両得。
ユニット間の側面見附を揃えるためKATO製国鉄101系クモハ100-144(ツヌ113F:Tc74)は再生産品LOT側面窓セルへ交換された。
側面窓セル捻出車には旧クハ101-81(元ラシ104F:旧製品)を起用したが保留車組成準備開始までもう少々時間を要する。
この間を活用しJR101系ラシ104F(Mc136←ラシ104F-1:T105,ラシ104F-2:T264)に残る旧製品車両廃止へと着手した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/d4/647e826a3028d90256ec6c488c45ae27.jpg)
JR101系ラシ104F (1988/2,1988/11)。
[ラシ104F-1]:(Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-)T105(-M237-M'c175)。
[ラシ104F-2]:Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-T264-M237-M'c175。
※再生産品。
◆サハ101-105 車体更新,旧製品車両廃止。
ラシ104F-1はサハ101-264(ラシ104F-2:再生産品)とサハ101-105(ラシ104F-1:旧製品)を都度振り替え組成している。
当初ラシ101F(Mc201)の3号車だったサハ101-264は1988年5月頃ラシ104F(Mc136)へ異動し7号車に組み込まれた。
初出場以降旧ラシ104F(Mc136:塗装変更車+旧製品→旧ラシ104F-2:再生産品+旧製品)は晩年仕様をプロトタイプに据えていた。
その後旧ラシ101F(Mc201:弁天橋区仕様+旧製品+塗装変更車)を出場させたためサハ101-264が重複する事態となった。
101系習志野区仕様は4編成の在籍に限られており旧サハ101-105(旧ラシ104F-1:塗装変更車)にて離合齟齬解消を図っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a6/f41dae553ec779f0a315be0c675005c9.jpg)
サハ101-105(ラシ104F-1)。
※旧製品。
急遽竣工させた旧サハ101-105はツヌ131F-1(M'c143)の廃止で保留車に廻ったサハ101-105(←サハ101-40:トタ10F)を充当した。
同一車両番号ながら塗装変更車だったサハ101-105(元ツヌ131F-1)はラシ104F-1に相応しくなく当初から暫定竣工扱いだった。
間もなくモハ101-146(元カノ20F:Mc53)と塗装変更車集約を兼ねた車体振替が行われサハ101-105は旧製品車両に格上げされる。
しかしラシ104F-2が再生産品編成へと更新された現在はサハ101-105(ラシ104F-1)だけが旧製品車両で取り残されてしまった。
11両体制を敷くラシ104F(Mc136)では唯一の旧製品車両となっておりサハ101-105用更新種車確保に向け動き出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/d3/fe3ac9af05aef33207c7b114042e1312.jpg)
JR101系ラシ101F (1988/2)。
[ラシ101F]:Mc201-M'255-T264-T'c59+Tc82-M238-M'231-T262-M263-M'c192。
※弁天橋区仕様+旧製品+再生産品。
改めて在籍車両を確認したところサハ101-262(ラシ101F:弁天橋区仕様+旧製品+再生産品)が再生産品車両だと判明した。
旧ラシ101Fは弁天橋区仕様(Mc170),弁天橋区仕様Assy車体組立車,旧製品,塗装変更車を寄せ集め出場させた編成である。
車両需給都合で当初旧サハ101-262(塗装変更車)にはサハ101-95(ツヌ109F:Mc156→ツヌ116F-2:T95)が充当された。
その旧サハ101-262もモハ101-262(ラシ107F:Mc202←モハ101-91:ツヌ118F)との車体振替を経て塗装変更車から脱している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/60/a19590f104f3703e9a83369f9c1fc881.jpg)
サハ101-262(ラシ101F)。
※再生産品:101系2ndLOT側面窓セル装着車。
ラシ101Fでは広幅Hゴム支持車が主力を占めておりサハ101-262(再生産品)は旧製品LOT側面窓セル装着車となっていた。
側面見附こそ揃っていたが再生産品車両は半艶の塗装被膜仕上げが特長で弁天橋区仕様車や旧製品車両とは異なる。
そのためサハ101-262はサハ101-105と逆の差異を抱えており新サハ101-105(ラシ104F-1:再生産品)には打って付けだった。
また新ラシ101F(弁天橋区仕様+旧製品),新ラシ101F-1(再生産品)への再編が実現すれば新旧LOT混結問題も解決できる。
車体振替による弱点は一切存在せずさっそくサハ101-105,サハ101-262を同時入場させ作業に取り掛かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/23/1774f0ab81b2cba9e7954793ea24163a.jpg)
