試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クモハ101-160[ツヌ106F] 旧製品LOT屋根板交換施工 (元クハ101-85[ラシ107F]用屋根板転用) ※'再生産品

2016-07-18 21:09:53 | 国鉄/JR101系
発生品。

勘違いが思わぬ方向に働きKATO国鉄101系クモハ101-160+モハ100-204(ツヌ106F:Mc160)は再生産品車両ユニットとなった。
ところがモハ100-204用種車に起用したモハ100-208(旧ツヌ122F:M215)は旧製品LOT屋根板装着車だった。
一方クモハ101-160はクハ101-75(ツヌ118:Mc155←旧ツヌ118F)の形式変更車であり屋根上見附が揃わなくなっている。


国鉄101系クモハ101-160(ツヌ106F)。
※再生産品。

妻面配管が再現されているモハ100形は形式変更に向かず殆ど手を加えないまま竣工させてきた。
LOT調整も屋根板若しくは側面窓セル交換が精一杯で慢性的な予備品不足に陥っている。
しかも原則相互交換となるためモハ100形用屋根板が保管品へ廻る機会は無かった。
図らずも再生産品相当車両となったモハ100-204(再生産品)だが再生産品LOT屋根板には振り替えられない。
よってクモハ101-160(再生産品)を旧製品LOT屋根板装着車へと変更する手段しか残っていなかった。


入工中のクモハ101-160(ツヌ106F)。

クハ101-75(ツヌ118F:再生産品)は十代目ツヌ118F時代の仕様を保ったまま保留車へ廻った。
当時保留車のプロトタイプ選定は方向性すら定まっていなかったが念のため旧製品LOT屋根板を確保する作戦に出た。
ちょうどラシ107F(Mc202)の組成準備と重なりクハ101-85(ラシ107F←クハ101-81:元ツヌ308F)にて屋根板交換を行った。
代替は元クモハ101-170(Mc170:弁天橋区仕様)用屋根板とし旧製品LOT屋根板を捻出した。
元クハ101-85用屋根板は仮装着が行えなかったため単独保管品として出番を待っている状況だった。
このお陰で部品捜索を行わずにクモハ101-160の旧製品LOT屋根板交換が可能になった。
ひとまずクモハ101-160+モハ100-204で発生していた屋根板色温度差解消に目処が立っている。


旧製品LOT屋根板で揃うモハ100-204,クモハ101-160。
※再生産品。

ツヌ106F用組成準備車のうち3両が旧製品車両であった。
現状で屋根上見附を優先するとクハ101-81(ツヌ106F:旧製品←クモハ101-155:ツヌ118F)との振替えでも耐えられたと思う。
但し事前に元クハ101-85用屋根板を確保していたため無用な遣り繰りは回避された。
クモハ101-160の旧製品LOT屋根板交換でツヌ106Fに於ける旧製品LOT屋根板装着車は4両へ増加した。
各々クモハ101-160+モハ100-204(1,2号車),クハ100-50+クハ101-81(6,7号車)と2両単位で収まる。
狙っていたわけではないが結果的に良い方へ転じてくれた。




クモハ101-160(ツヌ106F:旧製品LOT屋根板交換施工)。
※再生産品。

旧製品LOT屋根板交換の一工程だけでありクモハ101-160(ツヌ106F)は間もなく竣工となった。
屋根板色温度は僅かなため1両単位では殆ど変わっていない様に見える。
編成を組まないと判り難いが何としても拘りたかった点である。
保留車の寄せ集めながらツヌ106Fは比較的纏まった編成になると思われる。




クモハ101-160+モハ100-204 (ツヌ106F:再生産品LOT側面窓セル装着車+再生産品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。

再生産品LOT側面窓セル装着車に再変更されたモハ100-204とクモハ101-160は微妙に側面見附が異なる。
旧製品LOT側面窓セル時代よりも改善されているが完全な統一までには至っていない。
クモハ101-160は十代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)構成車であり奇しくもモハ100-204と出自が揃った。
それにも関わらず発生したHゴム支持印刷再現差異をどう解釈すれば良いか苦しむところである。
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