品を破損させない必要が生じたのは計算外だった。
再研磨にはラプロス#4000を起用し最近の竣工車に倣っている。
同時に台車集電板への押圧を高めるために角度を起こした導電板を元に戻した。
その後の動力ユニット整備で通電性向上は高押圧化より摺動部の清掃が効果的と判った。
全く意味の無い施工で現在では廃止している。


再研磨,整形を施した導電板。

導電板の角度再修正は平ピンセットで行った。
一度変形させた導電板を元に戻すのは非常に困難で一部には歪みが残った。
角度自体は大凡の修正を図れており反り返っていた導電板は姿を消している。
なおコンパウンド除去はラプロスでの研磨時に大半が剥離された。
現在はユニットカバー凹部の一部へ残るだけに至っている。




モハ300-11(吊手部品再取付,車体傾斜修正)。

施工を終えモハ300-11が竣工した。
吊手部品の紛失も気掛かりだったがそれ以上に1エンド側の浮きが引っ掛かった。
これは単純な動力ユニット組立ミスで自身の都合に拠るものだった。
301系の動力ユニットはΩ形ストッパーで動力台車を固定する旧仕様である。
現行LOTとは大きく異なる設計で今後の分解,組立時には注意したい。




モハ301-16+モハ300-11 (非動力車+動力車)。

ユニットを組むモハ301-16との連結部は段差が手に取れるほどの状態だった。
入場前の状態を見直すとモハ300-11の連結面が傾き車体裾とカプラーポケット間に大きな空間があった。
これに吊手部品撤去による側面見附の変化が加わり印象を更に悪くしていた。
共に今回の入場で解消に至っている。

ミツK10Fは全車吊手部品取付に戻り製品仕様へ復帰した。
マイクロエース製103系の吊手部品は廃止,復活が繰り返されており今後の扱いが気になる。
ただ標準装備車は極力原形維持に努める。
やや脆さのある部品であり今後も元モハ102-470からの転用があるかもしれない。
Comment

クモハ300-4,クハ301-4[ミツK2F] 青帯冷房改造車 晩年仕様 防護無線アンテナ塗装施工

2017-02-16 21:11:12 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
全編成対策完了。

マイクロエース製JR301系グループはミツK2Fだけが成形色の防護無線アンテナで残っている。
明らかに屋根上で目立っており見栄えが宜しくない。
ミツK10F,ミツK5Fに続き塗装によりダークグレー化する。


JR301系ミツK2F 青帯冷房改造車 晩年仕様。
ミツK2F:[Tc4]-[M7]-[M'5]-[M9]-[M'c3]+[Tc3]-[M8]-[M'6]-[M12]-[M'c4]。
※LED式運行番号表示器編成。

ミツK2FはLED式運行番号表示器化された晩年仕様とした。
このグループはマイクロエース製103系1000番代ミツK8Fを含めて2編成の小世帯で形成される。
クハ103-1009,クハ103-1010(ミツK8F)も成形色の防護無線アンテナが搭載されていた。
こちらはKATO製防護無線アンテナに交換しダークグレー化している。
グループ内で統一するか形式内で統一するか迷った。
クモハ300-6,クハ301-6(ミツK10F←ミツK5F)では防護無線アンテナを取り外し塗装した。
この際にKATO製防護無線アンテナでは屋根板の取付痕が隠蔽出来ないと判明している。
ミツK2FとミツK10FはLOTが異なるためもう一度防護無線アンテナ撤去に挑んでも良かった。
しかし安全策を取り形式内統一を選択した。


入工中のクハ301-4,クモハ300-4 (ミツK2F)。

次に迷ったのは防護無線アンテナの塗装方法だった。
前途の通りクモハ300-6,クハ301-6では防護無線アンテナを撤去した。
単体塗装は車体塗装面へ影響を与えない点が有利である。
ところが防護無線アンテナ撤去時に繊細な最前部ベンチレーターの縁を傷めてしまった。
軟質プラスチックのお陰で何とか修復できたが技量都合で継続採用は危ない。
しかし未だにマスキング塗装は上達していない。
ミツK5Fで結果は得られたもののもう少しで屋根板まで塗料が浸食するところだった。
どちらの方式も一長一短で悩んでいる。


マスキング実施中のクハ301-4,クモハ300-4。

最終的にクモハ300-2,クハ301-2(ミツK5F)はマスキング方式での塗装を選択した。
防護無線アンテナを取り外すと嵌合精度に不都合を招く場合もある。
加えて今後の技術習得の意味合いもあった。
防護無線アンテナ単体塗装では車体への塗料流出は防げる一方で経験を積むには至らない。
ある程度のリスクを覚悟した上でマスキング方式を選んでいる。
w0.5mmのマスキングテープで防護無線アンテナ周囲を養生した。
とにかく車体と密着させておけば大丈夫だろう。
前面は防護無線アンテナを除きフルマスキングを行いそれ以降はビニール袋に包んで塗装を開始した。


塗装を終えた防護無線アンテナ (クハ301-4,クモハ300-4)。

塗装当日は決して良い天候ではなかった。
但し風が弱く強行の理由になっている。
施工日以外では埃混入を防げなかったと思う。
クモハ300-2,クハ301-2ではクモハ300-6,クハ301-6に合わせ敢えて厚塗りとした。
ミツK10Fとの混結を考慮しないミツK2Fではその必要は無く通常通り吹き付けを行っている。
その結果はやや斑が生じたものの大凡納得の行く仕上がりになったと思う。


塗料流出を防げた屋根上(クモハ300-4)。

最後のマスキングテープを剥がすと共に製品状態の屋根板が現れた。
クハ301-4は重ね貼りが甘く危ないところだったが結果的に上手く行った。
マイクロエース製301系の防護無線アンテナ塗装はミツK2Fの2両が最後となる。
マスキングテープの取扱いは今後も課題になりそうである。
なお塗装は床板を取り外したのみで行ったため塗装被膜が乾き次第作業終了となった。


竣工したクハ301-4,クモハ300-4。

技術改善には至らなかったがクモハ300-4,クハ301-4が竣工した。
クモハ300-6,クハ301-6での最前部ベンチレーター変形が無ければ防護無線アンテナを撤去していたと思う。
どちらの方式がベストだったかは判らない。
ただマスキングテープをどの様に扱えば上手く養生できるのか考える起点にはなったと思う。




クモハ300-4 (B形防護無線アンテナ塗装)。




クハ301-4 (B形防護無線アンテナ塗装)。

これで回着時から気になっていた成形色の防護無線アンテナは姿を消した。
ミツK8F以降マイクロエース製301系,103系1000番代,1200番代東西線仕様は新製品リリースが途絶えている。
今後バリエーション追加の際にどちらの防護無線アンテナが取り付けられる判らない。
場合によっては塗装が必要になるかもしれない。
301系グループの防護無線アンテナ塗装は良い勉強になった。
防護無線アンテナ自体が共用化されない辺りはマイクロエース製品らしいが103系1200番代に倣ってくれると助かる。




クモハ300-4+クハ301-4 (防護無線アンテナ塗装)。

ベンチレーターと同系色だった防護無線アンテナはダークグレーに改まった。
もっと濃いグレーでも構わないが他社製品とのバランスを考えると現状ではベストだと思う。
ミツK10Fは103系1200番代ミツK9Fと見附を揃えるのが目的で防護無線アンテナの塗装変更を決断した。
ミツK5FはミツK10Fとの併結を考慮しており必然的にダークグレーにする必要に迫られた。
唯一の晩年仕様だったミツK2Fは見附向上が主眼に置かれている。
それなりの答は得られたと思う。




ミツK2F (B形防護無線アンテナ塗装)。

東西線直通グループのJR301系,103系1000番代,1200番代は目立つ差異が廃された。
形式や番代区分による差異は大方解消されている。
既に全編成とも動力ユニットの整備を終えており一応の終着点に到達した。


ミツK5F,ミツK2F (中期仕様,晩年仕様)。

グループ内での課題はミツK9F,ミツK10Fの併結都合で行先表示類が[01K 中野]に偏っている事だろう。
ミツK2Fは数少ない[快速西船橋]で残存している。
これも晩年仕様でミツK5F,ミツK9Fから独立していた事が左右した。
仮にミツK5Fへ快速表示器の取付を行っていなければもう少し違う展開になっていたと思う。


103系1000番代ミツK8F,ミツK2F (晩年仕様)。

東西線直通グループ晩年仕様のミツK8Fは[西船橋]で同じ東行になっている。
種別の違いこそあるが今一つ勿体ないところである。
ミツK2FかミツK8Fの何れかを西行に変更した方がバランスが取れる。
しかし各々行先変更には壁があり踏み出せない。
ミツK2Fの行先方向幕はマイクロエース製で交換すると[快速西船橋]は再用出来なくなる。
これは極薄のステッカーとプリズムに色挿しを施した事に拠る。
一方ミツK8Fは自作ステッカーながら尾灯プリズムを折損させたため余り分解したくない。
ミツK5Fを[快速三鷹]から[中野]へ変更した際にミツK2Fとプリズムごと交換しなかった事が惜しまれる。




