試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ101-199+モハ100-193[ツヌ106F] (モハ101-215・モハ100-208Assy車体[ツヌ118F] 改番,床板装着施工) ※'再生産品

2016-07-16 21:34:12 | 国鉄/JR101系
変則組成。

運転台付車両を竣工させたKATO製国鉄101系ツヌ106F(Mc160:再生産品+旧製品)の整備は中間車両へと移行した。
今回竣工を目指す2両は何れもツヌ118F(Mc155:再生産品)と同一LOTの再生産品Assy車体組立車となる。
発生品のモハ101形用床板がありこれをモハ101-199(ツヌ106F←モハ101-215Assy車体:ツヌ118F)に組み合わせる。


入工中のモハ101-215Assy車体(ツヌ118F)。
※再生産品。

到着した再生産品LOTモハ101形Assy車体はモハ101-91用,モハ101-215用の二種類だった。
どうやら適当に抽出しているようでどちらの車両番号を引き当てられるかは運次第らしい。
極細綿棒の習熟度を上げるため先に桁数の多いモハ101-215Assy車体を起用している。
床板はモハ101-215(元ツヌ122F:M215)が供出元でモハ101-91(ツヌ122F:Mc155)と入替えた際に保管品となった。
DT21非動力台車はツヌ122F内で車輪踏面状態を揃えたため新品同等の発生品が装着済であった。


車両番号を消去したモハ101-215

ラプロス式に比べ印刷消去の時間短縮が図れるペイントリムーバー式は作業効率向上に大きく寄与する。
課題は如何に塗装被膜への影響を少なくすることだった。
これまでに竣工させた4両では塗布量を控え目にしてきたが結果は今一つであった。
むしろ塗装被膜を擦る回数が増え返って消去痕を目立たせる原因になっていると考えた。
そこで細綿棒時代と同じ塗布量に戻し車体へ当てる回数を減らした。
結果は良好で艶が現れた面積は最小限に食い止められている。
まだ試行錯誤が必要だが極細綿棒採用自体は間違っていないらしい。


[[モハ101-1][9][9]]:2-4位側。

車両更新標記インレタは[モハ101-1]+[9]+[9]を組み合わせている。
[モハ101-199]標記もそれなりに纏まり3両続けて直線状での転写が行えた。
特に転写方法を変えたわけでもなくどうも腑に落ちない。
良い結果であり[モハ101-199]そのものに不満は無いが何処か引っ掛かる。
いつか崩れる日が来ることは覚悟している。


モハ101-199(ツヌ106F:モハ101-215Assy車体 改番,床板装着施工)。
※再生産品。

車両番号標記印刷消去,インレタ転写に成功しモハ101-199(ツヌ106F:再生産品)は比較的短時間で竣工を迎えた。
大きく作用したのはペイントリムーバー式印刷消去だろう。
この調子で行けば以後の入場車も順調に進むと思われる。
但しツヌ106F内の車両番号標記印刷消去個体差は避けられない。
クハ100-64(ツヌ106F:再生産品←元クハ100-34:元ラシ107F)では細綿棒にて印刷消去を行ったため既にばらつきが発生している。
ただ今後のために少しでも状態良く仕上げたい。


入工中のモハ100-208Assy車体(ツヌ118F)。
※再生産品。

ユニット相手のモハ100-193(ツヌ106F:再生産品)は車体以外の主要部品までAssyパーツで構成される。
DT21非動力台車も新品であり塗装済キットの様な雰囲気になった。
モハ100-208Assy車体(ツヌ118F)の屋根上機器は避雷器だけの付属でPS16形パンタグラフは別途用意する必要があった。
そのため発生品のPS16形パンタグラフを持ち出し急場鎬とした。


再用品のPS16形パンタグラフ。

まだ別形式で余剰になったPS16形パンタグラフが残っておりこれを活用し少しでも組成費用抑制を図っている。
屋根板LOT統一が名目で保管品に廻ったものでパンタグラフ自体は新品同様と考えて良いだろう。
車両番号標記印刷消去はモハ101-215Assy車体(→モハ101-199)に続き成功の部類に入ると思う。
これでラプロス式,ペイントリムーバー式共に使える目途が立ったと言える。
ツヌ106Fでは標記位置修正を要したクハ101-75(ツヌ118F:再生産品→クモハ101-160)対策として印刷消去方式を変更した。
これに合わせ全車ペイントリムーバー式としたが最終的にどちらが有利なのか分からなくなった。
弁天橋区仕様車(Mc170)の様な印刷の濃い車両はラプロス式,位置修正が伴う場合はペイントリムーバー式が良いかもしれない。


[[モハ100-1][9][3]]:2-4位側。

車両番号標記インレタは[モハ100-1]+[9]+[3]を組み合わせた。
奇跡が続いていた一直線並びは遂に崩れ2-4位側の[モハ100-193]が上方にずれた。
1-3位側も[モハ100-193]が微妙に離れており各所で綻びが出ている。
これでも初期竣工車よりはましになっていると思え改番作業を打ち切った。


モハ100-193(ツヌ106F:モハ100-208Assy車体 改番,床板装着施工)。
※再生産品。

保留車,Assy車体組立車に関わらず車両番号標記印刷消去及びインレタ転写が壁となる。
このうち印刷消去は何となく答が出始めたと思う。
但し少しでも油断すると成形色が出てしまうため引き続き慎重に行いたい。


モハ101-199+モハ100-193 (ツヌ106F:モハ101-215Assy車体組立車+モハ100-208Assy車体組立車)。
※再生産品。

竣工したモハ101-199+モハ100-193(ツヌ106F:再生産品)は8,9号車に組み込まれる。
先にクハ101-81(ツヌ106F:旧製品←クモハ101-155:ツヌ118F),クハ100-64を竣工させておりツヌ106F用付属4両編成が出揃った。
ちなみに8,9号車にモハユニットが配される構成は在籍編成でも初登場となる。
ツヌ103F-2(Tc66:1985/4)のまま10両編成化を進めていればこの2両はサハ101-105+モハ100-118(ツヌ103F-2)になるはずだった。
遠回りしたプロトタイプ選定だが新たな特徴を持つ組成へと至り結果的には正解だったかもしれない。
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