入工中のサハ101-262,サハ101-105 (ラシ101F,ラシ104F-1)。
※再生産品,旧製品。
過去にサハ101-262は国鉄103系サハ103-754(ツヌ318F:Tc107)と側面窓セルを相互交換した経歴がある。
サハ103-754はサハ101-40(ムコ10F:Mc194)をサハ103形750番代へ編入したムコ10F(Mc194:101系800番代)出自車だった。
この際に起用した側面窓セルはムコ予備00F(Mc60)から捻出したはずで純粋な旧製品LOT品ではないと思われた。
側面見附が近かったサハ101-105,サハ101-262だが念のためサハ101-105用側面窓セルは流用とする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/d5/ef37bc0c60430921a659813be911b00d.jpg)
部品交換中のサハ101-105,サハ101-262。
外観差が殆ど無いサハ101-105用,サハ101-262用側面窓セルだけに混同しないよう気を払った。
なおラシ101F:弁天橋区仕様屋根板+再生産品LOT屋根板,ラシ104F:旧製品LOT屋根板で色温度を統一している。
十代目ツヌ118F(Mc155:再生産品←旧ツヌ118F)構成車だったサハ101-262も旧製品LOT屋根板へ交換したはずだった。
ところが何時の間にか再生産品LOT屋根板に戻されており作業は車体を振り替えるだけとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/8e/fc652a7dc0cc732039a5edeced4c025b.jpg)
車体振替を終えたサハ101-105,サハ101-262 (元ラシ104F-1,元ラシ101F)。
塗装被膜仕上げで識別できたサハ101-105,サハ101-262だが安全策として床板嵌合まで車両番号標記を存置した。
共に車体振替前後で形式変更が発生しないため[サハ101-105],[サハ101-262]を継続使用する節約式改番とした。
[サハ]標記インレタは相変わらず残数が少なく慎重に[サハ101-105]標記跡,[サハ101-262]標記跡へと改めている。
ラシ104F-2の車体更新より積極削減を進めてきた古インレタだが大幅な整理が進み所要標記捜索に労する状況となった。
サハ101-105(元ラシ104F-1),サハ101-262(元ラシ101F)の改番が終了すれば高経年台紙起用を前提にする必要は無くなると思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c6/9798f9a7238b11ec1b53295b919896d8.jpg)
[サハ101-262]:2-4位側。
改番はサハ101-262(元ラシ101F)から開始したがバラ標記インレタが無く[サハ101-105]にはクモハ103形用組標記を起用した。
103系用組標記インレタでもクモハ103形用はクモハ102形用と並び使用機会が限られ今回崩す対象に挙がっている。
またバラ標記インレタよりも転写効率や配置への利点があるため新サハ101-105(ラシ104F-1)にとってはむしろ福音だった。
その結果[サハ101-105]は無難な仕上がりとなり[サハ101-105]には中途半端に使い残されていた組標記を追加転写している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f3/e1d7f6e1d9ac9ddc7207a58efe6a520e.jpg)
[サハ101-[10][5]]:2-4位側。
クモハ103形用組標記が物を言い1-3位側,2-4位側とも[サハ101-]+[10]+[5]の組み合わせで揃った転写となった。
転写終了直後の記録では[サハ101-105]が掠れて見えるが古インレタは転写糊が車体に残り易い大きな弱点がある。
この影響が強く出た2-4位側の[サハ101-105]標記だがゴム系接着剤巻取用爪楊枝で付着した転写糊を取り除いている。
なお[サハ101-105]は旧モハ101-262時代からの継続使用ながら思いの外劣化が少なく再転写には至らなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/60/a19590f104f3703e9a83369f9c1fc881.jpg)
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/44/214fbddf0db583d9e528c45d60e9f6a3.jpg)
サハ101-105(サハ101-262 サハ101形0番代編入,旧製品LOT屋根板・側面窓セル・床板交換施工)。
※再生産品:車体更新。
一足先に新サハ101-105(ラシ104F-1:再生産品)が竣工し旧サハ101-105(元ラシ104F-1:旧製品→サハ101-105)を置き換えた。
これで新ラシ104F(Mc136)は11両全て旧製品LOT屋根板,側面窓セルが組み合わされる再生産品車両で統一されている。
旧クモハ101-136,旧クモハ100-175(旧ラシ104F:塗装変更車)から順次車体更新を行ってき結果が独自仕様に至らせた。