ミツK2Fサイドビュー(クハ301-4:B形防護無線アンテナ塗装)。

行先の偏りが課題として残るが防護無線アンテナの色温度に関しては全編成とも同一ベクトルになった。
気掛かりなのはクハ103-1009,クハ103-1010(ミツK8F)の窓サッシ印刷が激しく劣化している事である。
103系1000番台ではミツK8Fだけに見られる症状で対策に悩む。
前途の通り分解したくない車両だが今後の最重要項目になると思う。
分解が決断出来れば行先方向幕変更も同時に行える。
尾灯プリズムが耐えられるかが分岐点になるだろう。
Comment

JR103系1200番代三鷹電車区K9F 青帯冷房改造車 ※クモハ102-1203,クハ103-1203 快速表示器設置

2017-01-10 21:11:05 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
時差。

マイクロエース製JR103系1200番代ミツK9Fが快速表示器取付を終え再出場した。
工程は快速表示器取付だけと軽度なものだった。
しかし取付位置の調整に手こずり思いの外時間を要している。




JR103系1200番代ミツK9F 青帯冷房改造車。
ミツ9F:[Tc1203]-[M1208]-[M'1206]-[M1209]-[M'c1203]。
※イメージ編成:全車非ユニット窓。

モハ103-1209(ミツK9F)の[弱冷房車]ステッカー印刷剥離失敗がミツK9F,301系ミツK10Fの方向性を決定付けた。
各々西船橋寄,中野寄5両口に限定され他編成と混結,併結への拘りが薄れている。
クハ103-1203の快速表示器撤去は103系1000番代ミツK8Fに合わせたものだった。
現在LED式運行番号表示器は301系ミツK2F,ミツK8Fの2編成に採用している。
そのため運行番号表示器でグループが分かれていた。

◆幕式運行番号表示器:301系ミツK5F,103系1200番代ミツK6F。
◆LED式運行番号表示器:ミツK2F,ミツK8F。

ミツK9Fは順次LED表示器化された点を突いたがミツK10Fと釣り合いが取れない。
以前からミツK8Fとの併結を休止しておりミツK9Fは幕式運行番号表示器グループに吸収された。


103系1000番代ミツK8F 青帯車 (LED式運行番号表示器)。

前回の入場で少々黒Hゴム支持化に失敗したクモハ102-1203の運行番号表示器周りを修正した。
これだけで前面のバランスが向上したと思う。
容易に修正できたのはマッキーだったお陰で一般の塗料では現状回復に至らなかった可能性が高い。
構造都合もあり前面上部の塗り屋根回り込み塗装は行わなかった。
メーカー仕様でミツK8Fも回り込みは再現されておらず見切っても構わないだろう。


103系1200番代ミツK9F+301系ミツK10F。
ミツK9F+ミツK10F:[Tc1203]-[M1208]-[M'1206]-[M1209]-[M'c1203]+Tc6-M16-M'11-M18-M'c6
弱冷房車

1994年まではミツK9Fの快速表示器が存置されていた資料を確認し一連の整備に着手した。
その結果ミツK9F,ミツK10F共に運転台付車両には快速表示器が設けられた。
ミツK10Fはライトケース前面灰緑色化を施しミツK9F+ミツK10Fの見附は均整化が図れている。
クハ301-6,クモハ102-1203は暫定的に中間組込限定扱いとする。
まだ両者が先頭に立つ望みは捨てていない。

これで幕式運行番号表示器グループは全編成快速表示器付になった。
混結,併結への拘りが薄れたと同時にグループ内の統一が成される皮肉な結果になっている。
但し完全放棄した訳ではなく気分次第で組成する方向である。
それと引換えにこのグループは[01K 中野]だけに偏った。
3編成が在籍しながら差別化が図れないのは勿体ない気持ちもある。
場合によってはミツK9F+ミツK10Fで完全固定し行先変更を行うかもしれない。


301系ミツK5F,ミツK9F。

RP誌#590が快速表示器取付確定に至った一方で新たな齟齬を生んだかもしれない。
資料不足によりクハ103-1203は青帯を巻いた幌受で竣工させた。
ところが1994年当時はまだ回り込みが無く単色だった。
快速表示器撤去と幌受塗装のどちらが先行したか判らない。
そのため非ユニット窓とを併せてイメージ車両度が上がった可能性がある。
幌受の塗分けは自身初のマスキング塗装で再現した。
思い入れも重なり幌受を交換すべきか迷う。


ミツK9Fサイドビュー(クハ103-1203)。


ミツK10Fサイドビュー(クハ301-6)。

サイドビューでも引き立つ青帯の回り込みは棄て難い。
幌受はゴム系接着剤上下2点止めで撤去は容易である。
単色幌受に交換するかは実車の推移を調査してから判断したい。
一方クハ301-6(ミツK10F)の幌受は記憶が正しかったらしい。
実車の確認は出来ていないがミツK9FとミツK10Fで相違があったとは考え難い。
仮に回り込みがあればクハ103-1203との交換で万事収まるのだが。

再び厄介な課題を抱える事になったが快速表示器取付には概ね満足している。
103系1200番代でも個性の強いミツK9Fは同じ要素を持つミツK10Fとの混結が一番相応しいかもしれない。
Comment

クモハ102-1203[ミツK9F] 青帯冷房改造車 快速表示器取付

2017-01-09 23:22:27 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
手荒。

マイクロエース製JR103系1200番代ミツK9Fのクモハ102-1203へ快速表示器を取り付ける。
クハ103-1203(ミツK9F)とは異なり初取付となる。
貫通幌取付済で幌受のクハ103-1203とは若干雰囲気が変わるだろう。


JR103系1200番代クモハ102-1203 青帯冷房改造車(ミツK9F)。

快速表示器ステッカーはクハ103-1203と同じマイクロエース製交通営団5000系61F用を用いる。
これで[□]幕の残りは1枚で今後は[地下鉄 快速]幕を起用するしかない。
クロスポイント製交通営団5000系用ステッカーが入手出来れば理想的ではある。
しかし未塗装キット付属品であり難しいだろう。


入工中のクモハ102-1203。

クモハ102-1203は貫通幌取付時に尾灯プリズムを折損させた。
レンズとプリズムを完全に分割してしまい分解時には気を使う。
尾灯レンズは車体に接着されておりゴム系接着剤で導光させていた。
ゴム系接着剤が尾灯レンズを引き出さない様に細心の注意を払った。
ライトケースを取り出した後にプリズムを折り曲げる様に撤去しようとした。
ところが接着力が強くなかなか引き剥がせない。
止む無くクラフトナイフで接着剤を切断した。


車体に残る尾灯レンズ。

快速表示器は当初よりライトケースの端部からやや引き込んだ位置にした。
これでライトケースを組込んでも前面窓セルとは競合しない。
一方快速表示器はプラ板の天地を広めに取ってしまった。
そのせいで表示器が下がって掲示される。
残り1枚の[□]幕ステッカーは緊急用として取っておきたい。
プラ板を僅かに切断する方法も有ったが直線に切り落とす自信が無く見送った。
クモハ102-1203が中間組込限定に変わった事で見切った箇所になっている。

ライトユニット組込は本体装着以降が問題になった。
尾灯プリズムが破損しており2pcsのライトケース嵌合が甘くなる。
ライト基板は予備を兼ねるため接着は採用出来なかった。
プリズムにはライトケース押さえという重要な役割もあったらしい。
導光とライトケース押さえを両立させるためプリズムとライトケースが接する箇所にもゴム系接着剤の幕を張った。
固着まで押さえ続け何とかライトケースを嵌合させている。


ゴム系接着剤で押着した尾灯用プリズム。

情けないことにマイクロエース製JR103系1000番代ミツK8Fでも同様の失敗をしている。
ライトケースの構造が変わり新たに加わったプリズム押えのプラスチック部品に気付かなかった。
103系1200番代と同じ感覚でライトユニットを撤去したところ見事に折損させている。
ミツK8Fはライトケース前面灰緑色化を施したが前面窓内の仕切線が目立つ。
プリズムは導光用にゴム系接着剤を盛っただけでライトユニットの嵌合が甘いのかもしれない。
余り分解したくないが一度確認した方が良いと思う。




