試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ100-53[ツヌ101F] (クハ100-86[Mc170] 改番,運行番号・行先表示器点灯色変更施工) ※弁天橋区仕様

2015-12-12 21:30:32 | 国鉄/JR101系
10号車。

出場の近付くKATO製国鉄101系ツヌ101F(Mc148)はクモハ101-148,クハ100-53が竣工次第10両全車が揃う。
今更旧金型編成を出場させる気は全く無かった。
先に弁天橋区仕様(Mc170)のセットバラし品が現れたため予め回着させ準備していた。


国鉄101系クハ100-86(Mc170)。
※弁天橋区仕様。

入場したのはクハ100-86(Mc170)でツヌ101Fでは10号車となるクハ100-53へと改番する。
行先表示類は[07 鶴見線]であり変更を行うため一度分解した。
この際LP411前照灯のケーシングが平行になっておらず嵌め直しを行っている。
前照灯が交換できる構造は有り難いがもう一工夫して何も考えずに平行が出せると助かる。


入工中のクハ100-86

分解時に表示器用プリズム先端を水性マッキーで塗り潰している。
なおプリズムケースにクイックヘッドマーク機構は設けなかった。
3+4+3編成でプロトタイプが固定される関係上使用機会は無いと考えた結果である。
行先表示類は[13C 千葉]を選択している。
一番数の多い保管品だったことも選んだ理由だった。


部品交換を終えたクハ100-86

改番は印刷濃度が高い弁天橋区仕様車のためラプロス#4000→#6000の併用式とした。
ほぼ標記印刷部だけしか擦過痕が残らず今までで一番綺麗に仕上げられた。
なおクハ100-53はATS-BS併設車でありATS[BS]標記は製品印刷再現のまま存置している。


標記類を消去したクハ100-86

車両番号標記インレタは最後まで温存しておいたクハ100形用組標記を転写する。
これを失敗すると再びバラ標記インレタを組み合わせなければならず慎重に作業を行った。
なお[クハ100-53]は合致する組標記が無くバラ標記インレタを転写している。


標記転写を終えたクハ100-53。

[千ツヌ]電略標記インレタは再びレボリューションファクトリー製に戻った。
モハ100-117(ツヌ101F:弁天橋区仕様)までのグリーンマックス製[千ツヌ]電略標記インレタ(68-1)はあくまで代打起用である。
その代わり[千ツヌ 定員144]標記になったのは残数都合で止むを得ない選択だった。
先頭車両だけに何れは[千ツヌ 定員136]標記へ変更したい。


読めない[シルバーシート]表示。

1984年がプロトタイプである事からシルバーシートマークも転写した。
こちらも従来通りTOMIX製103系旧製品用インレタを用いている。
よく見ると[シルバーシート]表示が乱れているがこれは仕様によるものである。
ただ重要なのはシルバーシートマークそのものでありここは深追いしない。
クハ100-53は全工程を終えて点灯試験に移る。
改番前にクハ100-86の点灯状態を記録しており細工後との差がよく判る構図となった。




クハ100-53 点灯試験[13C 千葉]:行先表示類・表示器点灯色変更施工。
※弁天橋区仕様。

表示器点灯色は予想よりも赤味が強くなったが細工前よりも布幕らしく映る。
水性マッキーの使い方は変えておらず個体差が出てしまったらしい。
ただ水性塗料の強みで何時でも修正できる。
編成前後で点灯する雰囲気が余りに違うようであれば塗り直す予定である。




クハ100-53(ツヌ101F:クハ100-86 改番)。
※弁天橋区仕様。

加工工程が少なくクハ100-53(ツヌ101F)は比較的あっさりと竣工させられた。
車両番号標記も乱れは少なくこれまでのツヌ101F組成準備車では一番見附が良い。
あと1両でツヌ101Fを構成する10両が勢揃いする。
クモハ101-148(ツヌ101F←クモハ101-170:Mc170)も改番が主工程であり同様の仕上がりを目指す。
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