達成。
KATO製国鉄101系ムコ予備00F(Mc60)のHゴム支持色温度統一は側面窓セル捻出車両に行き詰まり作業が停滞していた。
在籍する101系内での振り替えが難しく作業は中断に追い込まれる。
その結果モハ100-35,サハ100-93(ムコ予備00F)が101系800番代LOT側面窓セル装着車のまま取り残されていた。
国鉄101系ムコ予備00F 5+5編成(1985/3)。
[ムコ予備00F]:Mc60-M'35-T128-M59-M'c102+Mc192-M'807-T'93-M108-M'c802。
◆側面窓セルHゴム支持色温度統一。
ムコ予備00Fは東京方5両:トタムコ3F(Mc78:6両口),高尾方5両:ムコ10F(Mc194:6両口)を種車に出場させた。
しかし他編成で進めたHゴム支持色温度統一の影響で当初とは逆LOTの側面窓セルを持つ車両が増加した。
中には再度側面窓セルを交換する車両まで出現し編成内のHゴム支持色温度はばらばらになってしまった。
ユニット間で揃わない等統一感に欠けるため全車明灰色Hゴム支持側面窓セルで揃える方向に切り替えている。
モハ100-35(ムコ予備00F)。
側面窓セル交換はムコ予備00Fが8M2Tの5+5編成であり原則ユニット単位で進行させていた。
しかしあと2両を残す所で壁に当たってしまった。
皮肉にもモハ100-35(←モハ100-31:トタムコ3F)は101系0番代2ndLOT側面窓セル供出車であった。
製品原形に近いサハ101-128(ムコ予備00F←サハ101-36:トタムコ3F)との相互交換では根本解決まで辿り着けない。
そのためクモハ101-60(ムコ予備00F←クモハ101-78:トタムコ3F)との側面見附統一は棚上げされている。
サハ100-93(ムコ予備00F)。
一方サハ100-93(←サハ100-40:ムコ10F)は回着当時からの101系800番代LOT側面窓セルが維持されていた。
ツヌ122F(Mc155)での101系800番代LOT側面窓セル統一時にも駆り出されなかった。
今更だがサハ100-38(トタムコ3F→サハ103-752:ツヌ319F)用側面窓セルを活用するべきだったと思う。
ここで103系サハ103形750番代の在籍に気付き所属編成を見直している。
サハ103形750番代用種車は全てKATO製101系だが管理上103系に組み入れていたため見落としていた。
国鉄103系ツヌ324F (1985/11)。
[ツヌ324F-2]:Tc217-M337-M'493-T768-M338-M'494-T769-M339-M'495-Tc218。
これまでにKATO製101系中間車両9両をサハ103形750番代へ編入した。
そのうちサハ103-768,サハ103-769(ツヌ324F-2:Tc217)はサハ101-108,サハ103-233(ツヌ118F:旧製品)が種車だった。
早速両車を確認したところ旧製品LOT側面窓セル装着車のまま存置されていた。
入工中のサハ103-768,モハ100-35 (ツヌ324F-2,ムコ予備00F)。
側面窓セルをサハ103-768,サハ103-769と交換すればムコ予備00FのHゴム支持色温度統一が図れる。
サハ103形750番代への編入は床板の細工を主工程とした。
よって側面窓セルには手が加えられておらず現状での転用が可能だった。
窓セルを相互に入替えたサハ103-769,サハ100-93。
KATO製103系量産冷房車に挟まれるサハ103形750番代は車体そのものが異なる。
そのため側面窓Hゴム支持色変更の影響は殆ど無いに等しい。
障害となるものは一切無く窓セル相互交換に着手した。
↓
モハ100-35(旧製品LOT側面窓セル交換施工)。
側面窓Hゴム色温度統一が主眼になるが混同を避けるため全窓セルを交換する。
ツヌ122Fでは横着のお釣りが廻って来たため同じ過ちを繰り返さないようにした。
そのため車体を完全分解しての作業となった。
作業自体は部品交換のみだが側面窓セルには曇りが見られ磨きクロスにて拭き上げた。
↓