やや低い位置に収まるクモハ102-1203の快速表示器。

天地を取りすぎた快速表示器は予定より下方になってしまった。
今後モハ103-1209の車体更新が行えれば先頭に立つ可能性もある。
雑な作業が垣間見え将来の手間を残したと言えよう。
予想通りクハ103-1203とは別の雰囲気になった。
元は同一部品の貫通幌,幌受ながら成形色と塗装で差が出ている
なお黒Hゴム支持化を図った際に運行番号表示器上部へマッキーが触れてしまった。
表示器が歪んで見える原因になっており今回これを除去した。
消しゴムではHゴム色挿しも消えてしまうためゴム系接着剤巻取用の爪楊枝で擦り落としている。


クモハ102-1203 点灯試験[01K □ 西船橋]:前照灯。


クモハ102-1203 点灯試験[01K □ 西船橋]:尾灯(プリズム折損車)。


クハ103-1203 点灯比較[01K □ 中野]:尾灯。

当分の間点灯機会は無いものの念のため点灯試験を行った。
どちらかと言えば点灯状況より尾灯への導光度合いを確認する意味合いが強かった。
尾灯が均等点灯しないのは仕様であり無事リカバー出来たらしい。

この後ライトスイッチをOFFに切り替えた。
KATO製配管付TNカプラーSPに交換しているがマウントの加工により製品同様に操作できる。
果たしてONへ切り替える時はやって来るのだろうか。
Comment

クハ103-1203[ミツK9F] 青帯冷房改造車 快速表示器再取付

2017-01-08 21:00:00 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
復活。

マイクロエース製JR103系1200番代ミツK9Fは西船橋寄5両口に固定された。
今後はマイクロエース製301系ミツK10Fと組む機会が大半を占めると思われる。
ミツK10Fと外観を揃えるためクハ103-1203(ミツK9F)に快速表示器を再取付する。


JR103系1200番代ミツ9F 青帯冷房改造車。
ミツK9F:[Tc1203]-[M1208]-[M'1206]-[M1209]-[M'c1203]。
※イメージ編成:全車非ユニット窓。

車両番号も含めイメージ編成として出場した当初のミツK9Fは103系1000番代ミツK8Fとの併結も考慮した。
そのためクハ103-1201(→クハ103-1203):快速表示器設置,クモハ102-1201(→クモハ102-1203):快速表示器撤去とし各々竣工させた。
しかし改番時にクハ103-1203の快速表示器を撤去している。


改番前のミツK9F。

所有資料の殆どで快速表示器が無く早期に取り外されたと考えた。
しかし今になって1994年当時まで快速表示器が残されていたと判明した(RP誌#590)。
久し振りにクハ103-1203の快速表示器が復活する。


クハ103-1203(ミツK9F)。

クハ103-1203には幌受を追設している。
構造上快速表示器設置の難しいクハ103形地下形だが例外的に横支持が採用できた。
しかし幌受に沿って表示窓を設けないとバランスが狂う。
入場時にこの調整が難航した記憶がある。
そこでクハ103-1204(ミツK6F)で用いたライトケースへの快速表示器取付とする。


入工中のクハ103-1203。

何度も入場している103系1200番代だが屋根板が取り外せる構造に気付いたのは比較的遅かった。
初めて屋根板を取り外しての施工となる。
快速表示器は[□]幕とするがステッカーが3つしか残っていない。


マイクロエース製交通営団5000系61F付属ステッカー。

ステッカーはマイクロエース製交通営団5000系61F用を採用する。
付属ステッカーは枠が無く見映えが悪いため使用しなかった。
クロスポイント製は全て使い果たしており61F用を持ち出した。
ミツK9F,ミツK10Fと併結・混結を考慮した301系ミツK5F,103系1200番代ミツK6Fで[□]幕を消費してしまった。
今更[地下鉄 快速]にすれば良かったと思う。
[□]幕とは対照的に[地下鉄 快速]幕は十分すぎる程余裕がある。
今後のリリース次第では種別変更も考えなければならない。


快速表示器を取り付けたライトケース。

ミツK6Fの施工記録を参考にライトケースへ快速表示器を接着した。
ところが車体に組み込むと傾きが生じた。
後退角のある前面窓を考えずに快速表示器を設置したらしい。
せっかくの施工記録だが肝心な点が抜けていた。
再びライトケースを取り外すのを手間に感じ爪楊枝で位置を調整している。


正規位置に合わせた快速表示器。

位置調整はライトケースを分解して行った。
2pcsのうち上側は車体へ残し下側を全て取り外した。
車内からだとライト基板の位置が定まりにくく組立に難儀している。
結果的にはライトケースを撤去して再取付を行った方が早く作業を終えられたと思う。


車内で組み立てたライトケース。

ライトケースの遮光用アルミテープはかなり粘着力が弱っていた。
ただライトケースの形状を保っていた。
再利用した方が有利と考えゴム系接着剤を補っている。




快速表示器が復活したクハ103-1203。

久々に取り付けられた快速表示器は以前と位置が変わっている。
横支持では幌受から離せなかった。
ライトケース取付へ変更したため余裕のある場所に出来た。
ここは横着をせずに良かったと思える。


クハ103-1203 点灯試験[01K □ 中野]:前照灯。


クハ103-1203 点灯試験[01K □ 中野]:尾灯。

ライトケースを分解したため点灯試験を行った。
窮屈な組立だったが漏光は無い。
アルミテープもしっかり機能しているらしい。
問題ない事を確認しクハ103-1203が竣工した。


クハ103-1204,クハ103-1203 (ミツK6F,ミツK9F)。

これまでミツK6FとミツK9Fを併結するとクハ103-1203だけ快速表示器が無かった。
ミツK10Fとの整合が優先だったがミツK6Fとの差異も埋まった。
併結は当然ながら離合もクハ103-1203の幌受がより引き立つようになっている。




ミツK9F (クハ103-1203 快速表示器再取付)。

ミツK9Fは5Tで自走出来ない。
当初の予定ではクハ103-1203だけ快速表示器を設けるつもりだった。
中間組込限定となったクモハ102-1203は快速表示器未設置でも構わなかった。
しかしクハ103-1203の結果を見て心変わりした。
続けてクモハ102-1203を入場させ快速表示器を設置する。
過去の細工で破損させた部品がありこれには十分を払いたい。
Comment

モハ103-1209[ミツK9F] 青帯冷房改造車 [弱冷房車]ステッカー印刷剥離試行 ※失敗記録:単独剥離不能

2016-12-07 21:32:40 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
無念。

マイクロエース製JR103系1200番代ミツK9Fは5両口で専ら301系ミツK10Fと5+5編成を組んでいる。
前途の通りモハ103-1209(ミツK9F)の[弱冷房車]ステッカーがネックでミツK9F+ミツK10Fが基準編成となる。
逆組成に気が進まない理由は[弱冷房車]ステッカーにあると断言していい。


JR103系1200番代ミツK9F 青帯冷房改造車。
ミツ9F:[Tc1203]-[M1208]-[M'1206]-[M1209]-[M'c1203]。
※イメージ編成:非ユニット窓。

クハ301-6(ミツK10F)を先頭に立たせるべく各種検討を行ってきた。
しかし青帯車グループは7,8号車に動力車が配置されるよう床板を入れ替えた。
これにより全編成とも製品仕様を改めミツK9F,ミツK10Fとの混結を可能にした。
この事が逆にクハ301-6を中間組込とする要因にもなっていた。
だが他編成の動力車位置再変更はミツK9Fの自由度を極端に狭めてしまう。


モハ103-1209(ミツK9F)。

これもモハ103-1209に[弱冷房車]ステッカーがある事に拠る。
そこで[弱冷房車]ステッカー印刷を剥離しデメリットを減らす決断を下した。
現在プロトタイプ都合により301系ミツK2F,103系1000番代ミツK8Fは混結対象から外れている。
しかし現在でも5+5連結部はTNカプラーSP化されたまま存置され再組成に備えている。


入工中のモハ103-1209。

マイクロエース製品で数多く採用してきた爪楊枝式印刷剥離を行う。
ただ[弱冷房車]ステッカーが幕板青帯上に印刷されている。
これまでは地色を活かした印刷剥離ばかりだった。
下手すると灰色8号上の青帯まで傷めかねない。
非常に引っ掛かったが[弱冷房車]ステッカー剥離が拡張性をもたらすため作業に取り掛かった。
何時もより慎重に[弱冷房車]を擦っていく。
徐々に文字が崩れ始め[弱冷房車]が消え去った。
しかしステッカーの白地が残り青帯が全く顔を出してくれない。
完全剥離は近いと読み白地端部から除去するよう角度を変更した。


