試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

国鉄101系津田沼電車区107F [Tc83] 10両貫通編成 (運行番号・行先変更) ※旧製品

2016-08-12 21:10:25 | 国鉄/JR101系出場:総武・中央線
急展開。

目下KATO製国鉄101系ツヌ113F:Mc185)はカノ1F(Mc178:旧製品)への改装が進行中である。
この間クモハ100-175(ツヌ107F:旧製品)の行先表示類変更が作業に加わった。
そこで付帯作業が無く部品交換だけで再出場が可能なツヌ107F(Tc83:旧製品)を先発させる。


国鉄101系ツヌ107F 10両貫通編成(1985/4)。
[ツヌ107F]:Tc83-M206-M'199-T86-T245-M212-M'206-T296-M237-M'c175
※旧製品。

両先頭車両がLP411前照灯車でありツヌ107Fは旧製品編成でも纏まった形態をしていた。
特徴は10両貫通編成で在籍編成では2本しか存在しない。
もう1本はツヌ131F(Mc70)でこれは毎日の様に組み替えが行われた青22号混色編成である。
ツヌ107Fは黄色5号で揃った正規の10両貫通編成であり暫定組成だったツヌ131Fとは意義が異なる。
今回全く予定には無かった行先表示類変更が行われる。
初出場以来[07C 三鷹]表示編成を守り続けてきたツヌ107Fは初めて装いを改める事になった。


入工中のクハ101-83(ツヌ107F)。
※旧製品

千葉方先頭車両はクハ101-83でこの当時は片側だけにクハ101形,クハ100形が配される編成が多かった。
プロトタイプ選定都合によりクモハ101形,クモハ100形若しくはクハ101形,クハ100形で揃っている在籍編成が多い。
そのためクモハ100-175(ツヌ107F)に続く入場車がクハ101-83になり違和感を抱いている。
クハ101-83も屋根板を撤去せず内側からニードルで表示器部品を押し出した。
これで塗装変更車を除き分解して表示類交換をする機会は無くなると思われる。
[69C]幕,[御茶ノ水]幕は101系メイクアップパーツ2(11-511)に含まれる部品で手持ちが限られている。
一括で保管品に廻すと捜索が大変になる。
復活前提で区分していたがツヌ107Fの行先表示類を変更し未然に紛失を防ぐ手段とした。


表示器部品を撤去したクハ101-83。

これまで装着していた[07C]幕,[三鷹]幕は製品付属品で予備品も十分にある。
行先網羅のため何れは再登板させるがひとまず保管品へ直行となった。
クハ101-83にはクモハ100-124(カノ1F←クモハ100-172:元ツヌ113F)で使用していた[69C 御茶ノ水]表示を即起用する。
[69C]幕は湯口痕が目立っていたためこれを除去してから装着した。
かなり張り出し部が残っており大まかにニッパーで切断した後断面を均している。


クモハ100-172 [69C 御茶ノ水]:元ツヌ113F。
※旧製品。


クハ101-83 [69C 御茶ノ水]:運行番号,行先変更施工。
※旧製品。

何れは復活を予定していた[御茶ノ水]幕だったが急遽再登板の機会がやって来た。
途中駅止まりのため[千葉]以外の保管品が多ければ後回しになっていた可能性が高い。
ちなみに旧幕の[御茶水]幕であれば即起用していたと思う。
点灯試験は行先表示類変更だけで竣工させたクモハ100-175(ツヌ107F)も同時に行った。


クハ101-83 点灯試験[69C 御茶ノ水]:行先表示類変更施工。
※旧製品。


クモハ100-175 点灯試験[69C 御茶ノ水]:ツヌ107F(行先表示類変更施工車)。
※旧製品。

現車では点灯照度の差は無いと思っていたが記録を見ると思いの外異なっていた。
角度のせいかもしれないがクモハ100-175(ツヌ107F)は表示器類が暗く感じられる。
但し前照灯点灯具合は両車とも変わらず不可解で要注意編成に指定し当面様子見とした。
旧製品編成は主流な行先よりも捻りのある行先の方が良いかもしれない。
どうしても前面見附が劣るため再生産品車両や弁天橋区仕様(Mc170)車体更新車等に比べ出番は減りがちになる。
走行距離均等化は課題であり小手先による差別化で旧製品編成を引き出す理由にしたい。


旧クハ100-47,クモハ100-175 (元ツヌ103F,ツヌ107F)。
※旧製品。

離脱中の旧クハ101-48,旧クハ100-47(元ツヌ103F:Tc48)は[27C 飯田橋]表示のまま留置されている。
現在モハ101-229以下8両(元ツヌ124F:Tc74)を旧クハ101-48,旧クハ100-47と組み合わせる再編計画がある。
LP411前照灯への交換は決定しているが行先表示類も[27C 飯田橋]にする方向とした。
旧クハ100-47とクモハ100-175(ツヌ107F)では旧製品車両の前照灯違いによる違和感の差が感じ取れる。
ライトケース径は同一でありこの錯覚は何処から来るのか不思議に思える。


クハ100-53,クモハ100-175 (ツヌ101F,ツヌ107F)。
※弁天橋区仕様,旧製品。

クハ100-53(ツヌ101F:Mc148)はクハ100-86(Mc170:弁天橋区仕様)を改装した新金型車両である。
旧製品車両でもLP411前照灯車ならば極端に見劣りしない様に見えるのは自分だけかもしれない。
前途の通り元ツヌ103F+元ツヌ124F(旧製品)はLP411前照灯編成に改める。
再編を終えると津田沼仕様の旧製品LP402前照灯編成はツヌ115F(Mc144),ツヌ116F(T'c91)まで減少する。
このうち1編成は新金型車体編成との対比要素として旧製品編成のまま存置させる。
編成増備が絡むため時期は未定だが何れかで車両更新を実施する可能性を持つ。
各々ツヌ115F:クハ100-12(電装準備工事車),ツヌ116F:クハ100-91(第二次冷房改造車)という特徴がある。
どちらがより車両更新に相応しい編成か考えどころである。




ツヌ107F (運行番号・行先変更)。
※旧製品。

クハ101-83が竣工しツヌ107Fが再出場した。
津田沼区仕様から[三鷹]表示編成が消滅した代わりに[御茶ノ水]表示編成が復活している。
[飯田橋]幕の再用も目処が立ち行先再網羅が近付いてきた。
なお[三鷹]幕は再生産品車両に起用する方向でどの編成を行先変更するか検討に入る。
展開次第では大幅に各編成の行先が変わるかもしれない。
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