試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-264[ラシ101F] 車体振替 (元サハ101-259[元カノ20F] サハ101形200番代復帰,床板交換施工) ※'旧製品

2016-06-18 21:27:38 | 国鉄/JR101系
復帰。

KATO製101系カノ20F(Mc53:塗装変更車+旧製品)はカノ13F(Mc59:塗装変更車+旧製品+再生産品)へと再編された。
この時脱車された元サハ101-259(元カノ20F:旧製品)にはモハ101形用床板が仮装着され復帰を待つ展開となっている。
仮にクモハ100-133(ツヌ103F-2:Tc66)とユニットを組ませる場合はモハ101-118(ツヌ103F-2)へ改番する方向だった。


JR101系ラシ101F (1988/2)。
[ラシ101F]:Mc201-M'255-T264-T'c59+Tc82-M238-M'231-T262-M263-M'c192。
※弁天橋区仕様+旧製品+塗装変更車。

そのクモハ100-133(塗装変更車←クモハ100-143:元ツヌ131F-1)はクモハ100-81(トタムコ3F:Mc78)が種車であった。
てっきりクハ100形の形式変更車だと思い込みクハ100-34(ラシ107F:Mc191)へ異動させる予定が組まれていた。
プロトタイプもツヌ103F(Tc66:1985/4)に決定していたが形式変更が行えなくなりクモハ100-133として暫定竣工させている。
また塗装変更車を含む保留車10両編成化計画そのものが暗礁に乗り上げたため元サハ101-259の配置先は失われてしまった。
そこでクモハ100-133のユニット相手を塗装変更車に置き換えるべく元サハ101-259での車両振替が決定した。
カノ13F,ラシ107F(Mc202:塗装変更車+再生産品+旧製品)から捻出可能だったが出場遅延した編成の再異動は癪に障る。
改めて在籍車両を確認したところサハ101-262,サハ101-264(ラシ101F:Mc201)が塗装変更車だと判明した。


国鉄101系元サハ101-259(元カノ20F)。
※旧製品。

ラシ101Fは弁天橋区仕様(Mc170),ツヌ118F(Mc155),ツヌ118F(Tc75:4両口)出自車8両に塗装変更車2両を組み込んだ編成である。
従ってサハ101-262,サハ101-264(塗装変更車)を保留車に廻せばラシ101Fの塗装変更車廃止も果たせるため理想的だった。
取り敢えずサハ101-264(ラシ101F:旧製品)用種車に元サハ101-259を引き当てる車両振替が確定している。
手配したサハ101形200番代用Assy床板との交換を行い現在元サハ101-259に取り付けているモハ101形用床板は保管品へ廻す。
なおラシ101Fの走行距離は比較的短く元モハ101-165(元ツヌ131F-1)由来のやや劣化した黒染車輪とは状態が異なった。
DT21非動力台車は再生産品Assy車体組立車用以外にも調達しておりこれをサハ101-264へ充当する方針とした。


入工中の元サハ101-259。

モハ101形用床板を組み込んだ元サハ101-259だがあくまで一時的措置に過ぎずまだ何も手を着けていなかった。
これはモハ101-118(ツヌ103F-2)への事前形式変更対策ではなくサハ101形復帰を検討していたためである。
離脱時ツヌ103F-2の組成は手詰まりに陥っておりサハ101形0番代若しくはサハ101形200番代が代替候補に浮上した。
しかしプロトタイプ再考が必要となってしまい車両番号標記は[サハ101-259]のまま存置されている。
よって元サハ101-259は[サハ101-259]を継続使用する節約式改番にてサハ101-264(ラシ101F)への改装が可能となった。


床板を交換したサハ101-259(元カノ20F)。

先ずモハ101形用床板から予備品のDT21形非動力車を取り付けたサハ101形200番代用Assy床板に交換した。
これで元サハ101-259はサハ101形200番代へと復帰し旧サハ101-259(元カノ20F:旧製品)時代まで巻き戻されている。
なお再生産品LOT床板が廻ってきたサハ101-259(元カノ20F←元サハ101-259)だが外観は旧製品車両同等となった。
そしてサハ101-264(ラシ101F)へ改番するため車体に残っていた[サハ101-259]標記以外を剥離している。
だが今回の車両番号標記インレタ転写も巡りが悪く[サハ101-264]と不得手の[4]標記が含まれた。
何故か転写失敗が度重なった[4],[7]標記は古インレタの中でも極端に減少しており73系用高経年台紙を使用した。
また少しでも継ぎ接ぎ度の軽減を狙い[サハ101-264]に揃え[サハ101-264]も同一インレタから転写している。


[サハ101-2[6][4]]。

1-3位側,2-4位側揃って[サハ101-2]+[6]+[4]での組み合わせで成立させたものの今ひとつ芳しくないに終わった。
グリーンマックス製インレタはLOTによりフォント太さが若干異なるためその影響を受けている。
明らかに[サハ101-264]よりも[サハ101-264]が細く[サハ101-264]の後付け感は拭えていない。
加えて初めに転写した[サハ101-264]が離れてしまい[サハ101-264]まで標記配置を狂わせる結果となった。
旧カノ20Fの再編以降から転写水準を下げて対処してきたがサハ101-264(ラシ101F)では節約式改番が裏目に出てしまった。


旧サハ101-264,サハ101-264,サハ101-264(元ラシ101F,ラシ101F,ラシ104F-2)。
※塗装変更車,旧製品,旧製品。

一方旧サハ101-264(元ラシ101F:塗装変更車←サハ101-264:ラシ101F)にもサハ101形200番代用Assy床板を取り付けた。
旧サハ101-264用DT21非動力台車には元サハ101-259用が廻され残ったモハ101形用床板は単独保管品となった。
改番と旧サハ101-264をサハ101形200番代のまま存置した結果一時的ながらサハ101-264が3両現れる意外な展開を迎えた。
各々の陣容はサハ101-264(ラシ101F),旧サハ101-264(元ラシ101F),サハ101-264(ラシ104F-2:T264)である。
車両更新,車体更新,車体振替では繁く見られる車両番号重複だが3両は記憶に無く珍しい事例だと思う。




JR101系サハ101-264(ラシ101F:元サハ101-259 サハ101形200番代復帰,床板交換施工)。
※旧製品。

転用先が宙に浮いた元サハ101-259だったが床板交換を経てサハ101-264(ラシ101F:旧製品)へ改番され竣工となった。
残るサハ101-262(ラシ101F)が竣工次第ラシ101F用塗装変更車は消滅しメーカー塗装車で統一される。
塗装変更車削減対象編成を広げていれば今入場は不要だったかもしれず後手に廻った感が強い。
カノ13F,ラシ107Fでの余計な車両異動が更なる手間を生んだが元サハ101-259の戦列復帰自体は福音であった。
なお離脱した旧サハ101-264(元ラシ101F:塗装変更車)はプロトタイプ再選定を待って改番する予定である。
計画通りツヌ103F-2(Tc66:1985/4)組成準備が続行出来ていれば未改番のまま竣工させられただけに惜しまれる。
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