青帯まで剥離した[弱冷房車]ステッカー印刷痕。

ところがこれが裏目に出た。
白地印刷が剥がれ現れたのは灰色8号だった。
[弱冷房車]ステッカーは青帯上に印刷されたのではなく一体印刷という予想外な結果だった。
自身で青帯を痛める事は頭にあったが初めから青帯が無いとは思いもしなかった。
この時点で[弱冷房車]ステッカー印刷剥離は中止した。

剥離痕を残す訳にはいかず[弱冷房車]インレタを探った。
何とかTOMIX製209系500番代旧製品用インレタを発見したが残1という厳しい条件だった。
TOMIX製サハE231-620(ミツA520F)で天地を逆に転写したダメージが今になって襲ってきた。
転写結果の出来不出来に関わらず継続使用するしかない。
とにかく灰色8号を隠すのが第一である。


予想通りずれた[弱冷房車]インレタ。

[弱冷房車]インレタは103系用と209系500番代用で天地が異なる。
これは以前103系0番代で転写を失敗した際に気付いた。
初めからある程度のずれは目を瞑らなければならない。
ここに自分の技量が加わるため転写失敗を避ける事を最優先とした。
ひとまずインレタを崩すことなく転写でき最低限の目的は果たせた。
[弱冷房車]破損防止のため台紙をぎりぎりで切出しさなかった。
結果雨樋に押し出された分だけ下方にずれている。


明らかに異なる[弱冷房車]ステッカー (印刷,インレタ:1-3位側)。

[弱冷房車]インレタに予備が無く苦しい切り抜け方になった。
入手した際には真っ先に転写し直すのは言うまでもない。
救いは雨樋の影になる部分で上部のずれが余り目立たない事である。
元々天地差があり下方向の張り出しは止むを得ないと思っていた。
雑さが伺えるものの応急措置と考えれば十分だろう。


モハ103-1209+クモハ102-1203 (ミツK9F)。

モハ103-1209の[弱冷房車]ステッカー印刷剥離は失敗に終わった。
と同時にミツK9Fは西船橋寄5両口が確定している。
つまり現時点でクハ301-6は先頭に立つ機会を失った。


組成休止されるミツK10F+ミツK9F。

一方ミツK10Fは中野寄5両口に限定される。
結果的にミツK9F,ミツK10Fは出場当初の5+5編成に戻った。
各々の自由度を高めた結果欲が出て今回の失敗に繋がったと言える。
他編成との併結,混結時も従来通りの組成としクハ301-6への拘りは棚上げする。
モハ103-1209の車体更新等再組成の可能性は0ではなくミツK10F+ミツK9Fは休止扱いにしたい。
Comment

クモハ300-2,クハ301-2[ミツK5F] 青帯冷房改造車 防護無線アンテナ塗装施工

2016-12-06 21:06:18 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
養生。

先にマイクロエース製JR301系ミツK10Fの防護無線アンテナをダークグレー化した。
103系1200番代ミツK9Fとの差異解消の一環だったがまずまずの答を得た。
成形色のまま残るミツK2F,ミツK5Fも同様にダークグレーへ改める。
まずミツK9F,ミツK10Fとの混結に対応するミツK5Fから着手した。


JR301系ミツK5F 青帯冷房改造車。
ミツK5F:[Tc2]-[M14]-[M'10]-[M5]-[M'4]-[T103]-[M17]-[M'12]-[M6]-[M'c2]。

クモハ300-6,クハ301-6(ミツK10F)では防護無線アンテナを撤去し塗装した。
しかし取付時に最前部ベンチレーターを傷めてしまった。
復旧できる範囲で済み助かったが無駄な神経は使いたくない。
そこでクモハ300-2,クハ301-2は車体に取り付けたまま塗装に挑む。


クモハ300-2+クハ301-2 (ミツK5F)。

防護無線アンテナ撤去を行わない代わりにマスキングが必須となる。
過去にマスキングは行ってきたが上手く行かない事が多かった。
最近では窓セル銀サッシ色挿し,クモハ300-6ライトケース塗装で見事に失敗している。
今回屋根周りへの吹き込みは厳禁で失敗は許されない。
かなりの緊張感を持って作業に取り掛かった。


入工中のクハ301-6,クモハ300-2。

301系はライトケース取付に難があり床板を取り外しただけでマスキングに移った。
先ず防護無線アンテナ周囲を1.5mmのマスキングテープで井形に養生した。
空間のあるアンテナ下部だがここは塗料が吹き込んでも問題ない。
線路方向はしっかり養生が必要な上にアンテナ台座の塗り残しを生じさせてはならない。
この部分は念入りにマスキングテープを貼付している。


マスキングした防護無線アンテナ周囲 (クハ301-2,クモハ300-2)。

次に10mmのマスキングテープを刻み信号炎管周りを保護した。
最前部ベンチレーターとの間は屋根板側とベンチレーター側双方から埋めている。
各々入念に密着させ隙間が生じないようにした。
屋根板は前端と最前部ベンチレーターまでマスキングテープで覆っている。
車体前面から第一戸袋窓付近までを横方向に保護した上で床板側を塞いだ。
残る部分は細長のビニール袋で包み入口を厳重に固定している。


塗装を終えた防護無線アンテナ (クハ301-2,クモハ300-2)。

この日は珍しく穏やかな天候に恵まれた。
しかし塗装被膜は何時も通りの厚塗りである。
天候の良い日で小部品ならさすがに失敗しない。
これはミツK10Fに合わせ敢えて厚塗りにしている。
クハ301-6の防護無線アンテナ塗装を深夜に行ったことが凶と出てしまった。
しかも厚塗りにしたため危うく屋根板に塗料が回り込む寸前だった。
厳重に養生したつもりだったがまだ甘かったらしい。


塗り残しの無い防護無線アンテナ台座(クモハ300-2)。

しかし井形のマスキングテープを剥がすと綺麗な塗装面が現れた。
心配していたアンテナ台座もしっかりダークグレーに変わっている。
信号炎管周りの塗料吹き込みは無く最前部ベンチレーターも傷めずに済んだ。
結果的には成功したと言えるだろう。




クモハ300-2 (防護無線アンテナ塗装)。




クハ301-2(防護無線アンテナ塗装)。


クモハ300-6(防護無線アンテナ塗装)。

部品撤去を行わなかったため床板を取り付けただけで竣工に至った。
ベンチレーターと同色だった防護無線アンテナはダークグレーに変わり存在感が出たと思う。
中間組込対応のクモハ300-6,クハ301-6に比べて貫通幌,幌受が無く余計にそう感じるのかもしれない。
前面側のアンテナ台座もダークグレーが回っており車体に存置させたままでも見附は変わらなかった。




クモハ300-2+クハ301-2 (防護無線アンテナ塗装)。


クモハ300-6+クハ301-2 (ミツK10F+ミツK5F)。

側面からも防護無線アンテナが浮き立たなくなった。
これまで如何に目立っていたかよく判る。
所詮は代用色だがその効果は高いと言えるだろう。
なおクモハ300-6はアンテナ台座が最後まで押し込めなかった。
しかしその差は殆ど感じられない。




ミツK5F (防護無線アンテナ塗装)。

マスキングテープの使い方に問題が残ったものの無事ミツK5Fは出場を迎えた。
ちょうど1.5mmの吹き込みでマスキングテープの縁が守ってくれた。
この点は技量不足が露呈したと言える。


ミツK10F,ミツK5F。

ミツK5FとミツK10Fはプロトタイプを1993年頃に据え揃えている。
これはミツK10Fとの併結を考慮した結果である。
クハ301-6を先頭に立たせるため[西船橋]への変更を考えた。
しかし異形式混結となる103系1200番代ミツK9Fの都合で[中野]のままとした。


モハ300-4+クハ301-6 (ミツK5F+ミツK10F)。

ミツK10F+ミツK5Fは2M8Tとなり自走が難しい。
1M9T化はモハ300-4(ミツK5F)を電装解除した上にTNカプラーSPへ交換しなければならない。
そのためクハ301-6は引き続き中間組込限定を強いられる。


ミツK5Fサイドビュー(クハ301-2:防護無線アンテナ塗装)。

ミツK5Fだけに絞ると手応えのある結果になった。
答は良かったがミツK2Fをどちらの方式で塗装するか迷う。
防護無線アンテナ単体で行った方が安全だろう。
この場合ベンチレーターをどの様に保護するかが課題である。
Comment

JR301系三鷹電車区ミツK10F 青帯未更新車 ※クモハ300-6,クハ301-6 ライトケース前面灰緑色化

2016-11-30 21:07:01 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
5両口。

マイクロエース製JR301系ミツK10Fが再出場した。
ミツK10Fはこれまでも小変更を繰り返してきた。
貫通幌,幌受装着でミツK10F最大の特徴を演出できたと思う。
ライトケース前面灰緑色化は最後の宿題になったと言える。