サハ100-93(旧製品LOT側面窓セル交換施工)。
サハ103形750番代編入時は根本的に車体構造が異なるためHゴム支持色温度には気を配らなかった。
敢えて101系800番代LOT側面窓セルに振替えようとも思わず種車から引き継がせた。
それが今になってムコ予備00Fの側面見附統一に貢献している。
↓
国鉄103系サハ103-768(ツヌ324F-2:101系800番代LOT側面窓セル交換施工)。
モハ100-35,サハ100-93(ムコ予備00F)は明灰色側面窓セル装着車に改められ竣工した。
朱色1号車両には明灰色Hゴム支持再現の方が映えると思う。
これでムコ予備00FはHゴム支持色温度統一が達成された。
着手してから大幅な時間を要したがようやく完成形に辿り着いている。
↓
国鉄103系サハ103-769(ツヌ324F-2:101系800番代LOT側面窓セル交換施工)。
一方サハ103-768,サハ103-769は101系800番代LOT側面窓セル装着車に変更され趣が変わった。
クモハ100-108,モハ101-91,サハ101-108,サハ101-233(ツヌ122F)も101系800番代LOT側面窓セルに交換されており新鮮味は無い。
しかしこの交換による意外な利点があった。
KATO製103系量産冷房車は濃灰色Hゴム支持再現でありツヌ324F-2も統一感が出せたと思う。
↓
国鉄103系モハ102-494+サハ103-769 (ツヌ324F-2:モハ102形0番代+サハ103形750番代)。
遡るとこの経緯はJR101系ラシ101F(Mc201)組成時にもあった。
同じく明灰色Hゴム支持側面窓セルが必要になりサハ103-753,サハ103-754(ツヌ318F:Tc107)を交換対象車とした。
ツヌ318Fもサハ103-753,サハ103-754の101系800番代LOT側面窓セル交換により統一感を醸し出せた記憶がある。
↓
国鉄103系モハ102-496+サハ103-753 (ツヌ318F:モハ102形0番代+サハ103形750番代)。
記録を再確認してみるとほぼ同様の感想を述べていた。
過去の施工例をすっかり忘れていたらしい。
もっと早く参照していればムコ予備00Fでの行き詰まりは防げたかもしれない。
KATO製国鉄101系ムコ予備00F(Mc60)のHゴム支持色温度統一は側面窓セル捻出車両に行き詰まり作業が停滞していた。
在籍する101系内での振り替えが難しく作業は中断に追い込まれる。
その結果モハ100-35,サハ100-93(ムコ予備00F)が101系800番代LOT側面窓セル装着車のまま取り残されていた。
国鉄101系ムコ予備00F 5+5編成(1985/3)。
[ムコ予備00F]:Mc60-M'35-T128-M59-M'c102+Mc192-M'807-T'93-M108-M'c802。
◆側面窓セルHゴム支持色温度統一。
ムコ予備00Fは東京方5両:
しかし他編成で進めたHゴム支持色温度統一の影響で当初とは逆LOTの側面窓セルを持つ車両が増加した。
中には再度側面窓セルを交換する車両まで出現し編成内のHゴム支持色温度はばらばらになってしまった。
ユニット間で揃わない等統一感に欠けるため全車明灰色Hゴム支持側面窓セルで揃える方向に切り替えている。
モハ100-35(ムコ予備00F)。
側面窓セル交換はムコ予備00Fが8M2Tの5+5編成であり原則ユニット単位で進行させていた。
しかしあと2両を残す所で壁に当たってしまった。
皮肉にもモハ100-35(←モハ100-31:
製品原形に近いサハ101-128(ムコ予備00F←サハ101-36:
そのためクモハ101-60(ムコ予備00F←クモハ101-78:
サハ100-93(ムコ予備00F)。
一方サハ100-93(←サハ100-40:ムコ10F)は回着当時からの101系800番代LOT側面窓セルが維持されていた。
ツヌ122F(Mc155)での101系800番代LOT側面窓セル統一時にも駆り出されなかった。
今更だがサハ100-38(
ここで103系サハ103形750番代の在籍に気付き所属編成を見直している。