仮に十代目ツヌ118Fがラシ104F用更新種車へ用途変更されていれば真っ当な再生産品編成で出場していたかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c1/e761639724b037cab3cf7929cb3158b7.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d6/2a6d71b30d0e64e0e5d702c45371f1bc.jpg)
モハ100-224+サハ101-105 (ラシ104F-1:旧製品LOT側面窓セル装着車+旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。
ラシ104F(Mc136)に残っていた最後の旧製品車両が消滅し新ラシ104F-1(T105:再生産品)も整った編成見附へと改められた。
旧サハ101-264(元ラシ104F-2:旧製品)は2017年12月付で車体更新を終えておりそれから約3箇月遅れての入場となった。
同じ7号車の旧サハ101-105(塗装変更車→旧サハ101-105:旧製品)だがラシ101Fとの車両番号重複解消が増備名目だった。
そのため旧サハ101-105(旧ラシ104F-1:旧製品)よりも組成機会に勝る旧サハ101-264の車体更新が優先されている。
ようやく再生産品車両への更新を果たした新サハ101-105はサハ101-264(ラシ104F-2:再生産品)と同格に仕上げられたと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/2e/75565172ef485ced6a3244680d54ff94.jpg)
ラシ104Fサイドビュー(クモハ101-136:旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/22/4f54a72ea32774e6e997d4c5cb792053.jpg)
ラシ106Fサイドビュー(クモハ101-191:旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※旧製品。
習志野区仕様ではラシ106F(Mc191:旧製品←旧ラシ106F:Mc155←ツヌ118F:Mc155)が唯一の旧製品編成として在籍している。
旧製品LOT屋根板,側面窓セル装着車で固められた旧ラシ104Fはラシ106Fに通ずる編成見附が特徴だった。
僅か1両だけではあるがラシ104F-2に続き新ラシ104F-1もこの独自性が保れたまま再出場を迎えている。
なお新サハ101-262(ラシ101F:旧製品←旧サハ101-105)が未竣工で残されており新サハ101-105の本領発揮は持ち越しとなった。
ただ11両全車が再生産品車両へ置き換わったため新ラシ104F-1とラシ104F-2の取扱い区分は廃止する方向である。
ユニット間の側面見附を揃えるためKATO製国鉄101系クモハ100-144(ツヌ113F:Tc74)は再生産品LOT側面窓セルへ交換された。
側面窓セル捻出車には旧クハ101-81(元ラシ104F:旧製品)を起用したが保留車組成準備開始までもう少々時間を要する。
この間を活用しJR101系ラシ104F(Mc136←ラシ104F-1:T105,ラシ104F-2:T264)に残る旧製品車両廃止へと着手した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/d4/647e826a3028d90256ec6c488c45ae27.jpg)
JR101系ラシ104F (1988/2,1988/11)。
[ラシ104F-1]:(Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-)T105(-M237-M'c175)。
[ラシ104F-2]:Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-T264-M237-M'c175。
※再生産品。
◆サハ101-105 車体更新,旧製品車両廃止。
ラシ104F-1はサハ101-264(ラシ104F-2:再生産品)とサハ101-105(ラシ104F-1:旧製品)を都度振り替え組成している。
当初ラシ101F(Mc201)の3号車だったサハ101-264は1988年5月頃ラシ104F(Mc136)へ異動し7号車に組み込まれた。
初出場以降旧ラシ104F(Mc136:塗装変更車+旧製品→旧ラシ104F-2:再生産品+旧製品)は晩年仕様をプロトタイプに据えていた。
その後旧ラシ101F(Mc201:弁天橋区仕様+旧製品+塗装変更車)を出場させたためサハ101-264が重複する事態となった。
101系習志野区仕様は4編成の在籍に限られており旧サハ101-105(旧ラシ104F-1:塗装変更車)にて離合齟齬解消を図っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a6/f41dae553ec779f0a315be0c675005c9.jpg)
サハ101-105(ラシ104F-1)。
※旧製品。
急遽竣工させた旧サハ101-105はツヌ131F-1(M'c143)の廃止で保留車に廻ったサハ101-105(←サハ101-40:トタ10F)を充当した。