JR301系ミツK10F 青帯未更新車(ライトケース前面灰緑色化)。
ミツK10F:Tc6-M16-M'11-M18-M'c6

前回入場で301系,103系1000番代,103系1200番代青帯車グループとの混結を可能にした。
そのためクモハ300-6:[中野],クハ301-6:[西船橋]と編成前後で行先表示が異なる。
しかしミツK10Fは5両編成で単独走行には向かない。
原則マイクロエース製103系1200番代ミツK9F(5T)と10両編成を組んでいる。
ライトケース,防護無線アンテナ塗装はミツK9Fに合わせるのが最大の目的だった。




103系1200番代ミツK9F+ミツK10F (車両更新工事施工車,未更新車)。
ミツK9F+ミツK10F:[Tc1203]-[M1208]-[M'1206]-[M1209]-[M'c1203]+Tc6-M16-M'11-M18-M'c6

クハ301-6で時間を要し4日に渡る作業だった。
部品塗装によりミツK9Fと同系統の色合いを纏うようになった。
これで混結時の違和感は軽減されたと思う。
両運転台付車両が付き合わせる連結面も防護無線アンテナ塗装が効果的だった。
苦戦しながらも竣工に漕ぎ着けた甲斐があったと思える。


クモハ102-1203+クハ301-6 (ミツK9F+ミツK10F)。

301系と103系1200番代はリリース時期が大幅に異なるため車体高の違いは隠せない。
ただ301系は103系より雨樋位置が高くこれを多少相殺してくれる。
ミツK9Fは勿論だが他の青帯車グループとも差異が小さくなった。
このため各編成と離合時の印象も向上している。
なおクモハ300-2,クハ301-2(ミツK5F)のライトケース灰緑色化はクモハ300-3,クハ301-3(ミツK2F:5+5編成)との交換で対処できた。
仮にミツK5Fが先にリリースされていたら別の対応を採っていたかもしれない。


ミツK5F,ミツK10F (ライトケース交換車,ライトケース前面塗装車)。

プロトタイプ都合で齟齬が生じるものの現時点で青帯車最新リリースの103系1000番代ミツK8Fともベクトルが揃った。
ミツK8Fは103系1200番代との外観差が引っ掛かり先にライトケース前面灰緑色化を施した。
言わば今回の企画元祖と言える編成である。


103系1000番代ミツK8F,ミツK10F (ライトケース前面塗装車)。

クハ103-1009,1010(ミツK8F)はライトケースの構造上前面窓内に分割線が走る。
部品嵌合位置により301系にはこれが無く見栄えはミツK8Fを上回ってくれた。
両形式とも前面窓とライトユニットに距離があり雑な塗装は伺えないと思う。




ミツ10F+ミツ9F:Tc6-M16-M'11-M18-M'c6+[Tc1203]-[M1208]-[M'1206]-[M1209]-[M'c1203]。

なおモハ103-1209(ミツK9F)に[弱冷房車]ステッカー印刷があるためミツK9F+ミツK10Fが基準編成となる。
逆組成を考慮した行先表示としたが[弱冷房車]ステッカーが気になり組成回数が減っていた。
ミツK10F自体の自由度は高いがミツK9Fに限るとモハ103-1209が足を引っ張る。
試行ながらまずまずの出来映えになったクハ301-6を中間組込限定化するのが勿体なく思える。


クモハ300-6+クハ103-1203 (ミツK10F+ミツK9F)。

モハ103-1209の[弱冷房車]ステッカーを剥離すればこの問題は解消される。
ただミツK9Fもそれなりに自由度が高くミツK5F,103系1200番代ミツK6Fとの組成時には[弱冷房車]ステッカーが有効になる。
ミツK10F+ミツK9Fの時だけ生じる齟齬をどう解消するか。
他編成との混結を中止するのも一手だと思う。
Comment

クモハ300-6[ミツK10F] 青帯未更新車 ライトケース前面灰緑色化施工

2016-11-29 21:00:07 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
追随。

マイクロエース製JR301系クハ301-6(ミツK10F)のライトケース前面灰緑色化試行結果は上々だった。
ライトケース位置のお陰で雑な塗装でも誤魔化しが利く。
この結果を受けクモハ300-6もライトケース前面灰緑色化を施す。


JR301系クモハ300-6 青帯未更新車(ミツK10F)。

分解の注意点はクハ301-6と変わらない。
ただクモハ300-6は一時期ライトスイッチをゴム系接着剤で固定していた。
スイッチに微量の接着剤が残っておりあっさり外れる状態ではなく紛失の心配は少なかった。
万が一に備えライトユニット撤去後に車体を被せた点も同様とした。


入工中のクモハ300-6。

ライトケース灰緑色化の他にB形防護無線アンテナの塗装も当初から工程に組み込んだ。
防護無線アンテナは溶着されているため車内側から薄め液を浸した綿棒を当てて撤去した。
やや薄め液を浸し過ぎたせいか防護無線アンテナの取付脚が歪んだのは失敗だった。


溶けたプラスチックが残る防護無線アンテナ取付孔。

クハ301-6は屋根板の塗料が剥がれた。
一方クモハ300-6は取付痕が残るものの屋根板塗装が保持された。
マイクロエース製防護無線アンテナの継続使用は決定しているがKATO製防護無線アンテナを仮置きしてみた。
しかし取付痕は隠せず301系列ではKATO製防護無線アンテナの採用は厳しい。


防護無線アンテナを撤去したクモハ300-6。

ここからライトユニットの分解に入る。
たった1箇所を塗装するために7pcsのライトケースをばらばらにするのは面倒に思う。
クハ301-6での様子見が無ければもう少し効率良く進んだだろう。
なお手間と時間を天秤に掛けミツK1F(黄帯車)のライトユニットは黒色のままとする。
幸い離合編成が交通営団5000系列中心で余り気にならない。


塗装を終えた防護無線アンテナとライトケース前面。

この日の天候も余り良くなかった。
そのためライトケースには埃が混入した。
湿度のせいかマスキングテープの養生が甘くなりクハ301-6より吹き込みが目立ってしまった。
何れも前面から目立ちにくい箇所で外観から見えないと思われる。
※防護無線アンテナ:ダークグレー,ライトケース:伊豆急ペールブルー。


塗装済防護無線アンテナを取付けたクモハ300-6。

防護無線アンテナの塗装は悪くなかった。
しかし拙い撤去方法のせいで若干屋根から浮いてしまった。
なおリブを目立たなくする目的で前後逆に取り付けた。
向きと浮きは関係無いと思う。
ただ屋根板との隙間は極僅かで遠目では誤魔化せる範疇に留まってくれた。


漏光対策を施した床板とライトケース。

遮光用アルミテープはクハ301-6よりましな状態だった。
しかし粘着力が弱っており尾灯点灯時に漏光する可能性があるように感じた。
予めアルミテープを追加し二度手間を防いでいる。
導電板はやや曇りが出ていたためクリーナーで清掃を施した。
これはクハ301-6も遡って施工している。


整形した最前部のベンチレーター。

車体組立前に運転台上部のベンチレーター縁が2個とも歪んでいる事に気付いた。
どうやら防護無線アンテナ設置時にやらかしたらしい。
繊細な縁を変形させてしまい焦った。
幸い軟質プラスチックだったため折損には至っていなかった。
そのため爪楊枝での修正が可能で何とか修復している。
ちょうど導電板清掃を行ったクハ301-6も同じ様な歪みがあった。
防護無線アンテナを押着した際にピンセットが当たったのだろう。
クハ301-6も復旧可能な範囲で大怪我にはならなかった。
301系はミツK2F,ミツK5Fが成形色防護無線アンテナで残っている。
施工時の注意点としたい。




クモハ300-6 [01K □ 中野]:ライトケース前面灰緑色化。

埃の混入したライトケース塗装部は予想通り外観から見えない。
クモハ300-6も貫通幌,快速表示器設置が粗を隠してくれた。
結果的に救われただけで厚塗りも含め技量は上がっていないらしい。
せめて埃の入らない環境が欲しいところである。


クモハ300-6 点灯試験[01K □ 中野]:前照灯。


クモハ300-6 点灯試験[01K □ 中野]:尾灯。

先に手を加えた漏光対策は効果覿面だった。
尾灯点灯時も連結器が赤味を帯びる気配は一切ない。
ミツK10FはKATO製配管付TNカプラーSPを採用したため漏光が目立った可能性がある。
KATO製103系用ダミーカプラーを装着しているミツK1F,ミツK2F,ミツK5Fでは生じていない。
アルミテープ劣化も加わり意外な盲点だったと言えよう。




