試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ101-217+モハ100-210[ツヌ106F] (モハ101-91・モハ100-208Assy車体[ツヌ118F] 改番,モハ100-210 動力ユニット搭載施工) ※'再生産品

2016-07-17 21:32:32 | 国鉄/JR101系
整合。

仕掛中だったKATO製国鉄101系ツヌ106F(Mc160:再生産品+旧製品)だが諸事情が絡み一時作業中断となった。
モハ101-199+モハ100-193(ツヌ106F:再生産品Assy車体組立車)の竣工から約一週間が開いてしまった。
ペイントリムーバー式印刷消去の感覚を掴み始めたところでありやや不安を抱きながら再始動している。


入工中のモハ101-91Assy車体。
※再生産品。

ツヌ106F用車両は付属4両編成が出揃い基本6編成用車両へと着手する。
竣工順をどうするか迷ったがモハ101-217+モハ100-210(ツヌ106F)に決定した。
今回も再生産品Assy車体組立車となるがモハ101形Assy車体はモハ101-91用(ツヌ118F)が残っていた。
車両番号標記印刷消去に当たり[モハ101-215]よりも1桁少ないのは大きい。
先ずモハ101-217(←モハ101-91Assy車体)を竣工させ印刷消去の失敗確率を減らすことにした。
モハ101-199でのモハ101-215Assy車体(ツヌ118F:再生産品)起用は結果的に正解だった模様である。


新品のDT21非動力台車(1エンド側)。

構成部品は全てAssyパーツで新製投入車同等となる。
モハ101-199:床板一式,モハ100-193:PS16形パンタグラフと各々再用品を起用した。
全て新規部品を充てるAssy車体組立車はツヌ106Fで初登場になっている。
早々にモハ101-91(ツヌ118F)の組み立てを終え車両番号標記印刷消去に入った。
だが1週間の抑止は大きく[モハ101-91]標記跡以外にまで艶が出てしまった。
唯一初期ペイントリムーバー式改番車よりも目立ち難い点だけが救いと言えた。


車両番号を消去したモハ101-91

車両番号標記インレタは[モハ101-2]+[17]を組み合わせた。
再び一直線に並べられたが1-3位側,2-4位側とも[モハ101-217]の間が微妙な感じがする。
[4]標記,[7]標記に次いで転写に苦戦するのは[1]標記である。
等幅フォントではないため位置調整が難しく今回も漏れなくその悪循環に嵌ってしまった。


[[モハ101-2][17]]:2-4位側。

[モハ101-217]はバラ標記インレタ転写を嫌いわざわざ組標記を用意している。
それでも思い通りに作業は進まず[モハ101-217]標記の配置は今ひとつに留まった。
1-3位側,2-4位側共に同様な転写結果に終わり再転写は諦めている。
無駄にバラ標記インレタを消費すると遣り繰りに頭を抱える。
ツヌ106F用組成準備車の改番が残っておりインレタ温存を優先した。


モハ101-217(ツヌ106F:モハ101-91Assy車体 改番,床板装着施工)。
※再生産品。

消化不良のまま改番を終えたモハ101-217(ツヌ106F:再生産品)が竣工した。
ペイントリムーバー式印刷消去への不安が的中したが最低限は取り繕えたと思う。
試験的に消しゴムで塗装被膜平滑化を行う際の力加減を弱くした。
更に磨きクロスはやや目の粗いものへと切り替え少しでも艶を抑えるよう努めた。
[モハ101-217]標記のずれはまだましな部類だと思える。


モハ101-217+モハ100-208 (ツヌ106F:再生産品Assy車体組立車+旧製品)。

次にユニット相手となるモハ100-210(ツヌ106F)の改番へ移るつもりだった。
当初はモハ100-208(元ツヌ122F:M215)を起用する予定で既に動力ユニットまで履かせていた。
ところがこのモハ100-208は旧製品車両であり再生産品車両との塗装被膜差異が目立つ側面見附に不満を抱いた。
極力新旧LOT混結ユニットを回避しているためモハ101-208Assy車体(ツヌ118F:再生産品)の起用へ変更している。


入工中のモハ101-208Assy車体。
※再生産品。

PS16形パンタグラフは発生品の転用を終えた都合により新製投入品へ変わった。
その代わり動力ユニットはモハ100-808(ツヌ101F-1:Mc193)からの捻出品となった。
弁天橋区仕様(Mc170)Assy車体組立車を軸に出場させたツヌ101F(T'c30)では部品の大半を発生品に頼った。
同じくツヌ106Fでも積極的に保管品及び予備品を使い廻す作戦とした。


裏面処理の異なるモハ100形用屋根板。

モハ100-208Assy車体に取り付けられていた屋根板は裏面へ吹き込んだ濃灰色塗料が少なかった。
ムコ10F(Mc194:101系800番代)以降は裏面全体まで塗装されるように変わったが個体差があるらしい。
今までLOT識別の目安にしてきたが今後は注意が必要となる。
ちなみに101系800番代ではベンチレーター取付孔周りの成形が異なる屋根板が存在している。


改番準備を整えたモハ100-208

モハ101-91(ツヌ118F→モハ101-217)でのペイントリムーバー式印刷消去は不調のまま終えた。
しかしモハ100-208Assy車体では僅かながら感覚を取り戻せた。
惜しくもモハ100-193(←モハ100-208Assy車体:ツヌ118F)には届かなかったが塗装への影響は軽減できた。
少なくともこの水準で仕上げられれば車両番号標記印刷消去痕は目立たなくなる。
なお[モハ100-208]標記跡の仕上げはモハ101-91と同様の措置とした。


[[モハ100-2][10]]:2-4位側。

車両番号標記インレタは[モハ100-2]+[10]を組み合わせている。
[モハ100-210]には103系用組標記を崩しバラ標記インレタによる転写を回避した。
車両番号には再び[<モハ101-210]が入ったが[モハ100-210]標記は下端も含めて揃ってくれた。
インレタを合わせる際に当初定めた位置よりも転写済標記へ近付けるのが成功の元らしい。
たまたま直線状に並んだが[モハ100-210]が組標記だったことも幸いしたと思われる。


モハ100-210(ツヌ106F:モハ100-215Assy車体 改番,動力ユニット搭載施工)。
※再生産品。

結果気分良くモハ100-210(ツヌ106F:再生産品)を竣工させられた。
インレタ転写が不得手なだけに改番で落胆する事が多くモハ101-217を引き摺ると思われた。
それが無いだけで非常に爽快な気分だった。
なお将来の車両異動に備え2-4位側の車両番号標記は若干1エンド寄へ転写している。
だがモハ100-210は他の選択肢が無くなる際まで残存させると思う。




モハ101-217+モハ100-210 (ツヌ106F:モハ101-91Assy車体組立車+モハ100-208Assy車体組立車)。
※再生産品。

モハ100-210用種車をモハ100-208Assy車体へ変更した判断は微妙な答となった。
一応モハ101-217+モハ100-210での新旧LOT混結ユニット出現は防げた。
その代わりモハ100-208(元ツヌ122F)がモハ100-204(ツヌ106F)へ改番される可能性が高まった。
生憎クモハ101-160(ツヌ106F:再生産品←クハ101-75:ツヌ118F)がユニット相手になってしまう。
クモハ101-160とLOTが揃わなくなる選択は少々勇み足だったかもしれない。
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