試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-262[ラシ101F] 車体更新 (モハ101-262[ラシ107F] サハ101形200番代編入:床板,旧製品LOT側面窓セル交換施工) ※'再生産品

2016-06-19 21:20:51 | 国鉄/JR101系
同番号。

KATO製101系ラシ101F(Mc201)の編成見附を向上させるためサハ101-262(ラシ101F:塗装変更車)の置き換えが決定した。
サハ101-264(ラシ101F:旧製品←元サハ101-259:元カノ20F)とは異なり塗装変更車比率が高い編成から種車を捻出する。
その中で選ばれた車両はラシ107F(Mc202:塗装変更車+再生産品+旧製品)に組み込まれるモハ101-262(再生産品)だった。


JR101系サハ101-262(ラシ101F)。
※塗装変更車。

現在モハ101-262(ラシ107F←モハ101-91:ツヌ118F)はクモハ100-191(ラシ107F:塗装変更車)とユニットを組ませている。
そのためサハ101-262をモハ101-262(ラシ107F)へ形式変更しても悪いなりに編成見附は維持出来ると思われた。
しかも車両番号標記は[モハ101-262],[サハ101-262]まで変わらず揃って節約式改番が採用可能な状況だった。
当初の予定ではサハ101形200番代同士で振替えるつもりだったがモハ101-262をサハ101-262用車体更新種車に抜擢した。


モハ101-262(ラシ107F)。
※再生産品。

サハ101-262の前身はサハ101-95(ツヌ109F:Mc156→元ツヌ116F-2:T95)でモハ101-107(ムコ10F:Mc194)が種車であった。
予備部品確保及び編成増強用として投入したモハ101-107は保留車時代に旧製品LOT側面窓セルへ交換されていた。
入場ではばらばらだった旧ツヌ122F(Mc155)の側面見附を整えるべく一旦101系800番代LOT側面窓セル装着車に復帰している。
そしてサハ101-262への改番時に国鉄103系サハ103-754(ツヌ318F:Tc107)との相互交換で明灰色Hゴム支持車へ再変更された。
但し旧製品LOT側面窓セルと再生産品LOT側面窓セルでは若干Hゴム支持印刷再現が異なるため併せて側面見附統一も行う。


入工中のモハ101-262,サハ101-262 (ラシ107F,ラシ101F)。
※再生産品,塗装変更車。

サハ101-262,モハ101-262共に形式変更が伴うものの床板相互交換及び車両番号標記インレタ再転写で作業を終えられる。
さっそく部品交換へと着手したがモハ101-262用101系800番代LOT妻面窓セルは交換対象に含めなかった。
よってサハ101-262用妻面窓セルは流用となりモハ101-262には旧製品LOT側面窓セルだけが移設されている。
加えてモハ101-262(ラシ101F:再生産品)をラシ101F用旧製品車両と揃えるためサハ101-262用屋根板も転用となった。


側面窓セル交換を終えたモハ101-262,サハ101-262。

次に床板相互交換を行い各々モハ101-262:サハ101形200番代相当,モハ101-262:モハ101形相当へと改めた。
車両番号標記インレタ転写は[モハ]標記が大量に残っている都合から元サハ101-262(元ラシ101F)より着手した。
転写されていた[サハ101-262]標記のうち[サハ101-262]だけを除去し[サハ101-262]標記跡に持ち込んでいる。
そして[モハ]+[101-262]を組み合せたモハ101-262(ラシ107F:塗装変更車)が一足先に竣工した。




モハ101-262(ラシ107F:サハ101-262 モハ101形編入,101系800番代LOT屋根板・再生産品LOT側面窓セル・床板交換施工)。
※塗装変更車。

一方[サハ]標記インレタは限りがあり保留車10両編成化の目処も立っておらず出来るだけ温存しておきたかった。
そのためサハ101-262(ラシ101F:再生産品)には標記崩壊が始まっていた203系用高経年台紙を引き当てた。
勝手に剥離したと思われる[サ]標記が残っており1-3位側は[ハ101-262]のみ剥離しこれと繋ぎ合わせる。
[サ]標記インレタは組標記だったはずだが片側用しか充てられなかったため慎重な作業を心掛けた。
その結果一発勝負だった[サ]+[ハ101-262]での追加転写は無事成功し[サハ101-262]標記へと漕ぎ着けている。




[[サ][ハ101-262]]:1-3位側。

2-4位側では大幅な転写力低下を示していた101系用古インレタに残る[サハ]標記が主力となった。
但し[モハ101-262]標記の配置が悪く[モハ101-262]と共に除去したため[モハ101-262]しか残せなかった。
これにより101系用高経年台紙だけでは賄えなくなり73系用古インレタを併用する作戦に切り替えた。
73系用インレタを[サハ101-262]に充当し[サ]+[ハ101-]+[26]+[2]の組み合わせにて転写している。
案の定[サハ101-262]は失敗が繰り返されたものの何とか手持ちの古インレタだけで形式変更を凌ぎ切った。




サハ101-262(ラシ101F:モハ101-262 サハ101形編入,旧製品LOT屋根板・側面窓セル・床板交換施工)。
※再生産品。

LOT違いによる[サハ101-262]標記の後付け感は拭えないがサハ101-262(ラシ101F:再生産品)を竣工させた。
計画通り全車メーカー塗装車で統一されたラシ101F(弁天橋区仕様+旧製品+再生産品)は編成見附が大幅に向上している。
他方ラシ107Fは既に塗装変更車が多数組み込まれている関係で格下げ度が加速した印象は殆ど感じられない。
結果的に十代目ツヌ118F(Mc155:再生産品←旧ツヌ118F)の入場と並行して行った車両振替が良い方向へと導いてくれた。
しかしクハ100-34(ラシ107F:再生産品←クハ100-78:ツヌ118F)の捻出計画は全く進んでおらず保留車10両編成化に苦しんでいる。
今更クモハ100-108Assy車体(ツヌ118F:再生産品)を用意する方策は少々勿体なく代替案を探るしかないと思う。
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