クモハ300-6+クハ301-6 (クモハ300-6 防護無線アンテナ塗装)。

クモハ300-6も無事竣工しミツK10Fは再出場となる。
試験的にライトケース前面灰緑色化を採り入れたためクハ301-6から入場となった。
現状を考えるとクモハ300-6だけで良かった工程だが良好な答を得られた。
同時にミツK10Fの運用をどうするか考えたい。
Comment

クハ301-6[ミツK10F] 青帯未更新車 ライトケース前面灰緑色化試行

2016-11-28 21:50:33 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
展開。

マイクロエース製JR301系ミツK10FはミツK5F基本セットを種車に出場した。
実質301系2ndLOTに該当するミツK5Fからライトケースが黒色に仕様変更された。
ミツK9F化に際し未更新車へ改装し窓支持Hゴムを灰色化した。
黒色ライトケースの方が灰Hゴムが浮き立つと考え製品仕様のまま存置していた。


JR301系ミツK10F 青帯未更新車。
ミツK10F:Tc6-M16-M'11-M18-M'c6

ミツK10F単独では黒色ライトケースでも不満は無かった。
しかし5両編成のため原則マイクロエース製103系1200番代ミツK9Fと併結し10両編成を組む。
103系1200番代はライトケースが灰緑色で編成前後の運転室内色が異なっていた。


JR103系1200番代ミツK9F+ミツK10F。

ミツK9Fは301系ミツK5F,103系1200番代ミツK6Fとの併結も考慮している。
ミツK5Fはクモハ300-3,クハ301-3(ミツK2F)との部品交換で灰緑色ライトケース化した。
マイクロエース製103系1000番代ミツK8Fも103系1200番代に揃えライトケース前面を灰緑色に塗装した。
その結果青帯車グループでミツK10Fだけが黒色ライトケースで取り残されてしまった。


クハ301-6 青帯未更新車(ミツK10F)。

基準編成の差異解消を目的にミツK9Fもライトケース前面灰緑色化を採り入れたい。
しかしクモハ300-6,クハ301-6を同時施工すると後戻り出来なくなる。
ミツK10F+ミツK9Fの逆組成はモハ103-1209(ミツK9F)の弱冷房車ステッカー印刷がネックで組成回数が減っていた。
先ず先頭に立つ機会の少ないクハ301-6のライトケースを灰緑色化し様子を見る。
その効果を見た上でクモハ300-6への施工を判断する。


入工中のクハ301-6。

301系はライトスイッチが簡便な方式で床板を分離すると同時に外れてしまう。
工程には影響しない部品のためライトケース撤去後に車体を被せ紛失防止策を採った。
ライトケースは機構の割にかなり大型で設計の古さを感じさせる。
構成部品数が多い上にライト基板抑えを取り外すのに戸惑った。
独立したライト基板抑えを持つライトユニットはそうお目にかかれないと思う。


7pcs構成のライトユニット。

ライトケース塗装は前面のみとし側面はマスキングテープで覆った。
黒色のメリットは側面から目立たないことでこれは活かしたい。
加えて室内部品の一部を黒色化しておりこの効果を削がないようにしている。
スプレーは何時もながらのGMカラー#41:伊豆急ペールブルー一択になった。


安定の厚塗りで終わった塗装。

やや天候に恵まれない日だったが小部品ということで強行した。
結果は散々だったが厚塗りのお陰で黒地は透過していない。
おまけに目立つ埃を取り除いたと同時に塗料も持って行かれた。
さすがに再塗装する天候ではなく取り敢えず先に進んだ。


貼り替えた遮光用アルミテープ。

ライトケースは塗装部に気を付けながら組立てた。
製品純正の遮光用アルミテープが大幅に劣化していたため手持ち品へ貼り替えている。
厚くなるが代用手段が無く嵌合に支障しないか引っ掛かった。
最終的には別方式へ移行し一時的な措置で終わっている。


組み立てたライトユニット。

7pcsのライトケースで塗装したのは1つだけである。
ややマスキングが甘く塗料の吹き込みがあったが嵌合には影響しなかった。
301系の欠点はライトユニットが組込み難いことである。
ケースの組立が上手く行っても嵌合に苦戦する可能性が残る。


成形色のB形防護無線アンテナ。

ライトケース組込前にベンチレーターと同色の防護無線アンテナが目に入った。
以前から違和感の元になっていた。
マイクロエース製品では301系,103系1000番代ミツK8Fが成形色で屋根上から浮いて見える。
クハ103-1009,クハ103-1010(ミツK8F)はKATO製防護無線アンテナに交換した。
301系もクハ301-6でアンテナ交換を試行しようとした。
ところがアンテナ撤去と同時に屋根板塗装が剥がれた。
マイクロエース製防護無線アンテナ台座はKATO製アンテナ台座より僅かに大きい。
そのため剥離痕を隠せずマイクロエース製アンテナの塗装へ切り替えている。


ダークグレーで塗装したB形防護無線アンテナ。

スプレーはGMカラーのダークグレーでマイクロエース製,KATO製防護無線アンテナとは若干色合いが異なる。
ただ成形色よりは数段見附が良い。
違和感を抑えるには十分だと思う。
なお防護無線アンテナの塗装は急遽思い付き深夜に行った。
日付を跨いだため組立は日を改めている。




クハ301-6(ライトケース前面灰緑色化)。

組込が厄介なライトケースは健在だった。
屋根裏のストッパーが平行着脱をさせてくれない。
尾灯プリズム→前照灯プリズムが浅く嵌ったところで表示器類プリズムが収まる位置を何度も探した。
この作業性の悪さは運行番号表示器,行先表示器,コーポレートマーク表示器が並ぶ301系ならではだろう。
どうにかライトケース組込み車体を組み立てた。
幸いにして雑な灰緑色化部は快速表示器,幌受に隠れ目立たない。
灰Hゴムの存在感が薄れると思ったが意外に影響しなかった。
これでクモハ300-6のライトケース前面灰緑色化を決断した。


クハ301-6 点灯試験[01K 中野]:前照灯。


クハ301-6 点灯試験[01K 中野]:尾灯(漏光不合格)。

点灯試験まで漕ぎ着けたがもう一山待ち構えていた。
前照灯は問題無かったものの尾灯では連結器上部に尾灯の赤色が反射する。
やはり代用アルミテープでは無理があったらしい。
これを解消するため皺々になった製品アルミテープを復活させた。
ところがこれでも漏光を解消できない。
ただ被せてあるだけに等しいアルミテープは何の役にも立たなくなっていた。
ここで2日目も時間切れとなり遮光対策は3日目に持ち越されている。


アルミテープを追加したライトケースと床板前端部。

製品アルミテープが機能しないため漏光経路を辿りここを埋める方式に切り替える。
連結器上部に反射するためこの付近をカバーすれば良いだろう。
先ず手持ちのアルミテープを尾灯プリズムの連結器欠き取り部へ貼附した。
これだけでは不安があり床板前端部にもアルミテープを追加貼付している。
懸念された嵌合支障は腰高設計に助けられ杞憂に終わった。


クハ301-6 点灯試験[01K 中野]:尾灯(漏光対策追加施工)。

二重の対策で完全に漏光を抑えられた。
入場予定のクモハ300-6では製品アルミテープの状態に関わらず漏光対策を採る。
時間都合で3日間に渡る作業になったが何とかクハ301-6が竣工した。


クモハ300-6+クハ301-6(防護無線アンテナ塗装)。

ダークグレーで塗装した防護無線アンテナも良い結果を得られた。
未施工のクモハ300-6は明らかに浮いて見える。
何故成形色にしたのか不思議だがクモハ300-6も揃えたい。
各所で手こずっただけにクモハ300-6も予め苦戦を前提とする。
Comment

サハ103-430[ミツK6F] 青帯車 マイクロエース製103系用ベンチレーター化 ※WIN製,失敗記録:色温度不一致

2016-11-24 21:01:42 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
裏目。

在籍中のJR103系1200番代ミツK6Fにはサハ103形0番代が組み込まれている。
103系1200番代は全車マイクロエース製だがサハ103-430だけはWIN製を起用した。
ミツK6F組成はマイクロエース製103系1000番代東西線仕様がリリースされる前である。


JR103系1200番代ミツK6F 青帯未更新車。
ミツK6F:Tc1204-M1211-M'1208-M1210-M'1207-T430-M1214-M'1210-M1212-M'c1204
※イメージ編成。

よってモハ102形1000番代をサハ103形へ編入する手法は採れずイメージに近いWIN製103系地下鉄色が唯一の選択肢だった。
当時WIN製サハ103形地下鉄色はマイクロエース製103系1200番代の10両編成化に欠かせない存在だった。
結果サハ103-430だけメーカーが異なり外観も揃わなくなった。
車体塗装に加えて屋根板,ベンチレーターも色温度差が著しかった。
製品状態では余りにも差が激し過ぎ既に二度入場させている。
少しでもこの差を埋めるため屋根上塗装を施し床下機器配置までも変更した。
大分マイクロエース製103系1200番代の雰囲気に近付いたがまだ満足できなかった。
第二次入場はでねずみ色1号に塗装したKATO製現行LOTベンチレーターを起用した。
この時に歪みが出やすいと言われた屋根板を接着固定している。