サハ103形750番代用種車は全てKATO製101系だが管理上103系に組み入れていたため見落としていた。
国鉄103系ツヌ324F (1985/11)。
[ツヌ324F-2]:Tc217-M337-M'493-T768-M338-M'494-T769-M339-M'495-Tc218。
これまでにKATO製101系中間車両9両をサハ103形750番代へ編入した。
そのうちサハ103-768,サハ103-769(ツヌ324F-2:Tc217)はサハ101-108,サハ103-233(ツヌ118F:旧製品)が種車だった。
早速両車を確認したところ旧製品LOT側面窓セル装着車のまま存置されていた。
入工中のサハ103-768,モハ100-35 (ツヌ324F-2,ムコ予備00F)。
側面窓セルをサハ103-768,サハ103-769と交換すればムコ予備00FのHゴム支持色温度統一が図れる。
サハ103形750番代への編入は床板の細工を主工程とした。
よって側面窓セルには手が加えられておらず現状での転用が可能だった。
窓セルを相互に入替えたサハ103-769,サハ100-93。
KATO製103系量産冷房車に挟まれるサハ103形750番代は車体そのものが異なる。
そのため側面窓Hゴム支持色変更の影響は殆ど無いに等しい。
障害となるものは一切無く窓セル相互交換に着手した。
↓
モハ100-35(旧製品LOT側面窓セル交換施工)。
側面窓Hゴム色温度統一が主眼になるが混同を避けるため全窓セルを交換する。
ツヌ122Fでは横着のお釣りが廻って来たため同じ過ちを繰り返さないようにした。
そのため車体を完全分解しての作業となった。
作業自体は部品交換のみだが側面窓セルには曇りが見られ磨きクロスにて拭き上げた。
↓
サハ100-93(旧製品LOT側面窓セル交換施工)。
サハ103形750番代編入時は根本的に車体構造が異なるためHゴム支持色温度には気を配らなかった。
敢えて101系800番代LOT側面窓セルに振替えようとも思わず種車から引き継がせた。
それが今になってムコ予備00Fの側面見附統一に貢献している。
↓
国鉄103系サハ103-768(ツヌ324F-2:101系800番代LOT側面窓セル交換施工)。
モハ100-35,サハ100-93(ムコ予備00F)は明灰色側面窓セル装着車に改められ竣工した。
朱色1号車両には明灰色Hゴム支持再現の方が映えると思う。
これでムコ予備00FはHゴム支持色温度統一が達成された。
着手してから大幅な時間を要したがようやく完成形に辿り着いている。
↓
国鉄103系サハ103-769(ツヌ324F-2:101系800番代LOT側面窓セル交換施工)。
一方サハ103-768,サハ103-769は101系800番代LOT側面窓セル装着車に変更され趣が変わった。
クモハ100-108,モハ101-91,サハ101-108,サハ101-233(ツヌ122F)も101系800番代LOT側面窓セルに交換されており新鮮味は無い。
しかしこの交換による意外な利点があった。
KATO製103系量産冷房車は濃灰色Hゴム支持再現でありツヌ324F-2も統一感が出せたと思う。
↓
国鉄103系モハ102-494+サハ103-769 (ツヌ324F-2:モハ102形0番代+サハ103形750番代)。
遡るとこの経緯はJR101系ラシ101F(Mc201)組成時にもあった。
同じく明灰色Hゴム支持側面窓セルが必要になりサハ103-753,サハ103-754(ツヌ318F:Tc107)を交換対象車とした。
ツヌ318Fもサハ103-753,サハ103-754の101系800番代LOT側面窓セル交換により統一感を醸し出せた記憶がある。
↓
国鉄103系モハ102-496+サハ103-753 (ツヌ318F:モハ102形0番代+サハ103形750番代)。
記録を再確認してみるとほぼ同様の感想を述べていた。
過去の施工例をすっかり忘れていたらしい。
もっと早く参照していればムコ予備00Fでの行き詰まりは防げたかもしれない。