試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クモハ100-124[カノ1F] (クモハ100-172[ツヌ113F] 改番,運行番号・行先変更施工) ※旧製品

2016-08-10 21:06:08 | 国鉄/JR101系
若番。

KATO製国鉄101系ツヌ113F(Mc185:旧製品)をカノ1F(Mc178)へ改装するためクモハ100-172(ツヌ113F:旧製品)の入場を迎えた。
カノ1F,ツヌ113F共に3+7編成で中野方先頭車両のクモハ100-172は非冷房車のままクモハ100-124(カノ1F)へ改番となる。
一連入場ではサハ101-83(カノ1F:旧製品)以外主要部品交換を伴わないため主工程は車両番号標記インレタ転写に絞られた。


国鉄101系クモハ100-172(ツヌ113F)。
※旧製品。

在籍するクモハ100形(黄色5号)のうち若番車はクモハ100-34(カノ13F:Mc59),クモハ100-108(ツヌ122F:Mc155)しか該当しない。
よってクモハ100-124はクモハ100-108(ツヌ122F:旧製品←クモハ100-108:ツヌ118F)に次ぐ古参組のクモハ100形となる。
サハ101-83(←サハ101-287:元ツヌ113F)に続き改番は節約式とし[クモハ100-172]標記インレタを存置する予定だった。
1-3位側は[クモハ100-172]へと持ち込めたが2-4位側では[クモハ100-172]まで剥がれる計算違いが生じた。
想定以上に転写糊劣化が進んでおりこの後[クモハ100-172]をも歪ませてしまい全剥離へと追い込まれている。
止むを得ず温存したかった新インレタを持ち出し2-4位側は[クモハ101-12]+[4]の組み合わせに至った。


入工中のクモハ100-172。

1-3位側は高経年台紙を繋ぎ合わせた[クモハ100-1]+[2]+[4]であり2-4位側とは若干車両番号標記配置が異なってしまった。
冴えない結果で終わった改番だがまだモハ100-238以下8両(カノ1F:旧製品)の入場が待ち構えており見切った。
運行番号表示部品は残り1組となった弁天橋仕様(Mc170)用[13B]幕で切り出しに失敗すると中野区仕様の特徴が失われてしまう。
そのためデザインナイフまで持ち出し慎重に湯口痕を均した後運行番号表示器取付口へ組み付けた。
カノ1Fへの改装を終えると運行番号サフィックスが[B]表示となる純粋な中野区仕様は仕立てられなくなる。
少数派に留まる中野区仕様増強用として新たな弁天橋区仕様用行先方向幕Assyパーツを発注するかもしれない。
[13B]表示しか選べない弱点こそあるが[XXC]幕の津田沼区運用代走仕様よりはましだと思う。




クモハ100-124 [13B 千葉]:運行番号,行先表示変更施工。
※旧製品。

ツヌ113Fの行先方向幕は2016年4月に[御茶ノ水]幕へ交換したばかりだったが中野区仕様内での偏りを防ぐべく交換となった。
所属区にあやかりカノ13F(塗装変更車+旧製品)では[中野]幕を採用した経緯がありカノ1Fは東行の[千葉]幕が妥当に思えた。
ただカノ1Fで[千葉]幕を選択したため[飯田橋]表示編成に続き[御茶ノ水]表示編成が中野区,津田沼区仕様から消滅している。
4編成体制の習志野区仕様は各々ラシ101F:[中野]幕,ラシ104F:[千葉]幕,ラシ106F:[三鷹]幕,ラシ107F:[津田沼]幕を割り当てた。
今後は津田沼区仕様にて西行,東行の配分均等化を図る予定で引き続き行先網羅達成へ向かう姿勢は崩していない。
習志野区仕様に比べプロトタイプ時期の広い津田沼区仕様は設定が難しくなるが整合性を考えながら再配分しようと思う。


クモハ100-124 点灯試験[13B 千葉]。
※旧製品。

床板はクモハ100-172時代と変わっておらず点灯試験でも[13B]表示がはっきり視認出来る状態に達した。
だが明らかにLP402前照灯の点灯照度が下がっており今まで入場させてきた先頭車両とは異なる方向に出た。
種車のクモハ100-108(ツヌ118F:Mc155→クモハ100-172)はライトスイッチ部品が設けられていない極初期LOT製品である。
今までは気付かなかったがクモハ100-108から受け継いだ1stLOTライト基板が劣化し始めたのかもしれない。
車体更新車も含め床板経年が高くなった先頭車両は前照灯照度低下対策を検討する時期に来ていると思う。




クモハ100-124(カノ1F:クモハ100-172 改番)。
※旧製品。

前照灯点灯照度低下が伺える1stLOTライト基板に不安を抱きながらもクモハ100-124(カノ1F:旧製品)は竣工となった。
続けて入場を迎えるクモハ101-185(ツヌ113F:旧製品→クモハ101-178:カノ1F)よりも点灯照度が劣る可能性は否定できない。
その場合はクモハ100形中間組込車と床板を振替え凌ぐ予定で最終手段には現行LOTライト基板への更新もある。
過去には表示器点灯色変更と連動した1stLOTライト基板振替を行っており作業そのものへの抵抗は無い。
ただ旧製品車両での現行LOTライト基板更新及び表示器プリズム色挿式点灯色変更対策は余り利点が感じられない。
カノ1Fだけ現行LOTライト基板を装着する旧製品編成になってしまう展開は極力避けたいところである。
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