サハ103-430(ミツK6F:第一次整備後)。

当時はベストの手法を採ったつもりだった。
しかし時間の経過と共にベンチレーターの形状差が気になり始めた。
色温度はともかく形状だけは揃えたい。
103系1200番代と103系0番代の構成数を考えサハ103-430をマイクロエース製ベンチレーターへ交換する。




窓サッシ印刷の劣化が進んだサハ103-430(第二次整備後)。

第一次入場から約2年半が経過した。
屋根板接着の効果が高かったらしく未だに歪みは生じていない。
その代わり妻面も含めて窓サッシ印刷が大幅に痛んでいた。
103系1200番代では発症しておらず印刷品質によるものだろう。
TOMIX製旧製品クハ103-779,クハ103-790(ラシ320F)で不発に終わった窓サッシ色挿しも同時施工する。


入工中のサハ103-430。

サハ103-430の屋根板を接着したことを今更後悔した。
マイクロエース製ベンチレーター供出車は廃車された元モハ102-2040である。
WIN製ベンチレーターとKATO製ベンチレーターは取付脚径がほぼ同じで交換は労さなかった。
しかしマイクロエース製ベンチレーターは径が細く一直線に並べる手間が掛かる。
仮に屋根板が取り外せていれば中央取りは楽に行えただろう。


元モハ102-2040,サハ103-430 (WIN製,マイクロエース製)。

元モハ102-2040のベンチレーターは溶着されていた。
そのため微量の薄め液を取付孔に塗布し撤去している。
幸い6個とも破損無く取り外せた。
ここで失敗すると予備が無く暗礁に乗り上げるところだった。


1器だけ据え替えたマイクロエース製ベンチレーター。

撤去したマイクロエース製ベンチレーターはやや茶色を帯びていた。
ねずみ色1号で塗装したKATO製ベンチレーターとも103系1200番代搭載のベンチレーターとも色温度が異なる。
ただ形状はマイクロエース製ベンチレーター共通で違和感が薄れそうな気がした。
計画通りベンチレーター交換を進める。


マイクロエース製ベンチレーターへ置き換えたサハ103-430。

取付径が異なるため固定はゴム系接着剤を用いた。
今後の塗装変更に備え取付孔内側に幕を張る程度に留めている。
交換は1つずつ行いKATO製ベンチレーターを中央取りの目安とした。
据え置き状態では位置はおろか角度まで異なったがどうにか一直線に並べられた。
ベンチレーター固着待ちの間に窓サッシへの色挿しを行った。
サハ103-430も予備が無かったがクハ103-779,クハ103-790での失敗を反省ししっかりとペン先をモールドに当てた。


色挿しを終えた全窓セル。

所詮は油性ペイントマーカーでの色挿しで印刷には到底敵わない。
ただ殆どサッシ印刷が失われていた箇所もあり手を入れないよりはましだと思う。
今回は養生もそこそこ上手く行きクハ103-779,クハ103-790より見苦しくない。
ただペン先の交換を失念し斑の原因になったのが惜しまれる。




サハ103-430(マイクロエース製ベンチレーター化)。

慎重に色挿しを行ったため全窓セルに銀が入った頃にはベンチレーターが固着していた。
このまま組み立てサハ103-430が竣工した。
ベンチレーター台座とのバランスは悪くない。
これでマイクロエース製103系1200番代との外観差が減ると思ったがそう甘くはなかった。




モハ102-1207+サハ103-430(マイクロエース製ベンチレーター化)。

交換したベンチレーターは色が淡く膨張して見える。
モハ102-1207と同一形状のはずが一回り大きく感じてしまう。
ベンチレーターのメーカー統一は叶ったが当てが外れた。
成形色のまま流用したのは失敗だったらしい。
103系1200番代と合わせるにはダークグレーかねずみ色1号かで迷う。
ベンチレーター固定がゴム系接着剤という点だけは当たった。
再撤去は容易でどう舵を切るか考えたい。
Comment

モハ300-1[ミツK1F] 黄帯非冷房車 動力ユニット整備(経年対策) ※台枠破損更新

2016-11-09 21:33:28 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
破断。

マイクロエース製JR(国鉄)301系列で唯一ミツK1Fだけ動力ユニット整備を行っていなかった。
103系地下形も含め国鉄仕様が1編成しか存在せず余り走行機会に恵まれていない。
元々ミツK9Fへの部品供出が導入目的で離合編成を気にしなかった事が裏目に出た。


国鉄301系ミツK1F 黄帯非冷房車:7+3編成。
ミツK1F:Tc5-M1-M'1-M2-M'2-M3-M'c1+Tc1-M15-M'c5

301系はマイクロエース製品でも古参組に入る。
青帯冷房改造車は先行して動力ユニット整備を済ませた。
ミツK1Fは整備時期を逃してきながらも快調に稼働していた。
モハ300-1の動力ユニット整備を行えば103系地下形,301系は全編成のメンテナンスが終了する。


モハ300-1(ミツK1F:動力車)。

現在[JNR]マークを剥離しJRグループに組み込むか葛藤がある。
当初JR301系黄帯車とする予定が[JNR]マーク印刷の前に頓挫した。
その後の加工で判明したが印刷は爪楊枝式で剥離可能だと思われる。
ただ[JNR]マークを消去するのが勿体ない気持ちもある。
この問題を整理する前にモハ300-1を入場させ動力ユニット整備を施し全編成のメンテナンスを終わらせる。


入工中のモハ300-1。

分解しようとしたところなかなか動力ユニットが取り外せなかった。
車体中央部を広げて引き抜いたがこの原因がとんでもない事を招く事態になるとは思いもしなかった。
この時点では導電板を磨く際に吊革部品を存置するかが頭の中を占めていた。
青帯冷房改造車グループで数多く変形させたため撤去して研磨するか悩んだ。


全く気付かなかった歪んだ台枠。

ユニットカバーを外して最初に目が行ったのはもちろん導電板である。
予想を下回ったものの経年から酸化が進んでいた。
3M製研磨フィルムでは歯が立たないと判断しラプロス#8000を用いる。
先ず吊革部品を残したまま一部を磨いてみた。
すると何の障害もなく作業が進められた。
これまでは単にユニットカバーの支持が悪かっただけらしい。
後で気付いたがモーター周りの台枠が歪んでいた。
これが動力ユニットを引き抜けない原因だった。


旧式の固定方式を用いるDT34動力台車。

DT34動力台車を取り外す前に懐かしい構造に面食らった。
そう言えば301系は動力台車固定にΩ形部品を用いる仕様だった。
一度ミツK2Fが再生産されているが動力ユニットは変更されたのだろうか。
旧形動力ユニットはスパイラルギアカバーごと動力台車が取り外せる。
その代わり組込時の嵌合がやや甘いような気がする。


乾燥していなかったグリス。

経年を考えるとグリスは乾燥していると思っていた。
ところがまだ粘度が残っていた。
ここまで年代を遡ると違うグリス質になるらしい。
但し使用量はこの頃から大量でロアカバーはグリスに塗れていた。


整備を終えたDT34動力台車(西船橋寄)。

中途半端に粘度がありグリス清掃は厄介だった。
スパイラルギアの輝きは取り戻せなかったが何とか残滓を取り除いた。
ギア類には新たにタミヤ製グリスを投入し摺動抵抗を減らしている。
301系の旧設計が垣間見えるのはカプラーポケットである。
スナップに加え小径ビスが使用されている。


ビス止めのカプラーポケット。

ビス締めの力加減に気を付けないと取付孔のプラスチックがあっさり割れてしまう。
軽くドライバーを握りビスが止まった時点で手を止めた。
増し締めは自殺行為に近く行っていない。

次はモーターの清掃に入った。
透明プラ板の絶縁部品が変色するほど油脂が溢れ出ておりダイキャスト内部も拭き上げる必要があった。
ユニバーサルジョイント部を折り畳みモーターを浮かせた所までは良かった。
モーターの絶縁シートに気を付けながら引き抜くとダイキャストが割れてしまった。


使用不能に陥った台枠。

どの様な経緯で台枠が歪んだのかは判らない。
ただ強度が極端に落ちていたのは確実だろう。
まさかダイキャストが破断するとは思わずモーター撤去方法を後悔した。
歪みに気付いていれば絶縁シートより台枠に注意を払っていた。
台枠が使用不能になったため作業は一度中断された。
保管品を当たり代用可能な台枠を探した。