同一車両番号ながら塗装変更車だったサハ101-105(元ツヌ131F-1)はラシ104F-1に相応しくなく当初から暫定竣工扱いだった。
間もなくモハ101-146(元カノ20F:Mc53)と塗装変更車集約を兼ねた車体振替が行われサハ101-105は旧製品車両に格上げされる。
しかしラシ104F-2が再生産品編成へと更新された現在はサハ101-105(ラシ104F-1)だけが旧製品車両で取り残されてしまった。
11両体制を敷くラシ104F(Mc136)では唯一の旧製品車両となっておりサハ101-105用更新種車確保に向け動き出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/d3/fe3ac9af05aef33207c7b114042e1312.jpg)
JR101系ラシ101F (1988/2)。
[ラシ101F]:Mc201-M'255-T264-T'c59+Tc82-M238-M'231-T262-M263-M'c192。
※弁天橋区仕様+旧製品+再生産品。
改めて在籍車両を確認したところサハ101-262(ラシ101F:弁天橋区仕様+旧製品+再生産品)が再生産品車両だと判明した。
旧ラシ101Fは弁天橋区仕様(Mc170),弁天橋区仕様Assy車体組立車,旧製品,塗装変更車を寄せ集め出場させた編成である。
車両需給都合で当初旧サハ101-262(塗装変更車)にはサハ101-95(ツヌ109F:Mc156→ツヌ116F-2:T95)が充当された。
その旧サハ101-262もモハ101-262(ラシ107F:Mc202←モハ101-91:ツヌ118F)との車体振替を経て塗装変更車から脱している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/60/a19590f104f3703e9a83369f9c1fc881.jpg)
サハ101-262(ラシ101F)。
※再生産品:101系2ndLOT側面窓セル装着車。
ラシ101Fでは広幅Hゴム支持車が主力を占めておりサハ101-262(再生産品)は旧製品LOT側面窓セル装着車となっていた。
側面見附こそ揃っていたが再生産品車両は半艶の塗装被膜仕上げが特長で弁天橋区仕様車や旧製品車両とは異なる。
そのためサハ101-262はサハ101-105と逆の差異を抱えており新サハ101-105(ラシ104F-1:再生産品)には打って付けだった。
また新ラシ101F(弁天橋区仕様+旧製品),新ラシ101F-1(再生産品)への再編が実現すれば新旧LOT混結問題も解決できる。
車体振替による弱点は一切存在せずさっそくサハ101-105,サハ101-262を同時入場させ作業に取り掛かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/23/1774f0ab81b2cba9e7954793ea24163a.jpg)
入工中のサハ101-262,サハ101-105 (ラシ101F,ラシ104F-1)。
※再生産品,旧製品。
過去にサハ101-262は国鉄103系サハ103-754(ツヌ318F:Tc107)と側面窓セルを相互交換した経歴がある。
サハ103-754はサハ101-40(ムコ10F:Mc194)をサハ103形750番代へ編入したムコ10F(Mc194:101系800番代)出自車だった。
この際に起用した側面窓セルはムコ予備00F(Mc60)から捻出したはずで純粋な旧製品LOT品ではないと思われた。
側面見附が近かったサハ101-105,サハ101-262だが念のためサハ101-105用側面窓セルは流用とする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/d5/ef37bc0c60430921a659813be911b00d.jpg)
部品交換中のサハ101-105,サハ101-262。
外観差が殆ど無いサハ101-105用,サハ101-262用側面窓セルだけに混同しないよう気を払った。
なおラシ101F:弁天橋区仕様屋根板+再生産品LOT屋根板,ラシ104F:旧製品LOT屋根板で色温度を統一している。
十代目ツヌ118F(Mc155:再生産品←旧ツヌ118F)構成車だったサハ101-262も旧製品LOT屋根板へ交換したはずだった。
ところが何時の間にか再生産品LOT屋根板に戻されており作業は車体を振り替えるだけとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/8e/fc652a7dc0cc732039a5edeced4c025b.jpg)
車体振替を終えたサハ101-105,サハ101-262 (元ラシ104F-1,元ラシ101F)。
塗装被膜仕上げで識別できたサハ101-105,サハ101-262だが安全策として床板嵌合まで車両番号標記を存置した。
共に車体振替前後で形式変更が発生しないため[サハ101-105],[サハ101-262]を継続使用する節約式改番とした。
[サハ]標記インレタは相変わらず残数が少なく慎重に[サハ101-105]標記跡,[サハ101-262]標記跡へと改めている。
ラシ104F-2の車体更新より積極削減を進めてきた古インレタだが大幅な整理が進み所要標記捜索に労する状況となった。
