試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

国鉄101系津田沼電車区118F [Tc75] 4両口 回着 (1stLOTライト基板振替:ツヌ108F[Mc133]用車体更新準備編成) ※再生産品

2019-12-19 21:36:58 | 国鉄/JR101系
救済。

2018年10月の車体更新でKATO製JR101系旧モハ100-256(元ラシ107F:旧製品)はラシ107F(Mc202)から離脱した。
その後旧製品車両組込編成は国鉄101系ツヌ109F(Mc202),ツヌ105F(Mc154),ツヌ104F(Mc159),ツヌ125F(Tc48)が出場している。
しかし何れの編成でも旧モハ100-256が充当される機会は訪れず約1年2箇月に渡る長期保留車となっていた。


国鉄101系ツヌ118F 4両口(197X/X)。
[ツヌ118F]:Tc75+M215+M'158+T'c78
※再生産品。

旧モハ100-224(元ラシ104F:Mc138)を再改番した旧モハ100-256は当初非動力車であった。
だがツヌ104F(旧製品+弁天橋区仕様)を組成する際にモハ100形非動力車用床板が手配出来なくなった。
そこで旧モハ100-256に白羽の矢が立ちモハ100-185(ツヌ104F:旧製品←モハ100-208:ツヌ118F)との床板振替を行った。
現在もモハ100形非動力車用床板は補充の目途が立たず動力ユニット搭載車として復帰を探るしかない。
また塗装仕上げの関係上ユニット相手は旧製品車両若しくは弁天橋区仕様車(Mc170)に限られる。
しかしツヌ118F(Mc155:旧製品)や弁天橋区仕様(Mc170)の増備は一長一短があり既存編成からの所要車両捻出計画を立てた。


入工中のクハ101-75(ツヌ118F)。
※再生産品。

導入費用抑制を狙った十二代目ツヌ118F(Mc155)ではツヌ118F(Mc155:再生産品),ツヌ118F(Tc75:旧製品)を組み合わせた。
この当時はまだ新金型車体運転台付車両を先頭に配置する基本方針が貫かれていた。
また旧製品先頭車両の更新も十一代目ツヌ118F(再生産品→旧ツヌ113F:Tc74)投入を以て一段落したばかりだった。
そのため敢えてツヌ118F(Tc75:4両口)には旧製品車両を引き当てツヌ108F(Mc133)用組成準備編成に充当した。
そのツヌ108Fは初出場後から一度も車両振替対象に挙がっておらず現在に至るまで再生産品+旧製品編成を保ち続けている。
10両編成化には程遠い状況だが先ずツヌ108Fを再生産品編成に格上げし旧モハ100-256の復帰へと繋げる算段とした。


振り替えられたライト基板 (クモハ100形用床板,クハ101-75用床板)。

十二代目ツヌ118Fは新旧LOT混結ユニットの解消を図るべく回着早々に編成内異動が行われた。
旧製品車両は5,6,7,8号車に集約され各々モハ101-251+モハ100-245(5,6号車),クハ101-64,クハ100-34(8,7号車)へ改番した。
たまたまツヌ108Fは7+3編成だったため形式が合致するツヌ118F(Tc75:4両口)での更新が可能であった。
更に十七代目ツヌ118F(Mc155:旧製品→ツヌ118F:Mc155)が出場しサハ101-98(旧製品:ツヌ116F-2)もその役目を終えた。
存在意義が失われたツヌ116F-2(T98:旧製品)は廃止する方向であり旧モハ100-256を含む旧製品車両6両の確保に道が拓けた。
プロトタイプすら定まっていない新編成だが第一段階としてツヌ118F(Tc75:再生産品)の新製投入に踏み切っている。


直立する2-4位側用導電板抑え(クハ101-75用床板)。

ツヌ118F(Tc75)は各々モハ101-251+モハ100-245,クハ101-64,クハ100-34(ツヌ108F)へと改装される。
従って中間組込車に充当されるクハ101-75,クハ100-78(ツヌ118F)は前尾灯点灯機会が巡って来ない。
そのため第一次整備にて1stLOTライト基板へ振替え予備品の現行LOTライト基板拡充を図る。
現在保管品のうち1stLOTライト基板が取り付けられた旧製品LOT運転台付車用床板はクモハ100形用しか残っていなかった。
ただ在籍中の運転台付中間組込車では再生産品LOT床板への更新を進めており十分な戦力になり得る。
クハ101-75,クハ100-78は単独保管品に廻っていたクモハ100形用床板からの1stLOTライト基板移設が決定した。


クハ101-75 [13C 千葉]:弁天橋区仕様ホース無ジャンパ栓納め取付施工。
※再生産品。


クハ101-75 点灯試験[13C 千葉]:1stLOTライト基板振替施工。
※再生産品:1stLOTライト基板予備車。

1stLOTライト基板への振替えは何ら問題無かったもののクハ101-75(ツヌ118F)では珍しいメーカーエラーに教われた。
本来折り曲げられているはずの導電板抑えだが2-4位側用だけこの措置が成されていなかった。
強引に倒すと全てを失う可能性があり少しずつ押し込み1-3位側用と同一形状へ持ち込んでいる。
旧モハ100-256を組み込む編成の先頭車両にはクモハ101-170,クハ100-86Assy車体組立車(弁天橋区仕様)を起用する予定である。
そのためクハ101-75には比較的余裕のある弁天橋区仕様ホース無ジャンパ栓納めが取り付けられた。
一方クハ100-78(ツヌ118F)に瑕疵は見られずライト基板振替えだけで作業を終えた。




クハ100-78 点灯試験[13C 千葉]:1stLOTライト基板振替施工。
※再生産品:1stLOTライト基板予備車。


クハ100-12 点灯比較[■ ■]:ツヌ115F(1stLOTライト基板予備車)。
※再生産品。

旧製品原形保持編成に指定したトタ5F(Tc14),ツヌ118Fには1stLOTライト基板が欠かせない。
ある程度の予備は確保されているが補充が難しいだけに少しでも増やしたかった。
クモハ100形用床板(単独保管品)の出自は不明でどの程度点灯機会があったか全く分からなかった。
駄目元で点灯試験を行ったところクハ101-75,クハ100-78(ツヌ118F)共に十分な点灯光量が確認された。
特にクハ100-78は現行LOTライト基板にも劣らない点灯具合を示している。
1stLOTライト基板予備車が眠っていたクモハ100形用床板から生まれるまさかの展開に恵まれた。




ツヌ118F (第一次整備完了)。
※再生産品。

第一次整備を終えたツヌ118F(Tc75)の行先表示類は[13C 千葉]が存置された。
従って前面見附はクハ101-75(ツヌ118F)へホース無ジャンパ栓納めが装着された以外変わっていない。
クハ101-64,クハ100-34(ツヌ108F:旧製品)の設定を引き継がせるかは未定で何れかを[]幕に変更するかもしれない。
なおモハ101-251+モハ100-245(ツヌ108F:旧製品)を置き換えるモハ101-215,モハ100-158(ツヌ118F)は未入場とした。
車体更新が確定的なモハ100-245だが旧製品LOT動力ユニット搭載車であり工程数は増加する。
無難なモハ101-215から第二次整備へ取り掛かる予定だが車両更新か車体更新の二択に悩むところである。
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