マイクロエース製台枠2種 (101系用,301系用)。

すると2013年以降放置されてきたモハ101-92(ツヌ???F)の動力ユニットが出てきた。
騒音,振動が激しい上に非力な初期マイクロエース製動力ユニットは使い物にならずTOMIX製旧動力ユニットへ換装した。
この時以来眠っていたがよく破棄しなかったと思う。
早速モーターを撤去し台枠のみ持ち出した。
外観上表面仕上げ以外は類似形に見える。
301系用台枠は復旧できず101系用に頼るしかない。


101系用台枠に嵌め込んだ301系用モーター。

嵌合に支障が無いことを祈り作業を再開した。
幸い基本設計に変わりなかったようで301系用モーターを受け入れてくれた。
101系用動力ユニットもΩ形部品を用いる旧形だが台枠以外は301系用を流用している。
ユニットカバー嵌め込みまで油断できなかったが無事に組立を終えた。


整備,復旧した動力ユニット。

モーターカバーを取り付ける前に試走を行った。
仮に動かなければミツK1Fは休車になる。
踏面再清掃を兼ね津川洋行製ホイールクリーナーに載せ電流を上げた。
結果は大成功で全軸駆動でも不具合は見られなかった。
ここまで来れば整備完了も同然だと思った。
ところが車体を嵌合させると上下が安定しない。
同じ様に見えた台枠だが何処かに違いがあったらしい。




モハ300-1(動力ユニット整備:台枠更新)。

皮肉にも301系特有の腰高感が解消された。
動力車に合わせ非動力車も腰高なのが301系の癖である。
これを解消するため各種加工に挑んだが全て失敗に終わった。
この様な形で沈むとは予想外である。


モハ301-1+モハ300-1 (非動力車+動力車)。


モハ300-1+モハ301-2 (動力車+非動力車)。


モハ300-11+モハ300-1 (動力車+動力車)。

当然の事ながら非動力車と車体高が揃わなくなった。
稼働出来る状態に戻せたのは良かったがまさか車体不等沈下を招くとは思いもしなかった。
モハ300-1のバランスは良くなったものの編成のバランスが崩れた。
非動力車9両の車体高嵩下は過去の失敗が過ぎる。
車体が上下するため何処かにスペーサーを設ければ回避出来そうではある。
ただ自ら腰高に戻す事に葛藤がある。
ミツK1Fは葛藤だらけになってしまったがJRグループ編入は棚上げし車体高をどうするか考えたい。
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モハ102-1034[ミツK8F] 青帯車 動力ユニット整備(駆動不調改善:原因不明)

2015-11-14 21:43:51 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
一方通行。

モハ102-1210(ミツK6F)に続きマイクロエース製103系1000番代モハ102-1034(ミツK8F)を入場させた。
挙動不審だったモハ102-1210に対しモハ102-1034は中野方面へしか動かなくなった。


JR103系1000番代ミツK8F 青帯車。
ミツK8F:[Tc1009]-[M1032]-[M'1032]-[M1033]-[M'1033]-[M1034]-[M'1034]-[M1036]-[M'1036]-[Tc1010]。

ミツK8Fは[西船橋]幕で西船橋方面に進まないのは納得がいかない。
この状態が続くと何れ中野方面へも動かなくなる危険度が高い。
まだ経年の浅い車両だが緊急メンテナンスを行うことにした。


モハ102-1034(ミツK8F:動力車)。

103系1200番代ミツK9Fと併結させるため製品とは異なりモハ102-1034を動力車にしていた。
中野方面へは至ってスムーズに動くが西船橋方面へは微動だにしないどころか音も発しない。
軽く刺激を与えても全く動かずお手上げ状態だった。
果たしてメンテナンスだけで復活できるのか微妙なところではある。


入工中のモハ102-1034。

301系や103系1200番代とは違い捻るだけで簡単にモーターカバーが外れた。
今までの固すぎる嵌合は一体何だったのかと思わせる。
これだけあっさり外れると逆に不安になる。
動力ユニットカバーの嵌合爪数は103系1200番代と同じく301系より少なかった。


分解した動力ユニット。

103系1000番代の動力ユニットはフライホイール付に変更された。
このためか台車を固定していたお馴染みのΩ形ストッパーが廃止されている。
導電板はモハ102-1210より酸化が進んでいた。
製造年次が若いにも関わらず不可解だがマイクロエースらしいと言えばそれまでである。
コンパウンドだけでは輝きが取り戻せずラプロスで仕上げている。


固定方法が変更された台車。

Ω形ストッパーが無くなり台車の取り外し方式も変わった。
マイクロエース製18m級車両に近く京成車両のメンテナンス経験が役に立っている。
スパイラルギアはカバーにスナップで固定さればらばらになりにくくなっていた。
肝心のグリスはと言うと経年の浅さのお陰で劣化していなかった。
除去が簡単に行えるのは非常に楽である。
何れは固まると予想でき新たにタミヤ製グリスを投入している。


動力ユニットカバー裏側にあるセンターピン。

Ω形ストッパーの廃止は台車位置固定に一工夫を要するものだった。
ユニットカバーにある計8箇所の嵌合爪のうち内側の2箇所を台枠に嵌め込む。
そして台車を微妙に動かしながらユニットカバーのセンターピンに合わせた。
台車旋回に支障が無くなった場所で残りの嵌合爪を嵌め込み作業を終えた。


モハ102-1034(動力ユニット整備)。

ここまで何も考えずにメンテナンスを行ってしまった。
現象解消を期待して駆動試験を行ったところ無事に西船橋方面へ動くようになった。
一方通行の原因は何だったのだろう。
整備内容からすると導電板の影響が多少あったのかもしれない。
しかし一方通行になるのが理解できない。
駆動状態は至ってスムーズであり何が悪かったのか掴めないまま終わっている。
ミツK6Fに続いていまいちすっきりしない結果になった。
ひとまず支障無く動くようになった事を収穫にしたい。
Comment

モハ102-1210[ミツK6F] 青帯未更新車 動力ユニット整備(駆動不調改善) ※非ユニット窓

2015-11-13 21:35:33 | 国鉄/JR103系1000番台,301系
不安定。

最近マイクロエース製103系1200番代ミツK6Fの挙動が怪しくなってきた。
ギクシャクするのは当たり前で急発進など明らかに通電不良が伺える現象が出ている。


JR103系1200番代ミツK6F 青帯未更新車。
ミツK6F:Tc1204-M1211-M'1208-M1210-M'1207-T430-M1214-M'1210-M1212-M'c1204
※イメージ編成。

マイクロエース製JR301系ミツK2Fに続いて東西線直通用車両が入場する。
ミツK6Fはマイクロエース製103系1200番代7両編成を組み替えたもので製品としては古参組に入る。
ちょうどメンテナンス時期に来ており挙動不審解消に合わせる形になった。


モハ102-1210(ミツK6F)。

301系の動力ユニット整備はこなしてきたが103系1200番代は初入場となった。
基本構造が変わることは考えにくく安心して作業に入った。


入工中のモハ102-1210。

モハ300形と同じくモーターカバーを兼ねる床下機器はプラスチックドライバーを用いた。
カバー裏側の孔にプラスチックドライバーを差し込むと外しやすい。
爪を広げて外そうとするより数段効率が良いためこの方法を採用している。
座席部品はダイキャストとの嵌合爪数が減り解体は楽になった。


座席部品を取り外した動力ユニット。

導電板は予想より綺麗な状態を保っていた。
但し集電板との接触部に僅かな緑錆があった。
挙動不審の第一原因はこれだと思う。
導電板はコンパウンドで磨き出しを行っただけで輝きを取り戻した。
台車は何時もの様にグリスまみれかと思いきやそうではなかった。
しかし乾燥が進みパリパリになっている箇所がある有り様で状態は非常に悪い。
走行抵抗になっている可能性が高く挙動不審の第二原因に相当するだろう。


グリス量が少なかったDT33動力台車。

余計なグリスを除去して新たにグリスを塗布する。
極微量で良いのだがこのさじ加減が難しい。
部分的にグリスを盛った後に車輪を回転させて馴染ませた。


整備を終えた動力ユニット。

組み上げたところで試験走行を行った。
取り敢えず挙動不審は無くなりスムーズな動きを取り戻している。
導電板の錆と乾燥したグリスが妙な動きに繋がっていたと思われる。


竣工したモハ102-1210。

最低限の目的は果たせた。
後はこの状態を保てるかに懸かっている。
今回は簡易的なメンテナンスになりやや不安を残す結果になった。
うんざりするマイクロエースのグリスだが少ないと逆に心配な点が出てくるのは何故だろうか。
いまいちしっくり来ないが快走が続くことを願いたい。
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