サハ101-105(元ラシ104F-1),サハ101-262(元ラシ101F)の改番が終了すれば高経年台紙起用を前提にする必要は無くなると思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c6/9798f9a7238b11ec1b53295b919896d8.jpg)
[サハ101-262]:2-4位側。
改番はサハ101-262(元ラシ101F)から開始したがバラ標記インレタが無く[サハ101-105]にはクモハ103形用組標記を起用した。
103系用組標記インレタでもクモハ103形用はクモハ102形用と並び使用機会が限られ今回崩す対象に挙がっている。
またバラ標記インレタよりも転写効率や配置への利点があるため新サハ101-105(ラシ104F-1)にとってはむしろ福音だった。
その結果[サハ101-105]は無難な仕上がりとなり[サハ101-105]には中途半端に使い残されていた組標記を追加転写している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f3/e1d7f6e1d9ac9ddc7207a58efe6a520e.jpg)
[サハ101-[10][5]]:2-4位側。
クモハ103形用組標記が物を言い1-3位側,2-4位側とも[サハ101-]+[10]+[5]の組み合わせで揃った転写となった。
転写終了直後の記録では[サハ101-105]が掠れて見えるが古インレタは転写糊が車体に残り易い大きな弱点がある。
この影響が強く出た2-4位側の[サハ101-105]標記だがゴム系接着剤巻取用爪楊枝で付着した転写糊を取り除いている。
なお[サハ101-105]は旧モハ101-262時代からの継続使用ながら思いの外劣化が少なく再転写には至らなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/60/a19590f104f3703e9a83369f9c1fc881.jpg)
↓
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サハ101-105(サハ101-262 サハ101形0番代編入,旧製品LOT屋根板・側面窓セル・床板交換施工)。
※再生産品:車体更新。
一足先に新サハ101-105(ラシ104F-1:再生産品)が竣工し旧サハ101-105(元ラシ104F-1:旧製品→サハ101-105)を置き換えた。
これで新ラシ104F(Mc136)は11両全て旧製品LOT屋根板,側面窓セルが組み合わされる再生産品車両で統一されている。
旧クモハ101-136,旧クモハ100-175(旧ラシ104F:塗装変更車)から順次車体更新を行ってき結果が独自仕様に至らせた。
仮に十代目ツヌ118Fがラシ104F用更新種車へ用途変更されていれば真っ当な再生産品編成で出場していたかもしれない。
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モハ100-224+サハ101-105 (ラシ104F-1:旧製品LOT側面窓セル装着車+旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。
ラシ104F(Mc136)に残っていた最後の旧製品車両が消滅し新ラシ104F-1(T105:再生産品)も整った編成見附へと改められた。
旧サハ101-264(元ラシ104F-2:旧製品)は2017年12月付で車体更新を終えておりそれから約3箇月遅れての入場となった。
同じ7号車の旧サハ101-105(塗装変更車→旧サハ101-105:旧製品)だがラシ101Fとの車両番号重複解消が増備名目だった。
そのため旧サハ101-105(旧ラシ104F-1:旧製品)よりも組成機会に勝る旧サハ101-264の車体更新が優先されている。
ようやく再生産品車両への更新を果たした新サハ101-105はサハ101-264(ラシ104F-2:再生産品)と同格に仕上げられたと思う。
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ラシ104Fサイドビュー(クモハ101-136:旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。
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ラシ106Fサイドビュー(クモハ101-191:旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※旧製品。
習志野区仕様ではラシ106F(Mc191:旧製品←旧ラシ106F:Mc155←ツヌ118F:Mc155)が唯一の旧製品編成として在籍している。
旧製品LOT屋根板,側面窓セル装着車で固められた旧ラシ104Fはラシ106Fに通ずる編成見附が特徴だった。
僅か1両だけではあるがラシ104F-2に続き新ラシ104F-1もこの独自性が保れたまま再出場を迎えている。
なお新サハ101-262(ラシ101F:旧製品←旧サハ101-105)が未竣工で残されており新サハ101-105の本領発揮は持ち越しとなった。
ただ11両全車が再生産品車両へ置き換わったため新ラシ104F-1とラシ104F-2の取扱い区分は廃止する方向である。